引き寄せの法則で気にしすぎを改善【6.嫌な事が起きたら】

佳見 そら

不安そうな表情の女性のイラスト

気にしすぎる性格(気質)で悩んでいた私‥。

多方面からのさまざまな実践により、結果的に「気にしすぎ」がなくなりました (*‘∀‘)

中でも「引き寄せの法則の実践」は効果が大きかったと感じており、私が実践してきた方法をブログ内でお伝えしています。

今回は、10回シリーズの6回目、嫌な出来事が起きた時の考え方について。

「なんで自分だけ?」「しんどい」‥‥そう考え続けるのか、違う考え方をするのか。実は、思考は選べるのです!

引き寄せの法則で大事な「いい気分」

引き寄せの法則は、簡単に言うと「自分の意識や考え方と同じような現実を引き寄せる」というもの。

「現実」とは、周囲の人や物、環境、出来事などを指します。ネガティブな考え方ばかりの人はよくない現実が、いい気分が多い人はよい現実がどんどん引き寄せられる、というもの (‘ω’)

私は疑う気持ちがありつつも、脳科学や心理学、量子力学の観点から「ちょっと信じられるかも」と思い、トレーニングを始めてみたのです☆

引き寄せの法則の概要について興味のある方は、ぜひ以下の記事を読んでみてくださいね。

引き寄せの法則とは。気にしすぎで悩む人の救世主になるかも!

この法則に従うのであれば、できるだけ「いい気分」でいることが大切になります。

でも嫌な出来事が起きて「クヨクヨ気にしている」時って、いい気分ではありません (*´ω`)

嫌な出来事って、たとえば

  • 事故などのトラブル
  • 誰かに嫌な事を言われた
  • 自分のミスや失敗 etc.

人それぞれとも言えますし、程度の差もあるでしょう。生きていれば「立ち直るには時間がかかる」ような大きな嫌な事も、あると思います。

しかし以前の私は「ちょっとした嫌なこと」でも、すぐにネガティブに考え、クヨクヨ気にしすぎていたのです (-“-)

そんな時に「考え方を選んで、嫌な気分を減らす」ということを、練習し続けていきました。最初は努力が必要でしたが、少しずつ変化を感じ、約2年後には自然と前向きな考え方ができるようになっていたのです☆

嫌な出来事に対し、こう考えよう

では実際に「嫌な出来事」があった時、どういう考え方を選ぶとよいのでしょうか。私の経験や実践をもとに、お伝えします。

勉強になった

自分の身に起こること、周りで起こること、すべてが「勉強」という考え方です。

たとえば、今までの私の人生で「嫌だった出来事」。大小さまざまですが、たとえば

  • 数々の転職や退職経験
  • 友人・知人とのちょっとしたトラブル
  • 無理をして心身のバランスを崩したこと

などなど、すべてが「学び」「気づき」「勉強」になっています。

これ、気休めでなく、今となっては本当にそう思うのです。

自分が直接の加害者や被害者ではない「嫌な事」もあるでしょう。

  • 事故を目の前で見た
  • 自分の周りでトラブルを見た
  • 他人の失敗を見た etc.

気の毒に感じたり、不安や怖さを感じたりするかもしれませんね。しかしこれを機に「自分は気をつけよう」と思い、今後の生活に生かせるとも考えられます。

自分を高めてくれる

前述の「勉強になった」と重なる部分もありますが、嫌な出来事が結果的に自分を高めてくれることがあります。

  • トラブルやクレームに懸命に対処し、解決力や対応力がついた
  • 理不尽な出来事に悔しく、さまざまな本を読むことで人間としての器が大きくなった
  • 何かを言われて傷つく経験の繰り返しで、自分は人を傷つけないような言い方や態度ができるようになった

つらいことや傷つくことにより「必要な気づきが得られる」こともあります。苦しい経験をしたからこそ、同じような人の苦しみ・痛みがわかるようになることも多いでしょう。

つらく苦しい体験をもとにNPO法人を立ち上げる方もいらっしゃいますし、知らず知らずのうちに自分の人生に生かされている、というケースもあると思います。

自分の人生を振り返ってみて「あったしかに!」と思えれば…。これから起こる「嫌な出来事」も、違った見方ができるはずです。

この程度で済んでよかった

「嫌な出来事」にも程度がありますが…。

基本的に命にかかわらないことに対しては、最終的に「この程度で済んでよかった」と思うことにしています (もちろん例外もあるとは思います)。

例を一つ挙げると、私は車の運転で事故を起こしたことがありました。渋滞で停車中に、うっかりクリープ減少で前進してしまい、前のトラックにぶつかってしまったのです。

完全に私が悪いのですが、トラックの運転手さんがいい方で「トラックの傷はなんだかわからないからいいや。でもお宅の車がひどい状態だから、これが私の連絡先と名前」と言って紙を手渡し、すぐに去ってくださったのです。

今思えば、かなり「運がよかった」と言えると思います。トラックの運転手さんには、感謝しかありません (>_<)

にもかかわらず、私は長い期間ずーっと落ち込んだり悔やんだりし続けていました。

このケースの場合、もちろん反省は必要です。けれども何か月も「嫌な気分」を引きずるのは、誰のためにもなりません。

きちんと反省をし、あとは次から同じミスをしないよう、気をつけるのみです。(今は停車中サイドブレーキをかけ、ギアをパーキングに入れています…)

どんな出来事にも「もっと最悪な状態」があるはずで、それに比べたら「この程度で済んでよかった」。

決して「いい気分になろう」とは言いません。けれども反省すべき点がある場合は反省し、あとは嫌な気分を引きずらないことが大切なのではないでしょうか。

他にも…

禅の根本的な考え方には「負の状況をプラスに転じる」ということがあります。

過酷な状況は「試練」ととらえる。乗り越えられない試練はなく、その試練を乗り越えれば、自分がまた成長できる。‥‥そう考えるのも一つですね。

スピリチュアル系の本では「大きな嫌な出来事の後には必ずいいことがある」とか「負の先払いをしている」などと書かれていることもあります☆

また、メンタルコーチのワタナベ薫さんは、以下のように考えていらっしゃるそうです。

よくないことが起きたら‥‥過去 (今世か前世かわからないが) に気づかないで放ったエネルギーが戻ってきているのかもしれない。だから抗わず、甘んじて受け入れる。

自分に合う考え方を採用できるといいですね。

最初は努力も必要

言うだけなら簡単でも…。

すぐにクヨクヨしがちな人は、考え方を選ぶトレーニングも「根気」と「努力」が必要かもしれません。

でも練習すれば、必ず思考が変わってきます。2年の間に私がどうトレーニングしてきたのかを、お伝えします。

まず素直な感情を受け止める

いきなり「前向きな考え方」で自分を納得させようとしても、無理があります。

私は、まず自分の素直な感情を認めてあげる作業をしました (^-^)

  • トラブルがあってつらかったね
  • ミスをしてしまい落ち込むよ
  • 〇〇さんに言われたこと、傷ついたな

「つらかったんだね」「傷ついたよね」と自分に優しく語りかけるように…。涙が出ることもありました (*_*)

最初の頃は、人に話を聞いてもらったり共感してもらったりしたことも…。

ネガティブな感情や思考、嫌な気分を、「絶対に抱いてはいけない」ということではありません。むしろマイナスの感情は、一度受け入れてあげることで軽くなることもわかっています。

その上で考え方を選ぶ

大切なのは、そのネガティブな思考や感情でいる時間を減らしていくこと

一度自分の素直な感情を認めた上で、前章でご紹介したような前向きな考え方を選び、自分を納得させるようにしていました。

多少ムリヤリにでも納得させてあげたら、後は楽しいことを考えたりワクワクする行動をしたり…。嫌な気分を忘れられるよう、心がけていました (^-^)

といっても私は切り替えが苦手で、最初の頃は一苦労…。以下の記事で切り替え上手になる方法をまとめましたので、ぜひ読んでみてくださいね。

切り替え上手になるには? すぐにでも試せる12個の方法! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

根気よくそれを続けよう

あとは根気よく続けていくのみ。

  1. 自分の素直な感情を一度認める
  2. その上で自分を納得させられるような考え方を選ぶ
  3. 上手く切り替えて嫌な事を忘れる

「取り組み始めたけれど、数日でやめてしまった」→「また嫌な気分を引きずる毎日の繰り返し」では、何も変わっていきません (‘_’)

私は、できるだけ前向きな思考を無理なく選べるよう、心や体にいいと言われることを積極的に取り入れるようにもしました。

  • 掃除や片付けをする
  • 軽い運動を取り入れる
  • 自然や植物を多く見る
  • 運気が高まる行動をする
  • 体調 (生活習慣) を整える

このブログで多数ご紹介しています。ご興味のある方は、サイトマップから記事を探してみてくださいね☆

まとめ:無理せず少しずつ

正直に言うと‥‥。

すぐに目に見える変化はないかもしれません。思考の習慣づけは、行動の習慣づけよりも時間がかかると言われていますし、私の実践からもそう感じます (‘_’)

でも無理せず少しずつ、根気よく「考え方を選ぶ作業」を続けていってほしいです。

ほんの少しでも変化が感じられたらすごいこと! それをモチベーションにしてさらに続けていけば

  • 気づいたら自分の思考が変わっている
  • 嫌な出来事があっても以前より嫌ではない
  • なんだか生きるのがラクになった

ということが起きてきます (*’▽’)

もっと自分のステージが上がると、嫌な事が起きても決して「不幸ではない」。自分や周りの人にとっての「本当の幸せにつながるきっかけなのかもしれない」。そんな考え方もできるようになるかも‥。

初めのうちは、愚痴ばかり言ったりクヨクヨし続けてしまったりしてもOK! 無理のない範囲で実践していきましょう (^-^)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


2件のコメント

  1. 嫌なことに出合った時の気分転換法を知り 大変勉強になりました。 でも、「知っていても
    なかなか、それが・・・」という時も ありますね。 なんでも そう簡単には 出来ないと思いますが、諦めないで「訓練」と思って気分転換を図ることが 大事だなあ、と思います。
      毎日のように ブログを読んでいます。 人間社会での大事な生き方を勉強できます。感謝

    1. Hironori Murakami様、こちらの記事もお読みいただき、コメントをくださり、ありがとうございます。
      「知っていても、なかなか‥‥」ということ、私もいまだにあります。
      でももしかしたら「知っているだけでもいいのかもしれない!」とも思っています。
      仰る通り、考え方を選ぶことを「訓練」「練習」と思って実践していくことかなぁと思います。
      上手くできない時もあっていい。いつも上手くできなくてもいい。
      そんな自分もOKと許しつつ、根気強く考え方を選ぶ練習や、気分転換を図ることを、していく。
      私の場合は、2年ぐらいで「自然と上手くできるようになってきたかも?」という実感がありました。
      いつもブログを読んでいただき、嬉しいコメントをくださり、本当にありがとうございます。

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