特に20代の頃。波乱万丈でした。
周りの友達と比べると、変化が激しすぎ。みんなの人生が穏やかに見えて、うらやましかった (._.)
でも 40代半ばの今は「いろんな体験ができて楽しかった」「あの辛い出来事も意味があった」と思えるように。
もちろん、もっと波乱万丈な人もいるし、簡単にはそう言えないのだろうけど…。
ここでは、飽くまでも私の経験や感想を元に‥‥。波乱万丈な人生を前向きにとらえられる3つの考え方を、理由と共にお伝えします。
波乱万丈な人生を前向きにとらえる考え方
若い頃の波乱万丈が、今けっこう役立っていると思う。
いろんな体験ができている
「波乱万丈な人生」ってことは、さまざまな体験をしていることになります。
- いろんな仕事・恋愛・活動
- さまざまな人・場所・物などとの出会い
- 楽しいこと、感動したこと、トラブルや事故などの辛いこと etc.
どの体験からも、きっと何らかの気づきや学びを得て、成長につながりました。
「充実した人生につながっている」とも、言い変えられるでしょう。
そういえば、体の感覚も、いろいろ経験してますね~ (;’∀’)
- 各職場の空気 (微妙な違いも含め、肌感覚で)
- 新幹線の車内販売のワゴンの重さ
- 号泣すると、鼻水の量が半端ない
- 笑いすぎるとお腹や肺が苦しくなり、筋肉痛にまでなる
- うつ状態の時の、嘘みたいに頭が働かない感覚
- 猫と一緒に布団で寝ると、本当に暖かい
- ムシャクシャする時にライブハウスで発狂しながら頭を振るとラクになる
- 泥酔すると、どんなに頑張ってもまっすぐ歩けない
- スズメの丸焼きのカリカリ感と何とも言えない感覚
- 出産時の「痛み」というより「いきめない辛さ」みたいな変な感じ
- オーストラリアの「痛い」と感じる日差し etc.
挙げればキリがないし、とても書けないモノもあるけど、全部「体験しないとわからなかった」こと。
本やネットでいくらでも知識を得て、想像ができる時代です。しかし、自分の五感や体の感覚がよみがえる感じは、やはり体験してこそ (‘ω’)
それが 正確な理解や想像につながることも、あると思います。
たとえば、あるプロ野球選手が、引退試合のあいさつで、嘘みたいに上手く話せていなかったのですが‥‥
緊張やその他の理由からかもしれませんが、私は「寒さのせいかも」と思いました。外に長時間いて体の芯から冷えると、ろれつが回らなくなるのです ( ゚Д゚)
人の気持ちが想像しやすくなる
楽しさも苦しさも、体験してこそ。
同じ立場の人の「気持ち」がわかりやすくなるとも言えますね。
- 部下の立場、上司の立場
- 外で働く、在宅で働く
- デスクワーク、肉体労働
- 専業主婦、家事育児と仕事を両立する主婦
- 介護や人のお世話をする方、される方
- 有名人の立場、一般人の立場
- 車・バイク・自転車の運転手、歩行者
- 教師の立場、保護者の立場、生徒の立場
- 妻 (夫) の立場、不倫相手の立場 etc.
もちろん、すべてを体験できるわけではありません。
また、人それぞれ「気質・性格・知識・経験・育てられ方・環境・好み・価値観」などが違うので、同じ立場の人の気持ちを100%理解できるわけではないでしょう。
でも「百聞は一見に如かず」とも言われるように、実際に体験することで、状況や気持ちが想像しやすくはなる (わかる部分もある)。
その具体的なメリットとして、
- 人との会話がはずみやすくなる (共感できることが多いため)
- 適切な気づかいができる (状況が理解できることが多いため)
- 人に対する愚痴・不満が出にくくなる (苦労がわかることが多いため)
ことがあるでしょう。
自分を客観的に見ることができる「メタ認知能力」も、さまざまな体験や人との出会いによって向上させられるようです。 (特に20代が大事だそう!)
ワンネスの理解に近づきやすくなる
ワンネスとは
- すべては一つ
- 自分も他の人やモノも、宇宙につながる一つの存在
- この世のすべてのモノは宇宙から誕生し、つながっている
などのような意味。
宗教やスピ的なものを連想しがちですが…。量子力学の概念からも「この世のすべてのモノはエネルギーを持つ」「そのエネルギーは宇宙からいただいている」という点で「すべては一つ」と言えるのです。
ということが腑に落とせると、エゴや見栄のない「本当の愛」がわかります。
愛を持って、他の人やモノを思いやることができます。
しか~し。 完全に理解するのは難しい…。
しか~し。 いろいろな体験をしていると「みんな自分」「他人も自分の一部」と、思いやすくはなる。
もちろん、自分が体験していない立場・状況もあります。でも波乱万丈な人生で多くの体験をしていると、
- 自分が想像できないような苦労や辛さがあるのかも
- すごくしんどいのかもしれないし、案外そうでもないのかもしれない
- すごく楽しいのかもしれないし、案外そうでもないのかもしれない
などと、いろいろな可能性を考えやすくなれる気がするのです。
虐待や犯罪、迷惑行為などの悲しいニュースも「一歩間違えれば、誰でもし得るものなのかもしれない」。私のいろんな経験から、本気でそう思います。
「いい面」に目を向けつつラクになる工夫を!
波乱万丈な人生真っただ中の人は「つらい」かもしれませんね。
嘆きたくもなるけれど‥‥せっかくなら「いい面」に目を向けたい。
- 世の中には「退屈」で悩む人もいる
- 人生の充実や、自分の魂の成長につながる
- 波乱万丈な人生だったからこそ偉業を成し遂げた人もいる etc.
もちろん、無理をする必要はなし。
若い頃、人生の先輩から「抵抗することなく、ただ静かに受け入れ、時が過ぎるのを待つだけ」という言葉をいただきましたが、考えすぎず行動しすぎず「淡々と」というのもよいでしょう。
また、波乱万丈な人生だったがために「他人の状況や気持ちがわかりすぎて疲れる」という人もいるかもしれません (*´Д`)
その場合も、やはり「いい面」に目を向けつつ、
- 人付き合いやSNSのやりとりを最低限にする
- 人付き合いやSNSの「マイルール」を決める
- 自分一人で楽しめる時間を大切にする
などの工夫をしていきたいですね。
波乱万丈な人生の渦中にいる人もそうでない人も、こまめに深呼吸をしたり「無になれる」「心地いい」と感じられる時間をつくったりするなど、短時間でも「心がラク」な感覚を味わえるとよいでしょう。
まとめ:波乱万丈な人生だからこそ
波乱万丈な人生を前向きにとらえる3つの考え方を、理由と共にお伝えしてきました。
武田双雲さんのブログや著書で知った「~だからこそ」という言葉が大好きです。
波乱万丈な人生だからこそ「できること」「わかること」「気づけること」がある。
反対に「自分は平坦な人生だな」と思う人も、平坦な人生だからこそできることがあるのです。
そう考えると、いい意味で「なんでもOK!」なのですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。