「どうでもいい」って聞いて、何をイメージする?
- 自暴自棄、投げやり
- 無気力、諦め
- 冷たい、無関心‥‥
いわゆる「ネガティブ」を連想する人が多いと思います。
でも、ポジティブな「どうでもいい」を実感している人もいるんですね (*´▽`*)
めでたく私も「『どうでもいい』と思うことで、心がラクになる感覚」をつかめるレベルに到達!
ここでは、ポジティブな「どうでもいい」の具体例をヒントと共にまとめ、でも「あまり口にはしない方がいいかも‥」というお話をします☆
ポジティブな「どうでもいい」の具体例とヒント
心がラクになる「どうでもいい」の具体例を、そう実感できるヒントと共にご紹介☆
極論「最終的には、どんなこともOK!」「(深い意味での) どうなっても大丈夫」って思えると、すべて「どうでもいい」のだ (^o^)丿
評価・結果にかかわる「どうでもいい」
全部「どっちでもいい」「どれでもいい」。
- 誰かからの評価が高くても低くても
- コンクールで金賞・銀賞・銅賞・賞なし
- 自分の作品が褒められてもけなされても
- 美人・かわいい・普通・ブス
- 我が子の学校の成績が良くても悪くても
- 自分や我が子以外の人の評価が高かろうと低かろうと
- 合格でも不合格でも、採用でも不採用でも‥‥
決して「投げやり」なのではありません。
もちろん良い評価・結果をいただければ、ありがたい。存分に喜んでいいと思う (^O^)
悪い評価・結果の場合は、冷静に受け止めた上で「今後の課題」を見つけて生かせることもあります。
でも、評価・結果が良くても悪くても
- 自分はその時の最善を尽くしたし (尽くしているし)
- 行動や努力の過程も大事にしたいし
- 人からの評価なんて、相手の主観が入る場合も多いし
- 評価する相手や、所属する組織によって変わることも多いし
- 結果は運や流れも関係するものだと思うし
- 学校での評価なんて、その子のほんの一部に過ぎないし
- 評価・結果にかかわらず、人は皆ありのままで素晴らしい存在だし
- 合格・採用が決まっても、その後の幸せが約束されているわけではないし
- 不合格・不採用でも不幸とは限らず、むしろ「ツイてた」と思う出来事が起きることもあるし
- 良い評価を得たからこその苦労やプレッシャーもあるし
- 悪い評価だからこそ気づけることもあるし‥‥
まとめると
- 四字熟語「十人十色」 (すべては人それぞれ)
- 仏教で言う「諸行無常」 (すべてのことは変化する)
- 仏教で言う「空即是色」 (すべての物事は実体がない)
- 故事成語の「塞翁が馬」 (人生の幸・不幸は簡単に予測できない)
- 四字熟語「一利一害」 (どんなことにも良い面と悪い面がある)
だから、どうでもいい、どれもOKなのです (^-^)
もちろん
- 自分や大切な人の命にかかわること
- 健康診断や検査での「悪すぎる結果」
- 評価・結果が、収入や今後の生活にかかわる場合
などを中心に「どうでもよくない!」と思うこともあるでしょう。
でも、何事も評価・結果にとらわれすぎている場合、いい意味で「どうでもいい」と思えると、見栄や変なプライドがなくなり、やりたいことや好きなことに集中もでき、人生がラクで楽しくなります!
人間関係の「どうでもいい」
人の悩みの多くは、人間関係だと言われます。
でも
- 好かれても嫌われても
- 自分の行動や発言に、どう思われようと
- なんか自分だけ浮いちゃってても
「どうでもいい」って思うと、ラクになる (^-^)
40歳を過ぎて思うのが
- (家族や親戚以外で) ずーっと続く人間関係なんて、ほぼない
- 相手の本心なんて、はっきりとはわからないことが多い
- 同じ発言や行動でも、相手によって「どう思うか」は違う
- だいたいの発言や行動は、賛成者もいれば反対者もいる
- たとえ頑張っても、離れる人とは離れる
- その反面、なぜか付き合いが続いたり、復活したりする人もいる
- その時の自分の周波数 (波長) と同じ人が引き寄せられてくるに過ぎない
まとめると
- 「昨日の敵は今日の友」とも言われるように、人間関係は変化しやすい
- 人間関係は「縁」「見えない力」によるところもある
- 人はそれぞれの脳のフィルター (好み・価値観・経験など) を通してしか物事を見られない
だから「考えすぎても仕方ない」「考えすぎる必要もない」という意味で「どうでもいい」のです。
かかわりたくない人とは、距離をとればいいだけ (心の距離を含め)。
ただ、現実問題として、
- 嫌われたために、たちの悪い嫌がらせに発展
- 職場や近所などで、あまりにも居心地が悪い
- 相手を不快にさせ、トラブルに発展することが多い
などの場合、心の疲弊につながるという点で「どうでもよくはない」かもしれません。
おそらく一番ラクなのは「適度な距離がある状態で、良好な人間関係を保つ」ことだと思います。そうなると、すべてに「どうでもいい」ではなく、バランスも大事になってくる。
=「自分なりのルール」を決めておくのもいいですね。
- 挨拶だけはしておこう
- 感謝の気持ちは、言葉に出してしっかり伝えよう
- 基本的な思いやりを、忘れないようにしよう
- 余計なことは話さないようにしよう
- 面倒なことになりそうな時は、先に手を回そう etc.
それでも、うまくいかない時はいかず、いい意味での「あきらめ」も大事! そんな時に「まっどうでもいいや、いつかは終わる関係だし」などと思えれば、心がラクになるでしょう。
嫌な出来事の「どうでもいい」
結局どんな出来事も、最終的には幸せにつながります。
なぜなら、神様や宇宙と呼ばれる大いなる存在が、誰にでもついてくださっているから。
というスピ的なことは抜きにしても、
- 嫌な出来事からは、気づきや学びを得られたり
- 嫌な出来事を通し、自分の「好き」「こうしたい」がわかったり
- 嫌な出来事により、同じことを経験する人の気持ちが理解できたりします。
「嫌だなと思う出来事があってもOK!」という意味での「どうでもいい」なのです。
また、そもそも出来事は「ただ起こっているに過ぎない」という考え方があります。
同じ出来事が起きても
- 「嫌な出来事」と思う人もいるし
- 特に何も感じない人もいるし
- 「むしろ、いい出来事!」と思う人もいます。
出来事自体には、大小も意味もない。自分の心や意味づけしだいで、変えていける。そういう安心感があると「どんなことが起きようと、どうでもいい」と思えるのです (^-^)
ポジティブな「どうでもいい」を実感しやすくするには?
具体例がわかったところで、そう思えないもんは思えない!
という人は、無理して思う必要はないでしょう。
ただ、少しでも「ポジティブなどうでもいいを実感してみたい」と思う方は、仏教 (諸行無常、色即是空など) や量子力学 (すべては目に見えない素粒子から成る) などを学ぶのがオススメ。
私は「本当の自分を知る本 (奥平亜美衣著)」を繰り返し読んだことも大きかったです。
理解力ザンネンな私でも読みやすかったし、ポジティブな「どうでもいい」が、体に浸透していく感じ☆
また、
- とにかく自分が「心地いい」と思える時間を増やす
- 毎日5分でも10分でも瞑想をする
- 無の状態で何かをする (動的瞑想) 時間を持つ
- 一人で穏やかに過ごす時間を持つ (自然に触れるのがオススメ)
- 雑音 (テレビ、スマホ) から離れる時間を持つ
などをコツコツ続けることで、少しずつ理解が進んだ気もします。
以下の記事も、参考にしてみてくださいね☆
瞑想って簡単! 静的瞑想でも動的瞑想でも,自分に合う方法でOK。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
「どうでもよくない!」と頑張るのも自由
お伝えしてきたように「どうでもいい」と思えるとラクにはなります。
でも、あまりに「どうでもいい」と思いすぎると
- 「行動しよう!」という気が失せたり
- 「楽しい」「嬉しい」などの感情も減ったり
- なんか物足りない気がしたり
という感じもあり「偏り過ぎないことも大切かな」って思います。
私は「もう『頑張る』のはやめよう、楽しめればいい」と思っているのですが、良い評価や結果、理想の自分になるためなどに「必死に頑張りたい」人もいるでしょう。
すべてOKです。自分の自由。
「どうでもいいこと」と「よくないこと」は、自分で決めればいい。
「どうでもいい部分」に使うエネルギーを減らし「どうでもよくないこと」に使うエネルギーを増やしましょう!
また、何かに対して頑張る時に「結果については、神などの大いなる存在しか知らない。だから考えても仕方ない」と思えると、執着などの悪いエネルギーが消え、リラックスして頑張れます☆
でも、あまり口にしない方がいいかも…
本当にいろんなことを「どうでもいい」と思うと、つい口から出ちゃうんです。
先日は、子どもに「どうでもよくないよ!」と怒られてしまいました (後からフォローしましたが…)
最初に書いた通り「どうでもいい」という言葉からは、ネガティブな連想をする人が圧倒的に多い。
よって、人前では言わず、心の中でそっと思う (笑)
また自分の脳内でも「どうでもいい=ネガティブ」という人は、声に出すことでネガティブが脳や潜在意識に入りやすくなります。という意味でも、口にしない方がよいでしょう。
まとめ:「どうでもいい」は体にもいいので
ポジティブな「どうでもいい」の具体例とヒント、注意点などをお伝えしてきました。
最後に一つ。ポジティブな「どうでもいい」は体にもいい!
心と体は連動しているからなのですが、なんと高血圧にもなりにくい!
「かくれ高血糖が体を壊す (池谷敏郎著)」によると、かくれ高血圧になりやすいメンタル・行動パターンとして
- 負けず嫌いで競争心が強い
- 責任感が強く、熱中しやすい
- 完璧主義で思った通りに物事が進まなければイライラする
- せっかちで短気
- 争いを好まない
- 人から頼まれたことを断るのが苦手
- 周囲を気遣うあまり、感情を自分の中に抑え込みやすい
- 自分の意見がなかなか言い出せない
ということがあるそう。
これ、全部「ポジティブな、どうでもいい」でサヨナラできる! いろんなことが「気にならなくなる」から。
無理のない範囲でOK。大切な心身のために、ポジティブな「どうでもいい」を取り入れてみては、いかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
そらさん、こんにちは!
負けず嫌いで競争心が強い・責任感が強く、熱中しやすい完璧主義で思った通りに物事が進まなければイライラする・せっかちで短気・人から頼まれたことを断るのが苦手。
私は、この通りの人間やっていました。そして、まだ現在進行中の部分もあります(笑)
でも、生きづらいんですよね。これやってると。
なので、何度も何度も、こちらの記事を読んでお腹に落としたいと思います。
ホント、参考になります
今回で、2回目のコメントをさせていただいたのですが、足跡を残していただきアップしていただいて全然OKなので、ニックネームに変更させていただきますね。きっと、これからも、「それ、あるある」と同調してコメントさせていただく時があると思いますので、よろしくお願いいたします(@^^)/~~~
Kamico様、こちらの記事もお読みいただき、嬉しいコメントをくださり、ありがとうございます!
負けず嫌い、競争心が強い、責任感が強い、熱中しやすい、完璧主義などなど‥‥すべて以前の私と同じで驚きました(笑)
もちろん、これらの「よい面」もあるのですが、おっしゃる通り生きづらさを感じる場面もあるでしょう。
Kamico様や私のようなタイプの人間は「どうでもいいや」「まあいいか」「仕方ないや」などを生活に上手く取り入れられると、生きづらさの軽減につながると思います。
私も現在進行中の部分もありますが「それも、まあいいか」と深刻にならないようにしています。で、疲れた時は、存分に休むことを大切にしています。
これからも、ぜひお気軽にコメントをお待ちしています (^O^)