私、「難しい」が口癖かも。
「難しい」って、いっぱい言ってるとネガティブ色が強くなりそう。
ネガティブな言葉は、なるべく口にしないよう心がけていたんだけど‥ (;’∀’)
ここでは「難しい」が口癖の人の心理を考え、「自分も口癖になってるかも」と気づいた人へ「じゃあ、どうすればいいの?」というお話をしていきます。
「難しい」が口癖の人の心理
人が「難しい」と言う時、以下のどれかが心の奥に隠れているかも。
何かをやりたくない
何かを頼まれて「やりたくない」時。
「無理!」「やりたくありません」というと角が立ちそうだから、やんわり「難しいです」と返す感じ。
「難しい」と言った時点で、それをやらなくて済む。ラクでいたいのです (*´▽`*)
現状維持を好む
上記と重なる部分もありますが、新しいことに挑戦するのが苦手なケース。
人間の脳はもともと変化を嫌うようにできていますが、それが人一倍強い。
「難しい」と言っていれば、新しいことをしなくて済むので、やっぱりラクでいられます。
できないことが不安
「難しい」が口癖の人の心理として「自信がない」こともあるかも。
失敗時の記憶が強く残っていて「また失敗したらどうしよう」「きっとできない」と不安になっている。
自分ではそう思っていないつもりでも、潜在意識 (人の無意識の部分) で、そう思っている可能性もあります。
で、なぜ不安なのかと言えば
- バカにされたくない
- 失敗したら恥ずかしい
- できなくて面倒なことになったら嫌だ
などの心理が隠されているのでしょう (‘_’)
相手に気を使いすぎている
たとえば、
- 「できる」と言ってできなかったら、相手に申し訳ない。
- 「簡単です」と言ってスムーズにできなければ、相手に迷惑をかける。
- 周りの人ををがっかりさせたくない。いいかげんなことは言えない。
と思っている感じ。
相手に気を使いすぎる。周りの期待に答えなければいけないと思いすぎる。‥‥「責任感が強すぎる」とも言えるのかもしれません。
自分を守りたい
「責任感が強い」と言うと、なんとなくいいイメージだけど。
「自分が責任を取らされることを嫌がっている」というケースもある。
「難しい」と言っておけば、たとえ失敗してもスムーズにいかなくても「だから最初に言いましたよね」と言える。自分を守れる、悪く言えば「逃げられる」ということです。
完璧主義
「難しい」が口癖の人は、完璧主義の可能性もある。
たとえば、
- 何かを頼まれても「完璧な状態で提供できる」自信がない
- 何かを聞かれても「最善な答え」が出せない
そんな時「難しい」と言うことになる。
自分の「こだわり」が強いケースもあり。
相手はそこまで求めていないかもしれないのに、自分のこだわり通り完璧にできる自信がないと、その人にとっては「難しい」という判断になるのです。
あれこれ考える癖がある
正解がわからないことって、世の中に多いですよね。
- 何が最善か、最善だったのか
- 他人の気持ち、他人の考えや価値観
- 感情や行動の意味、自分の使命 etc.
コントロールできないことも、世の中には多い。
- 天気や自然災害
- 他の人の気持ちや行動
- すでに起きた出来事 etc.
そういう一つ一つのことを、あれこれ考えすぎると「難しい」を言いがちになる。
具体例を挙げると、こんな感じ。
「スパッと言ったら相手が傷つきそうだし、でも遠回しに言うのもわかりにくいよね。相手の性格や過去の経験、その時の相手の体調や気分、状況とかにもよるし‥‥。指摘って難しいよねぇ。」
「難しい」が口癖だと、現実化しやすくなる
以前の職場での話。
同じグループに「まずやってみよう」というタイプの男性と、すぐに「難しい」と言う女性が混在してた。
それぞれから、相手の悪口をよく聞かされたもんだ (/_;)
男性は「あの人は難しいが口癖。難しいって言った時点でできなくなるから。」とよく言ってました。
あの時はよくわからなかったけど、これは脳科学や量子力学で説明が可能。
「難しい」と言った時点で、脳が「難しい」と思わせるような現実を、自動的に探し始めるし。
量子力学の素粒子の性質からも「難しい」と思わせるような現実を引き寄せやすくなる。
すなわち、本当に「難しいのだ」と思いやすくなり「ほらね、やっぱり難しかったでしょ」となる。その人にとっては、持って生まれた能力を発揮しにくい人生となるのです。
じゃあ、どうすればいいのか
私も「難しい」が口癖かも。どうすればいいのかを考えてみました。
「難しい」と言うのも自由
はっきり言って、無理になおす必要もないと思います。
持って生まれた能力を発揮しようと、できなかろうと、その人の人生だから自由。
しかも「難しい」という言葉で他人を傷つけることは、ほぼない。
「無理」「できない」に比べると、ネガティブ色も弱いし。
場合によっては、きちんと「難しい」と伝えることが、相手への誠意になることもあります。
さまざまな角度から物事を考えて「難しい」と言う場合も、その人にとっては「難しい」のであり、決して悪いことではないと思います。
意識して「難しい」を言わないようにする
でも「改善したい!」と思う場合は?
意識して「難しい」と言わないようにすればいいだけ。難しく考えない (笑)
言いそうになったら、ストップ。
もし言ってしまっても、自責も自己否定もする必要ナシ。
「いや、難しくないのかもしれない」って思い直す、言い直す (;’∀’)
「難しい」って言うよりも、感情も少しポジティブになるし!
他人がしようとしていることに「難しいと思うよ」って言っちゃった時は「いや、〇〇さんにとっては難しくない可能性もある」と言い直してもいい☆
脳の機能は、変えられる部分もあるそう。
私の経験からも、考え方を選ぶ練習をするうちに、自然とそう考えられるようになってくる!
「難しい」と言って終わらせるのではなく「難しいかもしれないけど意外と簡単な可能性もある」と考え直す。それを続けるだけで、だいぶ違うと思います。
自分に合わせた対策をする
前述の「難しいが口癖の人の心理」の中の、自分に当てはまるところの対策をする。
すぐに「やりたくない」になりがちな人は‥
以下のような考え方を選ぶのも一つ。
- いろんな経験が気づきや成長につながる
- 新しいことをすると脳が鍛えられるぞ
- やってみたら楽しいかもしれない etc.
無理のない範囲で、やれることはやってみる。時には「よしっ!」と気合いを入れながら (‘ω’)ノ
失敗が怖い人、不安な人は‥
「失敗してもいいのだ」と考えてみる。
もちろん、どんな失敗かにもよるけど
- 意外と「他人のミス」なんて、誰も気にしてない
- 1ヶ月後や1年後には、もう忘れてる
- 貴重な気づきや成長につながる
そんなことも多いもの。
以下の記事は、失敗からの立ち直り方や「失敗もOK」と思いやすくなる考え方について、まとめています☆
ミスで落ち込みすぎ…この立ち直り方と考え方で心をラクに! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
自分を責めがちな人は‥
「責任感が強い」のは素晴らしいこと。
ただ何事も度が過ぎると、よくない。ガチガチで疲れたり‥。
特に「自分を責める癖」があると、生きづらさを感じることもあるかもしれません。
以下の記事も参考にしてみてください (長いので斜め読みで…)
自分を責める癖がつらい…心がラクになる考え方や方法を見つけよう | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
「完璧主義」な人は‥
完璧主義も、長所がある反面、度が過ぎると辛くなりがち (-“-)
物事の見方を、少しずつ変えられるといいかも。
- 「70~90%でもOK」と考える
- 場合によっては「半分クリアしてりゃいい」と考える
- 足りないものより「今あるもの」に目を向ける
- できないことだけでなく「できたこと」にも目を向ける
- 結果だけでなく、過程も大事にする etc.
「まあいいか」を口癖にするのも一つ。ご興味のある方は、以下の記事も。
「まあいいか」を口癖にする3つの効果と、心をラクにする使い方。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
あれこれ考えがちな人は‥
さまざな角度から考える、深く考える‥‥
これからの時代は「考える力を高めることが大事」とも言われるので、素晴らしい長所! でも、あれこれ考えすぎると、脳も心も疲れる。連動している体だって疲れる(/_;)
疲れない工夫をしましょう。
- 自分でコントロールできることとできないことを区別して考える
- 考える意味のあることだけ考える
- ネガティブな気分になることは、長時間考えないようにする
- 「結局、なるようになる」「なるようにしかならない」と考える
- 「何を選んでも宇宙的には大丈夫なのだ」と考える etc.
以下の記事も、よかったらどうぞ。
★いろいろ考えてしまう。メリット&ラクになる考え方をご紹介! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
★自分でコントロールできないこととできることを区別し、心をラクに。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
★考えても仕方のないことにクヨクヨは「これでいいのだ」で終了! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
まとめ:自分に一番言い聞かせます(笑)
「難しい」が口癖の人の心理と、「じゃあ、どうすればいいの?」ということをお伝えしてきました。
どうするのかは、自由。
私は、ゆるく楽しく「難しい」を減らしていこうかな (;^ω^)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。