体の痛みでネガティブに。嫌な思考・気分を和らげる5つの考え方。

佳見 そら

足首が痛む女性のイラスト

体の状態がいい時は、1分1秒でも「心地よく」いる工夫をしています。

でも、体のどこかに「痛み」を感じる時は、超絶ネガティブに!

痛いのは不快だし、さらに心配や後悔などが頭をかけめぐる~ (+_+)

ここでは「体の痛みにネガティブになるのは仕方ないよね」というお話と、ネガティブな思考・感情が出にくくなる考え方について、お伝えします。

体の痛みって、ネガティブになるよね‥

体が痛むことは、単純に「悪い感覚」。

「ネガティブな気分」や、不安・後悔・自己否定などの「ネガティブ思考」が出てくるのも無理なし‥。

  • しんどい、苦しい
  • いつまで続くのだろう
  • 病気だったらどうしよう
  • どんどん痛みが増したら嫌だな
  • なんで〇〇をしておかなかったのだろう‥‥

もちろん、痛みの程度にもよる。すご~く痛ければ、もう「痛い」しか考えられなかったり、そんなでもなければ「まあ、いつか治るだろう」とか考えられたりもする。

「体の痛みにネガティブになるのは仕方ない」けど、実は

  • 痛みから気をそらしたり、ポジティブな気分でいる方が痛みは軽減される
  • 痛みばかりに目を向けてネガティブでいると、痛みが増す
  • ネガティブな気分や思考は、別の悪い出来事も引き寄せやすくなる

こともわかっています (‘_’)

ネガティブな思考・感情が出にくくなる考え方

体の痛みを感じる時「流れのままにネガティブになってる~」と気づいたら‥‥

ちょこっと、以下のような考え方を試してみませんか?

考え方➀:痛む部位をねぎらう

村松大輔先生の「現象が一変する『量子力学的』パラレルワールドの法則」という本で知った方法。

痛む体の部分に対し

「こんなに頑張ってくれていたんだね」とねぎらってあげる。

自分の心と体を切り離して考え、体にねぎらいの言葉をかけてあげる感じかな。

本の中では「痛みは、その部位に強い負荷があった証拠で、生命反応ともとらえられる。その部位が弱っているから注意してね、という体からのメッセージ」とも書かれています。

考え方➁:感謝する

だからこそ、体に「いつもありがとう」「本当にありがとう」と感謝する。

痛む体の部位でなく、全く別のことに感謝するのもいい。

  • 他の部分は痛まないでいてくれる、ありがとう
  • 適切な温度の部屋にいられて、ありがたい
  • いつでも水や電気が使えることに感謝
  • 家族や友人がいてくれて、ありがたい
  • 痛くてもプロ野球が見られる、ありがとう etc.

感謝していると、単純に「心地よく」なれる。痛むことでの嫌な感覚はあれど、少しは痛みが軽減されたり、ネガティブ思考が浮かばずに済む期待はできます。

考え方➂:この痛みが終わったら何をご褒美にしようか

たいていの痛みは、いつか終わります。

なので、終わった時に「自分にご褒美をあげよう」って考える☆

  • 痛みに耐えた自分は頑張った。だからご褒美をあげていい。
  • スイーツがいいかな、気になってたカフェに行くのもいいかも
  • それとも、思い切って欲しかった物を買っちゃおうか etc.

「痛い痛い」と思いながらも、痛みが終わった先の「楽しみ」を考える。やはり少しは痛みの感覚がマシになったり、不安や後悔などが浮かびにくくなる期待大なのです。

考え方④:「ただ~なだけ」と考える

もちろん痛みの程度にもよりますが「ただ痛むだけ」です。

痛い時は、あれこれネットで調べがち。 安心できる時や役立つ時もあって有難いけど‥‥ かえって不安や心配が大きくなることも多い?

ちょっとした痛みなら「ただ痛むだけ」と考えることで、ネガティブ思考が浮かびにくくなります。

「ただ~なだけ」と考えられるようになると、生きること自体もラクに! 理由や具体例は以下の記事へ。

良い悪いを判断しない。「ただ~なだけ」と考えて疲れを軽減! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

また、茂木健一郎先生が訳された「心を整えれば、シンプルに生きられる (王様文庫)」という本の中に

「痛みは単なる概念。その概念を取り払うと、自分が痛みだと思っていたものは、ただ感覚のまとまりがあるだけなのだ」と書いてありました。

たとえば、足首の痛みには

「ああ、これは足がうずいているのだ (足が痛いのではない)」と思うだけ。

さらに、この本には「ひざが死ぬほど痛い時には『ああ、ひざからの信号が脳に届いたな』というふうに見方を変えることについても書かれていました。

ただ、それらをするためには、マインドフルネス瞑想を続ける必要があるそうです (‘◇’)ゞ

考え方⑤:注意をそらせる何かをしよう

体の痛みにネガティブになる時は

「ネガティブ思考」「ネガティブ感情」でいる時間を減らす、緩和させる工夫をする。

  1. さらにネガティブになるような情報を見聞きしない
  2. 好きなこと、楽しいこと、心地いいことをする
  3. 体を動かす (掃除、軽い運動、ダンス etc.)
  4. 声を出す (音読、歌う、お経を読む etc.)
  5. 別のことに脳を使う (ナンプレ、脳トレ etc.)
  6. 瞑想や深呼吸、どこか一点を見つめるなどし、心を無にする etc.

2~6は、痛み以外のことに意識を集中させる感じ (‘ω’)

軽い痛みの場合、痛み自体を感じなくなることもありますよ!

でも「痛い~~」「もう嫌だ~」と叫ぶ方がスッキリしそうな時は、そうしてみるのもいいかも。

ひどい痛みの時は、しかるべき対応を!

痛みの程度や長さにもよりますが、体の痛みは、

  • 心のストレスになる
  • 自律神経のバランスが乱れがち (交感神経優位)
  • 呼吸が浅くなりがち

で、続けば続くほど、血糖・血圧の上昇、免疫力の低下、不眠など、体に悪影響を及ぼす可能性も高くなります。

当然ですが、

  • 場合によっては薬の力を借りたり
  • 痛みが続く時は、病院に行ったり
  • 我慢ができない痛みの時は救急車を呼んだり

など、ケースバイケースで、しかるべき対応はしましょう。

ただ、薬の効き方がイマイチとか、病院に行くまでの間とか、そういう時に前述の「ねぎらい」「感謝」「ご褒美」「ただ痛むだけ、うずくだけ」などの考え方を試してみる価値はあると思います。

まとめ:体が痛む時、ちょこっと試してみませんか?

体の痛みにネガティブになる時、ネガティブな思考や感情が出にくくなる考え方について、お伝えしてきました。

私もたまに体が痛む時、あれこれ試しています。

  • 痛みが消えたら「すごい! 奇跡!」
  • ほんの少しでもネガティブ思考が浮かばなくなれば「ヤッタ~成功!」
  • あまりうまくいかなくても「まあ痛いのはつらいよね、仕方ないや」

痛みの程度や状況に応じて、無理のない範囲で試してみませんか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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