過去の恥を思い出す。ラクになる考え方と、嫌な気分にならない方法。

昔の私は、しょっちゅう「過去の恥」を思い出す。

電車の中で「うわぁ～」って声が出ちゃって、さらに恥を積み重ねたり (;’∀’)

てか過去の恥が多すぎ。一生懸命生きてたつもりなのに。

でも 過去の恥を思い出してもいいんじゃない？嫌な気分にならなかったり、すぐ切り替えたりできれば (^-^)

ここでは、過去の恥を思い出して「あーー」ってなる方へ、「心がラクになる (かもしれない) 考え方」と、時間はかかるけど「嫌な気分にならない方法」をお伝えします。

☆目次 (読みたい所だけどうぞ)☆

過去の恥を思い出すことへのラクになる考え方

あなたの心にハマる「ラクになる考え方」がありますように‥。

誰もが恥ずかしい経験ぐらいある

「過去の恥なんてなさそう」な人でも。

子どもの頃から今までに。「恥ずかしい」と思った経験ぐらい、あるでしょう。

私なんて、

発達障害のグレーゾーンゆえか「読み間違え」「言い間違え」
一般常識のなさ、間違った思いこみ
洋服関連 (タグついたまま、裏返し、後ろ前に着てるなど)
胃腸が弱い関連 (おなら、ゲップ、下痢など)
お酒と恋愛関連 (とても書けません…)　etc.

過去の恥を思い出して「あーー」って言っちゃう仲間も、ネットを見るといっぱいいる！

でも、過去の恥を持ちつつも「思い出すこともない」という人もいるし、思い出しても「過去の事なんてどうでもいいや」という人もいるんだよね。

意外と人は忘れてる

記憶の特性として

印象の強い出来事
何度も経験したり思い出したりしたこと
感情が強く動いた出来事

などは、忘れにくいと言われます。

よって「過去の恥の程度にもよる」のですが‥‥　意外と他の人は、忘れてるもの。

「エビングハウスの忘却曲線」でも示される通り、勉強しても「20分後に42％」「1時間後には56％」「1日後には74％」忘れてしまうらしいし。 (もちろん内容によるし個人差もあるでしょうが)

また、人は毎日生きています。

今日一日を振り返っただけでも、いろんなことをして、いろんなことを感じてる。

みんな、日々さまざまな情報が、記憶内にどんどん積み重なっていきます。

よって過去のことなんて、時間と共に薄れたり忘れたりしていくものなのでは？ (「毎日忙しい」「人のこと、ましてや過去なんて興味ない」などと思う人はなおさら)

人は何とも思ってないかも

記憶力は「覚える力」と「引き出す力」に分けられます。

「興味あること」「必要なこと」は、覚えやすいし引き出しやすいとも言われてる。

自分がした過去の恥は、他人にとっての「興味」や「必要」でしょうか‥‥。

他人のことを、すべて覚えている人なんていないのでは？　仮に自分の過去の恥を覚えている人でも、実際に引き出してはいないかもしれません。

また、どんな物事も、とらえ方は人それぞれ。

自分にとって「すごく恥ずかしい」と感じたことも、他人にとっては

なんとも感じない
「ま、そういうこともあるよね」と思っただけ
むしろ、微笑ましいと感じた

などの可能性もあります。

多くの人が「今の自分の人生」を生きているでしょう。

仮に、ふと「他人の過去の恥」を思い出したとしても「そんなこともあったな」で終わり。ほとんどの場合、すぐに「自分の今の人生」に切り替えているのではないでしょうか。

切り替えられればいいじゃん

思い出しちゃうのは仕方なし。

でも ダラダラ考えれば考えるほど、その記憶は脳に刻まれていきます。

イコール、さらに忘れにくく、思い出しやすくなる ( ﾟДﾟ)

よって、過去の恥を思い出したら、形状記憶のように「他のことを考える」「目の前のことに集中する」。その方が、あなたの中の「過去の恥」は力を失っていきます。

といっても「それが難しいんだよぅ」という方は、以下の記事もどうぞ。

今に集中するコツがやっとわかった。日常生活で練習しラクで幸せに。 | 気にしない自分をつくろう！〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

過去の恥を思い出しても嫌な気分にならない方法

今の私は、ちょくちょく過去の恥を思い出すけど、嫌な気分にならなくなりました。

コツコツが得意、時間がかかってもいい人だけ、お読みください。

考え方を選ぶ＆感謝の習慣をつける

5～6年ぐらい前から「考え方を選ぶ」「感謝」などの習慣づけをしています。

「考え方を選ぶ」とは「今、心が少しでもラクになる考え方」を採用するということ。

たとえば、嫌なことがあった時。

「つらい」「もう嫌だ」とか思ってもいいんだけど、その後に

でも、ここから〇〇を学べたぞ
〇〇に気づくことができた
この程度で済んでよかったよね
〇〇よりはマシだよね
嫌なことがあるから、いいことが嬉しいと感じるんだ
同じような人の気持ちがわかる貴重な経験だ
生きていれば嫌なことぐらいあるよね　etc.

「今ネガティブな感情になってるなぁ」って時に、少しでもその感情が軽くなる「考え方」を思い浮かべていく (必ずしも腑に落ちなくてもOK)。

感謝についても、毎日寝る前とかに「今日感謝できたこと」を思い浮かべる。

「ご飯が食べられた」とか「自宅の布団で寝られてる」とか、そういうことでもOK。

それらをコツコツ続けると、過去の恥が思い出されても

あの時、気づかせてくれてありがとう
あの時に知れて本当によかった
あれがきっかけで今は〇〇が改善できている
人を笑わせられたのだから、よかったんだ
人を安心させられたのかも‥‥ もういいや
同じように恥ずかしい人の気持ちがわかってよかった
あのおかげで人に寛容になれたからOK
これから、一善を積み重ねていこう　etc.

と瞬時に思える。だから過去の恥を思い出しても「あーー」と頭を抱えずに済むのです。

特に「感謝の実践」には力を感じます。

感謝についての記事は、今までに7つ書いているので、よかったらどうぞ。

感謝グセをつける | 気にしない自分をつくろう！〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

「宇宙」に目を向けたり学んだりしてみる

よく言われることではありますが…。

宇宙の138億年の歴史から見たら、今世の自分の人生なんて、ほんの一瞬。

私の過去の恥も、すべてが記録されているゼロポイントフィールドの中では、小さすぎる (でも大事な経験の一つ)。

自分がした過去の恥なんて、宇宙規模で見たら、小さい。

それを「腑に落とせる」と、本当にラクになります。

学者ではないので、詳しいことはわからなくていいし、子ども向けの宇宙の図鑑とかを読んでもいい。

ちょっとだけ「宇宙」に目を向けたり、実際に本を読んだりしていくと、過去の恥を思い出しても「嫌な気分」になりにくくなると思います。

仏教の「空」や、量子力学について学んでみる

仏教で言う「空即是色 (くうそくぜしき)」や「色即是空 (しきそくぜくう)」。

「すべての物事は (＝この世自体も) 実体 (本当の姿や正体) がない」ということ。

科学的にも

万物は (人も物も出来事も) 目に見えない素粒子からできている
物質は99.9%が空洞である (電子の性質や電磁気力などの力により「ある」ように見えるだけ)

と言え、最近は科学が宗教に追いついてきている、とも言われます。

「あっ本当は何もないんだ」と思うと、過去の恥を思い出しても、いい意味で「どうでもよく」なります。

といっても、わかりにくいですよね。

奥平亜美衣さんの「本当の自分を知る本 (SBクリエイティブ出版)」には、科学解説コラムもついていて、比較的わかりやすいと思います (^-^)

私も以下の記事を書いていますので、ご興味のある方はぜひ。

「この世の実体はない」を理解し、心をラクにするために利用しよう。 | 気にしない自分をつくろう！〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

まとめ：ほんの少しでも「嫌な気分」を減らそう

過去の恥を思い出した時に「心がラクになる考え方」と「嫌な気分にならない方法」をお伝えしてきました。

嫌な記憶は、思い出した時に嫌な気分になることで、さらに嫌な記憶になっていきます。

ほんの少しでもいい。1分でもいい。

過去の恥を思い出した時に、嫌な気分になる程度を軽くし、時間を短くしていきませんか？

そのお手伝いができたのだとすれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。