はじめましての方に簡単に自己紹介☆
私は、おそらくHSP&発達障害のグレーゾーン。
「生きづらさ」を解消した実践過程や、ちょっと変な過去や日常などを、このブログに綴っています(*‘∀‘)
発達障害は「生まれつきの脳機能の発達の偏りによる障害」。そのグレーゾーンであるゆえか、私は若い頃から記憶力とか言語能力とか、ちょっとマズイ‥‥(若い時は「天然」で通じてたけど)。
今回は、そんな脳機能の発達の偏りに関する過去や日常を書いていきます(*‘∀‘)
あっ、ちなみに私はアスペルガーとADHDのおそらくグレーゾーンです(自己診断)!
脳の老化について少し解説
初めにお断り。この記事のタイトルは「若い頃から脳が高齢者っぽい」ですが、「高齢者」と一言で表しても脳の機能は非常に個人差があります。
たとえば「知能」は、正確には二つに分類されるそう。
- 結晶性知能
- 流動性知能
「結晶性知能」とは、教育や学習、趣味、職業経験や人間関係によって得た知識や判断力のこと。これは、年齢を重ねても変化しにくく、かつ向上もさせられる能力です。
対して「流動性知能」とは、頭の回転の速さや新しいことに適応する力のこと。これは20代でピークに達し、60代までに緩やかに下降、その後急速に下降すると言われています。
人によって、今までの経験や環境はそれぞれ。加えて、脳の機能には
- 遺伝
- 体調
- ストレスの有無や精神状態
なども複雑に絡み合ってきますので、個人差が非常に大きい。かつ「高齢だからすべての知的能力が衰える」とも言えないわけですね。
このことを補足させていただいた上で‥‥記事を書かせていただきます<m(__)m>
認知機能の種類別! 私の過去&日常
加齢による低下ではなく「私は物心ついた時からこうでした」というお話‥‥(40歳を過ぎてさらに低下中です…笑)
「認知機能」とは
なんか補足が多いなっ(すみません…)。スルーしてもOK。
認知機能とは、理解や判断、論理などの知的機能のこと。五感(みる、きく、触る、嗅ぐ、味わう)を通じて入ってきた情報から
- 何かを記憶する
- 言葉で自由に表現する
- 自分の置かれている状況や物事を認識する
- 筋道を立てて考える
- 計算や学習をする
などの人の知的機能を総称したものです。
こういう能力が、私の場合「えっ…?」って感じ。その「えっ…?」ていう過去や日常を、認知機能の種類別にお伝えします( ;∀;)
【記憶力】‥極端!
とあるサイトに、
「加齢と共に記憶力は衰える。少々の衰えは単なる物忘れだが、進行すると人の顔や名前が覚えられないなど、生活に支障が出てくる」というようなことが書かれていました。
‥‥私、若い頃から以下のような感じ。
- 人の名前を間違えることが多い
- 外国人の名前を覚えるのが苦手すぎ
- 人の顔を覚えるのも苦手すぎ
「記憶力」って、記憶を蓄える力と、その記憶を引き出す力の総称。仮に何かを覚えても、引き出せなければ「記憶力がいい」ことにはならないのですね。
年齢を重ねるにつれ、人や物の名前が「う~ん‥‥出てこない」。私の場合、これも若い頃からありました( ;∀;)
【人の名前を間違えることが多い】に関して
一度は覚えるのですが、引き出す時に違う名前になっちゃったり。「誰かの名前 + 誰かの名前 ÷ 2」みたいになっちゃったり(>_<)
「いやだ~私は〇〇だよ」とか笑って訂正してくれた友人や、「この人、自分の名前を間違って覚えてる」と思いながらも優しく黙っててくださった方々には、感謝しています。。。
ちなみに仕事でもプライベートでも「名前を間違えたらマズイ」という状況では、ものすごくエネルギーを使って間違えないよう、努力してきました(だから、すぐに疲れ果てる…笑)
片岡鶴太郎さんを「定岡鶴太郎さん」、松平健さんのことを「高倉健さん」などと覚え、長い間そう思い込むようなことも多し…。
【外国人の名前を覚えるのが苦手すぎ】に関して
記憶を「引き出せない」のではなく、そもそも「覚えられない」。だから洋画を見てもチンプンカンプンで終わるし、大好きなプロ野球でさえも、なかなか外国人選手の名前を覚えられません。
物の名前も、カタカナだと一気に覚えにくくなります( ゚Д゚)
【人の顔を覚えるのも苦手すぎ】に関して
よほど個性的なお顔でない限り、何度か見ないと覚えられません。
「好きになりそう」って思う男性に出会っても、「自宅で顔を思い浮かべようとし、思い浮かばず残念」なんてことが何度かあり(笑)
高齢の方が「ジャニーズ?全部同じ顔にしか見えない」とかおっしゃる時がありますが、若い頃から共感できる部分がありましたね (^-^;
【でも、すごく記憶力が優れている分野もあり!】
たとえば
- 人の星座
- 人の血液型
- 人の誕生日
などは一度聞いたら絶対に忘れず、引き出す時も秒速!(最近はちょっと自信ないですが)
私の記憶力は本当に極端で、興味のあることは絶対に忘れず、興味のないことは驚くほど早く忘れる (or 覚えられない) のです( ;∀;)
あっ、何度も同じ人に同じ話をしてしまうことも多いです。また今後の記事で、対策などをご紹介予定☆
【言語能力】‥思わず失笑
言語能力とは、
- 相手が話している言葉を理解する
- 書いてある文字を理解する
- 言葉を使って正確に相手に伝える
ような時に使う力のこと。やはり年齢を重ねて脳の機能が衰えることで、うまく働かなくなることがあるようで‥。
この言語能力に関しては、たとえば以下のようなことがあります(*‘∀‘)
- ドラマや映画が苦手(最後まで見て「何もわからなかった…」ということも多い)
- 内容にもよるが、すごくすごく集中して聴かないと相手の話の内容がわからない
- 興味のない分野や少しでも難しい言葉が出てくる文章は、全く理解できない
最近は、大人気のアニメ映画で、15分ぐらい見て内容がよくわからず、自然と頭が他のことを考えてしまい…。映画館の暗さも手伝い、寝てしまいました。。。
一応、これまでの人生、それなりに人間関係も築いてきましたが…。「話す」のが、実は得意でない。
- 言い間違いが多い(メガネをネガメ、DVをAVとか)
- 言葉を間違えて覚えていて、かつ正しいと思い込んでいることが多い
- 内容が支離滅裂(自分でも何を話しているかわからなくなる) etc.
本気で間違えて覚えていたものの一部をご紹介☆ (すべて「惜しい」んだよなぁ~)
- 日常茶飯事を「にちじょうちゃはんじ」
- 乗組員を「じょうくみいん」
- 植木鉢を「うえきはち」
- 単行本を「たんこぼん」
- 何卒を「なにそつ」(←つい最近まで)
言い間違いや支離滅裂になりがちなので、何か大切なことを話す時は、準備が必須! 文章をすべて考えて丸暗記とか、イメージトレーニングとか、よくしていましたね (‘ω’)
【他の力も】‥やはり極端
認知機能の種類の中の、理解力や判断力、物事を認識する力、計算力、遂行力、深く考える力なども。
自分の得意分野か苦手分野か、興味があるかないかで、「でこぼこ」が大きいです( ;∀;)
苦手なことの例として、
- 何度か通ったことのある道のはずなのに、ここがどこだかわからない
- 人と会話することに精一杯で、その人の洋服や髪形などが見えていない
- 興味のある景色だけが強く目に入り、関心ないものは全く目に入らない
- 未経験のことは基本的に苦手で、きょろきょろして終わってしまう
- 二つ以上のことを同時にやろうとすると、わけがわからなくなる etc.
しかも、苦手なことや興味のないことをやろうとしても、集中力が続きません。
- 勝手に頭がパニックになったり
- つい別のことを考えてしまっていたり
- 反対にボケーっと頭が空っぽになったり
よって仕事などで「やらなければならない」時は、自分をコントロールするのにすごくエネルギーを使います(だから疲れ果てるのが早い…(^-^;)
ただ、生活の中の「計算力」だけは、40歳を過ぎても衰えていない実感が☆
- 買い物中、だいたいの合計金額を常に把握
- お釣りが「55円」や「555円」になるようにお金を支払う
- 時間配分を瞬時に計算する etc.
この自分の中の「でこぼこ」に以前は苦しみましたが、今は楽しんでいます、自分って面白いなぁって(笑) (周りに迷惑をかけない程度に…( ;∀;)
まとめ:本質は変わらないけど…
いまだに知的能力のばらつきは大きいです。言い間違いや間違った思い込みも多いです。 (年齢的にもう「天然」とは言われず。「歳のせい」と思われてるのであろう)
さらに前述の通り、加齢による知能(流動性知能)の低下も加わっている実感もあり!
ただ、あらゆる実践の結果「不安」や「気にしすぎ」が減ったことにより、なんていうか
- 物事がスムーズに進むことが多くなった
- 自分の苦手を「笑い」に変えられるようになった
- 多少生活に支障があっても気にならなくなった
- 自分の苦手なことを、上手く周りに頼れるようになった
- 集中すべき部分に、上手に集中できるようになった‥‥。
その結果、生活がすごくラクで楽しく感じています。年の功もあるかもしれませんけど (^-^;
まあ、脳の老化予防と認知症予防のために、脳トレにも励むとしましょうかね☆
最後までおつきあいいただき、深く感謝いたします。ありがとうございました<m(__)m>。