悔いのない人生にするために。今から始められる小さなこと。

佳見 そら

ダルマを抱えた龍のイラスト

よく見かける言葉。

  • いつ死ぬかわからないのだから、楽しく生きよう
  • 死を意識すると「どう生きていきたいか」が明確になる
  • 今日が人生最後の日なら、何をしたいと思う?

死の間際に、人は自分の人生を振り返ると聞きます。

後悔には、いくつかの傾向もあるそう。

それらを参考にしつつ、大切なのは「今どう生きるか」「今からどう生きていくか」なのでしょう。

ここでは、まず「死ぬ間際の後悔の傾向」を引用します。それを参考に、できるだけ悔いのない人生にするために「今から始められる小さなこと」を考え、まとめていきます。

「死ぬ間際の後悔」で多いもの

「死ぬ瞬間の5つの後悔 (ブロニー・ウェア著 新潮社)」という本によると。

死を間近に控えた患者さんが口にする後悔の中で多いのは

  • 「自分に正直な人生を生きればよかった」
  • 「あんなに仕事をしすぎなければよかった」
  • 「自分の気持ちを伝える勇気を持てばよかった」
  • 「友人と連絡を取り続ければよかった」
  • 「もっと自分を幸せにしてあげればよかった」

だそうです。

もちろん、他の後悔をする人もいるし、今の私のように「特に後悔はない」と言う人もいるでしょう。

あなたは、どうでしょうか?

悔いのない人生にするために、いま始められること

前述の内容を参考に「今から始められる小さなこと」を提案します。

自分に正直に生きる

自分に正直に生きるとは「やりたいことをやる、やりたくないことはやらない」とも言い換えられるのでは?

やりたいことをやる

大きなことでも小さなことでも。

とにかく今やりたいことをやる。もちろん「できる範囲で」でOK。

★大きなやりたいこと、叶えたい夢などの場合は、まず一歩を踏み出す。

ネットで調べるだけなら今すぐ始められるし、どんなに大きな成功も小さな一歩の積み重ねなのだから。

★小さなやりたいことは、ただ行動に移すだけ。

もちろん「迷惑行為」や「多大な借金をして」などはお勧めできませんが、たとえば

  • 人目や人にどう思われるかを気にする
  • 「こんなことをしても意味がない」と思う
  • 「自分には無理」と思う

などのブレーキは、極力はずす。

やってみて成功しなくても、途中でやめちゃっても‥‥全くやらなかったより悔いのない人生になるのだと思います。 それは、やってみたからこそ得られた貴重な体験なのだから。

やりたくないことは極力やらない

この三次元の世界では、時間は有限。

やりたいことをやるためには、やりたくないことを極力やらない必要があります。

  • 時間や頻度を減らしたり
  • 別の人や機械にやってもらったり
  • ただ「えいやっ」ってやめたり。

まずは「やりたくないけどやっていること」をリストアップ!

意外と「自分がしなきゃいけない」と勝手に思っているだけのことや、「やっても気分がよくないのに、つい習慣で‥」ということも多いもの (‘_’)

以下の記事に、やりたくないことをやめるコツをまとめています☆

「どうでもいいやりたくないことを、ゆるくやめる」とラクで幸せ。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

周りとの調和もちょこっと考える

「やりたいことだけやる」=「わがまま」と勘違いされがち。

まぁ極論、わがままと人から思われてもいいいのですが‥。

たとえば

  • たまには、大切な人の「やりたいこと」に合わせる
  • 周りの人に迷惑をかけたり不快感を与えたりしていないか考える
  • 人に迷惑をかけた場合は、お詫びやフォロー、感謝などをする

など、ちょこっと周りとの調和も考えられるといいのかなと、個人的には思います。

仕事をしすぎない

仕事が楽しいのなら、別にいい気もするけど‥

  • 楽しくないのに、つい頑張りすぎてしまう
  • 他のやりたいことが、ほぼできていない
  • 他の大切なことに、ほぼ時間を使えていない

などだと、後悔につながるのでしょう。

「自分にその傾向がある」と気づいただけで、半分は解決している。

あとは、働きすぎの状態から抜け出せるよう、工夫するのみです。

ただ、私の経験から考えると、

  • 承認欲求が強い
  • 人に頼むのが苦手
  • 完璧主義、こだわりが強い

などの理由から働きすぎてしまう場合、心や考え方を変えることが必要になってきます。

ただこれらも、気づいているだけで大きな一歩。 無理してまで自分を変える必要もない。

もし改善させたいのなら‥‥

★まず、自分で自分を認めたり褒めたりできると、少しずつ承認欲求が薄れてきます。

ご興味のある方は、以下の記事を。

自分を認める3つの方法。簡単だから毎日やってみよう! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

★人に頼むのが苦手な方は、以下の記事を。

人に頼るのが苦手でもOK。でも克服できればもっとラクで幸せ? | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

★また、以下の記事を読むと、頑張りすぎるのがバカバカしく思える、かも。

頑張りすぎなくていい理由 & 頑張りすぎないためのヒント。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

休日は、時間を有効活用! やりたくないことをやる時間を減らし「存分に休む」「リフレッシュや好きなことをする」「やりたいことをやる」時間に充てられるとよいでしょう。

自分の気持ちを伝える

「自分の気持ちを伝える」と言っても、いろんな捉え方・シチュエーションがあるよね。

私としては、

  • 周りの人に感謝したり、褒める言葉をかけたりすること
  • 大切な人に「大切に思っているよ」という内容の言葉をかけること
  • 謝りたい人や謝るべき時に、きちんと謝ること

が普段からできていれば、悔いのない人生になる気がします。

もちろん「過去のことを蒸し返して謝る」などは時と場合にもよります。 また、何年も会ってないのに突然「あの時はありがとう」とか言っても相手がビックリするかも。

でも、それに対しての返事が来るか来ないかにかかわらず「どうしても言っておきたい」のであれば、勇気を出して伝えるのも私はアリだと思います。

大切な人とは連絡を取り続ける

これは、言葉の通りです。

私は「友人」に限らず、大切な人 (離れて住む家族、親戚の人、恩師など) 全般に当てはまると思います。

ここで考える「大切な人」とは、仮に命が明日までだとして「連絡していなかったことを後悔する」ような人。

そう考えると、何人もいないのかもしれません。

たとえば、新年の挨拶だけは欠かさずにすれば、一年に一回は連絡を取ることになります。社交辞令でなく本当に「今年は会いたいね」と思うのなら、行動に出るのもよいでしょう。

自分を幸せにする

小さな幸せでいい。

「自分を幸せにする」とは、たとえば以下のようなことがあるでしょう。

(具体的な方法やヒントは過去記事に多数まとめています。検索機能やサイトマップからどうぞ)

可能な限り「今やりたいこと」をやる

  • 好きなことを存分にする
  • 行きたいところに行く
  • 会いたい人に会う
  • 食べたい物を食べる
  • 寝たければ寝る etc.

考え方・考えることを選ぶ

  • 人や物事に感謝する
  • 人や物事の「良い面」に目を向ける
  • 足りないものでなく「すでに今あるもの」に目を向ける
  • 「ネガティブ思考もOK」と受け入れつつも、うまく切り替える
  • 嫌なことの中にも「楽しみ」「学べること」を見つける etc.

自分をいじめない&大切にする

  • 自分を責めない or 責める時間を減らす
  • 自分を卑下しない or その時間を減らす
  • ダラダラ過去の後悔をしない or その時間を減らす
  • 「これでいいのだ」と自分を肯定する習慣をつける
  • 自分のことを褒める&ねぎらう習慣をつける etc.

楽しいモノ・心地いいモノを目にする

  • 自宅の整理整頓や掃除をする
  • 好きなモノ、心地いいモノを使う
  • 心地いいモノが見られる場所に出かける
  • 見て心地よくなる本・SNS・画像・番組などを見る
  • 青空や緑の木々、自然の景色などを見る etc.

自分が「心地いい」と思えることを多くする

  • 家族やペット、好きな人・友人と過ごす
  • 入浴、半身浴をする
  • 何も考えずボケーっとする
  • 朝日を浴びながらヨガやストレッチをする
  • 体を動かして汗を流す etc.

★幸せは、心が決めるもの。

ということは、考え方や行動しだいで、誰でも今すぐ幸せになれる。

それは、たとえば

  • 夢が叶っていなくても
  • お金がなくても
  • 体の調子が悪くても

今この瞬間の幸せを感じることは、工夫しだいでできるということ。

先述した通り、やりたくないことをやる時間は、なるべく減らすに尽きる。

代わりに「幸せ~」「心地いいなぁ」という感覚を、たくさん味わうこと。それは、さらなる「幸せだと感じられる状況」「心地いいと思える出来事」を引き寄せ、より悔いのない人生につながるのでしょう。

まとめ:あなたは何を始めたいですか?

悔いのない人生にするために「今から始められる小さなこと」を考え、お伝えしてきました。

死ぬ時を想像すると、たしかに「今からどう生きていきたいか」を考えやすくなります。

ただ、個人的には「死ぬ時を想像する」のは一瞬だけにし、後は「いま何をするのか」に集中したい。

その方が、より悔いのない人生にもつながると思います。

悔いのない人生にするために、あなたは何を始めたいですか?

リストをつくるのもよさそう。以下の記事もご参考に。

どう生きたいかの例を、いろいろ挙げてみた。自由に考えていいのだ! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

だけど、決して無理せずに‥。

  • 特に何もしないのも自由だし
  • 始めたことが続けられなくても大丈夫だし
  • 極論、悔いの残る人生になってもいいのだし

深い意味で「安心」して生きていきたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です