BS朝日の「工藤阿須加が行く 農業始めちゃいました」という番組が好きすぎ (;’∀’)
毎週、新規就農された方の「農業を始めたきっかけ」「大変だった点・よかった点」「今後の目標」などを伝えてくださる。
録画して繰り返し見る、 そのたびに感動~ (*´▽`*)
人生が豊かになる、このご縁には、感謝しかない!!
ここでは、その「農業始めちゃいました」で放送された「私の心に響いた言葉」をまとめ、「体験から発された言葉だからこそ心に響く」というお話をします☆
「農業始めちゃいました」の、心に響いた言葉
「豊かさ」の象徴の数字「8」にちなみ、多くの中から8つだけご紹介!
多くの失敗が農業を始めたい人の役に立つ
茨城県の赤ネギ農家・松本さんに対する、先輩の小松崎さんの言葉。
「(松本さんには) 代々農家をやっている自分のような者ではわからない失敗や経験がたくさん積み上がっている。農業を始めたい人からすると、いろんな知識を持っているので財産だし、松本さんの経験がすごく生きてくる。」
何もわからないところから何かを始め、今も続けていらっしゃる。
その体験自体が、多くの人の役に立つのですね (*^-^*)
これを届けて喜ぶ人がいる。そこを忘れないことが一番大事。
栃木県の花農家・一鐵 (いってつ) さんは、元 僧侶 (阿闍梨)。
「お寺の修行が農業に活きているか」の質問に
「農業と仏教には通じるものがあると思う。収穫する作業自体が仏教の修行にもなるのかな、そこは気持ち一つなのかなと。これを届けて喜んでくださる方がいる。そこを忘れないことが農業にとって一番大事。」
野菜・果物農家さんが同じように仰るのも、けっこう聞きます。
すべての仕事に言えそう。 (お金がもらえる仕事も、そうでない仕事も)
自分がしたことで、喜んでくれる人がいる。
それを忘れずに、丁寧に心をこめて物事を行う。たとえ「ありがとう」が目に見えるかたちで返ってこなくても、相手が喜ぶ姿を想像することはできるし、そういうエネルギーを感じながら生きるのも自由なのですね (*’▽’)
大変って思っていても一緒
熊本県の栗農家・市原さん (ご夫妻)
- 移住した当初は「よそ者」「ちゃんとやれるの?」などと言われ、良い畑も借りられない。
- 耕作放棄地 (栗の枯れ木でいっぱい) に、一から栗の木を植え直し‥‥
- 「桃栗3年」と言うけど、10年経たないと収穫量は多くならず、補助金などで生活していたそう。
「想像以上に大変でしたか?」という質問に
奥様は「大変じゃなかったです」。ご主人は「(二人とも) 大変って思わない性格。大変って思っていても一緒、(状況などは) 何も変わらないし、ハハハハハ‥‥ (と明るく笑う)」
たしかにそうだよなぁ‥‥と納得!
でも以前の私は、すぐに「大変」と言ってパニックに (;’∀’)
栗農家の市原さんの回を見た後、以下の記事を書きました☆
「大変」が口癖の人へ。心がラクになる考え方・行動をご提案。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜
可能性があると思えばある
静岡県のお茶農家・安間さん
就農する以前から、国内のお茶の消費量は減少。 需要と供給のバランスが取れない。
「この状況で、よく来たね」とも言われたそう (‘_’)
最後に「今後の目標」を聞かれ
「お茶は現在衰退していると言われますけど、チャンスや可能性がめちゃめちゃあると、すごく思う。ニーズに合ったものを作り出すとか、それを広めていくという意味でも、もっと追求していきたい。」
そういえば、前述の栗農家・市原さんのお父様も、以下の言葉を。
「この辺りの人たちは『農業は儲からないから辞めろ』とずっと言ってきたから、後継者がいない。私は逆に『農業には可能性がある』とずっと言ってきた。里山の農業は最先端を行くのだろうし、やり方によっては農業は面白い。心地よく本人たちが農業をやっていれば正解。」
そう! あると思えば、あるのです。
という記事も、過去に書きました (;’∀’)
「既にある」と思っただけ。私に起きた体験談と幸せにつながる根拠 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜
ぶつかり合うのは悪いことではない
山梨県のシャインマスカット農家・荻野さん
- 代々農家の家庭に生まれ、42歳~ご両親と共に作業
- 親子で力を合わせ、山梨県の果樹共進会で最優秀賞も獲ったが
- 親子で価値観が違う部分も多いそう (昔からのやり方と、外で学んできた新しいやり方が噛み合わない)
「ただ向かっていく先 (お客様に喜んでもらえる美味しいブドウをつくること) は同じなので、ぶつかり合うのは悪いことではない。一つ言えることは、お客様が美味しいと言ってくれること。それが一つの正解なんだと思う。」
ああ、学校勤務時代の苦い思い出が頭に浮かぶ‥‥
「子どもたちの成長をサポートしたい」という同じ目的があったのに、教員同士でケンカとか悪口の言い合いとか “(-“”-)”
冷静に、目的を見失わない「ぶつかり合い」ができたらよかったな。
逆にこっちからコンテンツをつくっちゃえぃ
群馬県の野菜&お米農家・諸井さん
自作キャラクターのイラスト入りのお米も販売している。
ゆくゆくは声優をつけて、ミュージックビデオも作って歌ってもらうなど、規格外のことをやりたいそう!
「アニメとかのコンテンツで好きなゲームが出ても、2~3年でサービス終了とか聞くとガクッと来る。農家は、なくならない職業。逆にこっちからコンテンツをつくり、永遠に自分が満足するまでやり続ければいいのでは? その中で野菜やお米もちゃんとつくって、それを販売し、みんなパワフルに生きよう!(みたいにやっていきたい)」
そうだよね、なければ自分でつくっちゃえばいい!
そういえば、元バンドマン (CittY) の野菜農家・森さんの回のエンディング曲にハマり、そこの部分だけ100回ぐらい巻き戻して聴いてる(笑)。でもYouTubeがないから、自分で適当につくり、エレクトーンで弾いてます♪
救ってくれた農業をもっと発展させたい
東京都の野菜農家・鈴木さん
29歳 (放送当時) の女性で、中学時代に摂食障害も経験。
でも、それを機に農業高校に入学し、自然と触れ合いながら農作業をするうちに、克服できたそう。
「農業には人々の心を癒す力があり、実証もされている。私も農業に救われた。今後は、農業と福祉を連携させる仕事 (農福連携) もメインにしながら、より発展させていきたい。」
恩返しをする感じでしょうか‥‥ 素敵です。
ちなみに「農福連携」は、障害者等の就労や生きがいづくりの場を生むだけでなく、担い手不足が進む農業分野において、新たな働き手の確保につながる可能性もあり、全国各地で広がりを見せているそうです。
以下の記事で「農業が心にいい理由」をまとめました。
「なぜ農作業がメンタルにいいのか」を、さらっとまとめてみた。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜
一隅を照らす人になりたい
録画を消してしまって、どなただか不明なのですが‥‥
(家族との兼ね合いもあり、全部の回を保存しておけない‥ (;’∀’))
でも「今後の目標」を聞かれ「一隅を照らす人になりたい。それでいいのだ」というようなことを仰っていました。
そういえば、山梨県の養蜂家・梅澤さんも
「ミツバチがポリネーションを通し、人の社会でも農業を通じてシステマティックに機能している。私も地域活性とかに、ミツバチのように、ささやかながらも貢献・お手伝いしていければいいかなと思っています」
それに対し、工藤さんも「微力ながらも、山梨の農業を盛り上げていきたい」と仰っていました。
「微力」「ささやか」でいい。 「一隅を照らす」だけでいい。
と考えると、すごく心がラクで、真の幸福感や充実感にもつながってくる気がします。
無知な私は「農業始めちゃいました」で「一隅を照らす」という言葉を知り、以下の記事を書きました (;’∀’)
「一隅を照らす」の意味が間違いであってもなくても、私には神語! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜
体験から発された言葉だからこそ心に響く
正直言って、ここまで挙げた8つの言葉は
「聞いたことあるよね」
という言葉が多いのかもしれません。
でも、一人一人の農家さんの言葉は「想像以上の多くの思考や行動」をし「農業を続けてきた」結果、発されたものであり、そこに大きな意味があるのだと思います。
- 紆余曲折を経てきた体験
- さまざまな苦労を乗り越えてきた体験
- 毎日の地道な作業を続けている体験 etc.
だからこそ、感動や共感を呼び、視聴した人の人生に良き影響を与えていくのかな。
だからといって皆が皆、ムリヤリ「いろんな体験」「(一般的に言う) 大きな体験」をする必要はない。
どんな体験も無駄ではなく、その体験から無理なく伝えられることを、周りの人に伝えていく。それでOK。
もちろん同じ言葉を聞いても、感じ方は人それぞれ。 それは当たり前のことだから「気負うことなく」「無理のない範囲で」「自分なりの言葉で」伝えていければいいのかなと思います (*^-^*)
まとめ:ご縁は奇跡! 感謝。
「農業始めちゃいました」で放送された「私の心に響いた言葉」について、主にお伝えしてきました。
この世の中には、たくさんのモノがあります。
スポーツ、音楽、本、映画、番組などなど‥‥
そのすべてを知ること、すべてとかかわることは、できません。
それなのに、「農業始めちゃいました」と出会えたのは奇跡。 創造の源に、感謝の気持ちがあふれます☆
野球以外、ほとんどテレビを見ない私ですが、
- 元プロ野球選手の工藤公康さんが昔から好き
- (家族が「ZIP!」を見ていて) 工藤阿須加さんのことも知っていた
- BS朝日で野球中継を見ている時に「農業始めちゃいました 元教員が落花生農家に!」というCMが流れ、強く惹かれた
‥‥ご縁に、本当に感謝します。
人もそう。たとえテレビの向こうの人であっても「ご縁」って決まっているのかも。
という記事のリンクを貼ってオシマイ (‘ω’)
好きな選手、縁のある選手は、生まれる前から決まっていたのかも。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。