幼い頃から「人と違うなぁ」と思うことが多い人生でした。
「おそらくHSP&発達障害のグレーゾーンだから」って部分もあるだろうし、そうでない部分もあるだろうけど( ;∀;)
その一つが、携帯電話やスマホの操作が苦手すぎる & 全く興味がないこと。
「余計なことを気にしない自分」になれてからは、もはや「どうでもいい」んですけどね~(^-^;
そんな私も、半年前から泣く泣くスマホに。初めて携帯電話を持ってから、ちょうど20年、現在40代前半。
その歴史を、おもしろ懐かしく、振り返ります。何のお役にも立てない記事ですが…、読んでくださる方はどうぞ☆
ポケベルで眉間にシワ
ポケットベル。私の周りでは、高校3年生の頃(1995年)、流行り出しました。
スカート超短くて、ゆるゆる感が半端ないルーズソックスの人たちが持っていたイメージ(*‘∀‘) わざとらしく、制服のスカートから見せる感じで☆
ちなみにポケベルって、メッセージを受け取るだけのモノ。メッセージをポケベルに送りたい時は、飽くまでも自宅の電話機や公衆電話を使うんですよね。
携帯電話が普及していない時代です。営業マンとかに事務所から「電話ください」のサインなどで送る、いわゆる正当な使い方はいいですよねぇ☆
しか~し、若い人の間では「ポケベルにメッセージを送り合う」のが流行っていました。
私は持つ気ゼロでしたが、大学入学当初、友達や彼氏に「メッセージが欲しい」と言われて「しょうがなくメッセージを送る」ことが増え‥‥これが楽しくもなんともない( ;∀;)
- 自宅の電話料金を上げないために近所の公衆電話に行き
- 眉間にシワをよせながら必死にボタンを打ち
- コレクションしていた大量テレカはほぼ使い果たした‥。
HSPの傾向からか、公衆電話で後ろに並んでいる人がいないかが気になったり「あれっ打ち間違えたかも?」って最初からやり直したり( ;∀;)
私がメッセージを送っていた頃は、いわゆる「2タッチ入力方式」。「おはよう」と相手に入れたければ、電話機で相手のポケベル番号を押し、その後に変換番号「15618313」を入力するわけ。
20代~30代の方は、意味不明ですよねぇ。ちなみに発売当初は「おはよう」を「0840」って入力。いわゆる語呂合わせだったみたいです☆
できるだけテレカの度数が減らないよう、先にメッセージの内容を考えて紙に書き、その下に変換番号を書いておく。で、公衆電話で必死に打つ! (ブラインドタッチはできなかったんです…涙)
私にとっては「なんでそんなことをするのか意味不明」だったし、あの時間はなんだったんだろ‥‥。でも懐かしいな (^-^;
PHSなんて持ったら…
「ポケベルってのが流行り出したなぁ」と感じてから1年ちょいでしょうか。ポケベルをいち早く持った衆は、PHS(ピッチ)なるモノに移行させ始めました。
いや~~普通は自宅にしかない「電話機」を、個人が持ち歩く時代なの~?($・・)/
- HSPの傾向「他人に神経を使いすぎる」
- 発達障害の傾向からか「なんか人と違うと感じることが多い」
- ‥そんな私は「一人大好き」「自由大好き」
「これじゃあ、いつでもどこでも人と繋がれちゃうじゃん」‥‥ギリッギリまで私は持たないと決意!
携帯電話クンとの生活
大学では、授業+2~3種のアルバイト、サークルや各種活動など、いろいろ忙しい日々。周りを見渡すと、徐々にPHSを持つ人が増えている印象( ;∀;)
今よりは不便さがあるものの、人々はやっぱり「便利さ」を感じている様子。
1997年(大学2年)頃からは、いよいよ「携帯電話」を持つ人も出てきて、なんと短い言葉のやりとりをしている人もいるみたいだ(ショートメール)!
だんだん「肩身が狭い」「申し訳ない」気持ちと、「でも持ちたくない」気持ちの葛藤が始まってゆきます‥。
飲み会で「急きょ居酒屋を変更」という時、私にだけ連絡が取れない! だから誰か一人が最初に予定されていた居酒屋の前で私を待ってる、みたいなこともありました…。
それでも結局、大学の4年間は持たず。頑固な私を動かしたのは、新幹線パーサーとしての入社が決まっていて、乗務の時間によっては寮に泊まる日もあったから(部屋には電話機なし)。
「電話をかけるために、わざわざ部屋を出たくない」のと、ちょっと寂しさもあった(笑)
ちょうど2000年。この時から「必ず持ち歩く、かつ失くしてはいけない物」が一つ増えました。お財布だけで十分だったよぅ (^-^;
携帯電話クンと生活するようになってから「いろいろ気にする」ことも増えましたね。HSPも発達障害も「人より疲れやすい」傾向がありますが、疲れる原因が一つ増えたとも言えます。
- 携帯電話機は、落としても水に濡らしてもいけない!
- このメール、ここで終わらせていいのかな…
- 着信もメールもいっぱい入ってる~早く返さなきゃ
- この場所はマナーモードにしなきゃ、電源切らなきゃ
- しまった…充電がなくなりそう… etc.
着信音とかバイブレーションで「ビクッ」とすることも多くなったし(←これもHSPや発達障害の傾向かも)
もちろん、電車の遅延で待ち合わせに遅れそうな時など、ありがたさも感じました☆ (反面、簡単に遅れてくる人やドタキャンが増えた気がするなぁ( ;∀;)
まあ、せっかくなら楽しい思い出も☆
- 夢占いなどの占いサイト見まくり
- 着メロを自分で作成(単音の超シンプルな…)
- 自分の画像を待ち受けに(←ちょっとヤバい?…)
ちなみに「着うた」とか動画撮影とか流行った時も、全く興味なし。写真もデジカメで撮ればいいし。でも友達3人でハマったコスプレの画像を撮りまくってた時だけは楽しかったかも(笑)
携帯電話クン。ここまでで4人(4機種)とつきあったかな。お互い、あまり好きじゃなかったかもしれないけど、お世話になりました!
LINEのために嫌々ガラホへ
スマホ人気を確立させた「iPhone」。日本で初めて発売されたのが2008年。
2009年に妊娠・出産で仕事を辞め、一部の友達を除いては社会とのつながりも希薄に‥。第一子が入園した2014年、周りのママさんがほとんどスマホで驚いた記憶があります( ゚Д゚)
「別にガラケーだって、ちょっと恥ずかしいだけで誰にも迷惑かけてないし」
という思いを見事にくつがえしてくださったのが、LINEの普及 (‘_’)
LINEは2011年6月にサービスを開始してから、みるみる普及していったツール。でも私が最初に困ったのは2015年。第一子の年長のクラスで「グループラインをつくる」ことになったから。
丁重に謝りつつ、一番仲の良いママ友がメールで重要事項だけ連絡してくれる感じで、ちょくちょく「いつもごめんね~」ってお菓子とか渡したり。
その後もグループラインは丁重に断り続け、あらゆる友達から「スマホにしないの~?(メールよりラインがいいんだけど…)」という言葉と気持ちをスルーし、申し訳ないと本当に思うのに変えない頑固さ( ;∀;)
‥‥LINEについて知れば知るほど、私には合わないツールだと確信できたからです。
限界は2018年。第一子の小学校のPTA役員になった時。さすがに迷惑かつ居心地も悪いっ(>_<)
で、私が選んだ機種はガラホ(LINEができるガラケー)。これが、めちゃくちゃLINEが使いにくいように作られてる(笑)「早くスマホに変えさせるための確信犯」と勝手に思っております(他の会社はわかりませんが(^-^;)。
でもガラホって意外に一般の人に知られてなくて、二つ折りのケータイを持っているだけで友人知人がLINEを諦めてくれるので、都合がよかったんです(HSPらしからぬ自分勝手‥)。
にしても、携帯電話クンやスマホさんの普及により、私はたくさん「ごめんね」とか「申し訳ありません」を言ってきたなぁ。‥‥つくづく思います(笑)
スマホの使用は超最低限!
店員さんにアプリ登録を勧められ「スマホでない」と断ると驚かれ。(「この人、ひいてるな」とかわかる←HSP)
二つ折りのガラホを使っていると、すごく視線を感じ。 (他人の視線に敏感←HSP)
派遣会社の勤怠もけっこう前からアプリになっていて、私はお詫びをしつつメールやパソコンでやり取り。
そして2020年‥「3/31をもってLINEのメッセージが自動的には届かなくなる(私の機種では)」との通知が(>_<)
2020年2月末。とうとうスマホに変えました。40代ですが「高齢者用と言われてる機種」に(笑)‥‥私は電話とメール、最低限のLINEでしか使っていません(*’▽’)
世の中はどんどん変わっていますが、私はこれでも幸せ。 幸せは、いつでも自分の心が決めるのです☆
いつもお読みいただいている方も、今回が初めての方も、最後までお読みいただき本当に感謝いたします<m(__)m>