心をこめるとは。行動に心をこめる方法・具体例・私が思うこと。

佳見 そら

「心をこめる」とは?

行動や言葉に、誰か (何か) への「思いやり」「愛情」「感謝」「願い」「祈り」「配慮」などの気持ちを十分に含ませること。

(一般的に、悪意をこめる場合は「心をこめる」とは言いません)

心をこめても、目には見えない。

  • だから、相手に伝わらない場合があるかもしれません。
  • でも「感じてもらえる」ことも多い気がします。
  • 神様や宇宙などと呼ばれる「大いなる力」が加わり、良き方向に進むことが多いとも感じます。

でも、心をこめるって、具体的に何をするの?

ここからは、私が考える「行動に心をこめる方法と具体例」を挙げ、「心をこめるとは定めがないこと」「無理のない範囲で心をこめればいいのでは?」というお話をします (*^-^*)

行動に心をこめる方法・具体例

何かをする時、どうやって心をこめているのか考えてみた。

人やモノが喜ぶ姿を想像しながら行動する

行動に心をこめる方法の一つ目。

何かをつくる時や、何かをする時、

  • 人やモノが喜んでいる
  • 人やモノが笑顔になっている
  • その周りがパーッと明るくなる

そんな姿を想像しながら行うこと。

具体例として

  • 料理⇒食べた人が「美味しい」と笑顔になる、食材が喜ぶ
  • 掃除⇒そこを使う人が気持ちよく使える、そのモノ (部屋や排水溝など) 自体が喜ぶ
  • 洗濯⇒着た人・使う人が心地よくなる、洋服やタオルなどが喜ぶ
  • 書類などの作成⇒見る人が「見やすい、わかりやすい!」と喜ぶ
  • 誰かが使う物の作製⇒「使いやすい」「使っていて心地いい」と喜ぶ
  • 接客⇒相手が心地いい気分になれる (仮に接客技術が足りなくても一生懸命さが伝わるとか)
  • 芸術作品⇒触れた人が感動している
  • メダカなどのお世話⇒メダカさんが「嬉しい」と言っている
  • 歯磨き⇒歯や歯茎が「ありがとう」と言っている
  • 家庭菜園⇒野菜が喜んで成長する、食べた人が笑顔になる etc.

そういうことをイメージ・想像しながら、行うこと。

喜びのエネルギーを送り込みながら、行動する感じ (*´▽`*)

人やモノが良き方向に進むと想像しながら行動する

行動に心をこめる方法の二つ目。

たとえば

  • 入院中の人に手作りの物をプレゼントする時
  • 体が疲れている人にマッサージをする時
  • 災害支援のため、寄付など何らかの活動をする時
  • 大変な状況にいる人のために祈る時

などに、その人や場所などが「良き方向に進むこと」をイメージしながら行うこと。

具体例として

  • 相手が快方に向かうことを想像しながら千羽鶴を折る
  • 相手の体がラクになることを想像しながらマッサージをする
  • 被災地が復興する様子を思い浮かべながら募金箱にお金を入れる
  • 今の状況がよくなることをイメージしながら祈る etc.

量子力学的に「意識は現実化しやすい」です。 ゆえに「心配」「かわいそう」と思いながらではなく「良くなる!」と思いながら行動した方が、本当の意味で相手のためになり、心をこめる意味があると言えるでしょう。

人やモノに感謝しながら行動する

行動に心をこめる方法の三つ目は、何にでも可能な方法。

人やモノに対し「ありがとう」と思いながら行動すること☆

具体例として

  • 仕事⇒仕事があること、お金をいただけること、雇ってくれている人やお客様などに感謝
  • 家事⇒部屋があること、今日も生活できていること、家族がいることなどに感謝
  • 趣味の裁縫・DIYなど⇒夢中になれる趣味があること、それができる時間があること、動く手があることなどに感謝
  • 勉強⇒いま学べる環境であること、いつか役に立つことなどに感謝
  • 洗髪⇒頭皮や髪の毛があって、ありがたい
  • 体を洗う⇒今日も働いてくれた体に感謝、動ける体に感謝
  • 食事⇒食材と、食材をつくった人・運んだ人・販売した人・調理した人・自分の口や胃腸などに感謝
  • 親しい友人と話す⇒存在自体に感謝、楽しい時間を与えてくれて感謝
  • 嫌いな人と話す⇒学びや気づきを与えてくれて感謝、成長させてくれて感謝
  • お礼状を書く⇒〇〇をしてくれて本当にありがたい etc.

何をするにも、ありがたい部分を見つけ「ありがとう」と思いながら行動する感じ。

感謝の心をこめながら行動すると、以下のようなメリットもあり!

  • 脳がネガティブにならずに済む
  • 気分よく行動できる (ことが多いと感じる)
  • 体の免疫力が高まる
  • 人間関係が上手くいきやすくなる
  • 量子力学や引き寄せの法則的に「いいこと」が起こる確率が上がる etc.

「心をこめる」がよくわからない人も、ひとまず「感謝の心をこめる」ならわかりやすいかも。

といっても「感謝できるものが見つからない!」という人は、感謝探しゲームをしてみましょう (‘ω’)

以下の記事もご参考に。

一人で感謝探しゲームをやってみた。心が乱れた時にオススメ! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

丁寧に大切に扱うことも?

「丁寧に大切に扱うこと」と「心をこめること」は、必ずしもイコールではないのですが‥‥

「心をこめる」とは、飽くまでも自分が主体です。

いくら自分が「心をこめている」と思っていても、

  • 物を乱暴に扱う
  • やり方が雑すぎる
  • 言い方や表情がキツイ

などの場合は、本当の意味で心がこもっていない可能性があります (‘_’)

本当に心がこめられている時は、自然と「やり方が丁寧になったり」「モノを大切に扱っていたり」「言い方が穏やかになっていたり」するのかもしれません。

心をこめる=定めがない

たいていの場合「心をこめる」とは、いいことのように感じるけど。

  • 心のこめすぎで相手が「重い」と感じたり
  • 心をこめても相手に喜ばれなかったり
  • 自分では「心をこめている」と思っても、悪質な執着だったり
  • 「心をこめました」と言われても、あまりそう感じなかったり
  • 自分の「心をこめる」と相手の「心をこめる」の価値観が違ったり‥‥

「心をこめる」とは、定めや正解のないフワフワしたものとも言えます。

でも難しく考えるとキリがない (>_<)

相手がどう感じるかは相手の問題だから、考えても仕方ないし、自分ではコントロールができないし。 自分と他人の価値観の違いはあって当然だし、だからこそ面白い部分もあるのだから。

無理のない範囲で心をこめればいい

私の結論としては、

  • 自分が心地いい範囲で
  • 無理をしない範囲で
  • あまり深刻に考えずに

心をこめて行動できればいいのかなと思います。

「頑張って」「自分を犠牲にして」「あれこれ頭で考えすぎて」という状態で心をこめても、そういうエネルギーが行動に乗っかり、いい展開になりにくい気がします (‘Д’)

日頃から、自分を「いたわる」「ねぎらう」「大切にする」ことも心がけたい。同じ「心をこめる」でも、自分が満たされている状態とそうでない状態では、質みたいなものが全く違う。

また、いろんなことに、いつも心をこめたいけど、

  • うまくできない
  • なんか違和感がある
  • 〇〇に対しては、どうしても心をこめられない

などと感じる人も、いるかもしれませんね。

それもOK。 罪悪感を抱いたり自己否定したりしなくて大丈夫。

というか極論、心をこめてもこめなくてもいいのです。

その人の自由、その時々で自由。

私の経験からは、形から入るのも一つだと思っています。最初は違和感があったり「なんか心が伴っていない」と思ったりしても、心をこめる行動をするうちに (たとえ真似事でも)、本当に心が伴ってくることも多いかも。

まとめ:あなたは、どう思いますか?

私が考える「行動に心をこめるとは」「心をこめる方法と具体例」などについて、お伝えしてきました。

皆さまにとっての「心をこめる」とは?

あなたは「心をこめる」について、どう思いますか?

きっと、どれもが正解で、それらがうま~く調和して、このは成り立っている。 と、私は勝手に思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


6件のコメント

  1. そらさんこんにちは^ – ^

    いつもためになる記事をありがとうございます!
    今回の記事で私は、自分の入浴について「心をこめる」を考えました。
    私は双極症で、鬱の期間がとても長い病気に罹っています。
    鬱だとお風呂(シャワーだけでも)がとても億劫なんです。
    例えて言うなら毎日フルマラソン走らされるより面倒です!
    ですので、ついサボってしまうのですが、昨日久しぶりにシャンプーしました。
    母にゴミ箱のニオイがすると言われたのも大きいです^^;
    今回のそらさんの記事で、髪を洗うのも頭皮や毛に感謝、身体を洗うのも感謝、とのこと、身に沁みて感じるものがありました。
    昨日に引き続き、今日もシャワーに入ろうと思います。
    心をこめながら…
    背中を押してくださって、ありがとうございます!

    1. ゴマさん、こんにちは(^-^)
      記事をお読みいただき、コメントをくださり、ありがとうございます!
      また「心をこめる」について考えていただけたこと、嬉しく思います。
      コメントを読ませていただき、びっくりしました!
      私もお風呂(特に洗髪)が、とても億劫なのです‥。
      一人暮らしをしていた若い頃は、翌日の予定がないと普通にサボっていました。
      ただ、今は「感謝の機会」ととらえると、少し億劫さが和らぐ気がしています。
      (それでも洗髪はしない日もありますが‥(;’∀’)
      また体を清潔にすることは、波動を高めることにもつながりますね。
      お互い、これからも心をこめながら、魂の入れものである体をきれいにしましょう!
      (どうしてもしんどい時は、ご無理せず‥‥)

      1. そらさん

        ご返信ありがとうございます!
        そうでしたか、そらさんも入浴億劫なほうでしたか!
        HSPの記事で色んなニオイを嗅ぐ癖があるとの事で、頭皮のニオイを嗅ぐのに超共感していました笑
        風水などでも入浴は大切と言われていますよね。
        私もなんとかシャワーだけでも、もし出来れば湯船にも(粗塩など入れたりしてバージョンアップして)入りたいものだと心の底では思っております。
        そらさんの仰る通り、魂の入れ物ですものね、清潔に気持ちよく整えておきたいものです!
        自分の浄化が面倒で仕方ないとなると、悪いものに憑かれているのかもと本気で思うこともあります。
        低級霊など。
        でも、昨日はさり気なくシャワーできましたよ٩(^‿^)۶
        この成功体験を積み重ねて、21日間習慣癖などで入浴好きになれたらなーって思います!
        目指すはドラえもんのしずかちゃんです(*☻-☻*)

        1. ゴマさん、いつもありがとうございます!
          一昨日はさり気なくシャワーできたとのこと、ご自身を存分に褒めてあげてくださいね☆
          無理のない範囲で、まずはシャワーからでもOKですよね。
          気が向いた時には、仰るように粗塩やバスソルトなどを入れた湯船に浸かるのもよいと思います。
          私は気休め程度ですが、天然塩(沖縄の海水塩)を少しだけ入れて湯船に浸かっています。
          一日に三回も入るほどお風呂好きなしずかちゃんは、すごいですね!
          私は、とりあえず一日に一回は入浴するよう、これからも努めます(*‘∀‘)
          何事も三歩進んで二歩下がる、いや一歩進んで二歩下がるようなこともありますが、気にしないことにしています。
          あっ 頭皮のにおいを嗅ぐのに超共感していただけて嬉しかったです(笑)
          ありがとうございました(*^-^*)

  2. そらさん

    舛田光洋さんの「夢をかなえるそうじ力」、他の記事で取り上げられていた本、今日図書館から借りまして一気に読みました。
    その中にあった、「自分がして欲しいことを他者にしよう」との言葉が、とても胸に響きました。
    あと、そらさんがいつも仰るように、感謝が1番宇宙の源と繋がるポイントだという事…
    素晴らしい本をご紹介下さって、ありがとうございます(^-^)
    三日坊主を続けて習慣化するコツも書かれていましたね。
    私もシャワー、ゆるゆると取り組んでみます^ ^

    1. ゴマさん、コメントをありがとうございます。
      別記事で紹介した本を読んでいただき、嬉しく思います。感想もありがとうございます(^-^)
      私も久しぶりに読んでみたくなりました!
      私は本を読むのが遅いので(笑)、今の本を読み終えたら、また舛田さんの本を読もうと思います(^^)

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