私はおそらく発達障害(ADHDと自閉症スペクトラム)のグレーゾーン。
そのためか、すぐに声が大きくなってしまいます( ;∀;)
あっ、決して「声が大きい人=全員発達障害」というわけではないですよ。他の症状や特徴もあるので、そう思っているだけです(^-^;
特に会話に夢中で周りが見えない時がすごい! 空気が読めないこともあるし、衝動的に大きな声が出てしまうこともある‥‥。まあ地声も普通に大きいし(笑)
って自分で気づいているので、なんとか声を小さく(てか普通の声に)できる場面を増やせるよう、工夫と努力はしているつもりです☆
ここでは、私専用のトリセツ(声を小さくするため&声が大きいことで悩まないための)をご紹介します。声が大きくて悩む方々の、参考になるといいなぁ。
自分の「声が大きい」を分析する
すぐに声が大きくなることで悩む方々。まずは自分が「どんな時」に声が大きくなりやすいのかを、考えてみましょう!
その方が改善もしやすいですよね(*^-^*) ちなみに私の場合、そもそも地声も大きいのですが、
- 人から突然話しかけられた時
- 友人知人に偶然会って挨拶する時
- 話に夢中かつ内容に感情が入る時
などに、さらに大きくなっていると思います。これらをさらに分析すると、
- 「軽くビックリ」や「軽くパニック」の時に声が大きくなる
- 会話に入り込み、他のことを意識できなくなると声のボリュームを下げられない
- 「楽しい」「嬉しい」「怒り」などの感情が大きくなると声も大きくなりやすい
と言えます。
自分で分析するのが難しい人は、周りの人に「ごめん、今の声大きかった?」などと確認しながら分析していくのも一つ。私は子どもによく確認しています(最近は子どもの方から「ママ、今の声大きすぎ」「こんなに近くにいるのに」とか言ってきます…( ;∀;)
ちなみに余談ですが、私の声の大きさは、今までの「環境」も影響しているのでは?と思っています。
地声が大きい(しかも通る)のは、おそらく父譲り。それに加えて、たとえば
- ソフトボール、バレーボールなどの運動をしていた
- 多くの仕事やバイトの経験があるが、声が大きい方が有利な場面も多かった
- 騒がしい飲み会や野球場での応援が好きで、よく行っていた etc.
友人や家族・親戚も声が大きくなりやすいタイプが多かったし、なんていうか「声が大きいこと」が習慣になりがちな環境が多かったかもしれません。
反対に、静~かなレストランや儀式などは半端なく緊張してしまい、大の苦手。いっつも挙動不審(笑)
また、心の奥底に、以下のような心理が隠されている気もします。
- 自分の話をきちんと伝えたい
- 聞こえにくかったら申し訳ない、かつ聞き返されるのも面倒
- 会話の中で「楽しい」「嬉しい」をとことん味わいたい
「相手の気分に同調しがち」なことも関係していると思います。相手が楽しいと自分も楽しい~(*‘∀‘)‥でも大きな地声に輪をかけて大きくなるから、相手よりも楽しそうに見えちゃうかも~( ;∀;)
自分だけのトリセツをつくる~具体例~
分析で、自分がどんな時に声が大きくなりやすいのかがわかったら…。その分析に応じて「どう工夫や対策したらよいか」の自分流のトリセツをつくってみるのはどうでしょう?
具体例として、私のトリセツをご紹介☆ 下線の部分が、実際にトリセツとしてまとめたことです(*^-^*)
「小さめの声で」と意識する
★自分から他人に話しかける時は、まず深呼吸。「声を小さく」と意識してから、話しかけるようにする。
★人から話しかけられた時や会話の途中でも、思い出せれば「声を小さく」と意識するようにする。
この他、大事な場面での会話の場合、話しかける前に「声が大きくなりすぎずに相手と上手に会話している自分」をイメージしてから臨むこともあります。いわゆるイメトレ(笑)
自然と「声を小さく」って意識できるといいんですけどねぇ。忘れちゃいますよねぇ。
一時期「声を小さく」って手にメモしていた時もあったのですが、結局見ないから意味なし(^-^;
自宅で小さめの声の練習をしたこともあったのですが、練習だとちゃんと声を抑えられるっ(笑) 実際に人と会話する時には、すぐに声が大きくなってしまい、私には意味がありませんでしたね( ;∀;)
気を付けたい話題や場面を頭に入れておく
40歳過ぎても、すぐ声が大きくなってしまう私。まあ以前に比べたら落ち込む回数は減りましたが…。
でも世の中には、声が大きくなってしまうとマズイ話題や場面ってのがあるんですよね‥(会話の相手や他人に迷惑をかけるって意味でも)。それをメモして頭に入れておくようにはしています(*^-^*)
★声の大きさに気を付けたい話題
- 人や組織、お店などの悪口・噂話
- 固有名詞(特定の人やお店などの名前)が出てくる話題
- 身近でのトラブルの話題
★声の大きさに気を付けたい場面
- 屋外でも室内でも「静かな場所」
- 相手と至近距離にいる時
- 電車やバスの中
- 病院
- お通夜やお葬式
※これらを何度も見返して、頭にしっかりと入れておこう! 大丈夫、私ならできる!
これは飽くまで、現在主婦である私のトリセツです。「自分流トリセツ」は、人それぞれ内容が違うもの (^-^)
たとえば仕事中に声が大きくなりがちな人は「お客様の個人情報についての話題は気を付ける」とか「課長がデスクにいる時は気を付ける」とか、自分に役立つトリセツづくりを心がけましょう☆
途中で気づいて小さくできればOKと考える
こうやってトリセツもつくって、自分なりに頑張っても、声が大きくなる場面がゼロにはなりません (‘_’)
でも暗く生きるも明るく生きるも、自分の自由。声が大きくなってしまっても、途中で気づいて小さくできたら自分を褒めてあげています(*^-^*)
どうやって途中で気づくかというと‥‥相手の反応からヒントをもらうのです☆
★相手の反応が「なんか不自然」と感じたら、自分の声が大きいサインかもしれないぞ!
たとえば、会話の相手が
- 突然、極端なほどの小声で話すようになる
- 周りをきょろきょろし始める
- 不自然な苦笑いをしている
- 軽くしかめっ面になっている
- 腕を組んだり体を反らしたりしている
このサインを「教えてくれてありがとう」という気持ちで、声のボリュームを下げよう!
ネットで「相手の声が大きい時の対処法」を読んでいると、はっきり「声が大きいよ」とか「声を小さくしてほしい」とか言った方がいい、という意見もけっこう見かけました。
でも私の場合、会話中にはっきり言われたことは、家族以外ありません。やっぱり、言いにくいのかなぁと思います(^-^;
その代わり多いのが「会話の相手が突然ヒソヒソみたいな小声で話すようになる」。おそらく遠回しに、私に気づいてもらおうとしているのだと思います…。
で、私が実際に気づいて声を小さくしているから「はっきり言わずに済む」のかもしれませんね( ;∀;)
会話の相手が「突然きょろきょろし始める」ってのもたまにあります。おそらく「えっこんなに声が大きいけど周りの人に見られたりしてない?」とか気になっているのかも((+_+))
あと「苦笑い」「しかめっ面」「腕を組む」「体を反らす」などは、すべて心理学で言う拒否のサインです。「え~~こんなに大きな声‥嫌だ‥」が正直な相手の気持ちでしょうか。
もし、すでに「声が大きいと指摘されたことがある」という人も、教えてくれたことに感謝できるといいですね☆ (と言っても、落ち込む気持ちもすごぉくわかります…)
潜在意識に植え付けるのもいいかも
2回にわたり、こうして「すぐ声が大きくなること」に関する記事を書いているのですが。
実はつい一昨日、玄関から外へ出ようとドアを開けた瞬間、近所の人が目の前にいてお互い超ビックリ!
まあ詳細は省きますが(ストーカーとかではありません‥笑)、こんなにビックリする場面なのに、意外と自分が冷静で、なんと声も大きくならなかったのです(*’▽’)
その他の場面でも、この数日間は「あっ声を抑えることができているかも」と思うことが多かった気がします!
飽くまで仮説ですが、こういう記事を書いている時だったので、深~く意識(無意識の部分も含め)に入っていたのかなぁと。
よって、たとえばですが、
- 好きな芸能人の写真に「声を小さく」と書いて目に付く場所に貼る
- 気づいた時に目を閉じて深呼吸しながら「声を小さく」と思い浮かべる
- 何かを空想する時「抑えた声で楽しそうな自分の姿」も加える
- 「声を小さく~♪」という歌を適当につくって口ずさむ
- 好きなキャラクターが「声は小さくなのだ」と言う姿をイメージする
など、楽し~く潜在意識に働きかけるのもいいのかもって思いました(*’▽’)
声が大きいだけ。たいしたことないと考える
私はすぐに悩んだり気にしすぎたりする自分を2年ぐらいかけて変え、今はネガティブからサヨナラしているのですが‥。
極論するなら「多少声が大きくても別にいいんじゃん?」っていう気もするんです!
まあ「うるさい」と思われることはあるかもしれませんが、なんか人生楽しそう!イキイキしてる!って感じじゃないですか(*’▽’)
でも「なかなかそう思えない」「すぐ声が大きくなることに悩む」という方は、よかったら以下の記事も読んでみてくださいね☆
補足として、耳(聞こえ方)が原因で声が大きくなってしまうケースもあるようです。一度耳鼻科の診察を受けることも視野に入れるとよいでしょう。
まとめ:自分がラクでわかりやすいトリセツを!
繰り返しになりますが、自分流トリセツは、自分だけのもの。他の人に見せる必要もありません。
よって
- 自分がわかりやすい書き方で、
- 自分にとって役に立つ内容や、
- 自分の心がラクになる考え方・言葉などを
自由に書いてよいのです(*^-^*)
合わせて、「また声が大きくなってしまった…」ということがあっても、今日から自分を責めるのはやめにしませんか?
自己否定は、脳科学的・心理学的・スピリチュアル的に‥‥いいことは一つもありません(^-^)
こういう記事を読んで、なんとか改善したいと思っているだけで素晴らしいのではないでしょうか。もっと自分を褒めてあげてよいと思います(^-^)
結果だけでなく過程を認めつつ、あなただけのトリセツを上手に利用し、すぐ声が大きくなることでの悩みや落ち込みが軽くなることを願っています。
この記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。