「何もしない」って、悪いことに思われがち。
でも万物に、(一般的に言われる)「いい面」「悪い面」があるのだから。
と思い、いろんな角度から「何もしない」のメリットや良い面を、考えてみました!
ここでは、誰もが「何もしていないわけではない」ということと、私の経験から感じる「何もしない」のメリットや良い面を7つに分けてお伝えします (*^-^*)
皆「何もしていない」わけではない
とあるご近所さんの口癖が「うちの旦那は何もしない」。
でも、
- そもそも外で仕事をしています。
- ゴミ出しをしている姿も見かけます。
- 休日に家族を乗せて車を運転しています。
人生相談とかで「職場の同僚が何もしない」というのも‥‥
- 少しは仕事 (らしきこと) をしていたり
- その人の能力なりには頑張っていたり
- 「職場の雰囲気を明るくする」という面で一役買っていたり
という場合もあると思うのです。
「いや、本当に何もしていない」という場合でも、ただ生きているだけで、あらゆる人に何らかの影響を与えている。という観点から言うと、誰もが「何もしていないわけではない」のです。
しかも私たちは日常的に
- 呼吸・栄養摂取・排泄・睡眠
- 血液を流す
- 細胞の分裂や入れ替え
などをしています。
亡くなった人も、いま生きている人の意識に出てきて「支え」や「助け」になることがある。という点では、決して「何もしていない」わけではないのだと思います。
「何もしない」のメリット・良い面
私の経験を交えながら、まとめていきます。
「何もしない」は脳と心が休まる
情報過多の現代。常に脳も心も働きがち。
あえて「何もしない (ボーっとする)」時間を取り入れることで
- 脳や心を休めることができる
- 自律神経のバランスが整い、心身にいい
- 頑張りたいことを頑張れる、やりたいことに集中できる
と言え、実際に私もそう感じています!
また、脳の機能や、創造の源 (宇宙・神・ゼロポイントフィールドなどとも呼ばれる) とのつながりが深くなることから、ひらめきやアイデアが浮かびやすくなるとも言えます (*’▽’)
以下の関連記事もあります☆
「何もしない=最高の贅沢」という考え方もある
何もしないことが、とても心地よければ‥‥
「最高の贅沢」と呼ぶこともできるでしょう。
「『何もしない』は、最高の何かにつながる」という名言もあります。
休日は「今日は何もしないぞ~ワクワク~」というのも、いいかも。 私は昨年「ただロウソクの火を眺めているだけ」にハマった時期があり、至福の時でした (笑)
実は「何もしない」にどんな気持ちを乗せるかは自由。以下の関連記事もあります。
「だらだら」「何もしない」‥どんな気分でするかは自分で選べる。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
相手に「ただ寄り添うだけ」が良い場合もある
掃除をするのでも、話し相手になるのでもない‥‥
「役に立つことは何もしない」というロボットの売り上げが伸びているそう。
また「何もしないこと」を職業にしている人がいます。「離婚届の提出に同行してほしい」「男一人でクリームソーダを飲みづらいので、喫茶店で一緒に飲んでほしい」などの依頼に応えたこともあるそうです。
「ただ寄り添うだけ」の需要が高まっている。
私の場合、相談されると「役に立たなきゃ」と頑張ってしまうところがありました。
でも、自分が逆の立場になって気づきました。「あっ 意外とアドバイスをたくさんもらうより、ただ聞いてくれるだけの方が心地いいこともあるのかも」って。
もちろん相手にもよるし、内容にもよるでしょう。
また「特に何もしないで寄り添う」と言っても、不愛想な表情で横にいるというのではなく、必要な個所で声をかけたり励ましたりすることは大前提ですが‥‥。
自分が何もしないから、誰かが何かできる
自治会の班長の仕事。
地域のお祭りや行事などの手伝い業務もありますが、役員の数が多すぎ。 あんなにいらない。
そこで仕事をしすぎる人がいると、何もできない人が多数。その分「何もせずに申し訳ない」と思う人も出てきます。
以前の職場では、下の立場の人が頑張りすぎていて、上の人が「おもしろくないと思っている」ケースもありました。
「自分が何もしないから誰かが何かできる」というケースがあるもの。
といっても、もちろん「全く何もしない」のではなく「しすぎる必要はない」ということ。「人の役に立ちたい」「何かをしたい」と思っている人は意外に多いと思います。
自分が何もしないから、相手が成長できる
私が外で働き、子どもが定期的に保育所に通っていた時のこと。
迎えに行った時、必ず保育士さんと少しお話をするのですが‥
笑顔で「ほんと、私は何もしていません。でも目はかけていますよ」みたいに仰ったことがありました。
とてもいい保育士さんで、本当に「何もしていない」わけではないと思ったのですが、「必要以上に手は出さない」「お友達と過ごしたり自力で何かをしている時は見守るだけにしている」と解釈しました。
子どもや部下に対し、いろんなことをしすぎると成長を阻むことがありますよね。
あえて口出しせず、失敗させて学ばせる上司や親もいます。
以前の職場では、特にそういう狙いもなく「ほぼ何もしていない」上司がいましたが‥。皮肉なことに「だからこそ部下や周りの人の能力が高まる」ということがありました。
トラブル時に動きすぎない方がいい時もある
これこそ、人、時、場合、状況にもよるのですが‥‥
トラブルとなると「どうにかしなきゃ、これもした方がいいかも」と動きすぎてしまう場合があります。
でも、世の中には「自分でコントロールできないこと」もある。
自分でどうにかできることや、必要最低限のことをしたら「もう何もしない方がいい」というケースも意外に多い。 自分の心がラクになったり、結果的にいい方向に展開していったり。
私の以前の職場で「感情的で被害妄想が強い人」がいました。
その人が勝手に皆にキレまくった時があり (‘Д’)
一応「気を悪くさせたのならごめんね」と謝ったにもかかわらず、全く聞く耳もたず。
この時に、私は「あれもした方がいいかも」とか勝手に頑張り、空回りみたいな状態になっていました。でも、ある人が「もう、そっとしておこう。また動きが出たらこっちも考えよう」みたいなことを言いました。
結局1週間したら、被害妄想でキレた人も、何事もなかったかのようになっていた‥‥。その時はモヤモヤしましたが「無駄に動いても時間と労力の無駄というケースもある」ということを学びました。
「時が過ぎるのを待つだけ」が心のラクにつながることも‥
前述とも重なる部分がありますが、時間が解決することは多い。
って、いろんな人が言うことだけど、私も実感しています。
特に、悪いことが重なる時などは「じたばたしない」「まず受け入れる」のが大切だと感じます。
- 「どうして私だけこうなの」とか悲観的に考えたり
- 「運気を上げるための行動」などをしまくったり
- あの対策もしなきゃ、これもした方がいいと頑張ったり‥‥
脳・心・体を動かしたい気持ちはよくわかりますが‥。もう何もせず「抗わず、ただ時が過ぎるのを待つだけ」と思っていた方が心がラクで、意外といい流れになることも多い気がします (^-^)
まとめ:「何もしない」を取り入れよう!
誰もが「何もしていないわけではない」ということと「何もしない」のメリットや良い面をお伝えしてきました。
繰り返しになりますが、皆「本当に何もしていない」わけではありません。
また、うまく「何もしない」を取り入れることで、自分にも周りの人にもメリットがあるケースも多々あるのですね。
何か気づきやヒントを得ていただけたのなら幸いです。 (何も得られなかった方、すみません‥)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。