私は、おそらく「HSP(繊細すぎる気質)」&「発達障害」のグレーゾーン。
子どもの頃から、頭の中で「自分流トリセツ」をつくっており、その書き方やポイントもブログにまとめています(‘ω’)
前回&前々回の記事で、普段よくかかわる人や苦手な人の「好き・得意なモノ」「嫌い・苦手なモノ」を見つけて、まとめていく方法についてお伝えしました。
前回&前々回の記事は、こちらです ↓↓
これらの目的はズバリ「周りの人との関係を良好に保つため」☆
今回は、相手とかかわる際の注意事項の記入法と、周りの人の取扱説明書づくりの「おさらい&まとめ」を記していきます(*‘∀‘)
相手とかかわる際の注意事項の記入法
周りの人の「好き・得意」や「嫌い・苦手」を見つけ、その生かし方をまとめることについては、すでに【周りの人の取扱説明書①②】の記事でお伝えしてきました。
ここでは、それ以外での注意事項のまとめ方について、ご紹介します。
「相手にはこんな部分がある」&対処法をまとめる
どんなに小さなことでも、何を書いてもかまいません。
相手の「ちょっと気になる部分」を見つけたら、ノートに書き留めておきましょう。右側に対処法も記せると、より今後に役立てられますね。
たとえば、私はこんなふうに書いていました (私の場合は頭の中で(^-^;)。
★【元上司の場合】
①仕事中「好きなようにやってくれていいよ」とよく言うが、実際にやった内容に関し、後から「こうした方がよかった」などと言うことが多い。 | 対処法
・「好きにやってくれていいよ」という上司の言葉は、「完全にどんな方法でもOK」という意味ではない。あらかじめ、そう思っておく。 ・仕事に取りかかる前に複数の方法を提示し「どの方法で行うのが最善か」を確認してから行うようにする。(でも先日は「自分で考えて!」と言われた) ・終わった後に「こうした方がよかった」と言われても、なるべく気にせず、次に生かそうと考えるようにする。 |
②基本的にいつも笑顔だが、政治の話題になると急に顔つきが変わり、批判ばかり口にする。 | ・自分から政治の話題は出さない。
・上司の方から政治の話をしてきた時は、肯定も否定もせずに相槌を打ち、ある程度聞いたら仕事関係の質問に上手く切り替え、話を終わらせる。 |
③飲み会でお酒が入り出すと、突然大きな声になったり、ボディタッチしてきたりすることがある。 | 自分の「ビクッ」を軽減させるため、上司の近くの席になった時には、あらかじめ「大きな声で話すかもしれない」「ボディタッチされるかもしれない」と思っておく。 |
★【元友人の場合】
①約束の時間に、必ず10~20分遅れてくる。 | 対処法
(自分も遅れればよいのだが、性格的にそれができないので) イライラせずに待てるよう、待たされる時間で何をするのか考えておく。(読書、調べ物など) |
②お店で席に着き、初めの30分ぐらいは私の話を聴いてくれるが、その後はずーーっと友人が話しっぱなしの状態になる。 | ・話の内容がよくわからなくなる時があるので、その時は質問や確認を入れながら聴く。
・途中で飽きてしょうがなくなったら、相槌だけ打てばいいやぁと割り切り、デザートや飲み物の味を楽しむ。 ・自分もまだ話したいことがある時は、友人が話しっぱなしの状態になって40分ぐらい過ぎたら「私も相談したいことがあるんだけど」と話してみる。 |
③突然「今電話していい?」とメールが来ることがたびたびある。電話が来ると長電話になる。 | ・気乗りしない時は「仕事がある」などと嘘をついて断る(メールならOKと伝える)。
・電話OKの時でも、あらかじめ「1時間ぐらいまでならOK」と伝えておく。 |
ていうか、今思えばこの友人、無理して付き合う意味ないかなぁ(笑) どうでもいい愚痴とか自己否定とかばっかりだったし…。
「類は友を呼ぶ」だから、私も同じレベルだったってことか(*‘∀‘)‥‥今は付き合いありません。。
特に注意すべきことをまとめる
前回&前々回の記事と重なる部分もあるのですが、相手とかかわる際に「特に注意すべきこと」を考えます。
- これだけは忘れないようにしたい!
- この話題だけは出してはダメ!
- これだけはしないように注意!
こんなことを、まとめていくのです。赤ペンで書いたり、派手に囲ったりして強調できるとよいでしょう。
これは相手によって「全くない」人もいれば、「たくさんある」人もいます。たくさんある人は、要注意人物とも言えますね(~_~)
「特に注意すべきこと」は、たとえば以下のような感じでしょうか。
- ゴミ集めをする前には、必ず確認してから!(確認しないと怒るから)
- 誰かを褒めた時には必ず〇〇さんのことも褒めるようにする (褒めないと気分を害すので)
- 妊娠・出産系の話題はNG (涙ぐんでしまうので)
- 〇〇さんと休憩時間が同じ時には、勝手にランチに行ってはダメ!(後々メンドクサイので)
- 香りの強い香水をつけないようにする (気持ち悪くなっちゃうので) etc.
「周りの人の取扱説明書」をつくる目的は、「周りの人との関係を良好に保つため」。
しかし相手が求めていることだとわかっても、自分が「能力的にできないこと」「疲れて仕方ないこと」もあるでしょう。
そこには、しっかり線を引いてあげる。今具体的には書きませんが、何らかの工夫を取り入れながら「自分のことも大切に考えてあげて欲しい」と、強く思います。
周りの人の取扱説明書づくり:おさらい&まとめ
【周りの人の取扱説明書づくり】について、最後におさらいも含めてまとめていきます(*’▽’)
「周りの人」ってたとえば誰?
今さらですが、「周りの人」って、
- 身近にいる「苦手な人」「よくかかわる人」
- 嫌でも「かかわる必要がある人」
- 家族・友人など「大切にしたい人」
などを指します。
大事なのは「自分がつくりたいと思う相手の取扱説明書だけつくればよい」ということ。
決して「あの人のも、この人のも」と、つくる必要はありません。(つくるのが楽しくて仕方ない場合はOK!)
周りの人ごとに、まとめる
取扱説明書は、【Aさんの取扱説明書】【Bさんの取扱説明書】という感じで、相手ごとに接する際の注意事項などをまとめていきましょう☆
できれば頭の中でなく、ノートや手帳に書くと見やすくわかりやすいです。他人に見られる不安がある場合、スマホにメモなどでもよいですね。
何をまとめるか、おさらい
周りの人の取扱説明書に、どんなことを書けばよいのか。今までの記事でお伝えしたのは、
- 相手の「好きな人やモノ」「得意なこと」と、それをどう生かしていくのか
- 相手の「嫌いな人やモノ」「苦手なこと」と、それをどう生かしていくのか
- 相手の「ちょっと気になる部分」と、それに対する対処法
- 相手とかかわる際、特に注意すべきこと
でしたね。大切なのは、「自分なりの」生かし方や対処法を考えて書くことです!
自分流トリセツで今よりもラクに!
「自分流トリセツ」は、飽くまで「自分のためのもの」。何を書いても、どんなふうに書いても、どれだけ書いても自由です。
書き直しも、更新も、いらないと思えば捨てちゃっても、何でもOK! だからこそ、自分流トリセツ(*’▽’)
周りの人の取扱説明書をつくることで、皆さんと周りの人との関係がよりよくなったり、少しでもスムーズになったりすることを願っています。
お読みいただき、感謝いたします。ありがとうございました。