考えても仕方のないことに、ついクヨクヨ…。考えすぎてはいませんか?
私も以前は「考えすぎ」「気にしすぎ」ばかりの人生でした (´Д`)
さまざまな実践を通し、現在は改善。「これでいいのだ」とつぶやく方法は、今でも時折やっており、スッとラクになる感じを味わえます☆
ここでは、まず「考えても仕方のないこと」について考察し、私が実践してきた「これでいいのだ」で心をラクにさせる方法の一部をお伝えします。
「考えても仕方のないこと」って?
「考えても仕方のないこと」とは、ズバリ「考えても意味のないこと」と言い換えられます。
では逆に「考える意味のあること」とは、どんなことがあるでしょう?
- 解決策や改善策を見つけられること
- 何かを検討するなど、物事を進展させられること
- 自分の気持ちが前向きになること
などが挙げられるでしょうか。
すなわち、考えていても明確な解決策や改善策が見つからないこと。物事が前に進まないばかりか、自分も暗くなる…。こんなことは「考えても仕方がない」と言えると思います。
そんな「考えても仕方のないこと」の一つに「変えられないこと」があります。 たとえば、
- 天気や自然災害
- 自分ではどうにもできない職場などの環境
- 努力のしようがない状況 etc.
それらに対してできることは、自分なりの対策や対処法を考えることぐらいでしょうか。
「過去と他人は変えられない」ということも、よく言われること。
中でも「過去の嫌な体験」や「自分のしたことに対する後悔」は最も意味のないこと。(私もよくクヨクヨしていたのですが‥)
「今後に活かすために反省する」「そこから学んだことを思い浮かべる」などは意味がありますが、そうでないのにクヨクヨ考えるのは、さっと切り替えるのが身のためです(*_*)
また、他人に対しての自分の発言や行動を振り返り、
- 不快な気分にさせたかも
- 適切で正しかったのかな
- こうした方がよかったのかもしれない
などとクヨクヨするのも同様。もうすでにしてしまったことですし、他人の心は決してわからないからです。
人の価値観もそれぞれ。自分がクヨクヨ考えていることを他人は全く気にしていないかもしれないですし、その逆だって十分にあり得ます。すなわち、考えてもキリがないのですね。
どうしても気になる時は直接コミュニケーションをとってみる。もしくは「次はこうしよう」「次に会ったときにチラッと聞いてみよう」など、自分の中で一度「解決」させられるのが理想です。
「これでいいのだ」とは?
「これでいいのだ」と聞くと、赤塚不二夫先生のマンガ「天才バカボン」を連想する人も多いでしょう。
実は「これでいいのだ」は仏教の教えに基づいた言葉。
仏教では「いま、この瞬間に集中すること」で充実感や幸福感を持って生きられる、という教えがあります。
「これでいいのだ」と、どんな事態もあるがままに受け入れることで、過去や未来でなく「いま」を生きることができる。「これでいいのだ」には、そんな深い意味があるのですね (^-^)
決して、ポイ捨てしても「これでいいのだ」、悪質ないじめをしても「これでいいのだ」ではありませんので、あしからず…。
「これでいいのだ」で心をラクにする方法
私は何かを考え始めてしまった時に、まず「これは考えて意味のあること?考えても仕方のないこと?」をチェックします。
「考えても仕方のないこと」だった場合、以下の方法を「取り入れられる時は取り入れて」います。
「これでいいのだ」とつぶやく
たとえば、
- 自分のやったことに対する後悔
- 自分の発言や言動が適切だったか悩む
- 自分の能力不足にクヨクヨ etc.
こんな時は「これでいいのだ」「これでよかったのだ」と声に出します。
- 自分なりの最善を尽くした、その結果なのだから。
- ミスをしようと思ってミスしたわけではない。
- 別の方法をとっていても、きっと同じように後悔したり悩んだりするもの。
- 何が適切かなんて、そもそも明確ではないはず。
- これが紛れもない、今の自分の実力だ。
などと、ありのままの自分や現状を受け入れ、仕方ないとあきらめる(明るく認める)イメージでしょうか。
そこから、また前に進んでいく。今後に活かせれば、それでいい (‘ω’)
もちろん、どうしてもフォローしておきたい、謝っておきたいなど、行動を起こした方がよいと思うことは行動します。でも考えてもどうしようもないことは「これでいいのだ」で自分を肯定してあげる感じです。
もう一つ、人や物事との関係が疎遠になって寂しさを感じる時も「これでいいのだ」とつぶやきます。
人や物事との関係は「縁」がすべて。縁が切れた時は寂しくても、新しい縁が入り込める隙ができたとも言えます。
スピリチュアル的に見るのなら、互いの波動が合わなくなったのかもしれませんし、その人や物事から学べることが終了したのかもしれません。
また、「落ち込むのも悩むのも、ありのままの自分。人間だし、たまには仕方ない。これでいいのだ」と受け入れることで心がラクになり、結果的に考え込む時間が短くなることもありました (^-^)
「あれはあれでよかったのだ」
私は「過去の嫌な体験を思い出してはクヨクヨ考える」ことも多かったです。
もちろん嫌な体験の内容にもよりますが、「あれはあれでよかったのだ」とつぶやいて心がラクになることもありました。
「過去があるから今がある」という言葉は、年齢を重ねるごとにしみじみ感じるものがありますね。
- あの人と別れたからこそ別の人と巡り合えたり
- あの仕事を辞めたからこそ別の仕事との出会いがあったり
- あのことがあったから自分が急成長できたり
よく考えてみると、どんな過去からも「学び」や「気づき」があります。それを生かすも生かさないも、自分しだいなのです。
「なるようになるのだ」
「先々の不安や心配が多い」という人もいると思います。
でも今までの人生を振り返ってみると「どんなことも、どうにかなっている」ということが、ほとんどではないでしょうか。
特に以前の私のように「ささいなことでクヨクヨしてばかり」という人は、
- 「なるようになるのだ」
- 「なるようにしかならないのだ」
- 「どうにかなるのだ」
と声に出してみましょう。笑顔で明るくつぶやくと、心の変化が感じられるかもしれませんよ!
まとめ:上手に生活に取り入れていこう
考えても仕方のないことにクヨクヨする時に「これでいいのだ」や似た言葉を使って心をラクにする。その方法について、お伝えしてきました。
前述の通り、いついかなる時にもスッとラクになるわけではないでしょう。どんな時に効果があるかも人それぞれでしょうが、クヨクヨを止める引き出しの一つとして、上手に取り入れていただければ幸いです。
考えても仕方のないことにクヨクヨしがちな人は、切り替えが苦手とも言えるのでは? ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
この記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。