負の感情をコントロール!「感情の22段階」を利用させてもらう方法

佳見 そら

タブレット型PCを使う女性のイラスト

不安や心配、不満に焦り、怒りや嫉妬。

仕事が憂うつ、時には絶望感や無力感も‥。

以前の私は本当ーーに、負の感情(ネガティブな感情)が多かった… (-“-)

こういう一つ一つの感情を抱いている時「今、イライラしている」とか「今、自己卑下している」とか‥感情に気づくだけでも、負の感情が軽減されると言われています。

それと同時に、「感情の22段階」というものを利用して負の感情をコントロールできると、目の前に起きる現実も変わってくるのです (*’▽’)

ここでは、まず感情の22段階について解説し、私も実践している「感情の22段階を利用した負の感情コントロールの方法」を、ご紹介します☆

「感情の22段階」とは

「感情の22段階」とは何ぞや?‥‥ごく簡単に解説します。

詳しく知りたい方は、すみません、ご自身で調べてくださいね (^-^)

人間の感情を段階別に並べたもの

物理学(量子力学)では「人間も物質も、すべてが周波数 (波動) を持った小さな分子の集まりから成る」とされています。

「感情の22段階」とは、人間が日々抱く感情を、この周波数 (波動) が高い順に並べたものです。

「感情の22段階」の一覧表

では実際に「感情の22段階」を見ていきましょう☆

1.喜び、感謝、(創造者としての)自信、自由、愛

2.情熱

3.熱意、意欲、幸せ

4.肯定的な期待、確信、信念

5.楽観

6.希望

7.満足

 (1~7までが「肯定的 (ポジティブ) な感情」

8.退屈

9.悲観

10.不満、イライラ、短気、焦り

11.敗北感、お手上げ

12.失望

13.疑念、疑い

14.心配

15.非難

16.落胆

17.怒り

18.復讐

19.敵意、激怒

20.嫉妬

21.罪悪感、自己卑下、無価値観

22.恐れ、深い悲しみ、憂うつ、絶望、無力感、無気力

  (大きく分けて、8~22が「負 (ネガティブ) の感情」)

簡単に言うと「感情の22段階のうち、段階が上の方の感情でいる方が、幸せにつながるよ」ってこと (*‘∀‘)

量子力学や脳科学の分野では、自分が毎瞬どんな周波数(波動)でいるかで、目の前に起こる現実が変わると言われています。「引き寄せの法則」とも呼ばれていますね☆

ハーバード大学の長期に及ぶ研究でも、ポジティブな感情は

  • 健康状態を改善したり良好に保ったりする
  • 幸福度を高める
  • 経済的な豊かさが得られる

ことにつながると、証明されています。

私も体験済!強くオススメ☆

私は約4年前から、引き寄せの法則の本をきっかけに「ポジティブな思考を選んだり、負の感情をコントロールしたりする練習」を始めました。

仏教にも「痛みは避けられないが、苦しみは選べる」という教えがありますね。

紆余曲折、試行錯誤しながらも無理のない範囲で練習し、約2年後には自分が良い方に変わってビックリ!

「起こる現実が変わる」「見える世界が変わる」という半信半疑だったことも実感しており、当サイトでたまに記事ネタにしています ( ;∀;)

次章では、私流のアレンジも加えた「『感情の22段階』を使って負の感情をコントロールする方法」をお伝えします☆

負の感情をコントロールする方法

アナログ人間なので、前述の「感情の22段階」の表をプリントアウトし(今はだいたい記憶)、必要な時に見ながら実践しています ( ;∀;)

ステップ1:今の感情に気づく

「今、負の感情を抱いているなぁ」と思う時。

感情の22段階のうち、どれに当てはまるかを探します。

  • あっ、今は10番の「イライラ」だ
  • 今は14番の「心配」をしている
  • 「嫉妬」してるなぁ…これは20番だ etc.

この作業をするだけで、今の自分の感情に気づくことができます!

感情に気づくということは、一度冷静かつ客観的に自分を見られるということ。前述の通り「気づくだけ」でも負の感情を軽くでき、効果があるのですね (^-^)

負の感情に気づいたら、ぜひ深呼吸をしてみましょう。以下の記事には、深呼吸の効果も載せています☆

深呼吸の効果を自分で感じよう!生活に取り入れる方法とコツ。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

ステップ2:今の感情より下の段階にならないようにする

ステップ1で、今の負の感情に気づき、深呼吸をしました。

その感情の段階よりも、下の段階の感情には進まないよう、意識を向けましょう。

たとえば、以下のような感じです。

今の負の感情 (一次感情) 今の感情よりも下の段階の感情 (二次感情)
「あの人には負けたなぁ」と「敗北感」を感じた時 (11番) → その後、相手を「非難」する考え方をしたり(15番)、「嫉妬」したり (20番) はしないよう、心がける
何かが「心配」で仕方ない時 (14番) → その後「心配ばかりする自分はダメだ (21番)」と考えたり、心配のし過ぎで「絶望」「無気力」(22番) になったりしないよう、気を付ける
「退屈だなぁ」と思う時 (8番) → 見ても「心配」(14番) や「怒り」(17番)を抱きそうなニュース番組を見たり、「敵意」(19番) や「嫉妬」(20番) を感じそうな友人のSNSを見たりしないようにする

今の負の感情 (一次感情) から、下の段階の感情 (二次感情) に進まないためには、どんな感情であれ、一次感情の時点で「受け入れてあげる」ことです。

自分の心の中で、以下のように考えてあげる (^-^)

  • 「負けたなぁって思ってもいい」「負けて悔しかったね」
  • 「心配してもいいよね」「心配するぐらい仕方がない」
  • 「退屈な時ぐらいあるさ」「退屈でもいいやぁ」etc.

カリフォルニア大学の心理学助教授アイリス・モースによると「負の感情を受け入れる人は、負の感情の経験がより少ない傾向」だとのこと。負の感情を受け入れることの大切さは、多くの本でも書かれています。

受け入れる段階で時間がかかってもOK。自分に優しく負の感情を受け入れてあげると、下の段階の感情に進みにくくなりますよ!

ステップ3:可能なら上の段階に行ける考え方をする

状況や自分の心の調子に応じ、ほんの少しでも上の段階に進めると、よりよいでしょう☆

できれば、1~7のポジティブエリアへ

可能であれば、1~7番の「肯定的 (ポジティブ) 感情のエリア」に進むのが理想です (^-^)

今の負の感情 上の段階 (ポジティブエリア) の感情
「あの人に負けた~ (11番)」。‥その感情を、一度受け入れてあげた上で‥‥
  • 「でも自分には他の特技がある」(7番の満足感)
  • 「自分も頑張れば次は勝てるかも」(6番の希望)
  • 「よしっ今日からまた頑張るぞ!」(3番の意欲) etc.
「明日の仕事が心配だ(14番)」。‥その感情を、一度受け入れてあげた上で‥‥
  • 「でも心配してもいつもどうにかなってるじゃん」(5番の楽観)
  • 「さあ、今できる準備や練習をしておこう!」(3番の意欲)
  • 「この程度のことに心配できる時間がある、そんな恵まれた状況に感謝しよう」(1番の感謝) etc.
「退屈だなぁ」と思う時 (8番)。‥その感情や状況を、一度受け入れてあげた上で‥‥
  • 「でも何もしないでボーっとするのも好きかも」(7番の満足)
  • 「何かに挑戦してみよう。楽しいことが見つかるかも」(6番の希望)
  • 「大変な人もいる中、退屈だと思える状況に感謝だ」(1番の感謝) etc.

ネガティブエリア内でも、できるだけ上へ

今の負の感情よりも上の段階であれば、ネガティブエリア内(8~22番の間)でもOK。

たとえば「自分は悪いことをしてしまった(21番の罪悪感)」と思う場合、「もう生きる気力もない(22番の絶望や無気力)」よりも「いや待てよ、アイツだって悪いじゃないか(15番の非難)」と考える方が、自分の周波数は高いわけです。

ただ飽くまでも、段階の高い感情を抱く方が「周波数(エネルギー)的には高い」というだけで、決して嫉妬心(20番)からの嫌がらせや、復讐(18番)の行動などを勧めているわけではありませんので、あしからず…。

注意点:無理はしない

当サイトで頻繁に言っていることですが、無理をして実践し、心が疲れては意味がありません。

たとえば、22番の「深い悲しみ」を抱く場合などは時間を要するでしょうし、「憂うつ」や「無力感」が続く場合は、精神科や心療内科の受診をした方がよいケースもあります。

実践する場合は、

  • 疲れない範囲内で
  • 心身の調子が悪い時は、無理をしない
  • 自分に合わなければ、実践をやめる

‥やってみようかなと思える時だけでもOK! ゆるく続けていきましょう(*‘∀‘)

まとめ:楽しく実践してみよう!

「感情の22段階」を利用して負の感情をコントロールする方法をお伝えしてきました。

私の経験上、できる範囲で以下のようなことも行えると、スムーズに進みやすくなります。

  • 生活習慣を整える (食生活、睡眠など)
  • 軽い運動や掃除など、心にいいことを取り入れる
  • 感謝の習慣をつける etc.

関連の記事も多数ありますので、ご興味のある方は読んでみてくださいね。

実践してみようかなと思えたら‥‥あまり深刻に考えすぎず、無理なく楽しく!続けていきましょう (^-^)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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