「みんな言ってるよ」「みんなそうじゃない?」
「みんな」って聞くと、以前は「どうしよう‥」って落ち込んだり迷ったり (>_<)
でもさぁ、みんなって誰なの? 結論から言うと、たいてい「みんな」じゃないし。
だから動揺してもいいけど、いったん立ち止まる癖をつけられると、ラクで幸せ~(*´▽`*)
ここでは「みんなって誰?」と考え、どんな場面でどんなふうにラク&幸せになれるか、お伝えしていきます☆
「みんなって誰?」こんな場面で取り入れてます
「『みんな』って聞いたら、いったん立ち止まれるとラクだよ!」っていう場面を、3つご紹介!
子どもが言う「みんな」は「3 (み)んな」
我が子が小学校2年生の時の先生が、こんなふうに言ってました。
お子さんが言う「みんな」は、たいてい「3人」ぐらいです。
「なるほど」と思いつつ「えっ本当に?」という気持ちも少しあり、実験してみることに。
実際に子どもが
- 「みんな持ってるよ」
- 「みんな言ってた」
- 「みんなできてた」
などと言った時に、動揺しちゃっても‥。いったん立ち止まり
「そうなんだね。じゃあ誰と誰がそうなのか、お名前を教えて」と言うと、本当にたいてい3人ぐらいしか名前が挙がらずビックリ!
「じゃあ、決して『みんな』ではないね」と言うと、子どもが納得してくれることが多く、ラク (*‘∀‘)
高学年になると「3人」ではないことも出てくるけど、よく聞くと「クラスの半分」ぐらいのことも多い。「じゃあ、まだ買わなくていいんじゃない?」とか言うと、スムーズに行ってラク☆
悪口や噂話で「みんな言ってるよ」
人の悪口・噂話の中で「みんな言ってる」って、けっこう使われると思いませんか?
私は「へ~ みんなって誰と誰が言ってたのですか?」なんてことは聞かないけど、いったん立ち止まり
- この人がそう思ってるだけかも
- 私にもそう思わせたいという「悪意」があるのかも
- 単純にこの人の口癖なのかも
と思い、鵜呑みにしません。
人の悪口や噂話は、一応「一つの情報」として得ておきますが、悪口を言われた相手への先入観は持たないようにする。
その方が、ラクに、かつ幸せに人と付き合えます (*^。^*)
また、自分を否定・非難されて「みんな言ってるよ」「みんなやってるよ」と言われることもあるかもしれませんね。
- 職場の上司や同僚から
- ママ友や何かの仲間から
- 家族や親戚から
自分の行いを悪く言われただけで落ち込むのに「みんな」って言われるとさらに落ち込んじゃう…
という人は、まず「みんなってことは絶対にない」ので安心しましょう (^-^)
で、冷静に考えて「本当に自分に非がある」と思えば改善策を考え、「ただの妬みかも」「ストレスをぶつけられただけかも」などと思うのなら、切り替えて仕事や生活に集中する。
落ち込みはしないけど、イラっときて「みんなって誰なんですか? 全員の名前を挙げてくださいよ!」って言っちゃう人もいる?
気持ちはすごくわかりますが、仏教の教えにもあるように、怒っても自分が損をするだけ。冷静にその人とは距離を置きましょう (物理的に無理な場合は、心の距離を置く)。
販売員さんの「皆さん買ってますよ」
これ、全部「買わせる」ためですよ。
- 勧誘で「皆さんつけてますよ」「皆さん契約してます」
- 販売、営業で「皆さん買われてますね」
- 他にも「皆さん喜ばれています」「皆さんにご満足いただいて」‥‥
冷静に「みんなって誰ですか?」「本当にみんな買っているんですか?」とか聞いちゃったこともあるけど、すると「僕が勧めた方はほとんど」と言い直されていた (笑)
もっともらしいデータを出されても、どんなデータかを冷静に見極めて、慎重に判断しましょう!
各国の国民性を表す例えでよく使われる「沈没船ジョーク」の話。
ボートに、いろんな国の人 (おそらく男性) が乗っていて、船長は乗客に海に飛び込むよう説得する。
どう言えば、飛び込むか。
- ドイツ人には「飛び込むのがこの船のルールです」
- イギリス人には「飛び込めばあなたは紳士になれますよ」
- イタリア人には「飛び込めば女性にモテますよ」
- アメリカ人には「飛び込めばあなたはヒーローです」
- フランス人には「飛び込んではいけませんよ」
- 日本人は「みなさん飛び込んでますよ」
やっぱり、日本人は和や協調性を重んじる国民性として知られている。それは美徳でもあるけど、うまく操られないようにしたいものですね ( ゚Д゚)
でも自分も「みんな」って言っちゃってる
自分も「みんな」って言っちゃうことがある。全然「みんな」じゃないのに。
悪気はないんだ。発する言葉には気を付けるようにしてるけど、疲れてる時もあるし。
と思う人も、けっこういるのでは?
私は、できる範囲で気をつけたり、言ってしまった後に「まあ、みんなってことはないね。この人とこの人が」とか「いや、多くの人が」とか言い換えています ( ;∀;)
あと意外にラクなのが、認めちゃうこと、許しちゃうこと。
他の人が「みんな」「皆さん」って口にしても
- 「まあいいか、自分もみんなって言っちゃうことがあるし」
- 「多くの人が、一語一句を慎重に選んで話すわけではない」
- 「きっと悪気はないんだ」etc.
明らかに悪意のある「みんな」「皆さん」じゃない限り、こう思えるとラク&幸せでいられますよ (*‘∀‘)
自分がたまに「みんな」って言っちゃうのも、まあ仕方なし。って許せるようになる。
生活の中に「まあいいか」「仕方ないか」を上手く取り入れると、心がラクになるよ!(詳しくは以下の記事に)
☆「まあいいか」を口癖にする3つの効果と、心をラクにする使い方。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
☆「仕方ない」と考える効果。上手く使えると、心がラクで幸せ! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
本当に「みんな」でも気にしないようになれると最強!
最近の私は、誰かに「みんなやってるよ」とか言われても気にしなくなりました。
自分の周りで、本当に「みんな」やっていたとしても、何も気にしない ( ;∀;)
すごくラク。何でも気にしてた昔の自分が、嘘みたい。
- スマホを持ったのも、すごく遅かったし
- ラインのプロフィール画像?背景?、私だけ初期のままだし
- SNSもキャッシュレス決済も、全くやってないし‥。
ちなみに、ラインのプロフィール画像が初期のままって、知っている限り私以外いない (笑)。でも「自我をなくすとラク」ってことを実感してからは、初期のまま状態がむしろ気に入ってる、「私はいない」って感じで。
まとめ:「みんな」はあり得ません (笑)
究極的に考えれば「みんな」なんてあり得ません。
だって日本人の1億2570万8382人 (2021年10月時点) 全員が、そう言ってるん? やってるん?
「世界中の人」って考えれば、もっともっと多い。
「みんな」「皆さん」って聞いて、落ち込んだりイラっときたり迷ったりした時は、心の中で
「えっ? みんなって誰? みんななんてあり得ないよね」
って一度立ち止まれると、少しラクになりますよ (^-^)
あっ「みんなそうだよね」って聞いて、「心落ち着くような場面」では、深く考えずそのまま採用で!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。