たまに言うのならまだしも、口を開けば人の悪口‥。悪口ばかり言う人、周りにいませんか?
偉そうに言う私も、以前は悪口、グチ、不平不満。けっこう口にしていました(*_*)
職場の人、近所の人、友人知人、家族・親戚・・。悪口ばかり言う人が「なぜ悪口ばかり言うのか」、それを考えるのが昔から好きでした(←どんな趣味だ!)
ここでは、そんな変な私が分析した「悪口ばかり言う人の心理・特徴」をまとめていきます。心理学者マズローの欲求階層説も参考にしていますよ!
悪口ばかり言う人に対し、あなたは率直にどう感じるでしょうか?
悪口ばかり言う人の心理・特徴10選
悪口ばかり言う人も、それぞれ。全部が全部当てはまるわけではないことを了承の上、読んでみてくださいね☆
自分に自信がない
これは「表向きは自信がありそうに見えても、深層心理では自信がない人」も含みます。
「自分は他人に比べて劣っている」と潜在的に考えている。だから悪口を言って他人の株を下げ「自分が上」とアピールし、自分を守っているのですね。
自己の重要感を満たしたい
自己の重要感とは、わかりやすく言えば「人に認めてほしい」「褒めてほしい」「尊敬されたい」という感情のこと。
マズローの欲求階層説でも証明されているように、人間は生理的欲求が満たされ、かつ仲間もいて安心して生活ができていれば、次に満たしたいのは「他人や世間から認められたい」という欲求なのです。
でも自分で自分のことを満たしてあげられていれば、必要以上に「他人から」認めてもらう必要はありませんね。
自己の重要感を満たしたくて悪口ばかり言う人は、前述の「自分に自信がない」だったり「負けず嫌い」だったりという特徴があるでしょう。
ネガティブな面に目を向けがち
ネガティブな面とは、
- 自分ができないことや自分が持っていないもの
- 他人の短所や悪い面
- 世の中の悪いこと etc.
ネガティブな面に目を向ける癖がついていると、他人に対しての「不満」が多くなります。何に目を向けるかは自由なので、今の自分にあるものや物事のよい面を見る習慣がついている人は、悪口を言うことも少ないのです。
ストレスを解消したい
その「不満」や「モヤモヤ」を、自分で処理できる人もいるでしょう。
けれども、たいていは
- 上手に処理できない
- 自分だけで抱えていたくない
- よってストレスが溜まっていく
その結果、誰かに悪口を聞いてもらい、ストレスを解消させるのですね。直接できない他人への「攻撃」を、悪口ではらすケースもあるでしょう。
仲間をみつけて安心したい
悪口ばかり言う人の心理として「一人になるのが不安」ということもあります。
マズローの欲求階層説でも示されているように、人間は程度の差はあれど「集団に属したい」「仲間が欲しい」という欲があるのです。
人の悪口で盛り上がると、妙な結束感が生まれる(気がする)。あの仲間意識と安心感。以前の私も経験済!
大嫌いな人がいて、その人の悪口を言い、相手から共感を得られた場合。「一人ではないのだ」という安心感や、嫌いな人を仲間外れにできたような満足の心理もあるでしょう。
ラクに会話のネタを見つけたい
「仲間が欲しい」「人とつながりたい」。でも「会話が苦手」、という人もいるでしょう。
そんな人は「相手の話を上手に聞くテクニック」を身につければよいのですが、中には「自分からネタを提供しなくちゃ」と頑張るタイプの人もいます。
でも「ネタがない」。そんな時に人の悪口は「手っ取り早い会話のネタ」になるのですね。
かまってほしい
悪口ばかり言う人の中には、いわゆる「かまってちゃん」タイプの人もいます。
- 自分はこんなに被害を受けている
- 自分のことを心配してほしい
- 自分に目を向けてほしい
「かまってちゃん」は、自分に注目が向くような話ばかりする特徴があります。しかも「大げさ」な傾向もありますね。
相手の立場を思いやれない
これは、つい先日の話。
近所の人が「〇〇さんちの子、挨拶もしないの」と長々悪口を言っていたが、よく見ていると、悪口を言っていた人のお子さんも挨拶をしていない。
う~ん…学びがありましたね。 誰かに対して不満を感じても、その時に
- でも自分も完璧な人間ではないし…
- 相手にも事情や立場があるのだろう
- ちょっと体調でも悪かったのかな
など、少しでも「思いやり」の気持ちを持てれば、少なくとも「悪口ばかり言う」ことは避けられるはずです(´Д`)
思い込みが激しい
これは以前の私にも当てはまるのですが…。
事実かはわからないのに、人の悪口を言うことがありました。今でも他の人が悪口を言うのを聞く時「これ、思い込みや憶測で言っているなぁ」ってこと、案外あるものです。
嫌いな人のことはすべてが悪く見え、あることないこと言いまくる、という人も一定数いますね。
夢中になれることがない
これは、実感として思うこと。自分の体験としても、周りの人々を見てきても‥。
- 人生を積極的に楽しんでいる
- 目標達成のために日々努力している
- とにかく忙しい
このような人は、そもそも「悪口ばかり言う」時間がありません(*’ω’*)
たとえば、積極的に物事のよい面に目を向けている人や、好きなことに熱中している人‥。何かに対して不満に思う時間を「もったいない」と感じることでしょう。
私の体験から、過去の「ものすごく忙しかった」時期は、悪口を言っている余裕もなし。
周りを見ていても、夢中になれる趣味があったり夢・目標に向かって必死に頑張ったりしている人は、人の悪口を言うことがあっても「たまに」という感じですね(;’∀’)
今までの環境も関係しているかも
そもそも、なぜ悪口ばかり言う人は悪口ばかり言うのか。
その理由の一つとして、今までの「環境」もあるでしょう。
育てられ方かもしれないし、悪口ばかりの職場や組織に属していたのかもしれない。
ネット上に
子どもの時に家で悪口を言っても、両親が「家が暗くなるからやめてね」「どうして家でまでそんなことを考えているの?」などと言われ、すぐに楽しい話題に切り替えられていた。そのおかげか今も全く人の悪口を言わない。
というような声がありました。
反対に親も一緒になって悪口を言ったり、親から人の悪口を聞かされることが多ければ、それが「普通」になります。(ちなみに私もこのタイプに近い…)
悪口ばかり言う人は、前述の心理・特徴に加え、環境も関係している可能性も大きいと思うのです。
まとめ:どう思うかはあなたしだい
この記事を、ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
しかし同じ記事でも、どう感じたかは人それぞれでしょう。
- 悪口ばかり言う人とは距離を置きたい
- 悪口ばかり言う人を少しでも満たしてあげたい
- 自分の悪口を減らしたい etc.
「えっ? この部分には納得いかず…」なんて思った方もいらっしゃるかもしれませんね。ぜひコメントをお待ちしています(^-^;
自分で「どう感じたか」を大事にし、自分なりの小さな一歩を踏み出せる。そんなお手伝いができると嬉しいです。
最後までお読みいただき、感謝いたします。