味噌汁の効果。心身を健康に!なんでも入れちゃうのが私流。

佳見 そら

味噌汁のイラスト

私は「気にしすぎる性格(気質)をどうにかしたい!」と、さまざまな実践をしてきました。

体の健康を意識することも、その一つ。体調が悪いと、どうしてもクヨクヨ考えがちになるからです (´Д`)

中でも私流の「味噌汁健康法」は、15年ぐらい前から実践! 最近は「長生き味噌汁」などの本の影響もあってか、「味噌汁と健康」について注目されるようになっていますよね☆

私はズバリ「体にいい」と言われている物を、味噌汁になんでも入れてしまう ( ;∀;)

ここでは、味噌の健康効果や、ちょっと気持ち悪いかもしれない…私流の味噌汁健康法を、お伝えしていきます。

「味噌」ってすごい!

味噌の栄養価や健康効果について、簡単にまとめます。

味噌の栄養成分

「発酵食品は美容・健康によい」と聞いたことはありませんか? 味噌もこの「発酵食品」の一つ。

味噌の原料は大豆ですが、この「発酵」をさせることによりアミノ酸やビタミン類が多くつくられます。大豆だけでいただくよりも、栄養価が高くなるのですね (*‘∀‘)

他にも、ビタミン(B1、B2、B6、B12、E、Kなど)、葉酸、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウム、リン、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、食物繊維など、豊富な栄養素が含まれているのです☆

味噌の健康効果

最近では、味噌と健康についての研究も多数! 証明された健康効果として、以下のようなことが挙げられます。

  • がんのリスクを下げる
  • 生活習慣病のリスクを下げる
  • 老化を防止する
  • 血圧の上昇を抑える
  • 美肌・美白になる

また、味噌の塩分と血圧の関係を研究する共立女子大学の上原誉志夫教授によると、インスタントの味噌汁でも効果が得られるそうですよ (*’ω’*)

昔からのことわざでも

ことわざとは、古くから言われてきた、人生の「真実」や「教訓」を表す言葉。 そのことわざでも、

  • 味噌汁は朝の毒消し
  • 味噌豆は七里帰っても食え
  • 味噌で呑む一杯、酒に毒はなし

など、「味噌の栄養が優れていること」「味噌が健康によいこと」が言われているのですね☆

現在、私はこれを味噌汁に入れています。

かれこれ15年ぐらい続けているので、今とは別の物を入れていた時期もありました。

なんだか「味噌汁さん」に申し訳ない気もするほど、いろいろな食材を入れたり足したり ( ;∀;)

ただ、毎日だと飽きやすくなるだけでなく、アレルギーの原因物質になりやすいと聞いたこともあり…。週1回は味噌汁以外のスープにし、いつも入れる食材も入れないようにしています。

なお、以下に挙げる食材は「たくさん摂ったから効果的」というわけではありません。1日の摂取量の目安を守って、使用しています。

食べる煮干し

味噌汁のダシは、煮干しと昆布でとっています。

「ダシをとる」というより、なんと「食べる煮干し」と昆布を、そのまま適量入れるだけ。「食べる煮干し」を、そのまま味噌汁の具として食べてしまうのが私流 ( ;∀;)

煮干し(いりこ)は栄養の宝庫! たんぱく質やカルシウム、マグネシウム、鉄、銅、亜鉛、ビタミンDやB群、DHA、葉酸など、多くの種類の栄養素が含まれています☆

でも家族は「気持ち悪い」「味噌汁に入った煮干しは食べたくない」とのこと。‥‥まっ、それが普通の感覚なのだろう(笑)

よかったら、以下の記事も読んでみてくださいね。

ズボラ味噌汁で手軽にミネラル補給。煮干しや昆布、白だしを!

黒のすりごま

1日1回、大さじ1杯ぐらいの量を、お椀によそった後の味噌汁に足しています。

ゴマの栄養成分は、50%以上が脂質、約20%がたんぱく質、他はビタミン、ミネラル、食物繊維。

注目すべきは、脂質。 悪玉コレステロールの量を減らす

  • リノール酸
  • オレイン酸

や、アンチエイジングにも効果がある「ゴマリグナン (主成分はセサミン)」が豊富に含まれているのです☆

では、なぜ「黒ごま」、しかも「すりごま」を選んでいるの?

「黒ごま」は、その黒い皮の中に、ポリフェノールの一種であるアントシアニンを含んでいるから。アントシアニンには、以下のような効果が期待できるのです。

  • 眼精疲労の緩和
  • 生活習慣病の予防
  • アンチエイジング

「すりごま」を選んでいるのは、いりごまに比べて栄養素が消化・吸収されやすいと言われているからです (*’▽’)

えごま油

テレビや雑誌で多く取り上げられた時期もありましたね。

ちなみに、前述の「ごま」とは、全く違う植物です!

えごま油には、体内の細胞が正しく機能するために不可欠な「e₋リノレン酸」が含まれます。これは、食べ物からしか摂取できない重要な栄養素。

e₋リノレン酸の健康効果として、以下のようなことが挙げられます。

  • 不安を軽減する
  • アレルギーを改善する
  • 脂肪を燃焼させる
  • 記憶力・学習機能が高まる
  • 血圧上昇や心疾患の予防
  • 便秘を解消する etc.

えごま油は冷蔵庫で保管し、お椀によそった後の味噌汁に小さじ1杯程度を入れています (1日1回)。コクが出て美味しくなりますよ (*‘∀‘)

七味唐辛子か一味唐辛子

単純に「辛いものが好きだから」ということも大きいのですが…。

唐辛子には、意外と健康効果が期待できるのです☆

  • 血行促進・血流改善
  • 冷え性の改善
  • 胃液・だ液の分泌を活発にする
  • 脂肪を燃焼させる
  • アンチエイジング etc.

摂り過ぎもよくないので‥‥1杯の味噌汁に、一振り二振りぐらいの量でしょうか (^-^)

お酢

これも単純に「酸っぱいものが大好きだから」ということも大きいです。

お酢の健康効果は、本当にたくさん!

  • 疲労回復・ストレス解消
  • 脂肪燃焼・脂肪の蓄積を抑える
  • 高血圧やガンの抑制
  • 美肌・アンチエイジング
  • 腸内環境の改善
  • カゼの予防
  • 更年期障害の緩和 etc.

また、前述した煮干しや昆布で摂れる「ミネラル」。このミネラルの吸収を助けてくれる働きもあるのです (*^-^*)

味噌汁をつくり終えたら、お鍋に数滴。自分がいただく分 (お椀) には、小さじ半分程度のお酢を入れています。

黒酢の方がより健康効果が高いようですが、「味噌汁に入れる」となると、私の口には合わず‥。しかもお値段も張りますので、そこは無理せず「穀物酢」などを使っています☆

刻みネギ

これも単純に「ネギが好きだから」ということが大きい…。

長ネギ、小ネギなどを安い時に買い、刻んでタッパーに入れ、冷凍にしておくこともあります (*’ω’*)

ネギの健康効果として、以下のようなことが言われています。

  • 疲労回復
  • 体をあたためる
  • アンチエイジング
  • 高血圧・がんなどの予防
  • 新陳代謝の活性化 etc.

私にとっては、刻みネギを最後に足すだけで、味噌汁がぐんと美味しくなるのです☆

通常の具材はたっぷり

味噌汁は、通常夜につくり、夕食と翌日の朝食でいただいています。基本的に、具材たっぷり!

ほとんど「どんな具材を入れてもOK」なのが、料理嫌いな私にとっても嬉しいのです (^-^;

野菜でもお肉でも油揚げでもベーコンでも‥‥中途半端に残った食材を、容赦なく入れます。

もしかしたら他の人は「捨てているのかもしれない」‥‥そんなものも、入れていますよ!

  • しいたけの軸
  • ブロッコリーの茎
  • 大根やカブの葉っぱ
  • 長ネギの緑色の部分
  • 野菜をゆでた「ゆで汁」

しっかり栄養が含まれているものも多いので、私はもったいなくて捨てられません!

また、たまにインスタント味噌汁を飲むこともあります。ワカメやネギを足すだけで、具が増えてさらに美味しくなります (*’▽’)

まとめ&実践ポイント

今回の記事のまとめと、実践ポイントをお伝えします。

★今回のまとめ★:毎日の健康に! 味噌汁を意識して食卓に取り入れよう。

★実践ポイント★

  • 味噌汁に、健康効果の高い食材を「ちょい足し」してみよう。
  • 決して無理せずに。自分が「まずい」「気持ち悪い」ものは続かない。
  • 自分が「美味しい」と感じられるものだけを、楽しみながら足してみよう。

もちろん、他のさまざまな実践もしてこそだとは思いますが‥。最近は若い頃よりも「疲れにくい」です!

料理が苦手でも、慣れればささっとつくれる「お味噌汁」。寒い日は、あたたかいお味噌汁が特に楽しみですよね (*’▽’)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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