私、HSP&発達障害かも【No.32:映画・ドラマの内容がわからない】

佳見 そら

いろいろな表情の映画を観る女性のイラスト

私は、おそらくHSPと発達障害のグレーゾーン。

このブログで、たまに日常や過去の話、自分の変なクセや対処法なんかも書いてます ( ;∀;)

今回は、映画やドラマ・アニメが苦手、というお話。 なぜなら、ストーリーが理解できないから。

すぐ「なんもわからんワールド」に入っちゃう (*ノωノ)

もちろん、理解できる作品も少しはあるし「感動した~」って思うこともあるのですが…。

昔はすごく悩みましたよ~、自分って頭悪すぎっ!、おかしいのかなって。

ここでは「私が映画やドラマを観るとこんな感じ」ってのと「人と映画やお芝居などを観に行く時の対処法」を、お伝えします。  似たような方、心のお友達になりましょう (‘ω’)ノ

私が映画館で映画を観ると、こんな感じ

「自分が理解できて」かつ「面白いと思える」映画でない限り、以下のような感じが多い。

  • 上映前の宣伝?で、爆音にビクビク (すでにこの時点で少し疲れてる)
  • 面白いと思えずウトウト… 眠さに耐えられず寝てしまう (暗いし)
  • 起きた時からまた観始めるも、わけがわからない
  • 体を動かしたい、座ってるのがしんどい、早く帰りたい
  • でも「お別れのシーン」に弱く、ストーリーがわかってなくても号泣

申し訳ないのですが、最初の10分で心をつかんでもらえないと、眠くなっちゃう(-ω-)

寝ずに一生懸命に観たとしても、

  • 15分ぐらいすると集中力が切れ、気づくと別のことを考えてる
  • あるセリフや背景などをきっかけに、脳が勝手に別のことを考えてしまう
  • 「今のセリフの意味わからないなぁ」とか考えているうちに、ついていけなくなる

で、そのうち「なんもわからんワールド」に入ってゆく~。

(あっ「なんもわからんワールド」とは、「もう何がわからないのかすらわからない」「すべてわからない」感じのこと)

なんてゆうか「断片的」に観てる感じで、それが脳でつなげられず、ストーリーがわからないのもあるかも。映画製作に携わっている方々や映画館の方々、あと今まで不快にさせた方がいたらごめんなさい (>_<)

そう、映画・ドラマのストーリーがわからないのだ

以下のような映画やドラマは、ほぼ無条件で「なんもわからんワールド」に入ってゆきます。

  • 洋画・外国のドラマ (登場人物の顔・名前が覚えられないため)
  • SF (科学的な感じは全く頭に入ってこないため)
  • 政治が絡む内容 (政治の基礎知識が全くないため)
  • 時代劇や歴史もの (基礎知識がなく興味も全くないため)
  • 自分が未経験で、かつ想像もできない世界の話 etc.

自宅で観る時は、母親や親友に質問しながら観ていた時期もありました。しかし「何から何まで質問」になるので、嫌がられました。 (そりゃそうだろうよ…( ;∀;)

じゃあ、逆にどんなモノなら「少しは」理解できるん?

  • 現代 (戦後) の日本人が出てくるモノで、
  • 難しい言葉が出てこないモノで、
  • ストーリー (展開) がわかりやすいモノで、
  • 私が想像できる世界のモノで、
  • なおかつ私が共感しやすいモノ。

てか、条件、多いな。。。

ジャンルで言うと、医療モノ・刑事モノ・家族モノをよく観てました。でも内容の中に政治・経済・国際・歴史の問題とかが絡んでくると、一気に「なんもわからんワールド」突入!

子ども向けのアニメでも、こんな感じ

ここ数年は、もっぱら映画館で映画を観るのは子ども向けのみ。

アンパンマンとかドラえもんとか。

しっかし、どうしても眠い…。子どもの教育上よくないと思うのに、まぶたが自動的にくっついてしまう (~_~)

てゆうか、ドラえもん、難しくないですか? 内容が全然わかんない (>_<)  けど、最後はいつも号泣 (笑)

ちなみに鬼滅の刃は、子どもたちと夫で行ってもらいました。テレビで10分だけ観てみたけど、すぐに「なんもわからんワールド」に入ってしまったので…<m(__)m>

人と映画やお芝居を観に行く時の対処法

若い頃は「普通」を目指した。 映画やお芝居を、人と一緒によく観に行った。

「一緒に行った人を不快にさせない」「自分も少しは楽しめる」‥そんな方法をまとめます☆

とりあえず気合いを入れる

とりあえず、映画にもお芝居にも、ゴールがある。

ADHDの特性により、じっと座っているのがしんどくなっても、一日中とかではない!

「2~3時間がんばるぞ!」‥とにかく「気合い」を入れて行きました (なら行かなきゃよかった?)。

あと「今回はわかる!」と思って観るのと、「また内容がわからないかも」と思って観るのとでは、理解できる確率が変わってきます。 何事も、意識の向け方は大切なので☆

観る前から「憂うつ」と思うのではなく、笑顔で「楽しみ~」と言って脳を勘違いさせるのも有効かも (*‘∀‘)

眠気対策グッズを持っていく

私のように、すぐに眠くなる人は‥。映画館でもできる眠気対策を、試してみましょう!

  • ガムを噛む (強力な眠気覚ましの物がオススメ)
  • コーヒーを飲む (途中でトイレに行きたくなることも…)
  • 炭酸飲料を口にする
  • 耳を強く引っ張る
  • 指や足をつねる
  • 唇を噛む
  • 保冷剤をにぎる
  • 呼吸を止める
  • マスクにほんのちょこっと、眠気覚ましに効果のあるアロマオイルをつける (ミント・ユーカリなど)
  • 目を思いっきり見開いて映画を観る  etc.

くれぐれも、気を付けながら試してくださいね ( ;∀;)

「内容がわからなくても仕方ない」と自分を受け入れる

途中で内容がわからなくなってしまっても、自分を責める必要も「自分ってダメ」と思う必要もないよね。

ただ映画やドラマの内容がわからないだけだし。大きな迷惑をかけているわけでもない。

人にはそれぞれ得意不得意があるし、欠点も含めてその人の魅力です☆

(まあ最近は、映画やドラマの内容がわからないことなんて欠点でもないって思ってます…(;’∀’)

全体のストーリーがわからなくても、断片的にその映画やお芝居を楽しむこともできる!

  • あの俳優さんの演技、すごいなぁ
  • このセリフのやりとり、面白いっ
  • ああいう服装の組み合わせ、今度してみよう
  • あのセット、どうやってつくったんだろう
  • 自分なら、ここでこんな音楽を使うかも

せっかくお金を払ったので、少しでも楽しんで帰りましょう (*‘∀‘)

何か感想を言えるようにしておく

帰り道や、お食事をしながら。

映画やお芝居の話をすることも、多いと思います。

「何もわからなかった」では、さすがに相手もひいてしまうかも‥‥と気にする人は。

とりあえず感想を言えるよう、上映中や劇の最中から準備しておくのはいかがでしょう? (;’∀’)  立派な感想でなくていい。

たとえば、相手が言った感想がよくわからない時は「ごめんね、理解力がなくてよくわからなかったんだけど…。でも〇〇のシーンには感激したよ~」などと言えば、少なくとも「つまらなくはなかった」とアピールできます。

まあ、相手も「あまり良くなかった」という感想を持つこともありますね。その場合は「自分なんて途中でわかんなくなっちゃった~」とか言いやすく、ラクかも (笑)

でも、彼氏や彼女、特に結婚も考えるようなつきあいの場合は、少しずつ自分を理解してもらうのも大事でしょうね (^_^)

可能であれば初めから断る

てか、これが一番? 行きたくないものに、時間を費やす必要なし。

私の場合、40代半ばである最近は、もう「映画やお芝居にお金を使う」のはやめました。

なぜなら「結局わからなかった…」ってことが多く、だったら他のことにお金を使いたいから (^-^)

印象を悪くせずに誘いを断るコツについては、以下の記事も参考にしてくださいね☆

自分を大切に…誘いを断るコツを知り、断る勇気を持とう! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

映画やお芝居を観るのが苦手なら、素直に「これこれこういう理由で映画やお芝居を観るのが苦手なんだ」とハッキリ伝えた方が、二度と誘われることがなくなりラクかも☆

まとめ:なんでもアリ~

映画やドラマの内容がわからない~ &人と一緒に観に行く時の対処法など、好き勝手に書いてきました。

別に仕事でもないんだし、よほど迷惑をかける行動でない限り、自分の自由 (*‘∀‘)

自宅で一人で観る時なんかは、わからなければ観るのをやめてもいい。

録画したものやDVDなら、わからない部分だけを繰り返し観てもいいし、一時停止していろいろ調べながら観てもいい‥。

実際に映画館や劇場に行くことに対しても、どう考えるかは自由。

  • 「二度と行かない!」もいいし「なんとなく行ってみたいと思えた時だけ行こう」もいい
  • 「あ~あ、観てみたけど全くわからんかった~」でも
  • 「一緒に行った人にバカと思われようが別にいいやぁ」でも
  • 「克服できるように努力をするぞ!」でも
  • 「やっぱり、や~めた!」でもいい‥‥。

でも私の経験から一つ言えることは「頑張って行ってみた」「頑張って観てみた」からこそ、気づけたこともあったということ。「行きたくなかったけど、行ってみたらよかった」ってこともありましたしね (*‘∀‘)

まあ、要はなんでもアリ。

安心して、自分で選んでいけばよいのですね☆

最後までおつきあいただき、ありがとうございました。


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