選択肢を少なくした方がラクで幸せな理由と、私の実践方法。

佳見 そら

お菓子を選ぶ女の子のイラスト

「何を着ていこう」「どれを買おうかな」‥‥

さあ、質問です。迷っている時って「心地いい」? それとも不快・イライラなどの「嫌な気分」?

私の場合、迷っている時間は「よくない気分」の時が多い (~_~)

だから、できる範囲で「選択肢を少なくして」生活してます☆

ここでは、選択肢を少なくした方が心がラクで幸せな理由と、私の実践方法の一例をお伝えします (‘ω’)

選択肢を少なくした方がラクで幸せな理由

選択肢を少なくした方が「心がラク」&「幸せ」な理由を解説します☆

脳や心の疲れを軽減できるから

個人差はあるでしょうが、人間は1日に1万回近くもの「選択」をしていると言われます。

  • スパっと選べれば、ストレスは少ない ⇒ 心がラク。
  • でも選択肢が多いと、いろんなことを考えるから、脳を使う。
  • 考えることと共に感情も動くので、心も使う。

そのぶん、脳も心も疲れる~ (/_;)

脳・心・体は連動しているので、脳や心が疲れれば体も疲れやすくなります。悩んだり迷ったりのストレスが、自律神経のバランスを乱す (=心身不調の原因になる) ことでも説明ができるでしょう。

また脳や心が疲れれば「考えることをやめる」とか「間違った選択」をすることも増える (´Д`)

ジャムの試食販売の調査では、人は選択肢が多いと考えることをやめる (買う気が失せる) ことがわかっています。

また、スーパーのレジ近くにお菓子などがちょこっと置いてあるのも「本当は欲しくない物もつい買ってしまう (買い物で脳が疲れ、誤った選択をしがちな)」ことを狙ったものなのですね (‘Д’)

心がネガティブになりにくくなるから

選択肢が多い方が、一見よく思えるけど。

心理学者バリー・シュワルツは「選択肢が多ければ多いほど、いいものを選べなくなり不幸を招く」という「選択のパラドックス」を提唱しました。

どうしてか。

  • 無意識のうちに「間違った選択をしてはならない」とプレッシャーになったり
  • 選択をしてからも「本当にこれでよかったのか」と考えたり
  • 「やっぱり別の方がよかったかも」などと後悔したり‥‥

要は、選択肢が多いほど「ネガティブ感情」を抱く可能性が高まる、と言えるからです。

ネガティブな感情はさらにネガティブな出来事を呼びますし、単純に幸せじゃない。選択肢が少なければ、ネガティブ思考になる可能性も少ないのですね (*^。^*)

脳や心を有意義なことに使えるから

せっかく脳や心を使うのなら、自分が大切にしたいことに使いたい。

  • 仕事
  • 家事
  • 自分がやりたい活動
  • 趣味、遊び、好きなこと
  • 大切な人との時間 etc.

どうでもいいことで脳や心が疲れることは、なるべく減らしていく。「自分はどこで脳や心を使いたいか、エネルギーを注ぎたいか」を意識すると、幸福度が上がる気がします (^-^)

選択肢を少なくする私の実践方法

一例として、私がしている「選択肢を少なくする方法」をご紹介します。

シンプル生活を心がける

選択肢を少なくするため、とにかく身の回りのモノを減らしてます。

  • 定期的に自宅の断捨離
  • お財布の中身は必要最低限
  • スマホの中身は超最低限 etc.

たとえば

  • 傘は普通の一本、折り畳み二本 (一本は予備) のみ
  • 文房具はよく使う物を出しておき、たまに使う物や予備は引き出し、それ以外は処分
  • 食器は基本的にいつも同じ物を使う+予備があるのみ
  • ポイントカードは、よほど行くお店以外つくらない
  • クレジットカードは一枚のみ etc.

調理道具も、めちゃくちゃ最低限。

皮を向くのも具材を切るのも、基本は包丁一本。フライパンやお鍋、ボールも最低限しかないので「どれを使うか」迷うことは全くありません (‘ω’)

スマホは、人の参考にならないほどのシンプルさ ( ;∀;)

  • 必要なことしか調べない、使わない
  • ラインスタンプは一切しない (LINE交換している人も最低限)
  • アプリは、子どもの学校や習い事関係の4つのみ etc.

また、買い物は基本的に「選択の連続となる」ので、最低限。

自分の自由時間は「その時にやりたいことを、やりたいようにやる (何をしようかな、とか考えない)」ようにもしています。ゴロゴロしたけりゃぁゴロゴロするし (*´▽`*)

以下の記事に、私のシンプル生活について詳しく書きました。

シンプル生活で脳と心の疲れを軽減!その理由と私の実践ご紹介。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

満足しているモノは基本変えない

たとえば

  • 美容院や病院
  • マッサージのお店やセラピストさん
  • スーパーマーケット (何店舗か、お気に入りをつくっておく)
  • 基礎化粧品や各種ケア用品
  • 各種料金プランや保険
  • 自宅で使うさまざまな電化製品、道具
  • 飲食物 etc.

「不満」「使い勝手が悪い」「壊れた」とかなければ、そこに行き続ける、利用し続ける。変えない。

「変えた方がいい」とか誰かに言われても、基本スルー ( ;∀;)

もちろん自分の気分で、「あのお店が気になるから行ってみよう」「今度はこれを使ってみたいから買おう」などワクワクする場合は、行ったり使ったりしています (*’▽’)

自分の好きなモノをハッキリさせておく

自分の好きな物やことを、書き出してみる。 私の場合、たとえば

  • 紫色
  • 野球
  • ピアノ・エレクトーン
  • コーヒー
  • 体によさそうなもの、こと
  • コスパの高いもの、こと
  • 人が少ない所、待たない所 etc.

選択肢の中に「好きな物 (もしくはそれに関する物)」が入っていれば、それを選べばいい。=「自分の中での選択肢」は少なくなるわけです!

もちろん「例外もOK」と、自分に許可しておく (*‘∀‘)

以下の記事では「選択に迷う時どうすればいいか」の方法がまとめられています。

迷う時どうするか。7つの方法 + 最近のMyふわふわした方法。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

食事の内容は‥

自分なりの「パターン」を決めると、選択肢が少なく、比較的ラクになります。

私は、けっこうワンパターン化。(昼食は一人の場合)

  • 朝食⇒サラダ、納豆、生卵、甘酒&野菜ジュース
  • 昼食⇒ワクワクする物、食べたい物
  • 夕食⇒基本自炊、なるべく一汁三菜

夕飯づくりの献立は、

  • 一週間に一回はヨシケイさん
  • 一週間に一回はカレーorハヤシライス
  • レシピ本は「カンタン」「時短」系を三冊のみ
  • メインは肉、魚、肉、魚と交互
  • 野菜、海草、根菜類のおかずを多めに
  • なるべく「緑・赤・白・黒・黄」を入れる etc.

例外はあれど「曜日で決める」とかもいいと思います。

ちなみに、料理は大嫌いで「いかに早く終わらせるかゲーム」をやったり、大好きなプロ野球をパソコンで見ながらやったり、なんとか乗り切っています (;’∀’)

着る洋服・くつ・バッグは‥

自分なりの「数」や「パターン」を決めておく。

たとえば、

  • 着る服は上下8着ずつまでで、だいたいの組み合わせを決めておく
  • 下着は7枚までで、ベージュを最低2枚は入れる
  • 靴下は8足までで自宅用と外出用を分ける
  • くつは6足までで雨の日用をつくっておく
  • バッグは旅行や冠婚葬祭用も合わせて10こまで
  • 曜日ごとに、だいたいの服の組み合わせを決めておく
  • 寒い日はこれ、比較的暖かい日はこれ etc.

「数」を決めると、新しい物を買ったら古い物を一つ処分することになり、ムダに増えません!

選択肢が少ない方がラクだけど、少なすぎると「楽しくない」「恥ずかしい」という人もいるでしょう。

今の私の場合「友人知人に会う」「外出する」ことの減少 + 人目をあまり気にしなくなれたので、選択肢は少ないわ 好きな物を着れるわで、ラク楽~ (過去が嘘みたい…*´▽`*)

まとめ:心地よくない選択肢は少なくしよう

選択肢を少なくした方が心がラクで幸せな理由と、私の実践方法をお伝えしてきました。

「スカーフの巻き方は自由」という仕事経験が2種ありますが、いずれも半分以上の人が「いつも同じ巻き方」と記憶。

おそらく「今日はどんな巻き方にしよう、ワクワク」とか感じる人だけが、頻繁に変えていたのだと推測します。

いい気分で迷えるなら、選択肢が多くてもOK。 だって迷ってる時「幸せ」だし、ワクワクや楽しさを感じれば、さらなる「いいこと」を引き寄せるとも言えるし (^O^)

でも「面倒」「イライラ」などを招くのなら、その選択肢は少なくできるよう、工夫してみませんか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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