自分だって人に頼ってみたい。周りの人から「もっと頼ってよ~」って言われちゃった‥‥。
でも人に頼るの、苦手ですよね。なんかいつも、自分でやっちゃう、というか (*_*)
「克服したい!」と考えている方々へ。
この記事では、まず「ありのままの自分を認めてみては?」というメッセージと、具体的な克服法、心をラクにする考え方について、お伝えします。
人に頼るのが苦手でもいいんじゃない?
どうして、人に頼るのが苦手、なんでしょう?
- 相手に迷惑をかけたくないから?
- 人に頼むこと自体が面倒だから?
- お願いして断られるのがイヤだから?
- やり方にこだわりがあって自分でやりたい?
- プライドが高いから?‥‥
理由は人それぞれ、かつ相手や状況によって違うこともありますよね。
いずれにせよ‥‥。人に頼らず、実際に「自分の力でやっている」のは、素晴らしいことなのではないでしょうか☆
世の中には正反対な人もいます。人に頼ることが多く、全く自分でやろうとしない。
中には「それでいいや~」って全く努力しない人もいるし、「人に頼って感謝の言葉もない」という人もいる( ゚Д゚)
そんな中、あなたは「人に頼らず自分でやっている」のです。まぎれもなく、これは素晴らしいこと!
ただ、人に頼ることが多い人が、必ずしも迷惑がられているかというと、そうでもないもの。
もちろん「もうちょっと自分でやったら?」と思われることもあるでしょうが、案外親しみを持たれて人間関係が上手くいっているケースもあります(*‘∀‘)
どちらにも、程度・限度がある、と言えばそこまでなのですが (^-^;
人に頼ることが多い人も、人に頼るのが苦手な人も‥‥。どちらが「いい」とか「悪い」とか考えず、まずはそのままの自分を認めてあげるのはどうでしょう?
人に頼るのが苦手なら、それはそれでいい。何でも自力でやっている自分を、もっと褒めてあげるのです (^-^)
ただ、
- 何でも自分でやりすぎて、忙しいし大変なんだ!
- 本当は自分も人を頼ってみたい、甘えてみたい…
- 人の力も借りた方が、いい仕事ができそうだし
そんなふうに思うのなら、関連の本やサイトを参考にしたり、人に頼るのが上手な人を観察したりして、とにかく自分も行動に移してみることです!
人に頼るのが苦手…克服法4選
人に頼るのが苦手な方へ、克服の方法を4つご紹介。自分に合いそうなもの、やってみようかなと思える方法はありますか?
小さなことから頼ってみる
いきなり「大きな仕事を依頼」「相手の負担が大きそうなことを頼る」となると、ハードルが高くなりますよね。
まずは、ほんの小さなことから。「練習」って感じでお願いしてみましょう。
苦手なことは、急に克服できません。経験の積み重ねで、少しずつ克服できるものだと思います。
ほんの小さなことでも、やってもらったらお礼を忘れずに (^-^)
クッション言葉をつけてお願いしてみる
コミュニケーションが苦手・面倒というタイプの人は、上手な頼み方さえマスターすれば、人に頼るのが苦手でなくなるかも。
クッション言葉をつけてみるのも一つです。クッション言葉とは、相手に対する「気遣いの言葉」。
「申し訳ございませんが、やっていただけませんか?」「すみませんが、この仕事をお願いしたいと思います」‥‥これらの下線部分が、クッション言葉です (^-^)
心理学的に、人は気遣いを受けると怒りやマイナスの感情が減る、と言われています。
「申し訳ございませんが」「すみませんが」以外にも、「もしよければ」「あっごめん」などがあるでしょうか。
また、
- 「余裕があれば、でいいんだけど」
- 「無理なら断ってくれていいのですが」
- 「もし可能であれば」
などのクッション言葉をつけると、相手が断りたい場合は「断りやすくなる効果」と、仮に断られても「自分が傷つきにくい効果」がありますよ!
お願いする内容にもよりますが、声はワントーン高く、「明るく感じよく」が基本です☆
「ありがとう」と「助かります」を言う
もしかしたら、プライドの高さから「言いたくない」という人もいるかもしれませんが…。
最初は演技でもカタチだけでもいい。「ありがとう」「助かります(ました)」を忘れずに口にしてみましょう。
- 人にお願いし、OKがもらえたら「ありがとうございます、お願いします!」「助かります!」
- 実際にやってもらった後も「ありがとうございました」「本当に助かりました」など。
後で詳しく述べますが、これだけで人はすごく嬉しいのです。ココ重要! 人間関係が良好にもなります(*’▽’)
それを少しずつ体験していくと、自分自身も「いい気分」や「心地よさ」が実感できると思います。
その積み重ねで、自ら「ありがとう」や「助かります」をどんどん言いたくなる、かもしれませんよ!
何か発見があるかも…と思ってみる
人に頼るのが苦手な理由が
- 自分のやり方でやりたい
- 人に頼んで雑にやられるのが嫌
- 後で自分でやり直すから面倒
などという場合が、一番難しいかもしれませんね。
この場合、すごく負担に感じてまで人に頼る必要はないと思いますが…。
私の経験から一つお話をするなら、人にお願いしたことで、自分にプラスになる発見・気づきが得られたことがありました。 たとえば‥‥
- 私は細かく几帳面にやるのが「よかれ」と思っていたけど、人に頼んだら大ざっぱな感じ。でもその方が周りからの評価がよかったとか。
- 「正しい」と思い込んでいた方法を、人に頼ってやってもらったことで、違う方法もあると気づいたとか。
- 頼った相手の、意外な能力や特性を発見したとか‥‥。
このような経験から、「人に頼るメリット」もあると思うのです。
相手への気遣いからでなく「何でも自分がやりたい」というタイプの方は、こんなふうに考えると「たまには人に頼ってみようかな」と思えるかもしれませんね (^-^)
頼られると嬉しい人は、意外と多い
この章は、人に頼るのは「迷惑」「申し訳ない」と思うタイプの方に向けて書きます。
あなた自身は、人に頼られた時、どう感じますか?
「自分って頼りにされてる、嬉しい」と感じる? それとも、あまりよくない感情を抱く?
状況にもよるでしょうが、よくない感情を抱きやすい人は、人を頼るのが苦手なのも無理はないですね (‘_’)
でも世の中には、人に頼られると嬉しいという人も多いのです☆
- 「人の役に立ちたい」
- 「人に喜ばれたい」
- 「価値ある存在でありたい」
という気持ちがある‥。実際に役に立て、感謝してもらえれば、なおさら嬉しいでしょう(*’▽’)
脳科学的にも、人の役に立ったり褒められたりすると、幸福度や意欲が増す「ドーパミン」という物質が分泌されることがわかっています☆
また、何でも自分で頑張りすぎると、他の人の出番がないケースもあります。中には「ラクでいいや~」と思う人もいるでしょうが、寂しさを感じている人も意外といるもの…。
時と場合にもよりますが、人を頼って感謝すれば「自分も助かるし相手も嬉しい」、まさに一石二鳥なのです! 特に「もっと頼っていいのに」などと言われている場合、あえて人を頼った方が良好な関係を築けることも多いです。
人に頼るのが苦手なあなたのこと。仕事を丸投げしたり、とてつもなく面倒なことを人にやらせちゃおうなんて、1ミリも思っていないでしょう。
そう。もっとあなたは、人に頼っても、いいのです (^-^)
まとめ:無理はしすぎずに…
人に頼るのが苦手なままの自分でも、克服しようと行動してみる自分でも、基本的にはあなたが選べます。
どんな自分でいるかは、犯罪をするなどでない限り、自分で選んでいいのですね (^-^)
「苦手を克服したい」と思うのであれば、ぜひこの記事も参考に、ほんの小さなことから人に頼ってみてください。仮にうまくいかなくても、その一歩は大切な気づきを与えてくれたり、成長につながったりするはず。
また「人に頼る、なおかつ自分も相手も嬉しい」という体験を積み重ねることで、今よりももっとラクで幸せな生活が待っている。そんな可能性も秘めていますよ☆
無理をしすぎず、自分の心を一番に考えながら、少しずつ実践してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。