人間関係力をつける!「会釈」を習慣にする私の実践方法

佳見 そら

「気にしすぎる性格をなんとかしたい!」‥‥そう強く願い、さまざまな実践をしてきました。

今回取り上げるのは、会釈を習慣にすること。

会釈(えしゃく)とは、軽く挨拶やお礼をするために頭を10cmほど下げること。「ん?‥会釈と気にしすぎの改善、どう関係するの~?」

それは「気にしすぎ」=「人間関係の気にしすぎ」が多いと気づき、人間関係力をつけることも必要かなって考えたからです。そう考えたら、実践してみるのみ!(笑)

この記事で「会釈を習慣にするメリット」や私の実践について、お伝えしていきます (^-^)

「会釈」って誰にするの?

まず、そもそも「会釈」って誰にすればよいの? とっさの判断が難しい場合もありますが、例を3つお伝えします。

一秒間目が合った人

千田琢哉氏の著書「もう一度、仕事で会いたくなる人」の中に「1秒間目が合った人には会釈する癖をつけておく」という項目がありました。

チャンスを与えてもらいやすい人、運が強い人は、例外なく会釈がさわやかだそう。会釈を返してもらえなくても、一方的に会釈していこうという内容です。

実践し始めると、時には「相手に変とか怖いとか思われるのでは?」という場面もあり、妙に挙動不審っぽくなる時もありましたが‥‥( ;∀;)

しかし会釈には言葉がありませんよね。すなわち

  • すみません
  • ありがとうございます
  • こんにちは
  • 失礼します
  • どうも

など、いろいろな意味で使ってよいわけです。

だから私は、基本的に1秒間目が合った人には、積極的に会釈するようにしています。軽く頭を下げ、そのまま視線をゆっくり外す感じ(*‘∀‘)

自動車や自転車の運転中など

私は車をよく運転しますが、横断歩道を渡りたい人がいる時は止まります。これはルールなので、特に止まった私が偉いわけではありません。

しかし会釈をしながら渡ってくださる方が、予想以上に多いです。しかも小中学生も会釈してくれることが多く、嬉しい驚きです!

本当に気持ちがいいんですよね。思わず私も会釈を返してしまいます(*’▽’)

このように「ありがとうございます」とか「すみません」とか言っても相手に聞こえない、「でも気持ちを表したい」という時に、会釈は有効なのですね。マスク着用時も、便利だと感じます☆

人とすれ違う時

けっこうな人混みで一人一人に会釈しよう、ということではありませんので念のため‥。

時と場合によるとも言えるのですが、特に職場で人とすれ違う時には意識しています (^-^)

もちろん上司には「お疲れ様です」、取引先の方には「いつもお世話になっております」など、必要な声をかけながら頭を下げることも多いです。

でもたとえば

  • この人、誰だかわからないなぁ
  • この上司と短時間で何回もすれ違っているなぁ
  • なんらかの理由で声が出せない

ということもあると思います。そんな時に、とりあえず会釈をしておくのです☆

なぜ会釈が人間関係力を高めるの?

次に会釈のメリットや、どうして人間関係力を高められるのかについて、考えていきます。

とりあえず「無視」にならない

逆の立場で想像してみてみましょう。たとえば‥‥

  • 「お先にどうぞ」と譲ったのに知らんぷりされた
  • すれ違いざまに人とぶつかり「すみません」と言ったのに無反応
  • お店などで知人と偶然会い、目が合ったが無視された

もちろん状況や相手にもよりますし、大らかで「別に気にしない」というタイプの人もいるでしょう。しかし、

  • え~~お礼の一言もないの?
  • お詫びの一言もないわけ?
  • 無視・無反応は悲しいな…

と感じる人が多いのではないでしょうか? 自分がそう感じるのであれば、他人からもそう思われることがある、ということなのですね (‘_’)

「とりあえず」という言い方がよいかはわかりませんが、会釈をしておけば「無視・無反応」にはなりません。人を怒らせたり傷つけたりする可能性が減り、トラブルも起こりにくいと言えるでしょう。

好感を持たれることが多い

口角を上げた感じのよい会釈ができるようになると、好感度が上がるでしょう。

人見知りなどで「言葉が出ない」「小さな声になりがち」な人も、感じのよい会釈をマスターするだけで、だいぶ印象が変わりますよ☆

もちろん「今の場面は言葉も必要だろう」「会釈でなく最敬礼だろう」という場面もあるので、そこは状況から判断してくださいね(*‘∀‘)

コミュニケーションを意識できる

私を含め「人とのコミュニケーションが苦手」という人も多いと思います。

でも職場をはじめ、コミュニケーションをとらざるを得ない場面は多いもの。「苦手だから一切しない」というわけにもいかないのが現実でしょうか (*_*;

人間関係力‥‥完璧を目指せばキリがありません。

「必要な場面以外でも無理して会話する」「嫌いな人とも積極的につき合う」‥‥そんな必要はないと、私は思っています。

飽くまでも私見ですが、「会釈」をはじめとした「挨拶」だけしておけば十分、という場合も多いように感じるからです。

気持ちのよい会釈や挨拶ができるだけで、とりあえず「感じが悪い人」にはなりにくいのですね。自分でも「コミュニケーションは苦手だけど頑張っているぞ!」と意識できると思いますし (^-^)

また、前述の千田琢哉氏は「会釈をすることにより、人間観察力が研ぎ澄まされていく」とも言っています。

会釈の仕方に自信がない人は、会釈が上手な人の観察をしてマネをするとよいでしょう。自宅の鏡の前で練習(研究?)するのも、オススメです☆

私の会釈実践について

普段から、挨拶自体を心がけてはいます。ここでは、声を出さない「会釈」の日々の実践について、ご紹介していきます。

こんな時に会釈をしています!

一番多いのは、自動車の運転中です。完全にお礼すべき場面ではもちろん、

  • 「あっ止まって待っていてくれるのかな」
  • 「わっ…ちょっと迷惑かけたかも」
  • 相手が会釈してくれたから返事として

こんな時に会釈を心がけています。状況に応じてハザードランプでお礼をする時もありますね。

中には、「この道、普通にすれ違えるんだけどなぁ…でも止まって待っていてくれるから、とりあえず会釈しておくか」なんて時もあります(笑)

もちろん、安全運転が最優先! 相手の目を見ず、頭だけ下げる時も多いです。

特に私は運転に自信がある方ではないので、会釈をする余裕なんてない時も‥。そんな時は心の中で「すみません」。‥‥できる時だけ、無理なく実践している感じですね。

あとは子どものお迎え時などに会うママさん。普段から

  • 顔見知りには挨拶+一言会話
  • 顔見知りでないママにも挨拶

は心がけています。

会釈はというと‥‥。たとえば複数で話しているママさんたちの前を通る時ですかね。

「そこまでする~?」と思うかもしれませんが、なんせもともと「気にしすぎ」なもので (*‘∀‘)

とりあえず会釈だけしておけば、「感じ悪っ」と思われることはないと思っています。話に集中していないママが、こっちを見ているかもしれないですし(笑)

あとは電車の中やボーっと何かを待っている時など、たまたま目が合ってしまった人にも、軽く会釈をしてから目を離すようにしています。したかしないかわからないぐらいの会釈?

「挙動不審」「変な人」と思われていることもあるかもなぁ‥。あっあと相手が異性の場合、好意があると勘違いされないように気をつけた方がよいかもしれません!

人間関係の気にしすぎが減った!

以前は毎日やっていた一人反省会。

  • 「気づいたのに無視した」って思われたかも…
  • 相手の気分を害したかも…
  • 「感じ悪っ」って思われたかも… etc.

会釈を習慣にしてから、自宅でこんなふうに考え込むことが減りました(*’▽’)

まあ、会釈した時の反応で「変な人って思われたかも」と思う時はありますが、「変な人」でもいい!感じ悪い人にだけはならないようにしよう!と、自分の中で割り切っています(笑)

今ではすっかり習慣に!

習慣になると、勇気も何もいらなくなります。いつもラクにできるようになってきます(*^-^*)

相手が会釈を返してくれなくたってよいのです。他の誰かが見ていて、好感を持ってくれるかもしれませんよ☆

最初のうちは「自分の好感度を上げるため」などで実践してもよいと思っています。しかし実践していくにあたり「会釈のすばらしさ」が実感できるようになってくる。これが一番嬉しいことです!

お互いに笑顔で会釈を交わせた時、なんとも言えない幸せな気分になります。これは私が感じるだけでなく、アメリカの心理学者による調査結果もあるのですね。

たとえ人とのコミュニケーションが苦手であっても、こういう小さな幸福感の積み重ねが、少しずつ自信につながっていくのだと確信しています(*^-^*)

まとめ&取り入れポイント

「気にしすぎる性格を改善したい!」今回の記事のまとめと、実践ポイントをお伝えします。

★今回のまとめ★:会釈を積極的にしてみよう!習慣にできれば「気にしすぎ」が減るかも。

★実践ポイント★

  • 無理なく少しずつ。まずは自分のできる範囲でやってみよう。
  • 最初は上手くできなくても、意識して実践していくうちに慣れていく。
  • 相手が会釈を返してくれないことは考えない。反対に気持ちのよい会釈を交わせた時の喜びを大事にしていこう。

繰り返しになりますが、言葉が必要な場面や、深くお辞儀をしなければならない場面もあります。状況を判断しながら、実践してみてくださいね (^-^)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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