よく「自分が変われば相手も変わる」と聞きますよね。
「基本的に相手のことは変えられないけれど、自分が変われば相手も変わる」ってこと。
でもこれ、3つの想定外があるんです (‘Д’)
私は数年かけて、少しずつ自分を「心がラクで楽しく幸せに生きられるよう」変えてきました。その経験や学びから、詳しくお話します☆
「自分が変われば相手も変わる」の理想形
自分が変われば相手も変わる。わかりやすいところで言うと、
- 積極的に感謝するようになったら、相手も感謝してくれるようになった
- 笑顔で接するよう心がけていたら、相手も笑顔になることが増えた
- 自分から愚痴を言わないようにしたら、相手の愚痴も減ってきた
などが、あります☆
ちょっと難しいところで言うと、
- 自分のことを大切にするようになったら、相手からも大切にされるようになった
- 上司のキツイ言動を受け流せるようになったら、キツイ言動自体が減った
- 憎んでいた親を許せるようになったら、親との関係が変わった
などが、あると思います。
この「自分が変われば相手も変わる」の理想形とは、言わずもがな、
自分が良い方向に変わり、相手も根本から良い方向に変わってくれる。もしくは鏡の法則により、相手の良い部分が見えるようになる。
で、今までよりも良い付き合い方をしていける。
ということになります (^-^)
「自分が変われば相手も変わる」の想定外
自分が変われば相手も変わる。
あらかじめ、3つの想定外があることを把握していれば、試しやすくなるのではないでしょうか (‘ω’)
想定外①:たいていタイムラグがある
たとえば、今日から誰かに「こまめに感謝の言葉をかけよう」と決めたとします。
相手の方もすぐに変わってくれ、自分に感謝の言葉をかけてくれるようになった~。お互いに嬉しい~(*´▽`*)
‥‥というのが理想形ですが、可能性は低い。
そして次の日、もしくは次の次の日ぐらいから「自分がこれだけ感謝しているのにぃぃ!」と腹立たしくなってくる。
で、やめてしまう。というパターンが多いのではないでしょうか?
「自分が変われば相手も変わる」にはタイムラグ (時間のずれ) がある、と心得ておくことです。しかもそのタイムラグは数日ということもあれば、「根本から変わる」となると10年とかいうこともあります ( ;∀;)
私の経験から言うと「前向きな考え方や行動を選ぶことを根気強く続け、習慣が変わり、本当の意味で自分の心や考え方が変わった」と段階を踏んでいたので、その過程の中で相手 (家族や友人)も少しずつ変わってきた印象でした。
また、相手が人に影響されにくいタイプの場合だと、タイムラグがより長くなりやすいでしょう。
たとえば、人の脳には「ミラーニューロン」という相手の言動や行動を無意識のうちにマネする細胞が組み込まれています。(「ものまね細胞」「共感細胞」と言われることもあります)。
例を挙げると、
- 「相手の表情と同じような表情で話を聴く」とか
- 「もらい泣き」とか
- 「相手のあくびがうつった」とか‥。
このミラーニューロンが活発かどうかは人それぞれで、他人から影響を受けやすい人もいれば、そうでない人もいるのです。
また基本的に、人は「好きな人」の行動や持ち物などは好んでマネする傾向がありますが、そうでもない人や嫌いな人のことは、マネしたいと思えないもの。
他にも、性格的に「他人に合わせるタイプでない」とか、悪気はないけど「相手の変化に鈍感」とかいう人も、タイムラグがより長くなりやすいと言えるでしょう。(もちろん内容にもよります)
想定外②:相手が変わらない
たとえば、長年連れ添う夫婦なんかの場合「相手が50~60代になり、ようやく変わった」というパターンもあります。
よく「夢を叶える人は、夢が叶うまで続けた人だ」と言われますが、それと同じ? タイムラグがある以上、どの時点で「相手が変わった」「変わらなかった」と決めるのか、にもよるというわけです‥(;’∀’)
まあ複雑に考えることはさて置き‥‥「自分が変われば相手も変わる」とは、正確に言うと「自分が変われば相手も変わる可能性がある」ということ。
相手が絶対に変わる、とは言い切れないのですね (‘_’)
特に相手に染みついた「悪い癖」とか、あと「価値観」や「好み」なんかは、そう簡単に変えられない (変えたくない) ことも多いでしょう。
たとえば、
- 自分が良い方に変わっても、彼氏の浮気癖、暴力癖、ギャンブル癖などは治らない
- 「叱らないのびのび子育て」を取り入れ始めたが、夫の厳しくしつける教育観は変わらない
- 自分はオーガニック食品を好むようになったが、相手は相変わらず安くて添加物の多い食品が好み etc.
また、相手が変わったように見えても「相手の表面的な部分だけ変わっている」「ただ自分に合わせてくれているだけ」など、根本からは変わっていないケースも少なくないと思います (‘_’)
ただ、自分がどんどん良い方向に変わると、相手が変わらなくても、いい意味で「気にならなくなる」こともある~。
- 自分も人生を楽しむようになり、配偶者が何をしていようが気にならなくなったとか、
- いい意味で「自分は自分、相手は相手」と考えられるようになったとか、
- ありのままの自分、ありのままの相手を受け入れられるようになったとか
よほどのことでない限りは、相手になんも期待しないのって、すごくラクですよ~(*´▽`*)
想定外③:相手が自分から離れていく
一番の「想定外」でしょうか。
相手が変わるどころか、離れていってしまうことです。
これは、
- 相手の意思により離れていくパターンと、
- 一見偶然に思える、なぜか離れてしまうようなパターン
に分かれます。
1番のパターンの例を、私の経験から挙げると「私が愚痴を一切言わなくなったことで、愚痴をよく言う友達は自然と連絡をしてこなくなった」ということがありました。
人は「気が合わない人」「波長が合わない人」とは、できるだけ一緒にいたくないもの。相手が「合わなくなったなぁ」「自分とは違う感じになっちゃった」と思った時点で、相手の方から離れることもあるのです。
2番のパターンは「自分が変わると、双方の意思にかかわらず、離れるような展開になっていく」ということもあるということ。
これは、体験してみて本当に面白く感じていることの一つです☆
なぜかと言うと。ちょっと説明が長くなるのですが‥‥。
世の中のすべての人・物・場所・意識・感情などは、素粒子という目に見えない小さな粒子からできています。物理学 (量子力学) のお話です。
この小さな素粒子の一つに「フォトン」があります。フォトンはそれぞれの周波数 (「波動」「エネルギー」とも言う) を持っており、同じ周波数の人や物・場所・意識としか引き合わないようになっているのです。
たとえば、自分の心が美しければ、同じように美しい人や物・場所・意識などが目の前に現れる。不安や恐怖にさいなまれていれば、不安や恐怖に感じさせる人・物・情報・現実などが自分に寄ってきやすくなるのです。
量子力学についてもう少し知りたい方は、ぜひ以下の記事を☆
量子力学がよくわからなくてもOK。利用だけさせてもらっちゃおう! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
すなわち、自分が良い方向に変わっていくと、合わなくなった人がなぜか離れていくような現実が起きてくるのです ( ゚Д゚)
私の経験では、自分から働きかけたわけではないのに、
- 苦手な上司が異動になった
- 苦手な歯科衛生士が退職した
- 愚痴や噂話ばかりの井戸端会議が、なぜか激減した (ちょっと寂しく思うことも…)
- 人の悪口ばかり言う知人と会う機会が減った (趣味は合う人だったので少し残念…)
- 心当たりのあるイタ電やメールがほぼなくなった
などなど、こういうことが「偶然にしては多すぎるだろっ」ってぐらい起きてきました!
スピリチュアル的に言えば、大いなる存在 (宇宙・神・天など) が「この人から学べることは終了したよ」「あなたは、この人といない方がいいよ」と言っているようにも感じます。
で、スーパーなどで会うその場限りの人とかも含め、周りに「いい人」が多くなってくる~☆
詳しくは、以下の記事にまとめました 。スピ嫌いでなければ、どうぞ (笑) ↓ ↓ ↓
宇宙とのつながりをよくする実践を続け、感じたことを伝えます。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
まあ、少しそれましたが、自分が変わると「相手とお別れ」の可能性もあるってことです (‘_’)
まとめ:様子を見ながら試すといいかも
「自分が変われば相手も変わる」の、3つの想定外についてお話してきました。
これから「自分が変われば相手も変わる」を試したいと思っている方へ。まとめとしては、
- 相手が変わるとしても、タイムラグがあること
- 相手が変わらないことや、変わっても表面だけのケースもあること
- 場合によっては、相手と離れることもあり得ること
を心に留め、「期待しすぎず」「様子を見ながら」「でも楽しみながら」実践することをオススメします!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。