人の悩みの多くは「人間関係」と言われていますよね。
でも
- なんか避けられた気がする。なんでだろ…
- あの人、どうして急に怒り出したんだろ…
- あの言葉、どういう意味だったんだろ…
考えてもわからないことを、ずーっと考えてしまってはいませんか?
ソフトバンクグループの会長兼社長・孫正義さんは「10秒考えてわからないことは、それ以上考えない」と仰っているそう。時間の使い方は大切ということですね~(‘_’)
ずーーーっとクヨクヨ・モヤモヤしないために。
ここでは「考えてもわからないことは、自分に都合よく考えておしまい!」という方法を提案。私の体験も交えながら、コツをお伝えします☆
その人間関係の悩み、考えてわかること?
そもそも、人間の気持ちや行動の意味って、科学を使っても全部はわからない。
心理学者やメンタリストさん、AIだって、完璧には無理でしょうし…。
なおかつ、自分の気持ちや行動すら「よくわからないこと」もありませんか?
そんな「人間」と「人間」との関係が、「人間関係」なんです。
だから「人間関係における考えてもわからないこと」はけっこうあって当たり前ですし、だからこそ面白いとも言えるのだと思っています (*‘∀‘)
考えてもわからないこと、どうする?
では「人間関係において考えてもわからないこと」は、どうすればよいのでしょうか?
ずーーーっと考えて暗くなるのは、もうやめにしませんか?
行動に移して、終了
たとえば「相手の気を悪くさせたかも」などとクヨクヨしている時は、すぐに謝ってスッキリする方法もあります。
私の経験上は、ほぼ私の勘違いや考えすぎでしたが (おそらく)…。 その他にも、
- 「次に会った時に謝ったりフォローしたりしよう」と決めたり
- 「いい勉強になった。次回からは気を付けよう」と考えたり
- どうすれば次からは気を付けられるか、対策をまとめたり‥‥。
何らかの行動や考え方をすることで、自分の中で解決させられ、終了できる可能性がありますね。
あと、何かが気になって仕方ない時。直接聞ける場合は、相手にすぐ聞いてしまうのも一つ!
ラインなどの場合、返信が来るまではクヨクヨ・モヤモヤしちゃうんですけどね (^-^;。相手とコミュニケーションをとることで、スッキリして終了できることも多いです☆
「こういう可能性がある」とまとめて終了
せっかく、いろいろ考えてしまっているので。
あらゆる可能性を考えて、なんならメモしておく。さまざまな角度から物事を考えるトレーニングにもなりますね☆
たとえば「あの人、どうして急に怒り出したんだろう」という時。
- 自分が気に障ることを言ってしまったから
- 実は視界の片隅に好きな人が入っていて、その人が別の異性と仲良く話し始めたから
- 時計が目に入り「もうこんな時間か」と焦ったから
- ホルモンバランスの乱れから感情の起伏が激しく、たいした理由がなくても怒ってしまうから
- そもそも怒ったのではなく、ちょっとキツイ言い方になっただけ etc.
「自分が気に障ることを言ってしまったから」という場合でも、
- 相手の思い出したくない過去と少しシンクロしたから
- 相手が「嫌だ」と思っている人のことを褒めたから
- 相手が勝手に感じている劣等感に触れる内容だったから
など、飽くまで相手の問題であり、「決して自分が悪いわけではない」というケースもけっこうあります。
「物事には、いろ~んな可能性があるんだ。だから考えてもわからないことで悩んでも仕方ない」と思い、あとは好きなことや心地いいことに集中できるのが理想ですね (^-^)
自分に都合よく考えて終了
ここで、ようやく今回のテーマへ。前置きが長くてスミマセン…。
前述の「こういう可能性もある」の中から、
どうせ考えてもわからないなら、自分に都合よく考えて終わりにしちゃお!
っていう方法を、私は提案します☆
「自分に都合よく考える」とは、
- 自分を責めずに済む
- 自分を否定せずに済む
- (いい意味で)自分には関係ないと思う
などのことを指します。次章で、私の体験も交えながら具体例をみていきましょう (*‘∀‘)
自分に都合よく考える具体例
挙げればキリがない具体例。3つだけご紹介します☆
なんか避けられた気がする
たとえば、
- 仕事の休憩時にいつも会話する人
- 子どものお迎えで会うと、いつも会話する人
- なぜかよく会い、挨拶を交わす人
などが、急によそよそしくなったり、会うこと自体が減ったりすると、気になりませんか?
こんな時、根底に「自己否定」がある人は、「自分のことが嫌なのだろうか」っていう思考を選びがちになります (>_<)
私も以前は「なんか避けられてる気がする」と思うと、ずーーーーっと
- 私の声が大きいのが嫌だったのだろうか
- 私の方が10歳も年上だから、実は気を使わせていたのだろうか
- 何か気に障ることを言ってしまったのだろうか
などの「自分=ダメ」っていう思考が、次から次へとあふれ出てきて、悩む… (*_*)
顔を合わせ続ける相手の場合「何か気に障ることを言ってしまいましたか?」などと聞くのも一つですが、特に答えてくれずに避けられ続けたままの場合、もうどうしようもありません。
また、そもそも「相手に聞く勇気が出ない」場合や、「その機会がない」場合もあるでしょう。
こんな時は、自分に都合よく考えて終了です。
- 何か言いにくい相手の事情があるのかもしれない
- 人には言いたくない生活リズムの変化があったのかもしれない
- 相手の気分や体調によるものかもしれない
- 自分と話すことで、何か嫌なことを思い出すのかもしれない(決して自分が悪いわけではない)
- 別の人と会話したいのかもしれない(自分に非があるわけではなく) etc.
さらに最近の私の場合、
- 自分も少し面倒に感じていたし、避けてくれてよかった
- あいた時間で、本を読んだり記事ネタを考えたりできる~
- 自分の波動が高くなって、合わなくなったんだ
など、メチャクチャ都合よく考えてます ( ;∀;)
よほどの失言・失態をしたとかでない限り、人間関係なんてただの「相性」「縁」。このまま疎遠になろうと「その人と自分が合わなかっただけ」「その人から学べることは終了したんだ」などと考えた方がラクになります☆
キツイ言い方をされた
上司や先輩、友人、知人。キツイ言い方をされてクヨクヨ。
「あの人、なんであんなにキツイ言い方をするんだろう」って考えたところで、たいてい答えはわかりません。相手自身もわからないかも‥‥自分で自分のことって見えないわけだし。
こんな時も、自分に都合よく考えて、終わりにしませんか?
キツイ言い方が、その日だけなら、
- 夫(妻)や彼氏(彼女)とケンカでもしたのだろう
- ギャンブルで負けたのかな
- 更年期や生理前などでイライラしがちなのだろう
キツイ言い方が、いつもなら、
- キツイ言い方の両親に育てられたのかも
- 上司や配偶者にキツイ言い方をされているのだろう
- 自分でも気づいていないのかもな
など、「自己否定」や「自分を責めること」にはつながらない考え方を選んで、終了です☆
ただ「自分が何度も同じミスをするためにキツイ言い方で注意されている」などの場合は、ミスを繰り返さないよう工夫や努力をすることも大切です。
また、明らかにいじめやパワハラだと感じる場合は、専門の窓口や適切な人に相談するなど、しかるべき対応をとった方がよいケースもあるでしょう。
他人同士の人間関係
自分が何かされたとか、何か言われたとかではない。
他人同士の人間関係について、モヤモヤ気になったり考えたりすることはありませんか?
- あの人とあの人、最近どうして会話していないんだろ…
- Aさんって、じつはBさんのことが嫌いなのかなぁ
- あそこの夫婦、なんか最近おかしいぞ etc.
他人同士のこと。それこそ、考えてもわからないでしょう。
もちろん、考えていて楽しいのであれば、考えてもよいとは思います。
でも考えて暗くなるのであれば「自分には関係のないこと」と割り切って終わりにしませんか?
「誰かのことを心配して考えてしまう」という場合、気にかけて必要なフォローをすることはよいと思いますが、ずーっと考え続ける意味はないのでは…? しかも、その人自身は全く気にしていない可能性もあります。
「つい他人の心配をしすぎてしまう」という人は、ぜひ以下の記事も読んでみてください。
心配はなぜ余計なお世話?心配性を改善したら答えがわかった! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
まとめ:いい気分でいるのが大事!
一度きりの人生。せっかくなら「いい気分でいる時間を増やそう」「悪い気分でいる時間を減らそう」。
このサイトで頻繁に言っていることですが、それが自分のため、周りの人のため、そして幸せな世の中をつくることにもつながっていきます (^-^)
もちろん急には自分を変えられません。自分を責めたり否定したりしても仕方ないし、そのことで悩む必要もない。
でも工夫しだいで、クヨクヨ・モヤモヤの時間は減らせますし、その積み重ねが今よりもラクで幸せな人生につながっていくと思います。
この記事の内容も、クヨクヨ・モヤモヤの時間を減らす引き出しの一つに入れていただければ幸いです (^-^)
最後までお読みくださり、本当にありがとうございました。