思えば人から「ひかれる」ことの多い人生でした。
無言の「えっ?‥」に、何度傷ついたことか (^-^;
HSP(繊細すぎる気質)&発達障害が複雑~に絡み合っているゆえか?、自他共に認める「ちょっと変」。そんな過去バナも、このブログに綴っています☆
今回は、視野が狭すぎなのか、観察力がなさすぎなのか‥「見たことがあるはずなのに知らなかったこと」をまとめました。
読みたい方のみ、苦笑いしながらどうぞ ( ;∀;)
見たことがあるはずなのに知らなかったこと
もっともっとあるけど、とりあえず5つにまとめました。。
いつもどおりの配置
「いつもどおりに並べておいてくれる?」って頼まれた時に、「いつもどおりって、どうだったっけ?」となることが多いです (‘_’)
わかりやすい例を挙げると、
- 会議の時の机や椅子の配置
- 食事の配膳
- 会場設営、教室設営 etc.
とりあえず、誰か聞ける人がいれば「こういう並べ方でしたっけ?」みたいに確認しながらやる。
聞ける人がいない場合、何もしないわけにいかないので、とりあえず考えてやってみる。
しか~し。やり終わったのを見た人は、たいてい
- 一瞬言葉を失う
- 明らかに、ひいた表情をする
- 苦笑いする‥‥。
「ああ、間違っていたんだな」ってわかります‥‥ (周りの人の反応に敏感‥HSPゆえ?)
「覚えてなかったんだな」と思われるのならまだしも、「いつもの並べ方が気に入らないのかな」と思われることもあるとわかり、それは困るぞ ( ゚Д゚)
てなわけで、「すみません、これで合ってましたっけ?」「どう並べるかがわからなくなってしまって‥。すぐに直します!」などと、誠意を見せるようにしています ( ;∀;)
あっ「最初に自分で考えた配置」なら大丈夫なんですよ。主婦の今は、家庭内の物の配置がわからなくなることはないし (当然か…)
使用前のグラスをどう置くか
3年ぐらい前かな。お正月に、義実家で食事の準備のお手伝いをしていました。
「今までは子どもの世話があったから手伝わなくて済んだのに~」と心の中でぶつぶつ (;’∀’)
乾杯するグラスを10コ運び、それぞれの席に伏せずに置いていきました。何の疑いもせずに。
私の中の理屈では、グラスを伏せて置いたら
- 飲み口の部分がテーブルについてしまい汚い
- 飲み物を注いでもらう時に、ひっくり返すので手間がかかる
- なんとなく見栄えが悪い(と勝手に思ってる)
という理由から、絶対にそのまま置いた方がいい (って今でも思ってます…)。
しかしお義父さんは私が置いたグラスを指さし、お義母さんと苦笑いしていました ( ;∀;)
まあ、苦笑いと、せいぜい私が帰った後に二人で話すぐらいの優しい義両親です、ありがたい。
なんで苦笑いされているかがわからなくて、あとで夫に聞くと「普通は伏せて置く。居酒屋での忘年会とか、いつもそうじゃないか」とのこと。
ちなみに私は飲み会大好きで、出産前は数えきれないほど行ってました。でもグラスを伏せて置くなんて「知らない」し「一度も見たことがない」(と自分では思ってる)…。
「だったら先に言ってよ!」と心の中でぶつぶつ言いつつ、それ以降義実家でお手伝いする時は、一つ一つの行動をするたびに夫にこれでいいのか確認‥‥何、この嫁?
「箸置き」にどうやって箸を置くか
先日、40年以上生きてきて初めて「箸置きを使ってみようかな」という気分になりました。
食器棚で眠っていた箸置きを取り出し、テーブルに並べます。
「ん? お箸をどう置くんだ?」
わからなかったので、自分なりに考えて、お箸の真ん中あたりが箸置きにかかるように置きました。
だってお箸を使い始めたら、お箸の先っちょが箸置きに付くと、なんか汚くないですか? 箸も箸置きも。
小学生の子どもたちが「何これ?旅館ではこう置いてあったよ」と直してくれました。「ママも見てるはずじゃん!」
いや~~なんでだろ、見たことがない、いや、見てないはずはない、記憶から飛んでしまったのだろうか‥(*´Д`)
その後、ネットで「箸置きの正しい使い方」を学びました。勉強になったぞ~(笑)
近所のお店や建物
今では懐かしい、近所での井戸端会議。
ここでも、近所の人ならみんな知っていると思われる「近所ネタ」が私だけわからない。てなことが、たびたびありました。
お店や建物は、中に入らなければ中のことはわからない。それは当然です。
しかし私の場合、そのお店や建物の外観も「?」、ひどい時は、存在しているかも「?」なのです。
歩いて何度も通っているハズなのに、その道沿いにあるお店や建物が見えていない。見ていても覚えていない (‘Д’)
最初はみんな苦笑い or ひいた表情だったけど、途中から「佳見さんだからしょうがない」って感じに思ってくれています。ご近所さんは友人ではないけれど、私のことをよくわかってくれているありがたい存在、かな (^-^;
そういえば子どもの頃から…
振り返ってみると、母親には苦労をかけました。
洗濯物が普段どう畳まれているかもわからなかったり、リビングの長方形のコタツが横置きか縦置きかも覚えていなかったり‥。そのたび、母はビックリ&ガッカリ。
花壇の花はもちろん、母親が頑張ってつくった大きなアートフラワーや籐の置物にも、気づいたことがありません。「学校から帰ってきて何も気づかなかった?」と言う時の、母親の悲しそうな顔。
お昼寝の時にタオルケットや掛布団でなく敷布団をかけていた時には、さすがにヒステリックに怒ってました。(私12歳…)
きっと思い出さないだけで、もっともっとあるのだろう (*_*;
なぜ私だけこうなのか?の考察
なんで普通の人たちは知っていることが、私にはわからないのか。
「本当に見たことがない」「経験したことがない」のではなく、「見ているはずなのに」!
これは大きく分けると、
- 自分の視界には入っていない
- 目で見てはいるけど脳で認識していない
- 見て一度は覚えたけど忘れている
のいずれかなのだと分析しています。おそらく生まれつき脳の機能に偏りがある「発達障害」のグレーゾーンゆえかと…。
また、HSPの傾向ゆえか、気にしなくていいことを気にしすぎたり、深く考えるクセがあったりで、いつも頭が忙しかったのも関係していると思います。今は改善されたものの、常に何かを考えていた、というか。
かと言って、疲れると頭がボケーっとなりすぎてしまう。‥‥中間が、ない (‘_’)
きっと普通の人は、何の意識もしなくても「目に入れるべきことは目に入れている」のだ!
それが昔からすごくうらやましかったけど、変人は変人なりに面白いこともある。と思って、今は生きています( ;∀;)
まとめ:似たような方がいたら、ちょっと嬉しい
自分勝手に書いてきた記事にお付き合いいただき、ありがとうございます。
「自分も似てるとこ、あるかも」と思う方がいらっしゃったら、純粋にうれしいな。
あっ、でも似てるからといって必ずしも「HSPとか発達障害とか、そのグレーゾーンとか」ってわけではありませんので‥念のため。
皆さんの今日もしくは明日が、よき1日となりますよう‥(^-^)