自分とは何だろう。本当はみんな多重人格?

佳見 そら

大学生の頃、属する集団によって自分が変わり、どれが本当の自分かわからなくなった。

今も、話す相手によって違う自分が出てきたり‥。

人は多かれ少なかれ、みんな多重人格なのかも。

&自分が思っている自分だけでなく、やっぱり宇宙全体も自分なのだろう。おそらく。

ここでは「自分とは、個でもあり宇宙全体でもある」という説と「人はみんな多重人格」という説についてまとめ、だったら誰もが無限の可能性があるのかもしれないというお話をします (*^-^*)

「自分=個でもあり全体でもある」という説

この説の概要 (私の解釈も含まれる) をまとめます。

自分とは、いったい何なのだろう?

「私 (わたし)」って誰なのか。

多くの人は、おそらく

  • 「山田太郎」など、本名の自分
  • 現在の肉体の姿の自分

など、個の自分を「私」と思っているのだろう。

もちろん、地域や職場などで「〇〇さん」と名前を呼ばれれば自分のことだと思うし、周りの人もそう認識する。だからこそ、リアル社会で仕事をしたり活動をしたりしていけている、とも言えます。

でも、

  • 職場の自分と、家庭の自分
  • Aさんから見た自分と、Bさんから見た自分
  • 過去の自分と、現在の自分

などは全然違うことがあるし、どれが本当の自分なのかと考えると、よくわからなくなる (‘_’)

どれも本当の自分なのだろうけど「自分」が多すぎじゃない?

しかも、切って捨てていく爪、今出たウンチ、着ている洋服、顔に塗ったクリーム、食べたり飲んだりした物などは、果たして「自分」なのだろうか、と考えてもよくわからないですね (;’∀’)

宇宙全体も本当の自分である

「本当の自分とは、宇宙全体である」という説があります。

肉体ではなく、目に見えない「意識」が本当の自分。

もともとは一つだった「意識」が、それぞれ「個」として姿を持ち、この三次元の世界に降り立ってきた。

だから

  • あの人もこの人も自分だし
  • 動物も植物も自分だし
  • 物も水も土も空気なども自分。

すべては一つ。すべてはつながっている。

宇宙全体 (宇宙・地球・自然・人・動物など) が自分。

スピリチュアル世界でよく言われる「ワンネス」の概念ですが、仏教ではそれに似た「空 (くう)」の概念があったり、量子力学という最新物理学では「万物は小さな小さな素粒子から成り、エネルギー (波動) でもある」と証明されたりしています。

「意識」が本当の自分なら、

  • 瞬時に「いろんな自分」になれるし
  • 肉体が死んでも (人々の心の中などに) 生き続けるし
  • 肉体が死んでも、また別の人やモノに生まれ変わって、この世界に降り立ってくる

とも言えるのです。

「自分=個でもあり全体でもある」と思えると心がラク

ここまでお伝えしてきたこと。

  • 三次元の世界 (社会) で生きる自分 (個の自分)
  • 宇宙全体、万物 (全体の自分)

どちらも「自分である」ということ。

イメージとしては、以下のような感じ。

  • 「一つ一つの波」も「海」も自分
  • 「一枚一枚の葉っぱ」も「樹木」も自分
  • 「一つ一つの瓦」も屋根全体も自分

飽くまでも「そういう説がある」というだけで、証明はされていない。

でも「そうなのかも」と思い、少しずつ腑に落ちてくると、心がラクになる側面もあります。

  • 自分や他の人・モノを傷つける行為をしない
  • 万物に感謝できる
  • 自分も他人も許せる
  • 他人に対して思いやりや共感が持てるようになる
  • いい意味で「自分は自分、他人は他人」と受け入れられる
  • 「自分が自分が」と主張せずに済む
  • 人にどう思われるかが気にならない
  • 他人の幸せや成功を喜べる
  • 執着やこだわりが減る

などの状態に、なりやすくなるから。

もちろん、

  • 食事で「命をいただく」時
  • 地球に優しくないことをせざるを得ない時
  • 虫を殺さざるを得ない時など‥‥

以前にはない「苦しさ」が生まれる側面もあるのですが、その分「感謝していただこう」「自分が与えられることは与えさせていただこう」などの気持ちにもなれる気もします。

「ワンネス」とか「自分=宇宙全体」とかって、わかりにくいのですが‥‥

以下の本は、理解力ザンネンな私でも、比較的わかりやすかったです☆

「本当の自分を知る本 (奥平亜美衣著 科学的解説:高橋宏和 SBクリエイティブ出版)」

「人はみんな多重人格」なのかもしれない

いろんな人格を持っていると、いろんな気持ちがわかる。

「多重人格かも」と悩んだ時期を経て‥

大学生の頃「自分は多重人格者かもしれない」と思っていました。

家庭、学校、サークル、塾講師、飲食店店員、ピアノの生徒‥‥ それぞれ違う人格の自分がいる。

家族や気心の知れた人といる時は

  • 楽しい時は、すごく明るい
  • 愚痴や不満を言う時は攻撃的
  • つらいことがあると、すごく暗い

など「いろんな人格を持ち、その差が激しいかも‥」と自己認識してた。

図書館に行くと「多重人格ってヤバイかも」と落ち込んだりもしていました (>_<)

でも、いろいろ考えた末「みんな相手や状況に合わせて、多少は演じているじゃないか。多かれ少なかれ、みんな多重人格なんじゃない?」とひそかに思い、長年自分を納得させていたのです。

この本にワクワクと感謝が止まらなかった

2015年に出版された「人は、誰もが多重人格 (田坂広志著:光文社新書)」という本。

私が読んだのは1年前ぐらいですが、タイトルにワクワク、読んで感謝 (*’▽’)

一言で表すなら「多重人格を肯定」してくださっているからです。

(解離性同一性障害と診断されたり生活に支障があったりする場合などを除きます)

  • 誰もが立場や状況に応じ、ふさわしい仮面を付け替えながら、仕事や生活をしている
  • 「仕事ができる人」になるためには、自分の中にさまざまな人格を育てるべき
  • 我々の中には可能性として「すべての人格」が隠れており、それを育てることができる etc.

これらの具体例や方法が、田坂塾に所属されているT氏との対話形式で語られています。

「自分は無限」なのかもしれない

前述の本で、田坂先生は「人格を演じることを長期間続けることで、その人格を育てることができる」と仰います。

要は、努力・練習しだいで、いかようにもなれる。

無限の可能性があるということです。

また、前述で「自分=個だけでなく宇宙全体でもある」という説についても述べました。

(実は田坂先生も、その説を複数の著書で述べられています)

この説が真実であれば、私たちは「宇宙全体」なので (個の立場で考えれば、宇宙全体とつながっているわけなので) 宇宙からあらゆるモノを引き出せるし、無限の可能性を秘めていると仰る人もいます。

ということを、今までは「そうかもしれないけど、それは一部の人だけかもしれない」という思いがありました。

でも最近、自分なりに「小さな新たな能力が開花しているかも」と思うことがいくつかありました。

ただの「年の功」かもしれないし、相変わらず料理や機械関連はダメだけど‥。

でも「あっ自分にはこんな能力も眠っていたんだ!」と思った方が、生活が楽しい (*^▽^*)

何も、全員が「世間的に大きなこと」を成し遂げなくてもいいのです。小さくていい。

  • 「人には無限の可能性がある」と信じつつ
  • 宇宙全体 (ゼロポイントフィールド) からのひらめきや直感を得ながら
  • 心からの「やりたい」に従って行動したり
  • 新たなことにチャレンジしたり
  • 人格を育てることなどをコツコツ続けたりして
  • 今まで「ない」と思っていた能力を開花させていく

ということができると「個の自分なりの人生」が、楽しくイキイキしたものになるのだと思います。

何事も、それが真実かはわからなくても「そうなのかもしれない」「きっとそうなのだ」と思うだけで、本当にそうなっていく確率が上がります。量子力学的に「意識が見る世界を変える」「意識がこの世の現実を創造する」から

宇宙とのつながりをよくする方法や、私に起きたことなどは、以下の記事を。(古い過去記事ですが)

宇宙とのつながりをよくする実践を続け、感じたことを伝えます。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

まとめ:何を信じるかは自由

「自分とは、個でもあり宇宙全体でもある」「人はみんな多重人格」という説についてまとめ、誰もが無限の可能性があるのかもしれないとお伝えしてきました。

この記事の内容を、すでに知っていた方も知らなかった方も

  • 「そんなことはあり得ない」と却下するのも自由
  • 「もしかしたらそうなのかも」と思うのも自由
  • 「きっとそうなのだ」と強く信じるのも自由

あなたの意識次第で、今後の人生は変わってくる。それは間違いないでしょう☆

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


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