40代の主婦。 平日に一人、みかん狩りに行きました。
道を間違えたのか、どんどん山奥に入っていく (気がする‥) 。
どんどん勝手に浮かぶ、ネガティブ思考、暗いニュース‥‥
メンタルコーチのワタナベ薫さん曰はく「人は窮地に陥ると、本質、本性、本音が自分から出るもの」。
ああ、これが私の本質か。がっかりのような、ちょっと安心したような (笑)
でも、無事に到着し「カルマ浄化」や「気づき」にもつながった気がします!
今回の記事は「私がみかん畑に着くまでの道のりと、浮かぶネガティブ思考、それはカルマの浄化や気づきにつながり、言いようのないスッキリ感があった!」ということをダラダラ書くだけ。読んでもいいよって方だけ、お進みください (;’∀’)
みかん畑への道のり
みかん畑の集落へは、最寄り駅から徒歩30分ぐらい。
道は3つあり、
- コンクリート?で舗装された道路
- 市が整備した、ハイキングを楽しむ遊歩道
- 山道 (今回私が通った道)
2の入り口への行き方は知っていたけど、手前で小さな案内板があったため、右折。
普通の道路だけど、急な上り坂が続く、続く‥‥
「でも、まだ家もあるし‥」とズンズン上っていたら、山道へ。
上り坂の傾斜は少しゆるくなれど、もう周りは木々のみ。
日光が入らない所が増え、どんどん暗くなる。 人もいない。 案内板も全くない。
どんどん山奥‥‥どんどん浮かぶネガティブ思考
情けないことに、暗~い道を10分ぐらい上っただけで
- 道が間違っているのだろうか (不安)
- 知っている道で行けばよかった (後悔)
- どんどん山奥に入っているのかも (悲観)
- あの小さな案内板、まさかイタズラ? (疑い)
- 変な男性に車で連れて行かれたらオシマイ (恐怖)
など、ネガティブのオンパレ~ド “(-“”-)”
あれっ? 道が2つに分かれているぞ!
- 急な上り坂 (歩きづらそう&さらに山奥に行きそう)
- 少し下り坂 (比較的、歩きやすそう)
普通に考えれば2を選ぶけど、1の方に小さく「ハイキングコース (所々にイノシシの捕獲器が置いてあります)」と案内あり。
- ここは直感! 2だ!
- いや待てよ、2に案内板はないじゃないか。
- でももう足がキツイ
- 戻る選択肢もあるぞ
- いや、きっと大丈夫だ!
どうやらまだ気概は残っていたらしい (笑)
しかし、早歩きで10分、相変わらず案内板もない、人も車も全く来ない。
「あっ車だ! でも放置された廃車っぽい‥」
瞬時に、練炭で〇〇した方々のニュースが浮かぶ。
いや、それどころか、車から変な男性の集団が出てきたらどうしよう。(←もうすぐ50歳だけど、頭に自然と浮かぶのだから仕方ない)
- 同級生のマユミちゃんは、そんなふうに被害に遭ったじゃないか
- ドラマの金八先生でも、似たようなシーンがあった
- そんなシーン、2時間ドラマでは頻繁にあったぞ
と思ったら、クタクタのはずなのに走ってしまう (*ノωノ)
- 一刻も早く、この状況から出たい
- でも、下った先はただの雑木林かも
- スマホの電波もつながらなかったら‥‥
心臓がバクバク鳴るって、いつ以来だぁ??
今思えば、こんな時こそ
- となりのトトロの「さんぽ」を歌ったり
- 暗記した般若心経を唱え、ただ「無」になったり
- 「大丈夫!」「私は守られている!」と思ったり
した方がいいはずなのに、そんな考えは浮かばず、必死に汗だくで走るのみ (>_<)
今までの学び、全く役に立たず “(-“”-)”
遭難した人の気持ちなんて、今まで少しもわかっていなかった。ごめんなさい。
よくブログで書く「俯瞰」も全くできず、ただただ必死。 私の本質は、昔のままなのかも‥。 私は弱い。 でもきっと弱くていいのだ。 完全に強くなったら、弱い人の気持ちがわからなくなっちゃうんだ、きっと。
カルマの浄化につながったのかも
向こうから、車が走ってくる音がする。
うわ~~ 今度こそ、変な男性に連れて行かれるかもしれない (>_<)
あっ、軽トラだ (瞬時に安心)!
でも軽トラから変な男性が降りてくるかもしれない‥。
けど過ぎ去って行った。
- 「大丈夫だ! この先にはみかん畑がある!」と思い、
- そのまま 3分ぐらい小走り ⇒ みかん畑の案内板が!
- 相変わらず人は全くいないけど、足取り軽く歩けるぞ!
そして「みかん狩り」の旗が見えた時の安堵感は、一生忘れないと思う。
受付の高齢女性が天使に見え、子どものように「怖かったです~」とベラベラ話す。
「ああ、あっちの道から来たんだね~。あそこはイノシシとかハクビシンとか普通に出るんですよ~、帰りはこの舗装された道路をまっすぐ行きな。途中で左に入らなければ大丈夫ですからね。」
そういえばイノシシは怖いと思わなかったなぁ‥ 怖いのは人間の男性だけだった (;’∀’)
みかん狩りの最中は、目の前の大きな山と、降り注ぐ太陽の光が、ネガティブを吸い取ってくださった。みかん畑は、受付場所から200mほど離れていて人は全くいないし、咳やオナラもし放題 (こんなに出るなんて、さっきのストレスゆえ?) 。
広大な自然の中では、すぐに消えてゆく。 ありがたい。
ちなみに、今回その場で食べたのは10個 (記録更新ならず‥)
優しいみかん畑と、受付の方にお礼を言い、「気を付けてね」の声と共に、帰路へ。
少し歩き、相変わらず誰もいないので、太陽さんと共にヨガ&ストレッチ!
再び歩き出すと
- えっ? 向こうから人が歩いてきた‥。
- ハイキングで来ていた人たちで、ほとんどが女性!
- 「こんにちは」と挨拶を交わし合うと「人がいるありがたさ」に思わず涙があふれた。
私は最近、人を避けてばかりいたのかもしれない。
「人は一人では生きていけない」‥‥頭ではわかっていたつもりが、今日の経験で実感としてわかる。「えっ? 40代後半で? ようやく?」という声がどこかから聞こえてきたが、木々たちは「それもOK」と言ってくれている。
帰り道は、歓びと共に舗装された道路を下る。
また人はいなくなり、いるのは広大な自然だけ。
と思っていたら、後ろから車が来た。
「変な男性だったら‥」と頭をよぎったとたん、右下の遊歩道から女性の笑い声が聞こえてきた。
安心と同時に、車は普通に去って行きました。
しばらくすると、また後ろから車が! しかも今度は私を抜いてから、50mぐらい先で停まったぞ (;´・ω・)
「えっ、人が車から降りてくる。今度こそマズイ」
と思ったら、一眼レフを持った女性でした。なぜか目の前に女性ばかり現れる。
その瞬間、何かがパーッと開けて、瞬時に「カルマは消え去ったのだ」という言葉が降りてきました。
ちなみに「カルマ」とは「(主に前世・過去生での) 行いに対する結果」みたいな意味。 いいことをすればいいことが、悪いことをすれば悪いことが返ってくる。 宗教や、最近では物理学でも説かれること。
私は過去生において、異性関係で何かやらかしたのかもしれない。
それが今回の人生で、返ってきてる。 (と数年前から勝手に思ってます)
だから、今回のような場面で「異性が怖い」と思ったりしちゃう。 (男性の皆様、すみません…)
でも少しずつ浄化されているのは感じていて、今回のみかん狩りで、また大きく浄化された感じがしたのです。 「幕切れ」「人生の夜明け」‥そんな言葉が、光のように降ってきました。
落ち葉が上昇している
駅に着いた。
電車が来るまで、まだ30分以上ある。
駅近くの橋に戻り、ボーっと空や山、紅葉して高揚した木々を眺めていました。
ついさっきのことが、もう夢のよう。
徹底的にボーっとしていると瞑想状態になり「結局すべては夢なのだ」が腑に落ちた感覚。
ということも書きたかったけど、もう長くなってきたから、また今度 (;’∀’)
葉っぱが「落ちる」のではなく、空気中を「水平に流れる」のを初めて見ました。
ああ、そういえば風が強くなってきたよね。
と思ったら、今度は、大量の葉っぱが上昇しながら去って行きました。鳥さんと共に。
どうせ夢なら、どう生きたいのか。
ああ、今から私は、きっともっと、心をラクに楽しく、イキイキ生きられる。
- 男性も女性も、どちらにも属さない人も
- 大人も子どもも、どちらも兼ね備えている人も
- 動物も植物も鉱物も目に見えないモノたちも‥‥
愛と感謝と光のあふれる世界で、共に心地よく生きてゆく。そんな世界が体験できる確信を持ちつつ、神トレインに乗車。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。 (あっ 今後一人で出かける時は、慎重さを足しつつ (;’∀’))