私は、文章を読むのが、本当ーーに、遅い ( ;∀;)
難しい専門書とかならともかく、小説や漫画も。
プラス、内容が理解できないモノが多すぎて、落ち込んでたわ (*´Д`)
まあ、活字離れが進んでいる最近は「別にいいじゃん」って思う人が増えてそうだけど…。
ここでは「私が小説や漫画を読むとこんな感じ」ということや「私の苦手なジャンル&好きな小説・漫画」、後半で「小説・漫画を理解しやすくする方法」をお伝えします。
「自分も小説がよく理解できない」「漫画の内容や落ちがわからない」と落ち込む方々、心のお友達になりましょう (*‘∀‘)
私が小説・漫画を読むと、こんな感じ
ご興味のない方は、さくっとスルーしちゃってください。
同じ文章を何回も読み直す
私は、発達障害のグレーゾーン (自己診断です)。
理解力がザンネン、かつ「興味のある分野」と「そうでない分野」の知識量の差が激しすぎ (;’∀’)
だから「超わかりやすい文章」とか「興味のある分野」でない限り、
- 気づくと、ただ文字を見てるだけ (内容を理解してない)
- 3~5行 (漫画なら1ページ) ぐらい見て「しまった…」と思い、もう一度読み直す
- でも、まだわからず、もう一度読み直す
なんてことが多いです。
それで理解できる場合と、残念ながら何回読んでも理解できない場合がある (/ω\)
四コマ漫画の落ちも、説明を聞いてもわからないことアリ。
また、理解はしてたつもりでも「あれ?前のページに何が書かれてた?」って覚えてなくて、前のページに戻って読み直すこともザラにあります‥。
少しずつ「わからない」が増えていく
興味のないジャンルの小説や漫画だと、そもそも「言葉の意味がわからない」ことが多い ( ;∀;)
登場人物 & 特徴を覚えるのも苦手だし。 かつ
- 自分が想像できないシーン
- 独特な言い回し (巧みな比喩・隠喩・擬人法など)
- 長すぎる文章
などが一つ一つ重なるごとに、疲れてゆく‥ (+_+)
ゆえに、集中力がなくなって他のことを考えちゃうから、さらにわからないことが増えていく。⇒ はい、気づくと何もわからなくなってる、という感じ。。。
子どもの頃から「なんか人と違う」と認識
小学生の頃「りぼん」という少女コミックの雑誌を買ってました。
周りの子がみんな「りぼん」か「なかよし」を買ってたし、あと付録が楽しみで (^O^)
発売日に買い、3日~1週間ぐらいかけて全部を読んでいました。
でも友達は、発売日の次の日には「ポニーテール白書、おもしろかったね」「香澄ちゃんと久住くん、どうなるのかなぁ」とか話してる。あれっ?みんな読むの早いな (;’∀’)
しかも私は、全く理解できない作品が、1冊に3つぐらいはあり (ただ絵と字を見てるだけ)。
5年生の時、近所の2年生の子にりぼんを貸したら、約1時間で返ってきた! 少ししか読まなかったのかと思ってたら、全体の内容をよく理解してて、驚くと共に心の中で「ガーン」って言っちゃったよ。
特に苦手なジャンル
誰も興味ないだろうけど、私の苦手なジャンル。
- SF
- ファンタジー
- 歴史もの・時代もの
- 政治系・経済系・社会派系
- 海外もの
かといって、昨年読んだ「小学校中学年用の課題図書」も、内容がわからず愕然。それなのに小学校の教員免許を持ってるんだから「ただ大学で専門の授業を受けるだけで免許は取れる」という現実…(‘_’)
好きな小説・漫画
小3の夏、りぼんで「ちびまるこちゃん」に出会った時の衝撃は忘れられない!
わかる! おもしろい! 毎月楽しみになり、マスコットコミックスも買ってました (*’▽’)
あと
- 「がんばれキッカーズ」(全巻、いまだに持ってる)
- 「ドカベン」「名門第三野球部」(マンガ喫茶でよく読んでた)
- 「ミスター味っ子」(食前に読むと食事が美味しく感じられる)
も好きだったなぁ (けっこう内容、忘れてるけど‥)
今で言う「ライトノベル」も小学生の頃よく読み、花井愛子さんや折原みとさんの小説が好きでした。
大人になってからは、唯川恵さんの恋愛小説にハマってました。私でも理解できたから。
母と義妹に「おもしろい」「これならわかるから!」と勧められた東野圭吾さんの本は、30ページぐらい読んだ時点で、もう一度最初から読んだけど、わからなくて断念 (私ってダメだなぁと落ち込んだなぁ)。
小説・漫画を理解しやすくする方法
私の知識や経験からご紹介。何らかの事情で「どうしても理解しなければならない」時、試してみては?
朗読されたものを聴く (小説の場合)
どうやら「聴くと理解できる」という人もいるようで、試す価値がありそう。
「朗読アプリ おすすめ」や「朗読アプリ 無料」で調べるとよいでしょう。
★ちなみに私は、読むこと以上に理解が難しくなります…(;’∀’)
情景を思い浮かべながら
メンドクサくても、
- 小説の場合は一文一文
- 漫画の場合は一ページずつぐらいの間隔で
その場面・情景を思い浮かべる。白黒じゃなくてカラーで。
自分の頭の中で、ドラマやアニメにする感じ (*^。^*)
★私の場合、これで理解しやすくなった小説や漫画も、一部ありました。
内容を要約しながら
超メンドクサイけど、時間とやる気があれば。
小説なら2ページずつぐらいの間隔で、漫画ならもう少し長い間隔でもいいかな。
- いつ
- 誰が何をした
- 誰が何と言った
- 誰がどう感じた
- なぜ、その登場人物がそうしたのか、言ったのか
などを中心にノートに内容をまとめ、自分の頭の中で、できる範囲で理解していく方法です。
全体の内容を理解するためには、当然ですが「理解しながら読む」「それまでの内容を覚えておく」「それをつなげていく」ことが大切。頭の中でできないのであれば、シンプルに書き出していけばいい。
★ただし、要約しながら読んでも「言葉に現れない感情を読み取る力」「遠回しな表現から推測する力」「一般的な知識」などが不足していると、限界はアリ ( ;∀;)
語句の意味などを書きこんでいく
語句の意味を調べても、それを忘れてしまう私のような人へ。
もう、自分の本やマンガなら、自由に書きこんでしまいましょう☆
- 知らない語句の意味
- 誰のセリフなのか
- わからなくて前のページに戻って調べたこと etc.
★「書き込みすぎてグチャグチャ」にならないよう、自分にとって「できるだけわかりやすく」書けるよう工夫しましょう (^-^;
登場人物の「色」を決め、セリフを色分けしていく
私は、登場人物が覚えられないことがあります。
しかも、誰のセリフか理解できない場面もあります。漫画でも、似た顔の人だと区別がつきにくい (;’∀’)
なので、紙に書いて登場人物の整理をしていきます。「ドラえもん」を例にとると、
- ドラえもん‥‥22世紀から来た猫型ロボット。ポケットから道具を出し、なんでも願いを叶えてくれる。etc.
- のび太‥‥気の弱い小5の男子。父・母・ドラえもんと一緒に暮らしている。
- ジャイアン‥‥乱暴ないじめっ子。のび太のクラスメート。音痴。etc.
登場人物の特徴は、読むうちにわかったことを、どんどん書き足していく。
で、ドラえもんのセリフには「赤」、のび太のセリフには「青」というふうに色分けし、本に線を引いていく感じです。
★私の感想:ちょっとは理解しやすくなるけど、超メンドクサイのは否めない (笑)
わかる人にあらすじを聞いてから読む
もし「すでにその小説や漫画を読んだ」という人がいれば‥。
その人に「大まかなあらすじ」や「全体を通して言いたいこと」とかを聞いてしまう方法。
ネタバレで、面白さ半減だけど (笑)
読書感想文を書くとか、後日感想を言わなければいけない時などは、オススメ☆
あと、読んでいる途中で家族や友達が周りにいれば (かつ相手がその小説や漫画を読んだことがあれば)、意味をいちいち聞くのもいい (あっ私は質問しすぎて母親が嫌がってたけど‥(;’∀’)
でも、あきらめてもいいんじゃない?
今となっては、一番オススメの方法。
「わからない」「読むのが苦痛」と思うことに、時間を費やすのはもったいない。
「読むこと」以外の娯楽も、たくさんありますからね (^-^)
でも矛盾するかもしれませんが、多くの人に活字や漫画を読んでほしいなぁっていう思いはあるんです。
だから
- 一字一句すべてを理解・想像できなくてもいいじゃん
- 人より時間がかかってもいいじゃん
- 好きなモノや理解できるモノだけ読むのもいいじゃん
って言いたい。
もし、少しでも「読める本」「わかる本」があるのなら、ありがたいこと。好きなジャンルがあったり好きな作家さんがいたりすれば、さらに感謝し、お互い楽しく本や漫画を読んでいきませんか?
まとめ:自分は自分でいい
「私は小説や漫画が理解できない」ことと「小説・漫画を理解しやすくする方法」について、お伝えしてきました。
突然ですが、人との比較ってキリがないです。
小説や漫画が普通に理解できる友達だって、難しい学術書や専門書までは難しいかも。
また、小説や漫画は理解できなくても、
- 興味のある分野の本は速読で理解できたり
- 映画・ドラマ・アニメは普通に理解できたり
- 読んで理解することが苦手でも、他の得意なことがあったり‥‥
本当に人それぞれだし、それで世の中が成り立っていて、それでいい。
もちろん、理解したくて頑張るのも、それはそれでいい。
「自分には、この小説や漫画は難しかった」と堂々と言え、それが普通に受け入れられる世の中になってほしい、というか、どんどん近づいているようにも思うこの頃です (^-^)
ちなみに、私は映画やドラマの内容も理解が難しい‥。ご興味のある方は、以下の記事も☆
私、HSP&発達障害かも【No.32:映画・ドラマの内容がわからない】 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。