他人に嫉妬しない。だって相手も嫉妬しているかもしれないから。

佳見 そら

先日、久しぶりに「うらやましい」と思った。

田舎道をジョギング中、庭に小さな畑があるお家をいくつか見つけたから。

ほとんどは古いお家で、駅からも遠い。でも「自分にはない、うらやましい !!」

ふと「人が何に嫉妬するかなんてわからないじゃん、ブログに書こ」と頭に湧いた。

誰かに嫉妬しても、その誰かは

  • 「もっと上 (と思う人)」に嫉妬していたり
  • めちゃくちゃ意外な人に嫉妬していたり
  • なんと逆に、あなたが嫉妬されていたりするかも! (実際に経験アリ)

そう考えると、他人に嫉妬しないで済んだり、嫉妬の感情が和らいだりする。

ということで、言いたいことはオシマイ。 今回もありがとうございました~ (;’∀’)

ここからは「他人の心は考えてもわかりようがないこと」や「嫉妬の相手は、別の誰かに嫉妬しているかも」の具体例、最後に「他人に嫉妬しない考え方や方法」を箇条書きで挙げます。

他人の心は、考えてもわかりようがない

心 (意識) には

  • 自分でわかっている部分 (顕在意識) と
  • 自分で気づけない無意識の部分 (潜在意識) がある。

無意識の部分は「無意識」なんだから、自分でもわからないのだ。

ならば、他人の心なんて、どう想像しようと自由とも言える (;’∀’)

相手は満足そう。 その態度に嫉妬するかもしれないけど、心の底から相手は満足しているのか、実は満たされておらず不幸なのか、わかりゃあしない。勝手に自分が「うらやましい」と思っているだけ。

「うらやましい」で終わればまだしも、

  • 「嫉妬」という醜いエネルギーに変わり、
  • ダラダラと嫌な感情でいたり
  • 悪い念を相手に送ったり、嫌がらせの行動をしたり‥

そんなの、自分が損するだけ。(気持ちはわかるけど‥)

自分が放った感情・エネルギー・行動は、全部自分に返ってくる (*ノωノ)

ことわざで言われることが、今や科学 (量子力学) で証明されてきている。

自分の「得」「心の平安」「幸せ」のために、「嫉妬している相手は満足しておらず、別の誰かに嫉妬しているのだ」ということにして終了させちゃう。それも一つだよね (*^-^*)

「嫉妬の相手は別の誰かに嫉妬しているかも」の具体例

「自分に都合よく、相手の心を想像する」のも自由!

都会に住む人、田舎に住む人

都会に住む人も、田舎に住む人も、全員が満足しているわけではない。

  • もう、うんざりしている
  • 「トカイナカ」程度の場所に引っ越したい
  • 田舎暮らし or 都会暮らしに憧れている

高額地価の場所で、高級マンションで‥‥ と嫉妬されがちな人も、実は疲れ切っているかもしれないし。

などと考えると、他人に嫉妬しないで済む!

もちろん今の環境に満足している人もいるだろうけど、その満足ですら「強がり」「諦め」「勇気がないだけ」というケースもあり。相手の心なんて考えてもわからないのだから、散歩にでも行ってお日様に会ってこよう (*’▽’)

理想の仕事をしている人

仕事をしている人への嫉妬。

  • イキイキ、疲れ知らずで仕事をしている
  • 人間関係に恵まれた職場にいる
  • (一般的に言われる) かっこいい仕事をしている
  • 自分が憧れていた職業に就いている
  • 子育てと両立させている etc.

でも、以下のような可能性だってある。 (すべて実例アリ)

  • 表向き、そう見えているだけ
  • 裏で、すごく苦労・尽力している
  • 自宅のことまで手が回らず、ゴミ屋敷寸前
  • そのうち体をこわしてしまう
  • だから、その人自身は、別の人を「うらやましい」と思っている‥‥

どんな仕事でも「できる人」には憧れるけど、その人はオーバーワークになりがちで、「うまくサボれる人」「うまく誰かに頼める人」に嫉妬している可能性だってある。誰が誰に嫉妬するかなんて、わからない。

相手の心の内も、未来も、わかりようがないなら‥‥「自宅の不要物、10個捨てチャレンジ」でもしよう☆

活躍しているプロ野球選手

野球をしていれば、誰でも一度は憧れる?プロ野球選手。

でも、活躍している選手が

  • 「苦しさ、しかない (けれど応援してくれる方々のために頑張る)」
  • 「(引退する時に) 苦しいことばかりでした」
  • 「生まれ変わったらプロ野球選手でなく〇〇になりたい」

とか話すのを聴くと、もしかしたら

  • 独立リーグや社会人野球
  • 普通に仕事して、週末だけ趣味で野球
  • 農業しながら家族とキャッチボール

などの方が、よほど野球を楽しめ、幸せを感じられる人もいるのかもしれない。

ひそかに、そっちに憧れているプロ野球選手も、いるのかもしれない。

でも自分は野球が上手いし、もうこの立場にいるから、「使命」と思って働いているのかもしれない。

名声に憧れる人は多いけど、有名ってすごく大変だと想像します。作家の吉本ばななさんは「生まれ変わるなら有名じゃない人になりたい」そうで、有名になりたくてなったわけではない人は、もう「使命、宿命」と思って受け入れるしかないのかも。

コミュニケーションが得意な人

うらやましいですよね、コミュ力が高い人。

でも、もしかしたら

  • すごく繊細で、他人のちょっとした態度や発言の変化に敏感
  • 実は緊張しまくっていて、それを見せないように必死
  • 気を使っていないように見せながら、すごく気を使っている

そんな状態でコミュニケーションをとっているかもしれません。

逆に「ちょっとぐらい鈍感な人」に嫉妬してたりして (;’∀’)

また「コミュ力は高いけど、自分に自信がない人」は、友達が多くなりすぎる側面があるかも。

この状態で友達が増えても、

  • その分、トラブルに巻き込まれることが増えたり
  • 愚痴や人の悪口を聞く機会が多かったり
  • いちいち誘いを断るのに一苦労とか‥‥

意外に大変な面もあり「正反対のタイプの人をうらやましい」と思っている可能性もあります。 そう考えれば他人に嫉妬しないで済むし、さあ心地いいことや好きなことでもしよう (^o^)

(恋愛的に) モテる人

私のかつての親しい友人は、とにかくモテました。

友人は、あえて

  • 学生時代は、男子に不愛想
  • オシャレもしなかったり
  • 変な一面や下品な面を見せたり

ということをしていたけど、幅広い年齢の男性、だけでなく同性の同級生数人からも告白されちゃう。

  • 変な男もいて、ストーカーすれすれ行為とか
  • 相手が誠実そうなら、申し訳なく思ったり
  • 女性から嫉妬されて面倒だったり‥‥

「モテたい」と思う人は多いけど「モテたらモテたで大変」と、この友人から学びました。 だったらバッティングセンターやオートテニスで楽しんでこよ~ (*‘∀‘)

その他の「他人に嫉妬しない考え方・方法」

以前の記事に書いた内容を、さらっとご紹介!

大前提として、他人に嫉妬してしまうもんは仕方ない。

だって勝手に浮かんじゃうんだし、それも大切な人間の「感情」「体験」です。

と優しく受け入れた上で、他人に嫉妬しない (嫉妬がマシになる) 考え方。

  • 嫉妬している部分は、相手の一部分にしか過ぎない
  • 嫉妬している相手が、この先どうなるかなんてわからない
  • 嫉妬している相手は、陰で相当の苦労・努力をしている (ことにする)
  • 人は皆、他人に言えない苦労や過去の傷がある
  • 誰もが不安やトラブルなどを抱え、乗り越えている (乗り越えてきた)
  • 「嫉妬」が自分の理想・望みを教えてくれた、有難い
  • 自分は自分、相手は相手。比較しても仕方ない
  • 「生まれる前に、一人一人が違う人生のプログラムを決めてきている」のだとすれば、比較する意味はない。
  • 自分にも、別の長所や恵まれた点がある。自分は自分でいい
  • 「嫉妬」は、自分とかけ離れている存在には感じないものだ
  • ということは、自分もそうなれる可能性があるという神様からのサインなのだ
  • じゃあ、自分もそこを目指して頑張ってみよう
  • 自分は自分の魅力を高めるために、別のことを頑張るのもいいかもしれない
  • 嫉妬のエネルギーを、頑張るエネルギーに変えるのだ! etc.

次に、他人に嫉妬しない (嫉妬がマシになる) 方法や、切り替え方。

  • 相手とのかかわりを最低限に (してもいいと許可) する
  • 相手のことを極力見ない、聞かない、考えない
  • 誰かに話す (相手選びやダラダラ長引かせないよう注意)
  • 「嫉妬するのも無理ないよね」と寄り添った上で、切り替える
  • ストレス解消できる行動をする
  • 心にいいこと (断捨離・掃除・動物や植物とかかわる、運動など) をする
  • 「自分のこと」「目の前のこと」「今」に集中する
  • 心身の健康を意識した行動を始める
  • (応用編) 嫉妬している相手も「仲間」だと思う
  • (応用編) 嫉妬している相手に感謝する etc.

詳しくは以下の記事に (応用編以外)。

他人に嫉妬してしまう自分でもいい。合う対処法を見つけよう! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜

人に対する思いは、全部自分に返ってくる。 嫉妬しちまうもんは仕方ないし、してもOKなんだけど、その後に軌道修正するかダラダラ嫉妬し続けるかは、あなたしだい (・ω・)

まとめ:嫉妬してもいいけど長引かせない

他人に嫉妬しない考え方や方法、主に「相手も誰かに嫉妬しているかも」と考える方法について、お伝えしてきました。

要は「嫉妬してもいいけど、ダラダラ長引かせない方が、自分の幸せや得につながるよ」ということ。

万物に二面性あり。「うらやましい」と思うことも、陰には大変さやデメリットが必ずあるのですね。

といっても、どう考えるのかは自由です☆

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


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