誰とも会話しないメリットとデメリット。さあ自分はどうしたい?

佳見 そら

一人で食事する男性のイラスト

誰とも会話しない

と聞くと「デメリットしか思い浮かばない」という人もいると思うけど‥

最近の私は「けっこうメリットもあるんじゃないか」って思ってます (*^-^*)

でも、過去の自分を振り返ると、やっぱりデメリットもある。

ここでは「誰とも会話しない」と言っても人や状況により違うこと、誰とも会話しないメリット&デメリットについて、まとめます。

「誰とも会話しない」も人や状況により違う

まず「誰とも会話しない」と言っても、人それぞれ。

  • 会話したいけど、会話スキルの不足により難しい人
  • スキル的に、会話しようと思えば簡単にできる人
  • 誰とも会話しないことで「つらい」「寂しい」人
  • 会話しない方が「ラクでいい」と思っている人
  • 誰とも会話しなくても「全然平気」な人 etc.

状況によっても違いますよね。

  • 仕事や家庭などで少しは話しているのか、全く誰とも会話していないのか
  • LINEやネット上などでのやりとりはあるのか、全くないのか
  • たったの数日なのか、数ヶ月とか何年とかいう単位なのか etc.

よって、それを踏まえた上での「誰とも会話しないメリット・デメリット」をまとめるのは難しい…。ここから先は「人や状況によってそれぞれ~」と大目にみつつ、読んでいただけるとありがたいです☆

誰とも会話しないメリット

何事も、いい面と悪い面があるよね。

自分の好きなように時間を使える

自分が相手と会話したくてしている場合を除き「会話している=拘束されている」とも言えます。

「一人が好き」「自由でいたい」と思う人ほど、誰とも会話しないメリットを感じやすいでしょう。

極端な例ですが「一日中、趣味や推しのことを考えていれば幸せ」という人は、誰とも会話しないことで、それを実現させることができます (‘ω’)

物事に集中できる

仕事でも家事でも趣味でも。

誰とも会話しない方が、そのことを「丁寧に」「集中して」できます。

私のように「同時に複数のことをできない」タイプの人は、特にそう言えるでしょう (;’∀’)

また

  • 自分と向き合ったり対話したり
  • 物質と向き合ったり対話したり
  • 出来事に対してじっくり考えたり

もしやすくなるし、さまざまな良い効果がある「無の状態」「瞑想状態」にも入りやすくなります。

心身のストレスが減る (人もいる)

そもそも

  • 人と会話をするのが嫌い、苦手
  • 人との会話を後から振り返り、一人反省会しがち
  • 人との会話に、必要以上に脳や心を使う

などの人は、誰とも会話しないことで、精神的ストレスが減るでしょう。

心と体は連動しているので、心のストレスが減れば、体も疲れにくくなります。

人からの影響を受けずに済む

誰かと会話する、ということは、その相手からあらゆる影響を受けます。

  • 相手の考え方・価値観
  • 気質・性格・タイプ
  • 態度・表情・しぐさ
  • 持っている知識・スキル・経験
  • 目に見えない波動 (オーラ・周波数・エネルギー) etc.

「人から影響を受けやすい」人は、特にそう言えるでしょう。

もちろん、いい影響ならいいわけですが、人は悪い影響の方が受けやすい (引っ張られやすい) とも言われます。 (人にもよるし、個人差もありますが…)

誰とも会話しなければ、口を出されることもなく、自分の軸を持ちやすい側面もあり!

また、エンパス気質の人は、相手からの「目に見えない邪気」や「悪いエネルギー」を受け、ぐったり疲れたり体調を崩したりも‥(´Д`) 誰とも会話しなければ、その可能性はぐっと下がります。

心当たりのある方は、ぜひ以下の記事もどうぞ。

人に影響されやすくてもいい!でも少し工夫すればもっとラクに。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

全知全能の大いなる存在と繋がりやすくなる

「全知全能の大いなる存在」って、神様、仏様みたいな?

いきなりスピリチュアル‥‥

といっても、最近は科学者が肯定していたり「科学的に見ても検討の価値あり」などとも言われます。

全知全能の大いなる存在 (ゼロポイントフィールドとも呼ばれる) と繋がれると

  • いい直感やひらめきが得られやすくなったり
  • 自分の本心・心の声がわかりやすく (思い出しやすく) なったり
  • 困った時の解決策が見つかりやすくなったり‥‥

いわゆる「生きるのがラク」になるのです (*´▽`*)

私も経験していますが「誰とも会話しない」とか「テレビやスマホを見ない」など、いわゆる「刺激を受けずにボケーっとしている」時に、全知全能の大いなる存在との繋がりを感じやすい。

ただ、それは「心地よくボケーっとしている」場合に限ります。

誰とも会話しない状況で「寂しい」「つらい」と感じる場合は、この存在とはつながりにくいです。

ご興味のある方は、ぜひ以下の記事も☆彡

生きづらさバイバイ。宇宙の力でラクに楽しく生きる方法! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

誰とも会話しないデメリット

プチひきこもりだった「20代一人暮らし」の頃を思い出して書きます。

メンタルが弱りやすくなる

不安、恐怖、憂うつ、退屈‥。

「人と会話することで気が紛れる」ことが、よくありました。

嫌なことがあっても、人に話を聴いてもらうことで、気持ちがラクになる (*´▽`*)

心理学では「カタルシス効果」と言いますね。

人は、誰かに話すことで

  • 内容や自分の気持ちを言葉に置き換える
  • わかりやすく整理する

という作業を、自然としています。

結果的に、問題点や不満などの原因が明らかになり、心がスッキリするのです。

共感して聴いてもらえれば「安心」「癒し」にもつながる (^-^)

よって「心の浄化作業」とも言えるでしょう。

逆に誰とも会話しないと、この「浄化作業」ができにくいとも言える。

  • 嫌なことをエンドレスで考えてしまったり
  • 毎日の生活に「ムナシさ」「つまらなさ」を感じたり
  • わけもなく発狂したくなったり‥‥

こういう状態が続けば続くほど、うつ状態もしくは悪事を働く方向にも進みやすくなります。

幸福感が得られにくくなる

よく「幸せは自分の心が決める」と言われます。

極端な話、つらい状況にあっても「今ある幸せ」に気づき「幸せ~」と思っている人は幸せ、ということ。

ただ、ここでは「会話することで『人を幸せにするホルモン』が分泌される機会が得られやすい」という観点で見ていきます。

不安軽減や、心に愛情・安らぎをもたらす「オキシトシン」は

  • 人との会話を楽しんだり
  • 褒めたり、思いやりのある言葉をかけたりかけられたり
  • 「ありがとう」と言ったり言われたり

することで、脳内から分泌されやすくなります。

★心の安定やポジティブなどにつながる「セロトニン」は

  • 人と会話して笑い合ったり
  • つくり笑いでもいいので、笑顔で会話したり
  • 口角を上げた表情で話を聴いたり

することで、脳内から分泌されやすくなります。

★やる気・集中力・ポジティブなどにつながる「ドーパミン」は

  • 人と会話して爆笑したり
  • 会話の途中で興奮やスリルを味わったり
  • 会話が終わって「ヤッタ~解放された~」と思ったり

することで、脳内から分泌されやすくなります。

逆に言えば、誰とも会話しないということは、このような機会を失っているとも言えます (‘_’)

幸福について研究し科学的に解明する「幸福学」の分野でも、あらゆる研究や調査の結果から「挨拶やちょっとした会話をするだけでも幸福度が高まりやすい」と言われています。

さまざまな力が低下する

基本的に、体も脳も、使わない部分は衰えます。

人と会話することで

  • 口やノドの筋肉、腹筋、横隔膜
  • 相手の話を聞いて理解する力
  • 相手の話の内容を覚えておく力
  • 相手の声や表情から感情を想像する力
  • 自分の話をわかりやすく伝える力
  • 声の大きさや質、話し方、表情などを考えて表す力
  • 話す内容や失言に気をつける力などなど、

実にさまざまな「力」を働かせています。

これらを適切にできる人が「コミュニケーション能力が高い」と言われるのでしょうか。

でも会話は「慣れ」の部分も大きい。

もちろん「場面緘黙症」「発達障害」などで、適切な会話が極端に難しい場合もありますが、数をこなすことで徐々にスキルが身に着くケースも多いです。

逆に言えば、誰とも会話しない、しかもそれが長期間になるほど、いろんな力が衰える (/ω\)

実際に私も、一人暮らし&プーの時、誰とも会話しないことが1週間ぐらい続いただけで「なんか上手く声が出ない」「頭がまわらない」感覚を味わいました (余計に自己嫌悪…) 。

ネット上にも、似たような声が多数みられます。

まとめ:自分はどうしたい?

誰とも会話しないことのメリットとデメリットについて、主にお伝えしてきました。

これを読んで、どう感じましたか? その感覚を大切にしたいですね。

私がまとめてみて感じたことは、全く誰とも会話しないのが短期間ならメリットもあるけど、長期間だとデメリットの方が強くなる。しかも続けば続くほど、深刻になりそうだということです。

自分に合った「バランス」も大事。

といっても「会話の機会がほぼない」「自分から話しかけるのは苦手」などの人もいるでしょう。

次回の記事では、誰かと会話したい方への、さまざまな提案をまとめる予定です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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