夢や目標を紙に書く効果。簡単な方法でまずは試してみよう!

佳見 そら

紙に書く男女のイラスト

「気にしすぎる性格(気質)を改善したい!」と、自己啓発・コーチング・成功哲学‥‥さまざまな本を読んできました。

その中でよく見かけるのが、夢や目標を紙に書くこと☆

これだけ多く言われているのなら、やってみよう。まずは「信じる」「信じない」ではなく、実践をしてみましたよ(*‘∀‘)

ここでは、なぜ紙に書くことで夢や目標が実現しやすくなるのかを解説し、私の考えや実践しやすい方法をお伝えしていきます。

なぜ紙に書くと実現しやすい?

まず、夢や目標を紙に書く効果や理由を、簡単に解説します。

多くの本で言われているから

ほとんどの場合、著者の方は「自分が実践した」か「クライアントに実践してもらった」か。その効果が感じられるから、本に書いているわけです☆

たとえば、

  • 「夢は、紙に書くと現実になる!(ヘンリエッタ・アン・クロウザー著)」
  • 「一枚の紙で夢はかなう(中川いち朗著)」

のように、まさに「紙に書くと夢が実現する」をテーマに1冊書かれているものもあります。

2019年のビジネス書で注目を集めた「メモの魔力(前田裕二著)」の中にも「メモで夢をかなえる」という章がありますね。

メンタリストDaigoさんの本にもよく書かれていますし、他にも

  • 「夢がかなうとき、『なに』が起こっているのか?(石田久二著)」
  • 「神さま!がんばるのは嫌ですが、大成功する方法を教えてください!(大木ゆきの著)」
  • 「非常識な成功法則(神田昌典著)」

など、実に多くの本で紹介されている方法なのです!

潜在意識に入り込むから

よく人間の行動の8~9割は「無意識」で行なっていると言われています。8~9割とは正直驚きましたが、この中には、

  • 細胞の入れ替わりや内臓の働き
  • 髪の毛を触る、足を動かすなどの「癖」
  • 「習慣」として行なっていること

なども含まれます。「習慣」については、たとえば

「暇さえあればスマホを見る」という人は、一回一回「さあ、スマホを見るぞ!」と思って取り出していないはずです。

「早食いはよくない」と聞き、初めは意識してゆっくり食べていても、それが習慣になってしまえば「無意識のうちに」ゆっくり食べることになるでしょう。

潜在意識とは、活動はしていても自覚されていない意識のこと。大変奥深いものですが、大枠では「無意識」とも言い換えられます。

紙に夢や目標を書き、それを見返す。すると、この「潜在意識」に自分の夢や目標が刷り込まれていく、と言われているのです!

夢・目標に関する情報が入りやすくなるから

自分の夢や目標が潜在意識に入り込むと、それに関連する情報が入りやすくなります。脳科学的、心理学的に簡単に解説すると、

【脳科学】人間の脳は、思うよりも大量の情報を処理しています。すべての情報を処理しきれないので、必要な情報だけを脳に通す「フィルター」のような機能(RAS)があるのです。

たとえば「赤い靴を買ってみようかな」と思ったとします。すると実際に赤い靴を履いている人、店頭に並ぶ赤い靴、赤い靴の画像などが目に入りやすくなるから不思議!

【心理学】意識を向けていることに関する音声は、耳に入りやすいと言われています。「カクテルパーティ効果」と呼ばれるものです。

たとえば、ざわざわしている中でも「自分の名前」や「自分が興味ある言葉や話題」などは何故か聞き取れることがありませんか?

すなわち、【紙に夢や目標を書く】→【意識が自分の夢や目標に向く】→【夢や目標に関する情報が自分に入りやすくなる】

と言えるのですね (‘ω’)

行動にもつながりやすくなるから

潜在意識に夢や目標が刷り込まれることにより、自分自身の行動にもつながります。たとえば、以下のような行動が無意識のうちに出やすくなるわけです☆

  • 積極的に話題に出し、聞ける情報を聞く
  • 本やネットで情報を調べる
  • 少しでも実現に向けた行動を起こし始める

たとえば私の場合、在宅ワークで記事を書きながらも「自分のブログをつくる」という目標がありましたが、

  • 友人知人に「ブログをつくってみたい」と話す
  • 在宅ワーカー交流会で会話のネタにする
  • ブログのつくり方を本やネットで調べる
  • 「これも記事のネタになりそう」とメモしておく
  • ブログのコンセプトなどを考える etc.

もちろん「意識をして」行動したケースもあります。でも、

  • 書店に入ったら、なんとなく関連する本を探す
  • なんとなくネットを見ている時に、関連する情報を探す
  • 普段生活している中で「こういう記事も書きたい」と自然に思う

ことなども多かったのですね (*‘∀‘)

スピリチュアル的にも…

「スピリチュアル」=「根拠がない」「信じられない」と思う方もいると思います…。

強く願って行動を起こしていれば、「神様」「宇宙」が望む未来を用意してくださる。どちらかと言うと、私はその類の話に「ワクワク」を感じます☆

別記事でご紹介予定の「引き寄せの法則」でも、「引き寄せノート」をつくって願いを書くことで、叶いやすくなると言われていますね (‘ω’)

「方法」よりも「実践」

何事も、実践あるのみ!

「どの方法がよいの?」と考えることより、まずはどんな方法でも「試してみる」ことが大切なのでは‥?

さまざまな方法がある

「夢や目標を紙に書くと実現する」。本やサイトには、さまざまな方法が記されています。たとえば、

  • 年内の目標・やりたいことを、10個書く
  • 年内の目標と、さらに「達成のためにやるべきこと」や「進捗状況」を書き込む欄もつくる
  • 〇年後に達成させたい夢・目標を書き、さらに1年ごとの目標も書いていく
  • 「やりたいことや夢・目標」を合計100個書く
  • 3ヶ月後に実現可能な目標を3つ決め、毎日ノートに書く etc.

興味のある方は、さまざまな方法や具体的なやり方を調べてみましょう☆

個人的には、少しでも自分が「楽しい」と思える方法がよいと思います! 夢や目標を書くのも楽しいし、達成させられるのも楽しい、という感じで…。

複雑なやり方、気力が必要な方法でも、「自分はできる!」「自分に合いそう!」と思う方法があれば、ぜひ試してみてくださいね (^-^)

ちなみに私の実践方法は、以下の記事でご紹介しています。ご興味のある方は、どうぞ☆

目標や願いを書いて実現!実際に私が楽しく実践してきた方法。

意外と実践しない&できない

でも、失礼ですがはっきり言います。実践しない&実践できない人が多いのです。

何人かの著者の方もおっしゃっていますし、私が身近な人を見ていても思います。逆に言えば、実践すれば周りから少しでも抜きん出られるチャンス?

  • 嘘っぽい
  • バカバカしい

など最初から「信じていない」人もいますし、「やろうと思ったけどできなかった」人もいます。

もちろん夢や目標によっては「実現には相当の努力と時間が必要」「ちょっと現実離れしすぎ」というものもあるでしょう。

しかし、夢や目標を書いて意識することで、「目標達成に少しでも近づく」「自分なりに成長する」など、何らかのよい変化が得られる可能性は高いです (‘ω’)

「やろうと思ったけどできなかった」「書いてはみたけど何の変化もなし」という人の原因は

  • 方法自体が複雑かつ面倒で、書いている途中で嫌になった
  • 毎日1回ずつ夢・目標を書こうと決めたけど、途中でなんとなくやめてしまった
  • ノートに夢や目標を書いてはみたけど、普段目にすることが全くない

などのケースが考えられます。

簡単な方法で、まずは実践しよう!

前述の通り、要は潜在意識に夢や目標を刷り込めばよいのですまずは簡単な方法で、試してみませんか?

方法①:貼り紙

夢や目標を紙に書き、自宅内で「よく目にする場所」に貼っておくだけの方法です。学生さんであれば、

  • 試験で〇番以内に入る
  • 〇〇高校、〇〇大学合格!
  • 部活の大会で上位入賞!

などがあるでしょうか。オリンピックで金メダルを獲得した選手が「金メダル」と書いた紙を貼り続けていた、という話も聞いたことがあります☆

コツとしては、文面を短く。内容は3つまでにすると、より潜在意識に入りやすいと思います(*‘∀‘)

方法②:待ち受けにする

前述の「貼り紙」とほとんど同じですが…。ケータイやパソコンの待ち受けに、夢や目標を見えるようにしておく方法です。

「紙に書く」とは少し違いますが、潜在意識に刷り込みマインドコントロールできるという点で、同じ効果がありますよ☆

方法③:自由に書いてみる

何もルールはありません。以下のようなことを、いくつでも楽しみながら紙に書いていくのです。

  • 努力すれば叶いそうな夢や目標
  • 明日にでもできる「やりたいこと」
  • 欲しい物
  • なりたい自分
  • 叶えるのが難しい夢や目標

1つだけ注意。現在形で書きましょう! たとえば、こんな感じ。

  • 営業成績でトップになる
  • 好きな人に自分から話しかける
  • 憧れのスーツを買う
  • 「ありがとう」を習慣にする
  • 〇〇の試験に合格する etc.

その紙を「書いたら終わり」でなく、部屋に貼ったり、時折目にするクリアファイルの先頭に入れておいたりします。

「毎日見なきゃ」「達成のために頑張らなくちゃ」などと思わなくて大丈夫。

中には「書いたことすら忘れていたけど、半分以上が叶えられていて驚いた」という人もいるようです( ;∀;)

すぐに叶いそうなことも書いているので、数ヶ月後には「こんなに叶ったぞ~!」と思う人が多いかもしれません。今よりも、前向きに楽しく生活していけそうですね!

まとめ&実践ポイント

今回の記事のまとめと、実践ポイントをお伝えします。

★今回のまとめ★:簡単な方法でOK。まずは夢や目標を紙に書いて、日常的に目にしてみよう。

★実践ポイント★

  • 「どんな方法がいい?」「こう書かなきゃダメ?」などと難しく考えすぎない。
  • 信じられなくても面倒でも、この記事を読んだ縁と思い、とにかく書いてみよう。
  • 少しでもよい変化や効果があったら喜び、感謝したり自分を褒めたりしよう。

前述の通り、人間は想像以上に多くの情報を聞いたり体験したりします。自分の夢・目標・計画などを、すぐに忘れてしまうのも無理ありません。

だからこそ、夢や目標を紙に書き、それをできるだけ目にする。シンプルな方法で構わないので、まずは楽しみながら実践してみませんか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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