職場の飲み会、友達とのランチ、何らかの集まり‥‥。誘われても「行きたくない」こと、ありますよね。
もしかしたら「行くべきではない。でも雰囲気的に断りにくい」というケースもあるかもしれません (*_*)
私自身も、以前は誘いを断るのが苦手。頑張って断っても、後から「クヨクヨ」。でも参加しても「モヤモヤ」。
はっきり言って、無駄なエネルギー&時間を費やしていました (>_<)
ここでは誘いを断るコツをご紹介し、少しでも断る勇気を持つお手伝いができたらと考えています☆
断ることは、悪いことではない! 自分自身を、もっと大切にしてあげませんか?
印象を悪くしない断り方のコツ
誘いを「断る」と決めたら、できるだけ印象を悪くせずに済ませたいですよね (^-^)
覚えたい! 3段階で断るテク
基本的に、印象が悪くなりにくいのは、以下のような断り方です。
- 「誘っていただいたのに申し訳ございませんが、その日は別の用事が入っているんです。また次の機会にお誘いいただけると嬉しいです。」
- 「ありがとう! でもごめん、なんか最近胃の調子が悪くてあまりご飯を食べられないんだ。体調がよくなったら自分の方から連絡するね。」
言い回しや内容は違えど、2つの断り方には共通点があります。それは、3ステップを踏んでいること☆
- まず「クッション言葉」
- 次に「断る理由」
- 最後に「締めの言葉」
1の「クッション言葉」とは、誘ってくれた相手に対する「気遣いの言葉」です。心理学的に「人は気遣いを受けると怒りやマイナスの反応が減る」というデータがあります。
クッション言葉には、以下のようなものがあります。
- 断ることに対する「お詫び」の気持ち‥‥「ごめん」「申し訳ございませんが」など
- 誘ってくれたことに対する「感謝」の気持ち‥‥「ありがとう」「誘っていただき嬉しいです」など
- 誘いを受けられず「残念」な気持ち‥‥「本当は行きたいんだけど」「すごく残念なのですが」など
これらのいずれか、もしくは複数を組み合わせてもOK! しっかり言葉で表しましょう (‘ω’)
その後に、2の「断る理由」を言うのが望ましいですが、これについては次章で詳しく触れます。
3の「締めの言葉」は、上手に使えるとむしろ好印象を与えられることもある~ (*‘∀‘) 締めの言葉は、たとえば以下のようなものがあります☆
- 本当は行きたいけど断る場合・・「また誘ってね」「次回を楽しみにしています」など
- 代わりの案が出せる場合・・「電話で話すことならできるよ」「再来週でしたら大丈夫なのですが」など
- 行きたくなくて断る場合・・「みんなで楽しんできてね」「落ち着いたらこちらから連絡します」など
基本の3段階をスムーズに使いこなせるようになると、断る勇気も出やすくなります (*’▽’)
プラス「感じよく」
前述の「3段階での断り方」も、あまりにも無愛想や棒読みでは感じが悪いですよね。
わざとらしいのも不自然ですが、ある程度は感情をこめて言えるとよいでしょう。「愛想がよくない」「リアクションが薄い」などの自覚がある人は、特に気をつけられるとよいと思います。
また、心の中で
- 職場の飲み会なんて、なんでやるの?
- どうせ愚痴ばかりのランチ会でしょ?
- ヒマな人が集まる、くだらない会合だ
などと思っていると、無意識のうちに態度や言葉に出てしまうもの。
積極的にそれをやりたい人からすれば、気分はよくないでしょう ( ゚Д゚)
ちょこっと俳優になった気分で断れると、印象が悪くなりにくいですね ( ;∀;)
プラス「わかりやすく」
できるだけ印象よく断る。でも優柔不断な感じはNGです!
- 「どうしようかなぁ」
- 「行けるかもしれないし難しいかもしれないし」
- 「行きたいんだけど、わからないなぁ」
相手の方に「えっ結局どっちなの?」と思われそうですね (;’∀’)
本当に予定がわからない場合は「帰宅して予定を確認してからご連絡します」など、いつまでに回答できるのかを伝えられるとよいでしょう☆
断る「理由」について
断る理由って、ちゃんと言った方がよいの? 嘘の理由じゃダメ?‥‥ 「理由」についてお話していきます。
理由を言わなきゃダメ?
理由を言わずに断れればラクですし、状況的にそれで不自然でないケースもあります。
しかし、ズバリ「理由を言った方が印象が悪くなりにくい」と思います (‘ω’)
どうして?‥‥ 逆パターン「自分が相手を誘うケース」を想像してみましょう。
理由なく断られても「全く気にしない」人もいるでしょうが、
- 「あれっ、体調でも悪いのかなぁ」
- 「行きたくないってことだろうな」
- 「もしかして嫌われてるってこと?」
など、多かれ少なかれ何かを想像しませんか?
理由なく断られても優しく受け入れる人もいるでしょうが、感じの悪い印象を抱いたり「二度と誘わない!」と思ったりする人も、いるかもしれません (‘_’)
「このメンバーに何を思われたっていいや~」という場合はいいですが、今後も関係を保っていきたい場合は、理由を言って印象を悪くしない方が得策です☆
無難な理由リストをつくっておく
「え~~、でも本当の理由は言いにくい」「理由はなく、行きたくないだけ」。そんな場合もあるでしょう。
「くだらない飲み会だから」「嫌いな人がいるから」などの理由は、ストレートに言ったら角が立つ。それは前述の通りですね ( ;∀;)
「理由」と言っても、
- 「あいにく先約が入っております」
- 「ちょっと用事があって」
- 「最近、体調があまりよくなくて」
など、少しあいまいな感じで大丈夫なケースもあります。
ただ、具体的に言った方がよい状況の場合はどうしよう…。私のオススメは、自分なりの「無難な理由」を前もってストックしておくことです (*‘∀‘)
「無難な理由」は人や状況によって異なりますが、たとえば以下のような感じでしょうか。
【用事がある系】
- 〇〇に行く用事がある
- 来客があるから自宅にいる必要がある
- 仕事、副業がある etc.
【体調が悪い系】
- 〇〇の調子が悪くて薬を飲んでいる
- ちょっと最近めまいがしやすい
- 家族の体調がよくない etc.
【お金がない系】
- 今月は家計がピンチ
- お小遣いが減ってしまった
- 金欠が深刻 etc.
「このメンバーの時にはこの理由」「前回はこの理由で断ったから次回はこれ」など、あらかじめ考えてリストをつくっておくと、断る勇気も出やすくなるかもしれません (^-^)
嘘の理由で気をつけるべきこと
ズバリ、嘘の理由を言うことで気をつけることは、以下の3点です。
- バレバレの嘘をつかない
- 突っ込まれたくない嘘をつかない
- いつ誰にどんな嘘をついたか覚えておく
あれっ? 金欠と言いながら新しい洋服やバッグを頻繁に身に着けている~。とか
体調不良と言いながら、すごく元気じゃん…。とかは嘘バレバレ!
近所に住む人の場合「用事がある系の嘘」もバレる可能性がありますね (;’∀’)
また「副業をしている」「資格取得のための勉強をしたい」などは、相手の興味をひきます。突っ込まれた場合、さらっと流すか、どんどん嘘の話をしなければならず、苦しいかもしれませんね。
まとめ:自分を大切に…断ってOK!
「誘いを断る」ことは、相手あること。どんなに断り方のコツを駆使しても、印象を悪くする場合もあります (‘_’)
人の価値観や受け取り方は、それぞれ。やんわり断ってくれる方がいいと思う相手もいたり「スパッと断ってくれた方がいい」と思う相手もいたり‥‥いろいろです。
もしかしたら自分が断ることで、後から何らかの不快な思いをすることも、あるかもしれない…。
でも、完璧は難しいです (>_<) 世の中の人全員に好かれるなんて無理ですし、好かれる必要もないのでは?
最も大切なのは、自分自身の
- 素直な気持ち・感情
- 「こうしたい」という思い
- 本当にやりたいことや好きなこと
なのではないでしょうか。よほど人に迷惑をかけることでない限り、私はそう思います (*^-^*)
以下の記事には、自分の本当の気持ちを大切にするための会話の返し方が載っています。ご興味のある方は、ぜひ☆
自分を大切にするとは…気持ちに正直な会話の返し方と考え方 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
一人一人が、もっと自分を大切にできる世の中になることを願って‥‥。
この記事をお読みいただき、ありがとうございました。