私は、おそらく‥。
発達障害のグレーゾーンであるがゆえか、昔から「すぐ忘れる」( ;∀;)
「自分ダメだ」って落ち込んだり「忘れない工夫をしよう」と頑張ったりしてきました。
まあ、今も相変わらずすぐ忘れるけど、気にしないことが増えてラクに (*‘∀‘)
ここでは、私が「どんなことをどんな感じで忘れるのか」と「忘れないための工夫」「ラクになる (かもしれない) 考え方」などをまとめます☆
私の「すぐ忘れる」はどんな感じか
正直、自称:発達障害の「グレーゾーン」なので、
- 若い頃は「天然入ってるね」
- 今は「よくいる、すぐ忘れちゃう中高齢の人」
って思われている程度 (だと思う)。
仕事や私生活で「取り返しのつかないミスをする」とかいうことはなかったと、自分では思っています。
ただ、生きづらさは感じてきた (._.)
- 興味のないことは、驚くぐらいすぐに忘れる (が、興味のあることは周りがヒクほどの記憶力)
- 何かを考えることに集中しすぎて、鍵を閉めたかどうかとかも忘れる
- 一つのことをしていると、他のことを忘れる (同時進行が難しい)
- 頭がパニック状態 or 焦ると、その時するべきことを忘れる
- 「いつ・誰に・何を話したか」を忘れやすい
- 自分にしてもらったことを忘れる (が、他人にしてあげたことは忘れない)
- ちょっとした成功を忘れる (が、ミスは大小かかわらず忘れない)
- いいことは忘れやすい (が、嫌なことはずっと覚えてる) etc.
忘れて迷惑をかけた (かもしれないと思う) 時は、素直に謝ったり「以後気をつけます」と言って自分なりの対策を考えて試したり‥、ということはしてきたつもりです。
今している「忘れないための工夫」
飽くまでも「私なりの工夫」を、まとめます。
忘れていいこととマズイことに仕分けする
「忘れてもOKなこと」と「これは覚えてなきゃ」ということを仕分けながら生活してます。
といっても難しいことではなく「これは忘れちゃってもOKだな」ということはスルーし、「これは忘れたらマズイぞ」ということは、忘れない工夫をするだけ (詳しくは後述します)。
たとえば、今の私にとっての「忘れてもOKなこと」は
- 芸能人の顔や名前、芸能ニュース
- 人から聞いた悪口や噂話の内容
- 誰が何の仕事をしてるとか、他人のこと
- (そんなに重要じゃない) 今しようと思ってたこと
- (全く重要じゃない) 世間話の内容
など、意外にたくさんある (もちろん状況や立場にもよります)。
ネット社会なので「またその時に調べりゃいいやぁ」ということもスルー。(料理レシピとか言葉の意味とか)
反対に「忘れたらマズイぞ」ということは
- スケジュールや約束の時間、約束事
- 仕事や育児に関すること、やらなきゃいけないこと
- 忘れたら危険につながること (火の元、戸締りなど)
- 忘れたら他人に多大な迷惑をかけること全般
- その他「これは忘れない方がいいな」と自分が判断したこと
「忘れたらマズイぞ」と思うことだけ工夫をし、他は「どうでもいいやぁ」「忘れても落ち込む必要も自分ダメって思う必要もない」って思うと、ラクになりました (^-^)
忘れちゃマズイことは、忘れない工夫をする
たとえば、こんな工夫をしています。(超アナログ人間です!)
【スケジュールや約束の時間、約束事】
- リビングに大きなカレンダーを貼り、そこに書き込む
- 毎朝必ずカレンダーを見て、予定を把握する
- 何かに熱中して忘れそうな時は、目覚まし時計をセットする
- (外出時は手帳やスマホを活用) etc.
【仕事や育児に関すること、やらなきゃいけないこと】
- やることリストをつくり、終わったら線で消していく
- やることリストは目につきやすい所に置き、頻繁に見るようにする
- 付箋紙にやることを書いて、目につく所に貼っておく
- できるだけ「忘れないうちに」「すぐに」処理するようにする
- 前日のうちに持ち物をバッグに入れておくようにする
- 文章だけだと忘れやすい場合、絵や図を描いたり写真を撮ったりしておく
- 仕事については教わったことをメモにとり、後でまとめ直す etc.
【忘れたら危険につながること】
- 外出前に確認すること(戸締りや、ガス・コタツなどがOFFか)を把握しておき、順番にチェック
- 自宅の戸締りは、何ヶ所確認するのか数を把握しておき、順番を決めて行う
- 玄関の鍵締めは、閉めた後に閉まってるか確認 (何回も確認しちゃって強迫神経症気味…)
- 必要に応じて、貼り紙やタイマー機能なども使う
- 外出前に必ず忘れ物がないかを確認 (やはり何回も確認しちゃう)
- スーパーや人の家など外出先を出る時も、持ってきたものが全部あるか確認
- てか財布やスマホは、気づいた時に常に確認してて、やっぱり強迫神経症気味…。
ちなみに堀江貴文さんも持ち物を忘れがちらしく「絶対に必要な物は全部のバッグに入れておく」「気づいた時にすぐバッグに入れるようにする」「財布やアクセサリーは最初から持たない」などの工夫をしていたそう。
【その他全般】
- 「忘れないようにしようノート」をつくり、そこに書き留めておく
- 特に忘れちゃマズイことは赤で書き、頻繁に見返すようにする
- 「忘れないようにしようノート」の記入は「今すぐ!」(「後で」はNG)
- 外出先の場合は、レシートの裏とかにメモすることもあり (普通はスマホだろ)
- メモできない時かつ一人の時は、頭の中で繰り返し唱えて記憶させる etc.
「すぐ忘れる」と一言で表しても、どんな場面でどんなことを忘れがちなのかは、人それぞれ。同じような人の工夫をネットで調べたり、自分なりの対策を考えて試したりできるといいでしょう☆
余裕のある生活を心がける
私の場合、
- 焦っている時
- 頭がパニックになっている時
- 疲れている時、寝不足の時
に特に忘れやすくなるので、普段から
- 余裕のある生活を心がける
- 深呼吸や瞑想の習慣をつける
- 疲れやストレスをためない、睡眠最優先
などを意識しています。
焦りがち、パニックに陥りがちな人は、ぜひ以下の記事も。
心に余裕がない時の対処法7選。ひとまず試し、少し落ち着こう! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
前向きな考え方を選ぶ、よい面に積極的に目を向ける
これは「心がラク」かつ「幸せ」に生きられるために、約5年前から実践してきたこと。
ネガティブなことを考えちゃう (頭に湧いちゃう) のは仕方ないけど、その後に
- 「学べて、経験できて、ありがたい」と考えたり
- 「この程度で済んでよかった」って考えたり
- その物事や人の「よい面」を探したり目を向けたり
- 自分で自分のことを褒めたり
- 感謝できることを積極的に探して感謝したり
ということを、とにかコツコツ続ける。
すると、自分にとって「いいこと」「感謝できること」を忘れにくく、反対にちょっとした「嫌なこと」は忘れやすくなれる、そんな生きやすい脳をつくれます (‘ω’)ノ
上記のことをコツコツ続けやすくするために、心にいいこと (掃除、運動、自然とかかわる、瞑想など) も無理のない範囲で取り入れてます。関連記事多数アリ↓ ↓ ↓
サイトマップ | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
どうでもいいことを忘れても気にしない
さっきも書いたけど、忘れちゃってもいい「どうでもいいこと」、意外と多い。
もちろん覚えていることで
- 自分の役に立ったり
- 人を喜ばせてあげられたり
- 人を不快にさせなかったり
ということはあると思うけど、すぐ忘れる脳なんだから仕方ないやね (;’∀’)
先日知人が「さっきご近所さん (付き合いが浅い) の赤ちゃんの名前を聞いたのにもう忘れちゃった」と超自己嫌悪に陥ってましたが、そんなにネガティブになる必要はないよぅ。
私も
- 「あれっ? 何しに2階に来たんだっけ?」
- 「えっ? ここ、さっき掃除したっけ?」
- 「今聞いたことをもう忘れた」
なんてことがザラですが、もう気にしてません(笑)
- もう一度1階に戻り、思い出したらまた2階に行けばいいし (いい運動!)
- さっき掃除したとしても、もう一回掃除して悪いことはないし
- すぐ忘れるってことは、興味がなくて、きっと自分に必要もないんだ
などという考え方を選んでます。
いちいち自己否定・自己卑下・自己嫌悪からは、もう卒業だ~~。
みんなそれぞれ得意なこと不得意なことがある。あっていい。
もちろん「忘れちゃマズイ」と思うことは、忘れないための工夫をしてる。
忘れちゃう時もあるけど「次は気をつけよう」って、ちょこっと対策を考えてオシマイ!
あと「忘れて何が悪い!」という態度ではなく「ごめんね、最近忘れっぽくて~」「アルツ入ってるかも」「前にも聞いたかもしれないけど、こうだっけ?」などと、愛嬌みたいなものも大事にしている (つもりです)。
まとめ&そもそも覚えられないことも多い(笑)
私が「何をどんな感じで忘れるのか」と「忘れないための工夫」「ラクになる考え方」などをお伝えしてきました。
「すぐ忘れる」のは、自分だけじゃない。
と思うだけでも、少しラクになりませんか?
てか私は「そもそも覚えられない」「間違って覚えちゃう」ことも多い‥(/ω\)
以下の記事で、そんな私の脳について書いてます。(脳の老化や認知機能についての簡単な解説つき!)
私、HSP&発達障害かも【No.17:若い頃から脳が高齢者っぽい】 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
長い文章を最後までお読みいただき、ありがとうございました。