私は、おそらく「HSP(繊細すぎる気質)」&「発達障害」のグレーゾーン。
幼い頃から「細かいことに気づく、気になる」「得意なことと苦手なことの差が激しい」‥‥だからなのか、不安やパニックの多い人生でした。
それを少しでも減らすため、自分なりのトリセツを頭の中でよく作成。(*’▽’)
今回は「挨拶のトリセツづくり」について、ご紹介します。
初めに挨拶の効果についてお伝えし、次に挨拶トリセツのつくり方をご紹介。具体例も載せますよ!
挨拶の効果
「挨拶が苦手」「挨拶って面倒」と思う人もいると思いますが、挨拶には「効果」があるんですね。
- 人間関係が良好になる
- 自分への評価が高まる
- 心身の健康につながる etc.
ほんの一瞬、笑顔で挨拶をするだけでこんなに効果が得られるのです。お手軽ですよね(*^-^*)
「人間関係、苦手」「人と話すの、好きじゃない」という人も、表向きの挨拶だけきちんとできれば、少なくとも悪い印象を与えずに済みます。
挨拶の効果と、ラクに気分よく挨拶できるための「考え方」について、以下の記事も参考にしてみてください!
挨拶のトリセツ:何を書く?どう書く?
「自分流トリセツ」なので、自分がわかりやすいように書きます。人に見せるものでもないので、何を書いてもどんなふうに書いても自由!
でも「自由」と言われても、わかりませんよね(^-^;
私の場合は、こんなふうに作成していました。(私は頭の中で作成していましたが、ノートなどにまとめるのがオススメです!)
- 場所別(集団別)に作成するようにする
- 挨拶についての「自分なりのルール」をメモし、その後ノートにわかりやすくまとめる
- 要注意人物がいる場合は「要注意人物専用のトリセツ」を別に作成する
挨拶についての「自分なりのルール」とは、たとえば以下のようなことがあります。
- いつ挨拶するのか(挨拶のタイミング)
- 誰に挨拶するのか
- どんな言葉で挨拶するのか
- 挨拶をする声の大きさ
- 挨拶をする表情 etc.
また、苦手な人や怒りっぽい人など「要注意人物」がいる場合は、その人の対処法トリセツを別につくるのがオススメ。その中に挨拶についても記しておくといいですよ☆
要注意人物の対処法トリセツのつくり方については、以下の記事が参考になります!
挨拶のトリセツ:具体例
ここからは、私が作成したトリセツを具体例としてご紹介。飽くまでも「私のトリセツ」ですので、ご了承ください‥‥。
前述の通り、場所別(集団別)にまとめています。
ちなみに、ここでは「普段の挨拶のトリセツ」だけをご紹介。職場の異動時や転居時などの挨拶については、取り上げません。
職場での場合
なんせ転職経験多数、数々のバイト経験もあり(すべて続かず「したことがある」だけ…)なもので(*_*)
ここでは、アルバイトで観光バスの車掌(たまにガイド)業務をしていた時の挨拶トリセツを記します☆
ちなみに職場でのトリセツは「社内マニュアルなどの内容」「上司や同僚などに聞いた内容」「自分の経験や考え」などを基に、作成していきます。
①出社時
- 会社の敷地に入ったら、誰にでも「おはようございます」と言う(社長には一度立ち止まって丁寧に)
- 「失礼します」と言って事務所に入ったら、事務所内にいる人をまんべんなく見つつ「おはようございます。本日もよろしくお願いいたします」と言って一礼する
- (タイムカード打刻と身支度が済んだら)今日乗務するバスの運転手さんを探しに行き「おはようございます。本日お世話になります佳見そらと申します。よろしくお願いいたします」と言ってから指示を仰いだり業務に入ったりする
②集合場所で
- 複数台利用の際は、今日ご一緒するすべての運転手さんとガイドさんに挨拶に行く(乗務割り当て表にチェックを入れながら。時間がない時なども1号車には必ず)
- 「おはようございます。本日お世話になります〇号車の佳見そらと申します。よろしくお願いいたします」と言う
※お客様への挨拶と、途中途中の運転手さんやガイドさんへの挨拶は省略。
③バスが会社に戻ってきたら
- 社内で会う人すべてに「お疲れ様です」と言う
- ご一緒した運転手さんやガイドさんに会ったら「お疲れ様でした。ありがとうございました」と言う
- 休憩中などに特にお世話になったガイドさんがいれば「本日はありがとうございました。とても勉強になりました。またよろしくお願いいたします」などとお礼を言いに行く
④退勤時
- 乗務したバスの運転手さんに「本日はお世話になりました。ありがとうございました。また次回乗らせていただく際はよろしくお願いいたします」などと言ってから事務所に向かう
- 「失礼します」と事務所に入ったら「お疲れ様です」と言ってからタイムカードを打刻する
- 「お先に失礼します」と言って事務所を出る
【全体的な注意事項】
- 「明るく笑顔で挨拶」を心がける
- 誰かが電話中の時は声のトーンを下げる
- 声が大きくなりすぎることがある(特に緊張時やパニック時)ので気をつける
近所・地域の場合
- 朝(ゴミ出しなどで)近所で会う人には、誰にでも「おはようございます」と言う
- 日中や夜は、基本、顔見知りの人にのみ「こんにちは」「こんばんは」
- 知らない人でも、目が合ったら軽く会釈(状況によっては挨拶する)
- 〇〇さんの旦那さんには、口角を上げる程度の笑顔で挨拶する
- △△さんには、挨拶に加えて見守り当番のお礼も言うようにする
子どもの保護者の場合
★笑顔で挨拶を心がけよう!
①学校内、幼稚園内で会った時
- すれ違う人には、基本「こんにちは」と言う
- 会話する仲の保護者には、挨拶+一言会話を心がける
- 大勢いる時(運動会など)は、顔見知りかつお互い気づいた時だけ挨拶
②スーパーなどで見かけた時
- 相手が気づいていなければ、基本気づかないフリをして買い物に集中する
- お互い気づいて目が合えば、笑顔で「こんにちは」を(相手によっては会話も)心がける
- 相手が気づいていなくても、自分が挨拶したい時はしてOK
③飲食店などで見かけた時
- 基本は気づかないフリ
- 席が近いなど、明らかにお互い気づいている状態で、自分が先に出る場合は軽く挨拶をしてから退店
- もちろん、目が合ったり相手から挨拶をしてくれたりしたら、笑顔で挨拶(+一言会話することも)
【特別な注意事項】
- 〇〇さんと△△さんには、積極的に挨拶するよう心がける
- 自分が気づいていない状態で相手から声をかけられると、驚いて声が大きくなる傾向があるので気をつける
- スーパーで挨拶を交わす時は、相手の買い物カゴの中身をじろじろ見ないようにする
まとめ:加筆修正もしながら自分流に!
挨拶の効果と、挨拶トリセツのつくり方、具体例などを、ご紹介してきました。
「いつ、誰に、どんな挨拶を、どんなふうにするのか。」
これは職場や地域など、その集団によって異なる部分があります。もちろん自分がどうしたいか、どの程度人間関係を築きたいのかも考え、取り入れてOK。
繰り返しになりますが「自分流のトリセツ」です。どんなふうに書いてもよいですし、後から付け足し、書き直し、消去‥‥すべて自由です!
ぜひ自分なりに工夫し、「自分がわかりやすい、役立つトリセツ」をつくってみてくださいね(^_^)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。