一般的に「上」「優れている」とみなされることが多い音楽は
- 人気のあるジャンル・楽器・ミュージシャン
- 再生回数やDL数、CDの売上枚数などが多い曲
- 技術 (演奏・作詞・作曲・編曲・歌唱力など) が高い
- 歴史が長い・名曲
- 芸術性がある・格調高い etc.
でも「好み」「自分に合う」となると、話が変わってくる。
- どんな音楽でも、ワンフレーズだけでも、何なら音だけでもいい
- 自宅で聴くだけでもいい、生演奏を味わうのもいい
- 下手でも自分で歌う、演奏する、音を出すだけでもいい‥‥
もっと「自分が楽しい」「自分の心に響く」。 そんな音楽を「素直に大事に」できれば、もっと人生が豊かになる。
ということで、この記事で言いたいことはオシマイです!
ここからは、私の音楽にまつわる経験からの「自分が楽しい」「自分の心に響く」「感じること」などを気ままに書くだけ。読みたい方だけ、斜め読みでどうぞ (;’∀’)
売れてなくても、解散していても‥
「私」という一人の人間の心に、深く入り込んでくださった。
20代でのフリーター時代の同僚
とある職場に、バンドをやってる人が5人いました。(みんな別のバンド)
座席が日変わりの電話受信の仕事。 暇な時は隣の人とおしゃべり。自然と仲良くなれた。
同僚のライブに、よく職場の友達と行きました。CDも買ったり。
いい曲 (好きな曲) もあった。お世辞でなく。
みんな売れたくてしょうがなかった。でも売れてない。
カラオケBOXでやけくそになって叫んでたミキ。やりたいことが見つからない私も一緒に叫んだ。
もう20年も前の話。みんな元気でいるのかなぁ。 私の心にはしっかり光として残っている。ライブハウスの景色、爆音、魂こめて演奏する姿、歌う姿‥。今でも口ずさむフレーズもあり、感謝している。
次の派遣の職場にも
身近にいました。 音楽を諦め、派遣で働き出した鈴木くん。
とあるきっかけで、職場の4人で「曲をつくろう」という流れに!
作詞・作曲はある女性が担当。私が楽譜に起こす (アナログな私は手書きで)。
編曲の時に、どう考えても「G (コード)」しかあり得ないと思っていた箇所を、鈴木くんが「F」と言い、それが何とも言えない雰囲気を醸し出し、みんなで「Fがいいね」と言ったのが一番印象に残ってる。
私が「カセットに録音したい!」と言ったら、その男性が「いや、ちゃんとした機材を持ってきますよ」と。
仕事帰りに、皆でギター、ベース、キーボード、機材をかつぎ、カラオケBOXに直行!
見たことのない機材をカラオケBOXの機械につなぎ、あれよあれよという間にCDが完成! 鈴木くんは売れずにバンドをやめたけど、その後に経験が生かされ、私にとって忘れられない楽しい体験となりました。感謝。
ポップスのバンド「CittY」
2009年結成、2021年解散。
そのバンドを、2024年に知りました。
レコチョクさんの視聴ボタンで、何度も何度も聴かせていただいている。
視聴だから1曲1分弱だけど、とても心地いい。
(ちなみに私は、昔からメロディラインと編曲しか聴こえない脳になっています‥)
特に「VACATION!」のワンフレーズは「今・過去・未来すべてに光が差すような素晴らしさ」があり、購入してフルで聴きたい。
解散の詳しい経緯も、メンバーの方々が現在どうしているかもわからないけど‥。 解散から3年経った今に、私はCittYさんの音楽と出会えて、楽しい毎日がもっと楽しくなっています。ありがとうございます (*’▽’)
売れるか売れないかって、実力だけでなく
- 時代的背景とのマッチ、要はタイミングとか
- 周りとの縁起とか、
- それぞれの魂のプログラムとか
目に見えないものたちが複雑に関係し合い「神のみぞ知る」みたいなところが、おそらくある。
昔「こんなにいい曲がたくさんあるのに、なぜ売れないの?」という茨城出身の音楽ユニットもいた。
売れなくても、ずーっと他の仕事をしながら続ける方々もいるし、辞めていく方々もいる。
ベーシックインカム (BI)が導入されれば、こういう方々が「もっと音楽に打ち込めるなぁ」「純粋に楽しめるなぁ」と淡い期待を寄せる。
BIについてまとめた記事はコチラ ↓ ↓ ↓
ベーシックインカムとは。楽しそうだから調べてまとめてみた! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜
我が子が吹奏楽部に入って思うこと
「音楽に優劣はない」と私は思っている。
でも例外もあり、たとえば演奏技術。 優劣は、どうしてもある。
演奏技術を伸ばすのに必要なこと。
- 基本的な音楽の理解、基礎の習得
- 地道な練習、継続的な練習
- 体力強化、部分的なエクササイズ etc.
もともとの素質や練習の質も関係するけど、基本的に練習量や行動量が多い方が、技術は高くなる。
でも中学校の部活とかだと、先生が厳しければ猛練習するけど、そうでなければサボりがち (もちろん例外もあり)。
だから先生が厳しければコンクールで好成績だけど、楽しさは薄れがちになるし、その逆もある。「厳しさ」と「楽しさ」の共存、調和。しかも一人でなく大勢でやっていく。難しい‥からこそ面白いとも言える?
ちなみに、我が子は第一希望の楽器のオーディションに落ち、パーカッション。
初めの頃は「(先輩の話からも) パーカッションって人気ない‥」と落ち込んでいました。
でも、だんだん楽しくなり、コンクールで県大会にも行けたし、今は「パーカッションでよかった」と言うほど。
しかも後輩は、2年連続でパーカッションがオーディションになるほど人気だったそう。 あと「吹奏楽 人気楽器ランキング」で検索すると、なんと3位にランクインしている!
我が子の最初の落ち込みは、なんだったのか (;’∀’)?
てか人気ってなんだ? 人気ランキングってなんだ?
そんなのに惑わされず、自分の心に聴こうよ!
地域・学校などの演奏会・発表会では‥
行く気になれば、無料の
- 小規模ピアノリサイタル
- 公園で開催される演奏会
- 市民会館とかで行われる各種発表会
など、音楽を生で味わえる機会がけっこうある (地域にもよるけど)。
音楽がわからなくてもいい。自分の基準で楽しんだり味わったりできればいい。と私は思う。
私の場合、我が子の学校やエレクトーンの発表会なども含め、必ず見てしまう (見えてしまう) のが波動。
波動とは「雰囲気」とか「空気」とも言い換えられる。
私は「やりたい波動か、やらされ波動か」を自然と見ている。演奏技術は、自分的には二の次。
やっぱり
- 楽しい波動・歓びの波動
- 満たされている波動
- 情熱の波動
を伴う歌や演奏は、心に響くし、心を突き動かされるし、単純に「心地いい気分」になる。
反対に、残念な波動の場合、残念な気分になる (‘_’)
でも心地いい気分になろうと、残念な気分になろうと、どちらも今この三次元の世界にいるからこそ体験できること。音楽を聴かせていただき、そういうふうに心が動くことに、深く感謝しています。
ちなみに「ドのみで構成された曲」がある。第二子が習うエレクトーン教室で知った。
それを聴いて第一子は「すごい! ドだけの曲があるんだ~♪」とめっちゃ感動してた。 それが大事 (笑)
まとめ:「音を楽しむ=音楽」という基本を忘れない
私の体験から「自分が楽しい音楽」「自分の心に響く音楽」を大事にしたい、ということを気ままに書いてきました。
音楽を楽しむのに
- 人気や人のモノサシは関係ありません
- 手段 (聴く・演奏する・歌うなど) も関係ありません
- 技術力が高いか否かも関係ありません
飽くまで「今、自分が、いい気分になるかどうか」。
それを幼少期から教えてくださった、長年お世話になっているピアノの先生に大変感謝しています。
おこがましいですが、音楽で食べていくのを諦めた方々も、今のご自分なりの方法で音楽を楽しんでほしいと切に願います。音楽はさまざまな体験を与えてくれ、生活に歓びと豊かさをもたらしてくれるものだから。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。