つい「頑張れ~」「頑張ってね」と言っちゃうけど。
いつ頃からか「NGワード」みたいな位置づけになってない? なぜなら相手が
- プレッシャーに感じる
- 「これ以上どう頑張ればいいの?」って思う
- 力んじゃって、逆に実力が発揮できない
というケースも少なくないみたいだから (._.)
そんなに深い意味はないんだけどなぁ…。でも不快な人もいるのなら、言い換えようかな。
ということで、ここでは「頑張れ~」や「頑張ってね」をどう言い換えればよいのかを箇条書きで挙げ、最後に私の心のつぶやきを書きます。
「頑張れ~」「頑張ってね」を言い換える言葉
「頑張ってね」の意味は「困難に耐えて努力してやり抜いてね」みたいな感じ。
いつも、そこまでの意味をこめてないよなぁ‥‥やっぱり言い換えよう (;’∀’)
運動会やスポーツの大会などで言う時
学校、地域、職場などの運動会やスポーツの大会。子どもの習い事などで。
参加する前
- 応援しているよ
- 見に行くよ。楽しみにしているね
- 気楽に行こう
- 肩の力を抜いてね
- 自分を信じて
- 今日まで努力したのだから大丈夫
- 祈りながら見ているね
- きっとできるよ etc.
★状況や、相手の性格によって「適切な言葉」を選べるといいですね!
競技中
- いいぞ~
- その調子~
- ファイト~
- フレーフレー〇〇 (相手の名前)
- もう少しだよ~
- (声がけしないで) 笑顔で拍手のみ
- (声がけしないで) エネルギーのみを送る
- (声がけしないで) 心で思い切り応援 etc.
★その場の状況に応じて。ヒートアップしすぎないように (自戒を込めて)‥。
家族、友人、彼氏彼女などに言う時
言葉を、その言葉通りの意味で、しっかり受け止める人もいるので‥‥
できるだけ「適切な言葉」を選べるといいな。
今まさに頑張っている最中の時
- 応援しているよ
- いつも頑張っているね
- すごいね、よくやっていると思うよ
- 無理しすぎずにね
- 自分のペースでね
- 睡眠や食事はとってる?
- 息抜きもしながらね
- うまくいくよう、私も祈ってるから
- 何か力になれることがあれば言ってね
- 終わったら一緒に〇〇をしよう
- 一緒に頑張ろう etc.
★状況や相手の性格、頑張り方などに応じて‥。
試験・緊張すること・大事な仕事などの直前
- 応援しているよ
- いつでも味方だからね
- 大丈夫、今日まで準備してきたからね
- 気楽に行こう
- Take it easy (気楽に) だよ
- Do your best (ベストを尽くしてね)
- 遠くから祈っているよ
- 自分を信じてね
- 〇〇 (相手の名前) ならできるよ
- 深呼吸してリラックスしながらね
- なるようになるから大丈夫
- 最後まで諦めずにね etc.
★やはり、状況や相手の性格、どれだけ頑張ったかなどに応じて。
好きな有名人やスポーツ選手に言う時
大好きな有名人やスポーツ選手が目の前にいる時。
思わず「頑張ってください」とか言っちゃうのだけど‥‥
- いつも応援しています
- これからも応援します
- いつもありがとうございます
- 〇〇 (番組やSNSなど)、いつも見ています
- お会いできて嬉しいです etc.
★ちなみに私は、声をかけるのはサイン会などの時だけ。街中や練習場などでは「見るだけ」 (;’∀’)
目上の人に言う時
職場の上司、普段敬語を使うような年上の人、親戚の人など。
- ご健闘を祈っています
- ご成功をお祈りしています
- 陰ながら応援しておりますので
- さらなるご活躍を期待しています
- 今後のご活躍も楽しみにしております
- 新天地でのご活躍をお祈りしています
- くれぐれもご自愛ください etc.
★「期待 or 楽しみにしている」にプレッシャーを感じそうな人には「祈っている」が無難かな。
その場限りの人に言う時
待合室とかで、その場限りの人が、ペラペラ身の上話をしてきての別れ際など。
- 快方に向かうよう、遠くから祈っています
- うまくいくよう、陰ながら応援しています
- きっとよくなると信じていますので‥ etc.
★言葉が見つからないと「頑張ってください」と言いがちだから‥‥。
お互い、少しだけ相手に寄り添ってみない?
「頑張れ~」と言う方も言われる方も、少しだけ相手に寄り添えるといいのかも。
つい「頑張れ~」「頑張ってね」と言いがちな人
口癖になっていると難しいかもしれないけど。
相手が不快にならないか少し考え、言い換えた方がいい時は言い換えるといいのかなぁ。
特に相手が
- すでに頑張っている人
- 頑張りすぎる傾向がある人
- まじめ、完璧主義の人
- うつ気味の人、心が弱っている人
- プレッシャーに弱い人
- 何をするにも力が入りやすい人
- 言葉を慎重に選んで使う人
などの場合、言わない方がいいかなと感じます。
私も軽うつの時に「希望を持って頑張って」と言われ、生きる気力がさらにダウンしました (*´з`)
「頑張れ~」と言われると不快を感じやすい人
「頑張れ~」「頑張ってね」と言われたくない人も、少しだけ相手の立場になって考えてみると。
- かける言葉が思い浮かばないのかもしれない
- コミュニケーションが苦手で緊張しているのかもしれない
- ボキャブラリーが豊富でないのかもしれない
- 「頑張る」の正確な意味を把握していないのかもしれない
- 大して深い意味はないのかもしれない etc.
世の中、一つ一つの言葉を慎重に選んで使う (使える) 人ばかりではありません。
また、人は自分の経験や価値観を通して、言葉を発するもの。
人から「頑張れ~」と言われたけど、それをそのまま受け取らなくていい。受け取るか受け取らないかは自分で決めていいのだし、自分は自分でいいのですね (^-^)
まとめ:「頑張れ~」を言い換えていると慣れてくる!
「頑張れ~」や「頑張ってね」をどう言い換えればよいのかを挙げ、言う方も言われる方も相手に寄り添えるといいのかも、というお話をしてきました。
どんな声がけをしても、どう受け取るかは相手しだい。
だから気にしすぎる必要はないのだけど、できれば相手に寄り添い、相手の気分がよくなる言葉をかけたい。
私は、数年前から「頑張れ~」や「頑張ってね」と言うのを一切やめました。
(子どもに「頑張る必要がある時もあるんだよ」と言ったことはありますが‥)
「頑張れ~」を別の言葉に言い換え続け、それに慣れたら「頑張れ~」が出てこなくなりました。
自分自身も、心をラクにして楽しく生きられるようになっていったのは、偶然か必然か (;’∀’)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。