誰かに「思いやりがないね」って言われた? それとも自分でそう思ってる?
いずれにせよ「思いやりのある人になりたい」と思う方へ。
論語の教えも参考に、まず始めたいこと、続けたいことを、この記事でご紹介☆
私も「無理のない範囲で」続けています (^-^;) 一緒に心がけていきませんか?
思いやりのある人になりたいと思うだけで一歩
儒教の創始者・孔子の教え (論語) の中に「仁 (思いやりの心) が大切」ということがあります。
孔子は「どんなに優秀でも思いやりのない人になってはいけない」と言い切りますが…。「思いやり」って考えれば考えるほど難しいし、どうすれば身に着くのかわからないよね (‘_’)
と思ったら、孔子は次のようにも言ってくださる!
自分が「思いやりのある人になりたい」「思いやりの心が大切」と思った時点で、仁 (思いやりの心) はすでに自分の心の中に育ち始めているのだ。
あれっ? これだけで、なんかラクになりませんか?
「思いやりのある人になりたい」と思えているだけで、大きな大きな一歩なのですね (*´▽`*)
思いやりのある人になるために始めたいこと
では実際に、思いやりのある人になる (近づく) にはどうしたらいいの?
私の経験をもとに「わかりやすい」「続けやすい」方法を、3つご紹介します。
相手の立場や気持ちを、本気で想像してみる
「思いやる」とは、同情したり気遣いや配慮をしたりすること。
これができるようになるには、相手の身になって考えたり、相手の立場や気持ちを想像したりする習慣をつけることです。
たとえば、他人を批判する時や、思わず愚痴っちゃう時って、どんな時でしょう?
- 他人が自分の期待通り、思い通りでない言動をとった時
- 他人の価値観と自分の価値観が違う時
- 他人の好みと自分の好みが合わない時 etc.
こんな時に少しだけ、でも本気で! 相手の立場に立ち、相手の気持ちを想像してみる☆
すると、あら不思議。 批判や愚痴を言いたい気持ちが、少し和らいでくるのです (^-^)
人間は、どうしても自分を「普通」の基準にしがちです。日常生活全般で「他人の普通と、自分の普通は違う」ということを、まずは理解して受け入れること。
ただ、自分と違う立場や性格の人、経験したことのないような立場にいる人たちのことを想像するのは難しいかもしれませんね (*´Д`)
一例を挙げるなら、
- (自分は平社員やパートだとして) 役職がついてる人や正社員の立場・苦労とか
- 反対に (自分が上司なら) 部下の気持ち、(自分が正社員なら) 非正規雇用の人の経済状況や気持ちとか
- (自分が内向的な性格だとしたら) 外向的な人の態度や気持ちとか
- (自分が楽観的な性格だとしたら) ネガティブな人の感じ方とか
- 国会議員やプロのスポーツ選手、人気のある人や成功者ゆえの苦労・気持ちとか‥‥。
これらの想像を「本気で」するためには、知識や洞察力も必要でしょう。
多くの本を読んだり人と話したり人間観察をしたりすることで、さまざまな立場の人の気持ちや、苦労してきたこと、大変なことなどが想像しやすくなります!
(ただ、一般的に「苦労」「大変」と言われることも、その人が「苦労」「大変」ととらえていない場合もあり)
私は今、プロ野球選手に (頭の中で) なりきってみました (^-^;
- 憧れの職に就けてはいるが、GWも夏休みもない。
- トレーニングや練習・試合に追われる毎日。
- 食生活や体調管理に気を配る毎日。
- 結果が出せなければ、ネットなどで批判される。
- インタビューやファンサービスが苦手でも、それも仕事。
- ケガや不調が続けば、ファンは去りグッズの売れ行きも下がり、最悪解雇。
- 個人事業主かつ選手寿命は長くても40歳前後まで
- 本当に大変な中、多くの人に夢や楽しみを与えているのだ。
‥‥ちょこっと考えるだけで「本当にすごい人たちだ」って思い、批判や妬みの気持ちなんて起こらなくなるのでは?
自分がされたくないことを、人にしない
小学校の道徳の授業や、誰かから教わったりしてきたことかな (^-^)
ごくシンプルに。「自分がされたくないことを人にしない」ということを日々の生活で実行する、ということ☆
- 批判されたくなければ、批判しない
- キツイ言い方をされたくなければ、キツイ言い方をしない
- バカにされたくなければ、バカにしない etc.
孔子も「ただ一言で一生実行する価値のある言葉」として「恕 (じょ)」を挙げたと言います。
「恕」は「仁 (思いやりの心)」とほぼ同じと考えてよいそう。「自分の気持ちと同じように他人の気持ちについても考え、自分がされたくないことは他人にもしない」という意味なのです。
感謝の気持ちを持つこと、きちんと伝えること
まあ「感謝」と「思いやり」は、ちょっと違うかぁ (;’∀’)
でも「思いやりのある人になりたい」と思うのであれば、感謝の習慣をつけることも有効です。
- 食べられる、水が使える、住む所があるなど、あたり前のことに感謝
- ないものではなく「今あるもの」に目を向けて感謝
- 周りの人に対し、ほんの小さなことにでも感謝 etc.
心の中で感謝すること。プラスきちんと感謝の気持ちを伝えること。
これらを日々意識することで、自然と思いやりの心も育ち「思いやりのある人」に近づけると、経験から感じます (*^_^*)
感謝には多くの効果があるからなのでしょう。よかったら以下の記事もどうぞ☆ (長い記事なので斜め読みで)
感謝は幸せへの一歩。感謝の効果を知れば感謝したくなる! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
考えすぎないことも大切
ここまで、思いやりのある人になるために始めたいこととして、
- 相手の立場や気持ちを想像する
- 自分がされたくないことを人にしない
- 感謝の習慣をつける
ということを、お伝えしてきました。
でも「自分がされたくないこと」って、人によって違うこともあるよね。あと感謝の気持ちを伝えても「えっ?」っていう反応をされちゃうこともあったり‥‥(*ノωノ)
うん。人それぞれ価値観は違うので、あまり考えすぎずにいきましょう ( ;∀;)
うまくいかないことがあっても、凹みすぎなくていい。
完璧でなくてOK。「ちょこっとだけ」相手の立場や気持ちを想像してみるとか、「自分がされたら嫌だな」と思えた時だけ自分はしないとか‥。できない時があっても自分を責めず、ゆるい感じで続けていきましょう☆
まとめ:小さな積み重ねが…
「思いやりのある人になりたい」と思う方へ、今日から始めたいことや、そのコツをお伝えしてきました。
なんとなくでもいいので、まずは始めること、続けること☆
その一日一日を積み重ねていくだけで、気づいたら「思いやりのある人」になれたり、近づけたりしているはず (‘ω’)
一緒に楽しみながら、やっていきましょう!
最後まで目を通していただき、ありがとうございました。