まず初めに。ディズニーリゾートが好きな方は、この記事を読まない方がいいです。
心地よくならないので‥ (;’∀’)
私はディズニーランド&シーが苦手。40代の主婦だけど、若い頃からずっと。
でも行かなきゃいけない時がある。
ここでは、ディズニーランド&シーが苦手な理由と、それでも行かなければいけない時の「少しラクになる (かもしれない) 考え方」のご提案、「でも断るのも自由なはず」というお話をします。
ディズニーランド&シー、なぜ苦手か
箇条書きで挙げます。
一般的な「ディズニーランドが苦手」な理由
苦手な理由は、人それぞれ。10個だけ抜粋。
- すべての料金が高い、商業的だから
- 人が多くて疲れるから
- 園内が広くて疲れるから
- 長時間並ぶのが嫌だから
- アトラクションの絶叫度が低いから
- キャラクターの顔が怖いから
- 周りの人のテンションについていけないから
- つくられた「夢の国」の押し付けが嫌だから
- そもそもディズニー自体に興味がないから
- 生理的に受け付けないから etc.
私の「ディズニーランドが苦手」な理由
上記と重なるものもあるけど‥ トップ10を発表。
- すべての料金が高すぎる (と感じる) から
- 人混みで体調が悪くなるエンパス気質だから
- 飲食物や移動など、いろいろと自由がきかないから
- 手を振ってくれるスタッフさんに会釈をしなきゃと思うから
- 「みんな楽しんでいるのに私だけ楽しめない」と自己嫌悪に陥るから
- 「つまらなそうな表情をしたらいけないかな」と思うから
- 「ベンチで本を読みたいけどダメだろうな」と思うから
- 子どもを注意したい時も周りに気を使うから (夢の国なので)
- 私にとっては全く夢の国ではないから
- 並ぶ時間が長すぎてストレスだから etc.
行き帰りの電車が混むとか、帰りの車の渋滞とか、それも含めて苦手 (>_<)
でも「苦手」と言いづらく肩身が狭い‥
「ディズニーランド&シーが苦手」って言うと
- ディズニー好きが多いから、空気が悪くなりがち
- 「えっ?」「変わってるね」と変人扱いされがち
- ディズニー好きな友達や家族を傷つけるかも‥ と気を使う
などの理由から、言いにくい‥。
私が住む地域では、デートや友達・家族での「お出かけの定番」って感じだし。
頭ではわかってる。「ごめんね、自分は苦手だから行かない。他の人と行ってほしいな」でいいのだと。
でも、いろんな葛藤を経て、結局7回ぐらい「行く」を選択している (;’∀’)
今は、子どもたちがディズニー大好きで、かつ「家族4人で行きたい」と言うから行くけど‥。
先日はエンパスの症状がひどくて、心と体が悲鳴。 でも「こんな母親で申し訳ない、他のママさんは喜んで行っているのに」と、ちらっと頭の中に湧いて苦しくなる。
ネット上で仲間を見つけて、心底ほっとしています (*^_^*)
私がディズニーランド/シーに行かないのはディズニーに興味がない、というかディズニーが苦手だからなのだが「ディズニーが苦手」ってなかなか理解してもらえないんだよな。。 – Togetter
ディズニーランドで「修行」「仕事」と考えて乗り切る!
ここ数年は、これで乗り切れました! (が、先日はダメだった‥) 。
ひたすら「修行」と考える
「修行」とは「悟りを目指し、精神を鍛えること」「何かの技術を磨くこと」
「修行してこそ、よりよき人生が送れる」と考えれば、ディズニーランドに行くのも無駄ではない!
(でも決して、ご無理はなさらぬよう‥)
行列に並んだり場所取りをしたりする修行
生きていれば、
- 行列に並ばざるを得ないこともある
- 長時間そこにいなければいけない時もある
極力ネガティブにならずに乗り切る。ディズニーランドで、その練習です。
以下の記事も、ご参考に。
私、HSP&発達障害かも【No.41:行列が苦手な理由&対策】 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
人混みに耐える修行
生きていれば、人混みに行かざるを得ない時もある。
- 「ただ人がいっぱいいるだけだ」と考える
- 「あと〇時間でここから出られる」と思う
- 「自分の周りにバリアを張る (イメージをする)」
などの考え方で、なんとか耐える修行。
愚痴を言わない修行
ディズニーランドでは
- 愚痴や人の悪口を言っている人
- 「疲れた~」と言っている人
- 「つまらない~」と言っている人
- 子どもを叱っている親
- 軽い口論をしているカップルや夫婦
が、ほぼいません。
先日は行列に並んでいる時に「スタッフが高齢化してきてる」などの話をしただけで、夫にとめられました (笑)
まあ、愚痴や悪口を言うこと、怒ったり口論したりすることなどは、量子力学的に「いいことを引き寄せない」。人生において「しない方が自分のため世のため」とも言えるので、それをしない修行です。
表情をつくる修行
脳科学的に「先に表情をつくることで、その感情になりやすい」。
たとえば、
- 笑うことで、本当に「楽しい」と思いやすくなる
- ブスーっとしていれば、不満を感じやすくなる
などが言えるのです!
口角を上げるだけでも、実にいろんな効果があるので、ディズニーランドで「一刻も早く帰りたいけど、口角だけでも上げておこう」と修行することもできます ( ;∀;)
よかったら以下の記事も☆
口角を上げる効果。私は浮かぶ考えも変わり、心ラクハピに! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
思い通りにできない修行
ディズニーランドに行くと「いかに普段の生活がありがたいか」が身にしみてわかる。
- カフェラテを飲みたくても売っていないし (見つけられなかっただけ?)
- 好きな飲食物を自由に持っていけないし
- カイロや薬などを買える薬局がないし (パークを出ればあるけど)
でも人生、思い通りにいかないことも多いもの。
何か食べたくても、すごい行列に並ばなければいけない試練。 仕事中や災害時などなら仕方がないけど、今日は休日なのに~と思ってしまう&普段の当たり前に感謝!
お金を使う修行
すべての料金が高すぎる。(その分、細部まで徹底しておられることは感じますが)
基本ケチな私は、考え始めたらテンション下がりまくりです (;’∀’)
でも「お金は循環させるもの」「気持ちよく出すと自分にも入ってくる」が真実なら‥‥
もう「いかに不快に思わず、喜んでお金を払う」。そんな修行をさせていただくのだ~ (‘ω’)
恐怖・不安を乗り越える修行
中には
- アトラクションに乗る恐怖
- 顔が怖いキャラクターを見る恐怖
- 着ぐるみと写真を撮る恐怖
- 車の渋滞をいつ抜けられるかの不安
- 体調が悪くならないかの不安
などと闘う人もいることでしょう。
いかに「心を無」にできるかの修行です (‘_’)
体を酷使させる修行
年齢を重ねるにつれ、体力的にもしんどくなる人が多い?
- パーク内が広いので、たくさん歩く
- 行列に並んでいる時に座れない (てか座っている大人がいない、私は座ったけど)
- パレード中&場所取りで地べたに座る etc.
体さんをねぎらいながら、一日がんばる修行。 「普段、運動しなきゃなぁ」とも思わせてくれるかも?
多様性を受け入れる修行
頭では「多様性を受け入れよう」とわかっていても
- すごいテンションの方々
- すごいメイクや服装の方々
などを見ると、一瞬「ムリ」と思ってしまう小さな自分。
楽しめない自分への「罪悪感」とかもあるから、余計に厄介 (*_*;
でも次の瞬間は「みんな楽しんでいるのだから、いいことだよね~」と神様のように思う。それができるようになる修行。
「仕事なんだ」と割り切る
私は一度だけ仕事 (特別支援学校の修学旅行) で行きました。
仕事だから「嫌だ」とか思いませんでした。(並ばずにアトラクションに乗れたから、というのも大きいかもだけど)
「相手へのサービス」と考える
あなたは行きたくないのに行くのだから‥‥何か理由があるはず。
- 変な人と思われたくないから?
- 行かないと仲間外れにされそうだから?
- なんとか自分も楽しめるようになりたいから?
そういう理由のケースもあるかもしれないけど「相手に合わせて」という場合も多い?
- 家族サービス、子どものため
- 彼氏や彼女のため
- 大切な友達のため
そしたらもう「相手へのご奉仕=仕事」と割り切るのも一つ。自分が合わせてもらうこともあるのだし。
仕事と思うと、
- いろんな「期待」が入りにくくなる
- いろんな「感情」が入りにくくなる
- 「仕方ない」と思いやすくなる‥‥
そんな気がします (^-^)
「実験・観察・分析の場」と考える
せっかく行くのだから、何か自分なりの「データ」を持って帰ってこない?
- パーク内で手を振ったらどんな気分になるか実験したり
- スタッフの方々の行動や表情を観察したり
- スマホで待ち時間の変動の分析をしたり‥‥
人に迷惑をかけないことなら、何でもいい!
私は先日、けっこう一人でいる時間を持たせてもらえたので。
ボケーっと座り、向こうから歩いてくる大量の人の顔をずっと見て「何人と目が合うかゲーム」をしました (;’∀’)
人が多すぎる土曜日だったけど、思ったより少なくてビックリ!
- 20分ぐらい見ていたのに、目が合ったのは10人もいない。
- 向こうから歩いてくる人で目が合ったのは、たったの5人 (うち4人は子ども)
- (ゴミ箱が目の前にあったので) ゴミを捨てに来た人が6人いたが、私を見たのは2人
夢の国にいると、ボケーっと座っている変なおばちゃんの顔なんて、ほとんどの人が見ないということがわかりました (笑)
また、前回行った時は
- 建造物のつくりや、掃除の徹底さを観察したり
- あのカップルは付き合ってどのぐらいかを考えたり
- 私のようにムリヤリ来ている人を探したり
もしました。
パレード中、パレードでなく人を見ていたら、私のように人ばかり見ている若い男性を発見 (もちろん目も合う)。隣の彼女らしき人はパレードを超楽しんでいるのに。この瞬間だけ、私とその男性は同士になりました (笑)
行く・行かないは、本来自由なはず
ディズニーランドが苦手なら。
- 誘われても断っていい (無難な理由を言うもヨシ、はっきり「ディズニーは苦手」と言うもヨシ)
- 彼女や子どもに「年に2回は行きたい」とか言われても1回にしてもらうとか
- 自分は行かず、他の人やお友達と行ってもらうとか‥‥
本当は、そういう権利が、私たちにもあるはずです。
もし「行く」と決めたら、自分なりに楽しめる方法や割り切り方を考える。
行ってみて「ムリ」と感じたなら、次回は断っていいし、断った方がいいのだと思います。
断ることは「自分のため・周りの人のため・世のため」とも言えるのかも。
なぜなら嫌な気分で一日過ごすのは、自分がツラすぎます。 また「嫌だ」という気分は見えないエネルギーとして発せられ、楽しんでいる人たちにも迷惑だし、地球の波動を低くすることに貢献してしまうからです。
まとめ:苦手な人がいるからバランスがとれている
ディズニーランド&シーが苦手な理由と、行く際の「少しラクになる (かもしれない) 考え方」についてお伝えしてきました。
どんなモノに対しても、好きな人と嫌いな人がいるし、それが当たり前。
ディズニーを好きでもいいし、嫌いでもいいのです。
土日のディズニーリゾートに関しては、もう混みすぎ。
行きたくない人が行かないことにより、バランスがとれる。
だから私たちは、ディズニーランド&シーが苦手でもいいのです \(^o^)/
我が子には少し申し訳ないと感じつつも、私がディズニーランドを苦手なことで「いろんな人がいる、それを受け入れる」という学びの機会が与えられたのだと信じています。
長い文章に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
以下の関連記事も、よかったら‥ (*^_^*)
みんなが好きなものを好きになれない人の、心がラクになる記事。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
楽しく拝見させて頂きました。
断りきれずに行きたくない夢の国へ行くことになってしまい、気分が落ち込んでおりました。本当に共感しかない記事で救われました。 お金も時間も体力も何もかももったいない、断りきれなかった自分にも自己嫌悪。私も修行だと思って、同志を探して見ますね。素敵な記事をありがとうございました。
匿名様、このたびは記事をお読みいただき、コメントをくださり、ありがとうございます。
落ち込む気持ちも自己嫌悪する気持ちも、すごくよくわかります。
匿名様に共感していただけ、このようなコメントもいただけ、この記事を書いて本当によかったです。
ぜひ修行だと思ったり、別の部分に目的や楽しみを見つけ、乗り切っていただければと思います。
このたびは本当にありがとうございました。