他の子を褒める時は、必ず我が子も褒めるようにしている話。

佳見 そら

会話をする母親と子どものイラスト

我が子と話していて、流れ的に他の子を褒めることがある。

我が子は内心、気分がよくないかもしれない (*´з`)

だから、すぐさま我が子も褒めるようにしています☆

他のママさんとの会話で他の子を褒めた時も、子どもと二人っきりになったら我が子を褒める。

今回の記事で言いたいことは、これだけ (;’∀’)

ここからは、二児 (中学と小学) の母親の私が実際にどう褒めているかの「具体例」と、他の子を褒めても我が子が傷つきにくいよう「普段から心がけていること」をお伝えします。読みたい方だけ、どうぞ。

他の子を褒める時、我が子も褒める具体例

他の子を褒める時、我が子も褒めるようにするだけ。どんなかたちでもいいので。

具体的な会話の例を挙げます (我が子の名前:タクミ)。

我が子が、他の子を「すごい」と言ってきた時

タクミ:「〇〇くん、スイミングでもう3級なんだって。すごいなぁ」

:「3年生で3級なんて、本当にすごいね。でもタクミも少しずつできることが増えていてすごいよね」

我が子に「他の子が賞をとった」とか聞かされた時

タクミ:「〇〇ちゃんの絵が、また選ばれたんだって」

:「へ~。〇〇ちゃん、絵が上手だもんね。でもタクミが書く絵も、ママは好きだなぁ」

他のママさんとの会話で他の子を褒めた時は‥

他のママさんとの会話を、我が子が聞いている場面もありますよね。

ママさん:「〇〇さんちのお子さんは勉強も運動もできるし、絵や習字もよく選ばれるし」

:「挨拶もできるしね」

ママさん:「うちの子なんて、なんの取り柄もなくて嫌になっちゃう」

:「そんなことないよ。△△ちゃんだってピアノが上手だよね。お友達にも優しくできるし‥‥」

で、帰り道とかで我が子と二人っきりになったら

:「さっきは、他の子のことを褒めたけど、タクミのこともすごいと思ってるよ。みんなそれぞれ、いいところがあるんだよね」

普段から心がけていること

他の子を褒めること自体は、悪いことではない。

会話の流れで他の子を褒めることは、どうしても出てきます。

その時に我が子が嫌な気分にならないよう、日頃心がけていることを書きます。

小さなことでも、その場で褒めるようにする

意識して「褒める言葉」をかけるようにしています。

  • 上手にできたね
  • 前よりも、できるようになってる
  • よくわかってるね
  • 他の子のことを褒められて偉いよ
  • すごい etc.

アイメッセージ (ママはこう思う) も活用!

  • (我が子の作品などに対し) ママは好きだなぁ
  • そんなことも知ってるなんてビックリ
  • (我が子の行いなどに対し) ママは嬉しいよ etc.

お手伝いをしてくれた時や、少しでも助かった時などは「ありがとう」「助かったよ」などの言葉を、こまめにかけるようにも心がけています (‘ω’)

「我が子のいいところ」を100コ書き出す実践をすると、褒めやすくなる! 詳しくは以下の記事に。

子どもの良い所に目を向ける5つのコツ。親子でラク&幸せに! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

他の子との比較をしない

他の子との比較、きょうだい同士や親戚の子との比較。

なるべく、しないようにしています。

特に「〇〇ちゃんはできるのに、なんであなたはできないの」的なことは、絶対に言わない。

自分も「〇〇ちゃんのママは髪の毛をきれいに結わけるのに、なんでママはできないの?」とか言われたら悲しいから (/_;)

また、誰かと会話している時、他の子を褒めることはしても、我が子を下げて言うことは、なるべくやめています (特に我が子が聞いている時は…) 。

どうしても、心の中で比べちゃうことはある‥。

でも、比較には終わりがない。だから意味がない。

  • クラスの中で一番足が速くても、クラス替えをすればわからない。
  • 成績が学年トップでも、進学校に進んだらさっぱり
  • 計算力が抜群でも、AIには叶わない etc.

いろんなことに、いい意味で「どうでもいい」と思えると、他の子のことは気になりにくくなります。

ご興味のある方は、ぜひ以下の記事も。

心がラク! ポジティブな「どうでもいい」の具体例と実感するヒント | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

「褒める」って実は難しい

ただ「褒めることは難しい」とも聞きます。

それは「何かをできてすごい」「これをしたから偉い」など、条件付きで褒めることを繰り返すと、

  • 褒められたいからやるだけ
  • 褒められたいがために嘘をつく
  • 難しい課題に挑戦しようとしない

などになりがちという、脳科学の調査結果もあるそう。

たしかに「そうかも」とも思うけど、考えすぎると何もできなくなる気もします (‘_’)

私は、自分が褒められれば単純に嬉しいし、また頑張ろうって思える☆

だから子どもにも、たくさん褒める声がけをするようにしています!

ただ「条件付きで褒めるのはよくない」という話もわかるので‥。

「ありのままのあなたでいい」「生きているだけで嬉しい」的なことを伝えることも、意識しています。

よく聞く「自己肯定感」を高められるように。

子どもが小さいうちは、育児セミナーなどで聞いた

  • 毎日、必ず一回はハグをする
  • 毎日「生まれてきてくれてありがとう」と言う
  • 「大好き」とか「あなたはあなたのままでいい」とか頻繁に言う

ことなどを試したりもしていました (;^ω^)

今は「はっ?」「キモイ」とか言われるから、わざとらしいのはやめてますが…。自然な流れで似たような言葉をかけられる時は、かけるようにしています。

こんなママさんとの付き合いは最低限に

「子どもを褒めよう」と決めても、その気持ちをダウンさせる人がいます。

  • 明らかに見下してくるママ友とか親戚とか
  • 「うちの子はすごいのよ」って自慢ばかりする近所の人とか
  • 反対に、自分の子を卑下する言葉ばかりの人とか‥‥

単純に、こんな人とのつきあいはやめる or 最低限にする。リアルもネット上も。

子どもを褒めにくくなる情報は見ない

人だけではありません。

「これを見ると、子どもを褒めようという気が失せる」という情報は、見ない。

  • 自慢ばかりのSNS
  • 不安を煽るテレビ番組、CM、雑誌
  • 他にも、動画やネット記事、広告などなど

何を見るかは自分で選べるし、見てしまっても反応するかスルーするかは自由!

反対に「この人と話すと、子どもがいるありがたさや子どもを褒めようという気持ちが増す」という人とのつきあいを増やしたり、そういう本や情報に目を向けるようにしています☆

まとめ:子育てに正解はないけれど

「他の子を褒める時に我が子も褒める」具体例と、普段から心がけていることについてお伝えしてきました。

飽くまでも、私がしていることを、書いただけ。

  • 子どもがどう感じているのか
  • 子どもにどう影響するのか
  • 子どもがどんな大人になるのか

一切わかりません。

子育てって、正解がないから面白いとも難しいとも言えます。

「正解がないから難しい、悩む」という方は、ぜひ以下の記事も。

子育てに正解はないからこそ悩む方へ。これを読んでラクになろう。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

最後に「親である自分自身を満たすことも大事かな」って思います。ママパパ自身が心地いいことをたくさんし、自分を満たしてあげると、我が子のことも褒めやすくなると感じます。

専門家でもないのにエラそうに書きましたが‥‥私も今日から心がけ直します (;’∀’)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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