人の悪口、何かに対する不平不満。「言わない人ってすごい!」「自分も減らしたい…」。
でも、そう急に自分って変えられないし、ムリヤリ頑張ってもストレスが溜まる~(+_+)
そんな方へ。この記事で「悪口や不平不満に聞こえにくい言い方のコツ」を、私の経験や心理学の知識をもとにご提案します。
これなら、上手に吐き出しながら、無理なく減らしていけそう☆
人の悪口や不満は極力減らそう
悪口や不平不満。言うとスカッとするし、以前の私のように「癖」になっている人もいますが…。
前提として、人の悪口や不平不満を言うのは減らしましょう!
やっぱり自分に悪影響ですし、世のため人のためにもならないのですね(*_*)
どうして? 詳しく知りたい方は、以下の記事が参考になると思います。ぜひお読みください。
悪口や不満に聞こえにくい言い方
毎日生きていれば、そりゃあ嫌なこともあるし嫌な人にも出会います。「どうしても誰かに聞いてもらいたい!」という時もあるでしょう。
でも、どこかで自分を変えないと、ずっと今のままですよね(‘ω’)
解決策を「相談」するのはどう?
基本的に、人は「自分の話をしたい」生き物。
中には「話すのは苦手で…」という人もいますが、だからと言って「他人の話を積極的に聞きたい」という人は少ないでしょう。
まして悪口や不満を聞くとなれば・・。一部の「他人の不幸、大好き」な人を除き、通常は不快なもの(だと思います)。
一見、親身になって聞いてくれる友人も、心の中では「早く終わらないかなぁ」なんて思っていたり(-_-)
その人間の心理を考え、あえて「相談」というカタチにするのです。たとえば、
- 「〇〇さんの話が毎回長くて…。忙しい時は上手く切り上げたいんだけど、どうしたらいいかなぁ?」
- 「この制度って、こういうデメリットがあると思うのです。何か意見を出した方がいいのか、このまま耐える方がいいのか・・正直迷っていますが、どう思います?」
- 「これこれこういうことがあったんだけど、今後どうしたらいいか悩んでしまって」etc.
「相談」にするメリットとして、以下のようなことが挙げられます。
- 自分の話がダラダラ長くなるのを防げる
- 相手に話を振ることができ、かつ相手の意見を一つの参考にできる
- 相手が「頼りにしてもらえた」と感じ、嬉しい気持ちになりやすい
- 「相談」の心理効果で相手との距離が縮まる
- 話から「毒」が出にくい etc.
人の悪口や不満は、自分ばかり話したりダラダラ長引いたりしがち。しかも空気もどんより、悪くなります(~_~)
まして何の解決にもつながらない場合、誰にとっても有益な時間ではありません。
それを「相談」にすることで防げるのですね☆
最後にお礼を言えれば、さらに相手との関係を良好にできる機会にもなりますよ!
「これは悪口や不満ではない!相談なのだ!」と、自分の中で強く決めてから話すのがポイント。話しているうちにダラダラ悪口・不満っぽくならないよう、気をつけましょう(^-^)
自分の感情を主体にするのはどう?
悪口や不満はなるべく言わない方がいい。でも感情を吐き出すことは大切です。
前回の記事で、独り言やノートに書き出すことで感情を吐き出す提案をしました。
でも「どうしても誰かに聞いてほしい!」。そんな時は、自分の感情を主体にして話してみるのはどうでしょうか。
例として、
- 「昨日〇〇さんにこういうことを言われてね…久しぶりに傷ついちゃった」
- 「先日、病院でこういう対応を受けましたよ。さすがに腹が立ちましてね」
- 「〇〇さんの行動には、ちょっと驚いてしまったよ」 etc.
聞いている側としても、相手の「感情」を言われた方が「共感」しやすくなります。また共感しないにしても「え~~自分だったらその場で言い返しちゃうかも」など、相手にとって話しやすくなると感じませんか?
「相談」同様、ダラダラ長くなるのを防ぎやすくもなりますね☆
ちなみに、嫌なことに対して抱く感情として、
- 悲しかった
- 傷ついた
- 驚いた
- 不思議に思った
- 腹が立った(怒り)
- つらかった
- 嫉妬してしまった
などがあります。内容や状況に応じて上手く使い分けられると、自分の感情の確認にもつながります(*‘∀‘)
基本的に人の悪口や不満って、以下のような発言が多いもの。
- 他人の行動や何かに対する批判・否定
- 他人に対する攻撃
- 自分の考えの押しつけ
これらは、ほぼ言っている側の自己満足にすぎません。聞いている人が心底同じように思える場合以外、
- ネガティブ言葉ばかりで空気が悪くなる
- 共感はできない
- 相槌を打ちにくく、反応に困る
すなわち、不快かつ迷惑でしかないのです(´Д`)
ただ批判や否定をするだけでは、改善や解決につながらない場合も多く、意味のない時間とも言えますね。
でも怒りの感情むき出しはNG
ここまで、悪口や不満を言うのを無理なく減らしたい人へ、「悪口や不満に聞こえにくい言い方のコツ」を、2つご提案してきました。
一つ気をつけたいのは、「相談」というカタチにせよ、自分の感情主体で話す方法にせよ、怒りの感情のむき出しは避けること(‘ω’)
「怒り」は、仏教の三毒の一つでもあり、人間にとって最大の「敵」「悪」です。
- 人間関係の悪化を招く
- 心身の健康に悪い
- 空気を悪くする
よって、たとえ演技でも、穏やかな口調と表情で・・。すごくムカついたとしても「ちょっと腹が立ってね」と言ったり「本当に傷ついた」と言い替えたり、工夫できるとよいでしょう☆
まとめ:無理なく少しずつ
以前は悪口や不満ばかり口にしていた私。「減らしたい!」と思い、実際に少しずつ減らすよう心がけ、ほぼ言わない状態になったのは約2年後でした(*‘∀‘)
すぐに自分を変えるのは難しいですね。ムリヤリ自分をつくっても、後で心がど~んと疲れたり‥。
無理なく少しずつ、悪口や不満を減らしていきましょう。どうしても言いたい時は、この記事もヒントにしていただけると嬉しいです♪
この記事を読んでいただいた方より、「言ってしまった時は最後に『聞いてくれてありがとう』や『ごめんなさい』を言っています」というお声もいただいたので、参考に追記します。
あっ、あと「またダラダラ悪口や不満を言っちゃった」という時も、自分を責めないであげてください。「減らしたい」と思っているだけで、素敵な一歩なのです…。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。