今の世の中では「お金を使うこと」は避けられない。
でも、支払い義務のある税金などは除き、それ以外は基本
- 節約するもしないも
- 何にどの程度使うかも
- 誰のためにどの程度使うかも
「自由~」なんですよね☆ (自由には責任を伴うのが前提ですが…)。
せっかくなら「幸せになるお金の使い方」をしたい!
ちょこっと自分なりの「幸せになるお金の使い方」を考え、マイルールみたいなものを決めると、心がラクで楽しくなりますよ (*’▽’)
ここでは、お金と幸せの関係についてまとめ、それも踏まえた上での「私なりのマイルール」をご紹介します☆
お金と幸せの関係について
お金と幸せについて。学者さんや専門家の方々の研究・調査結果も交えながらまとめます。
収入が増加しても幸福度には関係ない?
お金は、あればあっただけ幸せ。だと思ってしまいますよね。
でも「違う」と示された調査が3つ。
★年収500万円までは収入が増えるほど幸福度が上がるが、そこから年収900万円までは横ばい。年収1500万円以上は、金額が上がるにつれて幸福度が少しずつ下がっていく。(大阪大学社会経済研究所の調査)
★最も満足度が高いのは年収2000万~3000万円の層。それ以上になると満足度はゆっくりと低下する。年収1億円以上の「最富裕層」の満足度は、世帯年収を10段階に分けた中で下から5番目。(内閣府の調査)
★収入の増加による幸福度の上昇には限界がある。年収が75000ドルを越えると幸福度と収入は連動しなくなる。(アメリカの行動経済学者ダニエル・カーネマン氏らの論文)
これらの研究から「幸福度を上げるにはある程度のお金は必要だけど、年収が高額であればあるほど幸せとは限らない (むしろ低下する)」ことがわかりますね (‘ω’)
物より体験に使う
アメリカの心理学者・トーマス・ギロビッチによる調査結果。
★人に「これまでの人生のストーリーの概要」を書いてもらうと、物についてよりも体験について書く傾向がある。
まあ、たしかに「〇〇を買いました、〇〇を持ちました」より、経験したことが思い出されますよね (;’∀’)
また、幸せを科学的に追究する「幸福学」の分野でも「物にお金を使うよりも体験にお金を使う方が幸福度が高い」と言われています (アメリカの別の研究結果でも示されている)☆
人のために使う
カナダのブリティッシュコロンビア大学の調査結果。
★ボーナスの一部を自分のためだけに使ったグループと他人のためにも使ったグループとで比較した結果、後者の方が幸福度が20%高くなった。
同じような研究はアメリカや日本でもありますし、人を思いやって行動することでオキシトシンなどの「自分の幸せにつながるホルモン」が分泌されることもわかっています (^-^)
小さな幸せも大事に
「夢や願いが叶って幸せ」「大きな物 (車や高価なバッグなど)を買えて幸せ」‥‥。
悪くはないのですが、環境や状況、買った物などは、必ず「変化」するもの。それよりも
- 「今あるものに感謝して幸せ」
- 「日々の小さな喜びや嬉しさに幸せ」
などと感じられる心を育てると、幸せは長続き、てか「ずっと幸せ」でいられます (*´▽`*)
「お金を使うこと」にも当てはまりますよね。少額でも、必要な物を買っただけだとしても「お金がある。使えて (買えて) 幸せ」と思う習慣をつければ、今の状況で幸せでいることができるのです☆
自分の性格に応じて使う
ケンブリッジ大学の心理学者サンドラ・マッツ氏らの研究。
★性格に合った支出は、その人の幸福度を増加させる。
「性格にあった支出」とは、おそらく以下のようなことを言うのでしょう。
- 思いやりがある人は、寄付など人のためにお金を使うこと
- 社交的な人は、社交的なことにお金を使うこと
- 向上心が高い人は、自分を成長させる何かにお金を使うこと
「性格」だけではなく、自分の「価値観」「好み」「目的」などに合ったお金の使い方をすることが、自分の幸せにつながるのだと思います (*‘∀‘)
私なりの「幸せになるお金の使い方」
幸せになるお金の使い方は「自分軸」が大切。
参考までに、前述の内容を踏まえた「私なりのマイルール」をご紹介します☆
物を買うことを減らし、その分を体験へ
てか自宅の断捨離を本格的にしてから「物が欲しい」という気持ち自体が超低下。
「ムダに高価な物」への憧れみたいなものも消滅 ( ;∀;)
その分、外食やレジャーなどに使います。自宅はスッキリしたままだし、いろんな場所に行く分「自分なりのパワースポット」が見つけられたりもし、一石二鳥☆
物を買う場合、よく考えてから
もちろん生活に必要な物は買うわけですが、絶対に衝動買いはしません。
- 特に高価なものの場合、試したり調べたりしてから
- 本当に必要かどうかを考えてから
- 買った後「どの程度使うか」「どう使うか」などを考えてから
できるだけ、買った後の「後悔」がないように努めます (*’ω’*)
「比較」に踊らされない
前述の続きにもなりますが、物を買う時に「比較の罠にハマらない」よう、気をつけています。
もちろん「比較検討したからこそ、よりよい物が手に入る」場合もあるのですが、比較がマイナスになることも…。
たとえば、お弁当とかで「松・竹・梅」があると、一番売れるのは「竹」だそうです。特に日本人の場合「松は高いな。でも梅は恥ずかしいな。」などと思う人が多いのでしょう。(極端性回避の心理)
お店やメーカー側が「戦略的に」やっていることも多いし ( ゚Д゚)
ちなみに私は、梅 (レベルが一番下) でも自分がいいと思えば買います。あっお弁当に限った話ではありませんよ。
物を買う時に、そういう目で見ると面白い! 家電や楽器もそうですし、結婚式やマイホーム・マイカーを買う時なんかは、特に踊らされやすい印象を受けました。
あとは
- 「皆さん買ってますよ~」「注文殺到してます!」とか (バンドワゴン効果)
- 「限定〇個です」とか (スノッブ効果)
- 選択肢を多くしないとか (心理学で「選択肢が多くなりすぎると幸せから遠ざかる」と言われている)
- 「本日限り50%OFF!」とか (損失回避の法則)
- 「これを使わないと老化が進みますよ~」とか (フィア・アピール)
にも、気を付けています (;’∀’)
「他人のため&自分のため」を意識
「人のためにお金を使うと幸福度が上がる」と言っても‥。
私は「他人のためだけ」には動きません。
- 「自分も気分がよくなる」とか
- 「自分にもいいことがある」とか
何をするにも、常に「自分」も大事にしています (*‘∀‘)
「他人のためだけ」だと、愚痴や不満、自分の心身が疲れ切ることなどにつながることが多かったから‥。
お金の使い方もそう。といっても、人に物をあげるのは得意ではないのですが、
- 大切な人には、ちょくちょく贈り物をしたり
- 同じ物を買うなら、感じのよい店員さんから買うとか
- 気に入ったセラピストさんを指名するとか
常に「自分も相手も嬉しい」みたいなことを意識するようにしています。応援したい人の作品や商品、本などを買うこともありますね !(^^)!
幸せな未来の社会を考える
近江商人の「三方よし」ではないですが、自分&相手 (他人) &「世の中」も意識します。
といっても大きなことでなく、幸せな未来の世の中のために
- これからも残ってほしいお店や病院、教室
- これからも残ってほしいサービス
- これからも残ってほしい事業主さんやメーカー
などに「一票を投じる気持ちで」お金を使う感じです (‘ω’)ノ
芸人兼ユーチューバーのヒロシさんは、ホスト時代によくヘルスに行っていて、そのヘルス嬢が自分のお店の人気ホストに貢いでいるのを見て愕然としたそう。「自分が使うお金の流れを考えるのって大事だなぁ」としみじみ…。
「大きな満足を少し」<「小さな満足をたくさん」
人それぞれ「使えるお金」に限度はあるでしょう。
その中で、なるべく「満足~」や「幸せ~」という気持ちを小分けにするよう、使っています (^^♪
- 「遠方への旅行を年1回」より「それよりも近い場所で年3回」とか
- 「高額な外食」より「そこそこの外食を数回」とか
- 「高額なデザートを数回」より「ちょくちょくデザートを楽しむ」とか。
「記念日のみに高額なモノ」などの価値観もいいでしょうが、私は「ちょくちょく分散」という方を採用 ☆
「節約」も自分軸
節約も自分なりの基準で。
- ポイントカードにはワクワクできるから、なるべくお店を限定して買い物する
- 無理のない範囲で節電・節水 (楽しむ工夫をしながら) をする
- 賞味期限間近の値引き品は「食品廃棄物削減に貢献だ~」とか考えて買う (使う物に限る)
- スマホが好きじゃないので、超ウルトラスーパーお金をかけない
- 月末に黒地だったら、大げさなぐらい喜ぶ
節約するところとしないところのメリハリをつける感じで。 節約=「つらい」「貧しい」などのマイナスイメージを捨て、とにかく楽しみながらやっています (*’▽’)
ワクワクするなら無駄遣いもOK
とにかく日々「自分の周波数」を高めることを意識!
人から「無駄遣い」と思われようと、自分や家族がワクワクするものにはお金を使います (もちろん使える範囲内で)。
プロ野球チップスなんか、ポテチがあれしか入っていないのに、いつも買っちゃう。どの選手のカードが入っているかドキドキしながら袋を開けるのが楽しみでたまらない (笑)
まとめ:自分が幸せになるお金の使い方で、人生ラク楽!
幸せになるお金の使い方について、まとめてきました。
ぜひ「自分なりの幸せになるお金の使い方」を考え、楽しみながら「マイルール」をつくってみてはいかがでしょうか (*^_^*)?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。