いますよね。謝らない人。
いつも「ごめん」とか「すみません」が口から出てこない。
イライラしますよね。 なんで謝らないの~?って (>_<)
でもイライラしていると自分が損。 切り替えて心地よく過ごした方が、幸せ。
ここでは、謝らない人の心理を簡単にお伝えし、謝らない人にイライラしないための「考え方」のコツを10個ご提案します。
謝らない人の心理
前回の記事で「謝らない人の心理・特徴」をまとめました。
さらっとお伝えすると
- 「自分は悪くない」「他の人や物事が悪い」と思っている
- プライドが高い、負けず嫌い
- 自分に自信がない、自分の株を下げたくない
- 責任をとりたくない
- 何事に対しても「大したことない」「どうにかなる」と考えがち
- コミュニケーションが苦手、謝るのが恥ずかしい
- 怒られたり責められたりするのが怖い
詳しくは、前回の記事をチェックしてみてください。
謝らない人の心理・特徴を10こ挙げる。少し寄り添えるかも。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
謝らない人にイライラしにくい考え方のコツ
私たちは神でも仏でもない。 だからイライラするのは仕方ないし、してもいい。
そう自分を受け入れた上で、切り替えられる「考え方」を採用し、イライラを減らそう!
前提:言うべきことは言っていい
謝らない人にイライラ ⇒ 相手に何も言わず我慢しよう
と言っているわけではありません。
しかるべき対処が必要な場面もあるでしょう。
そこまでの内容でなくても「謝ってほしい旨を伝える」という選択をしてもいい。
たとえば
- 「こういう点で大変だったのです」などと事実を伝える
- 「私は傷つきました」「自分は悲しかった」などと気持ちを伝える
- 「せめてお詫びの言葉をもらえたらモヤモヤしなかった」などと気持ちを伝える
- 子どもや部下に「この場面では謝った方がいいよ」などと教える
- メーカーやお店に対し、冷静な意見として伝える etc.
ただ、穏やかに伝えたとしても
- 相手が「逆ギレ」し、ケンカに発展したり
- 相手がふてくされ、さらに気分が悪くなったり
- 状況が好転しない、もしくは悪化したり
という可能性もあり (-_-)
謝ってほしい旨を伝えた方がよいか、それによって好転するかは、
- 場面や状況
- 自分と相手の関係性
- 自分や相手の性格
などにもよるので、一概には言えない部分があります。
ただ、共通する注意点としては、相手を責めたり「おかしい」と否定したりすると、空気が悪くなるだけの可能性が高いこと。「愛・思いやり」の気持ちと共に伝えた方が、成功もしやすいです。
(といっても、内容的にどうしても許せない場合など、簡単にはいかないよね‥)
ここからは、謝らない人に「ハッキリ言うのは気が引ける」「言うまででもない」「言えない‥」という場合に、イライラを抑えやすくする考え方のコツを挙げていきます。
考え方➀:ただ「謝れない人なのだ」
相手は「謝れない」「謝るのが苦手」な人なのです。
ただただ「そういう人だ」と思い、あきらめる感じ (‘_’)
人それぞれ、
- いいところ&悪いところ
- 得意なこと&苦手なこと
があります。
「自分」も「その人」も、いろ~んな部分をあわせ持っています。謝らない人にはイライラするけど、その人は「謝る」というピースが欠けている、ただそれだけなのです。
考え方➁:仕方ない
たとえば、謝らない人に対し、
- 子どもだから仕方ない
- 魂レベルが低いから仕方ない、
- きっとコミュニケーション障害なのだから仕方ない
などと考える。
それでイライラが軽くなるのなら、心の中でその考え方を採用していいのです (^-^)
考え方➂:かわいそう
謝らない人に対し「かわいそう」と考えるのも一つ。
実際「いつも謝らない」「謝るのが苦手」な人は、人間関係で損をしている可能性高し。
その人が悪いからというより、
- 過去の嫌な経験
- 遺伝
- 親や先生などの教育
などによって「謝れない人」になっているかもしれず、そうだとしたら、まさに「かわいそう」。
権力があって、今は人に囲まれているような人も、神様に恥ずかしい行為をしていれば必ずその人に返る。だから「かわいそう」とも言える。(放ったエネルギーはその人に返る。科学でも説明されつつあります)
考え方④:相手も苦しんでいるのかも
相手の心は見えません。
前述の「謝らない人の心理」を参考にするなら
- 自分に自信がなく、生きづらい人生をおくっている
- 本当は謝りたいのに、謝り方がよくわからない
- 謝ることで、怒られたり責められたりするのが怖い
など「謝れないことで相手も苦しんでいる」可能性があります。
もしかしたら、心では反省しているのかもしれない。どうせ真実はわからないのなら「そういうことにして終了」するのも一つだと思います。
私は、わりとそうしています。よかったら以下の記事も☆
人間関係の「わからない」は自分に都合よく考えクヨクヨ悩まない! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
考え方⑤:逆に「ありがとう」
「感謝はエネルギーが高い」と言われます。
感謝を習慣にできると、人生に「いいこと」がいっぱい起こる (科学でも証明されている!) 。
もちろん「悪いこと」が起きることもあるけど、心がネガティブに傾きにくくなるのです。
だから、謝らない人に感謝して終了させちゃう (*‘∀‘)
たとえば
- 反面教師になってくれた
- 「自分は謝らない人が嫌い」ということに気づかせてくれた
- 謝らない人がいるから、謝れる人が評価される
などと考えれば、少しは「ありがとう」と思えるかもしれませんね。
考え方⑥:相手にもいいところがある
考え方➀でも書きましたが、誰にでもいいところと悪いところがあります。
自分の長所と短所、相手の長所と短所を書き出すのも一つです。
長所を見つけるコツについては、以下の記事もどうぞ。(長いので斜め読みで)
自信がない人は短所を長所に変換しよう!長所を見つける3つの方法 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
考え方⑦:自分も迷惑や不快感を与えているかも
謝らない人にイライラするのは仕方ないけど、自分も迷惑や不快感を与えている可能性もある。
(自責や自己否定しやすい人は、この考え方にどっぷり浸かりすぎないよう注意!)
私の旦那が「謝らない人」です。
ここ数年は、もうあきらめていたのに、
- 先日あまりにもイラっときてしまい
- 「これは何かのサインだ」と思い
- この記事執筆に至った、というわけ。
(今回は思い切って気持ちを伝えましたが、その話は省略します)
私は得意なことと苦手なことが極端だったり、以前は感情の起伏が激しかったりもしたので、主人には迷惑をかけていると思います。いい人ぶるわけでなく、本当にお互い様なのです。
考え方⑧:自分の魂の学びにつながっている
「起こること、すべてに意味がある」という考え方があります。
- 自分の前に現れる人
- 自分の前に現れたモノや景色
- 自分に起きた出来事
などは、すべてが何かのサインで、自分の成長につながったり、後々役に立ったりするのだということ。
それが真実かどうかは別として、そう考えると生きやすくなる (という人もいる)。
すべてのことがムダではないと思えるし。
今回の「謝らない人にイライラする」というケースでは‥‥
たとえば、逆に「自分はすぐに謝る」「謝り癖がある」という人の場合
- 自分と正反対のタイプだから、よりイライラするのかも
- 自分は必要以上に「謝らない人が許せない」という価値観があるのかも
- 「そんなに謝りすぎる必要はない」というサインかもしれない
などと考えることもできます。
また「イラっとする人とも付き合う練習」「イライラを切り替える練習」「うまく受け流す練習」などの機会を与えられている、という可能性もあるでしょう。
考え方⑨:どうでもいい人なら付き合わなくていい
「いつも謝らない。そのたびにモヤモヤする」
と感じるのが、無理して付き合う必要のない友人知人なら‥‥
- 思い切って付き合うのをやめる
- 少しずつ合う回数を減らし、フェードアウトさせる
- かかわる回数を最低限にする
のも自由なはず!
それとも、モヤモヤするけど付き合っていきたい? あなたの気持ちはどちらでしょうか?
考え方⑩:切り替えて自分の幸せのために行動しよう
同居家族や職場の人など「かかわらざるを得ない人」の場合。
その人に「謝れる人」に変わってほしいけど、なかなか難しい。
基本的に「人は変えられない」と言われます。
正確に言うと、変えることができるケースもあるのですが、
- 信頼関係をつくる、根底に思いやりがある
- 承認や感謝をしっかり伝える
- 相手の様子も見ながら、適切な方法をとる
など、愛とスキルが必要です。
やみくもに「謝る場面では謝ってよ」と言い、お互いに気分が悪くなるだけなら‥‥
さっさと自分が切り替えて、
- 好きなこと・心地いいことをする
- 好きなモノのことを考える
- 今すべきことに集中する
ということをした方が、自分の心は幸せでいられます (^-^)
以下の記事のリンクも貼っておきます。
★切り替え上手になるには? すぐにでも試せる12個の方法! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
★今に集中するコツがやっとわかった。日常生活で練習しラクで幸せに。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
以下の記事の後半には、ネガティブを切り替える記事のリンクがまとめて貼られています。
★これをするとネガティブが浮上しない! サヨナラもしやすい! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
まとめ:自分に合う考え方を採用しよう!
謝らない人の心理と、謝らない人にイライラしないための「考え方」についてお伝えしてきました。
今のあなたに合う考え方が見つかれば幸いです。
謝らない人にイライラしても
- 「ああ、イライラしているなぁ」と自分を観察し
- 「それもOK」と自分を受け入れ
- イライラが軽くなる考え方をして
- 「自分は、謝るべき場面ではきちんと謝っていこう」
などと、ただ思えると心がラク。 自戒をこめて (笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
そらさんこんにちは!
いつも記事の更新ありがとうございます♪
こちらの記事は、謝らない人にイラっときたら、というものですがら私は「ありがとう」を言えない人にもかなり腹が立ちます(>人<;)
最近、漫画家のみつはしちかこさんのご著書を読んだ時に、「いちばん心にやさしい生き方は期待しないこと」とあり、とても沁みました。
私は、謝らない人にもありがとうを言わない人にも、そもそも何かしらの「期待」をしてしまっているんだと思います。
そらさんの仰る通り、人のことは変えられないですね。
それなのに、「こう(いう反応)だったらいいな〜」といった一種の甘えと言いますか、期待があるのでそれが叶わなかった時に裏切られた感じがして、腹が立ったりガッカリしたりするんだと思います。
そこまで分析はしているのですが、なかなかやめられません(T-T)
私は、自分からは感謝も謝罪も相当丁寧にしようと心掛けていますが、そもそもその意識の持ち方が不遜と言いますか、上から目線と言いますか、傲慢なのでしょうか?
まとまりのない文章になってしまいましたが、人に期待しないで心穏やかでいるために、どうしたらいいでしょう?
長々と取り止めのない事を失礼しました。
そらさん
第2信、お送り致します。
先ほどのコメントをお送りした後、ノートに書き出して心の整理をしてみましたところ、気づきが生まれましたのでお知らせしたいと思います。
先程のコメントで、私は人に期待してしまうと書きましたが、私はおそらく人よりテンションが高い人間なのだと思います。
ありがとうの言葉を貰えなかったり、相手の反応が薄かったりで失望する時、私の中では、本心では、人様と喜び合ってビールのぶっ掛け合いをしたいくらいの気持ちがあるのです!
こんなことを書きますと、本当に自分でも呆れてしまいますが、私はメチャクチャに歓喜を分かち合いたい性質なのですね。
双極症の性質も大いに関係しているかも知れませんが、これはこれで私の持ち味なのでヨシとすることに致しました!
その上で、人様世間様は必ずしも私と同じようなテンションでいるとは限らないぞと覚悟を決めて、ある意味あらかじめ諦めていれば、期待を裏切られたなどと思わないで済むし、また同じような事があった時に「あー、いつものテンションのズレか!仕方ない!」と納得できると思うのです。
そらさんのブログで気持ちがまとまりました!
ありがとうございました٩(^‿^)۶
ゴマさん、こちらの記事もお読みいただき、コメントをくださり、ありがとうございます。
第2信まで読ませていただきました。
ノートに書き出し心の整理をされたこと、気づきが生まれたこと、本当に素晴らしいです!
「もし最初のコメントだけだったら、どんな返信をしたのかな?」と考えてみました。
おそらく
➀すべての内容に、とても共感できること
➁私もいまだにガッカリしたりモヤっとしたりすることがあるが、この記事に載せた考え方を選びつつ、どんな感情にも「まあ、それもヨシ」と受け入れていること
➂人間関係が映し鏡なら、相手は「ありがとうやごめんなさいを言うことを、そこまで頑張らなくてもいい」と教えてくれている存在なのかも
➃先日「ここはありがとうと言う場面だろう」というところでお礼を言わない人が数名いたが、全ての人に直後に不運な出来事が起き驚いたこと
➄ありがとうやごめんなさいが言えない人は、人間関係がうまくいかずに損をする可能性が高いのかもしれない
➅基本的に、人に期待をしてもいいし、期待を裏切られた時にネガティブになってもいい
➆大きなトラブルや災害でないだけ「マシ」と考えるのも一つ
➇人に期待せず心穏やかでいる方法(その人に合った答え)は、その人の心の中にある。というか、いろいろ試してみて、自分で納得のいくものを見つけるしかない。
➈私は人に期待することがだいぶ減ったが、今までやってきた実践のうち、どの実践がどのぐらいの割合で効果があったのか、わかりようがない。たとえわかったとしても、それが万人に有効ということもないので、やはり自分で見つけていくしかない。
というようなことを書かせていただいた気がします。
ゴマさんは今回、ご自分で納得のいく答えを導き出すことができたようなので、本当によかったです。
コメントを通じ、「テンションのズレか!仕方ない!」という考え方もあるということを学ばせてもいただけました。
私もこの考え方を採用させていただく場面がけっこうあるかも!
こちらこそ、いつも励みになっております。ありがとうございます(^o^)
そらさん
早速のご返信、ありがとうございます!
なるほど、またここでも鏡の法則が出てくるのですね。
私は少し、張り切り過ぎているのかも?と思いました。
また、ごめんなさいやありがとうを言わなかった人に、災難が起こったという事も、心当たりが2、3あり、ちょっと怖いですがそれも納得致しました。
また、期待を裏切られたと感じてガッカリするのも、決して悪い事ではないということも、そらさんが他の記事で仰っている「どんな感情もありのまま受け入れる」という内容と一致しますね!
否定してしまうと余計辛くなるんですよね。
そして、ガッカリがあったとしても、大きな災難に遭うよりずっとマシ、という考え方も、とても参考になりました。
また、そらさんにとってわたくしの、テンションの違いという捉え方を参考にして頂けて嬉しいです^ ^
たくさんのアドバイスをありがとうございました!
今日もいい日になりそうです(*^^*)
ゴマさん、こちらこそ早速のご返信、ありがとうございます!
私も「ありがとう」や「ごめんなさい」を徹底させようと思う部分があり、同じなのです(;’∀’)
お互い自分を褒めつつ、自分に合った考え方で他人様のことも受け入れられると、より心をラクに生きられるのかもしれませんね。
私も、今日もいい日になりそうです(*’▽’)
ありがとうございました!