いくつ当てはまる? 自己卑下する人の心理・特徴を10こ挙げます。

佳見 そら

ネガティブな女性のイラスト

以前の私も、おそらく「すぐに自己卑下する人」。

記事を書くにあたり、改めて自己卑下する心理や特徴を考えて (思い出して) みたら‥‥

ガビ~ン 、なんて生きづらい人生をおくっていたのだろうと (思わず死語も飛び出る!)。

今は、ほとんど自己卑下しなくなったので、懐かしく振り返ってまとめさせていただきます <m(__)m>

「自己卑下」の意味・ニュアンス

まず「自己卑下」の意味は、自分を「劣っているもの」としてへりくだること。

これに対し、混同しやすい言葉である

  • 「謙遜」の意味は、へりくだること。控えめな態度をとること。
  • 「謙虚」の意味は、へりくだって相手の意見などを素直に受け入れること。控えめなこと。

ここで「へりくだる」の意味を調べてみると、相手を敬って自分を低くすること。

う~ん‥‥? すなわち、辞書の意味からだけで考えるのなら、

  • 自己卑下 ⇒ 自分を下げることで相手を上げること (自分を下げることがメイン)。
  • 謙遜・謙虚 ⇒ 相手を敬うことで自分を下げること (相手への敬いがメイン) 。控えめな態度をとること。

という感じでしょうか (‘_’)

ここからは飽くまで私のイメージなのですが‥‥

  • 自己卑下 ⇒ 相手にネガティブな印象を与えやすい発言や態度をとっている
  • 謙遜・謙虚 ⇒ 相手にいい印象を与えやすい発言や態度をとっている

また微妙なニュアンスの違いとして

  • 自己卑下 ⇒ 自分を必要以上に劣っているものとし、へりくだりすぎる様子。
  • 謙遜・謙虚 ⇒ さらっとへりくだる感じ。ネガティブな感じがしない。

また、根底の部分で自分に自信がある人 (自己肯定感が高い人) は「謙虚」な態度のことはあっても「自己卑下」するイメージがありません (「あえて」自己卑下する時はあるかもですが)。

なんてゆうか、孫正義氏や稲盛和夫氏などの立派な方々は「謙虚」ではあるのかもしれませんが「自己卑下」はしないイメージがある、というか‥‥(*^-^*)

自己卑下する人の心理・特徴

あなた、もしくは気になるあの人は、いくつ当てはまる (当てはまりそう) でしょうか?

自己肯定感が低い

単に言葉で自分を下げるだけでなく、自分の根底の部分から

  • 自信がない
  • 劣等感が強い
  • ありのままの自分には価値がないと思っている。

だから誰かに褒めてもらっても信じられないし、本心から自己卑下しているのです。

完璧主義

なんでも「完璧でないと気が済まない、許せないという心理がある。

すると、たとえば80%の出来であったとしても、本人としては「できなかった (0%と同じ)」という判断になります。

内容にもよりますが、80%の出来だと、他人からは褒められることも多いでしょう。でも自分としてはダメだったので、自己卑下をする。これも本心から自己卑下していることになりますね。

傷つきやすい自分を守りたい

他人の言葉や反応に傷つきやすい。だから「傷つかないようにしたい」という心理です。

たとえば、「料理が得意」と言っておいて失敗するのと、「料理は苦手」と言っておいて失敗するのとでは、相手の反応が変わりますよね (‘ω’)

あらかじめ自己卑下することで、失敗した時の予防線が張れる。傷つき方を小さくしたいという「心の防衛反応」です。

また先に自己卑下しておくことのメリットとして、「えっ?ダメって言ってたけど、けっこう上手だね」と思われ、自分の評価が上がることもありますね~ (;’∀’)

期待によるプレッシャーを避けたい

他人からの期待に重荷を感じやすく「プレッシャーを避けたい」という心理です。

最初から「自分はできない」「自分はダメ」と言っておけば、他人から期待されることも少なくなります。

その方が

  • 実力を発揮できる
  • 安心して物事に取り組める
  • 心がラクだ~

と思うから、率先して自己卑下するのです。

承認欲求が強い

他人から「褒めてもらいたい」「認めてもらいたい」という心理が強い。

たとえば、こんな会話。

  • 自分「私って何やってもダメだし、何の特技もないしさ…」
  • 相手「そんなことないよ、〇〇がすごく上手だったよね!」

自己卑下することで、相手から「自分を褒める言葉」を引き出せる! それが快感で自己卑下をするのです (*‘∀‘)

他人から嫌われたくない

基本的に「誰からも好かれたい」「人に嫌われたくない」という気持ち (心理) がある。

「自己卑下している方が嫌われない (自信満々の人は嫌われる)」と自分が思い込んでいるから、自己卑下をいっぱいする、というわけ。

また心理学的にも「相手を褒めることで相手の気分をよくさせられる」と言われますが、自己卑下することで間接的に相手を褒めている。そんな心理・特徴もあるでしょう。

自分に「得」が多いと思って

自分の「得」を考え、自己卑下することもあるかもしれません。

たとえば

  • 「能力を低く見せておけば何かに誘われることがないだろう」とか
  • 「自虐ネタで笑わせた方が場の空気がよくなるだろう」とか
  • 「間接的に周りを立てた方が自分の株が上がるだろう」とか

どちらかと言うと、頭で「計算」して自己卑下する感じでしょうか (^-^)

甘えたい、助けてほしい

基本的に、周りの人に「甘えたい」「助けてもらいたい」という心理がある。

当然ですが、「自分はダメ」「自信がない」と言っておいた方が、上司や先輩、周りの人、面倒見のよい人などが気にかけてくれる確率が上がりますよね (*´▽`*)

意識的にせよ無意識的にせよ、それを求めて自己卑下しているのです。

すぐ他人と比較する

いろんなことを、心の中ですぐに他人と比べる。そんな特徴から自己卑下するパターン。

たとえば、友達と服装を比べて自分の方がダサかったら「ごめん、私の服ダサいよね」とかって先に言っちゃう。

  • 自分、あなたに比べて負けてます
  • それが、ちゃんと自分でわかってるよ

っていうアピールをして、相手から「ダサい」と思われるのを避けたい (減らしたい) という心理もあるのかも。

人と会話がしたい

基本的に「人と会話がしたい」「会話を上手く進めたい」。だけどコミュニケーションが苦手なタイプです。

  • 素直に他人をほめるのも苦手
  • 相手に質問をするのも苦手
  • 会話のネタを提供するのも苦手‥‥

唯一得意なのが「自分を下げる話」って感じ (‘_’)

「おもしろい話をしたいけど、上手くできる自信がない」「なんとしても人を笑わせたい」という場合も、自己卑下や自虐なら簡単におもしろくできる、とも言えますね (*^-^*)

まとめ:どう感じましたか?

自己卑下の意味やニュアンス、自己卑下する人の心理・特徴などをまとめてきました。

  • 「自己卑下ばかりするあの人も、いろいろ苦労しているのかも」
  • 「ちょっとメンタルが弱いのかもなぁ」
  • 「自己卑下ばかりの自分を改善したい」 etc.

‥‥何かしらを感じていただけたなら幸いです。

「やっぱり自己卑下をやめたい、減らしたい!」と思う方は、ぜひ以下の記事へ☆

自分を卑下する癖。やめた方がいい理由 & やめる方法ご提案。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

最後まで目を通していただき、ありがとうございました。


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