子どもが言うことを聞いてくれない。何度言っても、できない‥‥。
子育ては思うようにいかないことだらけ。ってわかっていても、つい口うるさく言っちゃう。
親子でイライラ、家庭は今日も空気が悪い (*´ω`)
そんな空気を変えたい!と思うお母さん、お父さん。「コーチング」ってのを子育てに取り入れてみませんか?
難しいことではなく、お子さんへかける言葉を、ちょこっと変えるだけ☆
ここでは、コーチングについて簡単に解説した後、私が感じたメリットも交えた「子育てにコーチングを取り入れる方法」をご紹介します☆
コーチングって何だろう?
カウンセリングは、専門のカウンセラーとクライアントが対話し、クライアントの悩みや困りごとを解決していくものですよね。
コーチングも同じような感じで、専門のコーチとクライアントが対話し、クライアントの目標を達成できるようサポートしていくもの☆
ただ、この時に大切なのが
- クライアントが自ら気づき、視点を増やす
- クライアントが自ら考えて答えを出す
- クライアントが自ら考えて行動に移す
ことなどができるよう、コーチは飽くまでもサポートに留める、ということです。
具体的には、コーチがクライアントに「質問」をしていく。質問をされれば、人は自ら考えますよね。加えて、コーチはクライアントの意欲を引き出せるようにすることも大切です (^-^)
これを子育てに当てはめるなら、
子どもが自ら考えて答えを出したり行動したり、子どものやる気を引き出したりできるよう、親がサポートする!
う~ん…なんだか難しそう‥‥と思うかもしれませんが、できる範囲で OK (*‘∀‘)
コーチングの基本である
- 指示・命令をせず、質問をして相手に考えてもらう
- 話をしっかり聴いたり、積極的に褒めたりする
- 相手が話しやすいような雰囲気をつくる
ことなどを、ちょこっと子育てに取り入れるだけ (*^-^*)
これだけで私は意外や意外! 自分にも子どもにもよい変化が表れたのです!
次章で、子育てにコーチングを取り入れる具体的な方法をお伝えしますが、コーチングについてもう少し知りたい方は、以下の記事をどうぞ☆
コーチングって何?生活にコーチングを取り入れるとラクでいい感じ! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
子育てにコーチングを取り入れ、ラク楽しあわせ!
きっと親子で嬉しくなれる (*’▽’)
子育てにコーチングのスキルを取り入れる具体的な方法を、5つに絞ってご紹介します☆
指示や命令でなく、子どもに「質問」する
できるだけ、子どもへの「指示」や「命令」をやめて、「質問」してみる (^-^)
たとえば、
- 「片付けなさい」ではなく「もうすぐ夕飯だけど、どうしたらいいかなぁ?」
- 「やめて!」「ダメ!」ではなく「お友達が困っているけど、どうしたらいいと思う?」
- 「早く宿題しなさい」ではなく「まだ宿題しなくても大丈夫かな?」etc.
子どもが自ら考えて答えを出すことで、子どもの「考える力」「問題解決能力」「応用力」などが育ちます☆
実際にやってみて感じたメリットは、
- 親である自分が感情的になることを減らせる (言葉を発する前に一呼吸おけるし!)
- 子どもも「こういうふうに言ってもらった方が嫌に感じない」と言っている
- 子どもから意外な答えが返ってくることがあり、面白いし勉強になる
質問の内容は、お子さんの年齢や理解度に応じて変えていけるとよいでしょう。難しく考えず、マネゴトでもいいので「まずは、やってみる」ことだと思います (*‘∀‘)
否定質問を肯定質問にチェンジ!
否定質問とは、
- 「なんでできないの?」
- 「どうしてそんなに遅いんだ?」
- 「なんですぐに焦っちゃうの?」etc.
これを、以下のような肯定質問に変えていきます☆
- 「どうしたら、できるようになると思う?」
- 「どうしたら、もう少し早くなるかなぁ?」
- 「どうしたら、落ち着いてできるかな?」
否定語でなく肯定語を使うことは、普段の会話でも意識!
なぜなら、子どもの自己肯定感を育めるだけでなく、かけた言葉は親である自分にも影響するから。脳科学的にも量子力学的にも言霊パワーからも、ポジティブな言葉を使う方が自分も幸せに感じやすくなるのですね (*’▽’)
過去質問を未来質問にチェンジ!
過去質問とは、
- どうしてこんなことをしたの?
- どうして〇〇ができなかったの?
- なんで言ってくれなかったの?
など、過去形で質問すること。仮に穏やかに質問したとしても、子どもは責められている気分になりやすく、必死に「言い訳」を考えようとします (‘_’)
よって、ここは可能な範囲で「未来質問」に変えちゃう!
- これからは、どうすればいいかなぁ?
- どうしたら〇〇ができるようになると思う?
子どもが不快な気分になりにくく、親である自分のイライラや怒りを静める効果もあります (^-^)
ちなみに「なんで言ってくれなかったの?」に関しては「お母さん (お父さん) は言ってほしかったよ」などと、自分を主語にして伝える方法が親子に嬉しい! 次章で詳しくお伝えします☆
子どもに「あいメッセージ」をたくさん伝える
コーチングでは、クライアントの意欲を引き出すことも大事☆
そのために、褒める (認める) 言葉を積極的にかけたり、質問の仕方、話の聴き方を工夫するわけなのですが…。
その工夫の一つが「あいメッセージ」。私の中では【 I メッセージ】と【愛メッセージ】の、2つの意味を持たせています (*^-^*)
【 I メッセージ】とは、
- こうしてくれるとお母さん (お父さん) は嬉しいな
- こういうふうに言われるとお母さん (お父さん) は悲しい
- (誰に何と言われようと) お母さん (お父さん) は素晴らしいと思ったよ
などと、親である自分を主語にして伝える言葉のこと☆
改善点を指摘されても、子どもは責められている気分になりにくい。子どもの意欲や、自ら反省する気持ちを引き出せる。そんなメリットがあります (^-^)
褒める言葉もかけやすくなるから、親子で嬉しい! お互いの充実感や達成感、幸福感にもつながりやすくなるのです。
もう一つの【愛メッセージ】とは、愛ある言葉ならなんでもOK!
- 「すごい!」「素晴らしいね!」
- 「前よりもできるようになっているよ」
- 「〇〇ちゃん (〇〇くん) がいてくれて幸せ~」
- 「ありがとう」「助かったよ」
- 「嬉しいね」「楽しかったね」
- 「お友達のこういうところが素晴らしいね」
- 「(景色などが)きれいだね~」「(動物などが)かわいいね」
- 「ヤッタ~」「ツイてたね!」etc.
こういう言葉を、ちゃんと声に出すことです☆ 親である自分の表情も、自然と笑顔になりやすくなる (^-^)
実体験として思うのが、子どもは親の態度や表情・言葉などに、想像以上に影響を受けているということ。
愛メッセージを積極的に伝え続けるだけで、子どもが発する言葉や考え方が変わってくるから面白いですよ (*’▽’)
- 子どもの自己肯定感を高めたい
- 子どもに「人生って楽しい!」と思ってほしい
- 物事に対する意欲や、感謝の気持ちを持ってほしい‥‥
まずは愛ある言葉をたくさん使ってみましょう。その言葉や表情はダイレクトにお子さんの脳 (潜在意識) に刻み込まれ、考え方や行動に自然と影響を与えていってくれるのです。
また「いい言葉をかけよう」って思うだけで、脳の機能 (RAS) が勝手に子どもや周りの人、物事の「いい面」を探そうとしてくれる! 結果的に「いい変化」「いい出来事」が引き寄せられやすくもなりますよ☆
子どもと「対等」という意識を持つ
コーチングでは、基本的にコーチとクライアントは「対等」。
コーチは上から目線で質問したり話を聴いたりするのではなく、常に「クライアントと対等である」という意識を持ちながらコーチングの対話を重ねていきます☆
子育てに当てはめるのであれば、子どもも親とは違う、別の一人の人間です。
よい意味で「子どもは子ども、自分は自分」って考え、対等だという意識を持てるとラクになるかも (^-^)
そもそも人は、この世に生を受けた時点で、一人一人が違う才能や特性を持つ「かけがえのない存在」です。
お世話が必要で大変に感じる場合や、「育てにくい」と感じる場合でも、
- 子どもから「気づき」「学び」が得られる
- 子どもがいるからこそ経験できることがある
- 子育てをすることで自分の成長にもつながっている
というような考え方を採用してみる。
疲れることもイラっとすることも、あってOK! でも最終的に前向きな考え方を選んで感謝して子育てをする方が、正直なところ「ラクで楽しく幸せ」だと思います (*‘∀‘)
まとめ:無理のない範囲で子育てにコーチングを取り入れてみよう!
完璧でなくてOK。ほんの少しでもOK。
私もいまだに、指示・命令系で声がけしちゃったり、イライラしたり‥‥。家庭の空気を悪くすることもあります ( ;∀;)
でも、できる範囲でコーチングを子育てに取り入れ、それを続けていくだけで、
- 「ラクかも」「いいかも」など、何らかの気づきがあったり
- 親自身の考え方が、よい方向に変わったり
- お子さんの言葉や行動に、よい変化があったり
するはず (*’▽’)
それを楽しみに、今日からコーチングを子育てに取り入れてみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。