「心地いい」とは、快適であること、気分がよいこと。
私は無念な経験を機に、約4年前から「自分を変える実践」を始めました。
実際に自分が変わって感じていることは、以前の私は「不快」や「嫌な気分」を自分で選んでいることが多かった、ということ。
逆に言えば、「心地いいこと」を積極的にしていなかった、のです (‘_’)
体験から自信を持って言えることですが、幸せに対する考え方を学び、自分が心地いいことを知って実践することで、「幸せ~」と感じられることが確実に増えます☆
ここでは、まず「幸せって何なのか」を考え、自分の「心地いい」を生活に増やす方法をお伝えします。
幸せって何?
「幸せ」って、どんな状態のこと?‥‥人それぞれ、思い浮かぶことは異なるでしょう。
私もそうでしたが、自分が思う「いいこと」が起きれば幸せ、「悪いこと」が起きれば不幸、ととらえる人も多いと思います (‘ω’)
この「いいこと」で一般的に多いのは、
- 仕事・学業がうまくいく
- よい人間関係に恵まれる
- 愛し愛される人と一緒にいられる(結婚など)
- 経済的に豊かになる
- 欲しいモノが手に入る
あたりでしょうか。
ただ、これらを成しえても「この幸せ、長くは続かないかも」などと、不安や恐れが頭を占めていれば‥‥。それは幸せと呼べなそうですよね。
実際、こういう「自分の外側で起きること」って、その状況が長く続くとは限りません。しかも何かが手に入れば、また別の何かを手にしたくもなるもの (‘Д’)
また、お金や物に恵まれている方が「幸せ」と思いがちですが、日本のGDP(使われたお金の総計)が伸びても、幸福度は1950年度~横ばいという調査結果もあります。
じゃあ、幸せに定義ってあるの?
科学として幸せを研究する「幸福学」の分野では、「物質的・経済的な豊かさよりも、精神的な豊かさの方が幸せに寄与する」と言われています。
となると‥‥。人は「心がけ」や「トレーニング」しだいで、誰でも幸せに過ごせる、と言い換えられるのです (*‘∀‘)
「心がけ」「トレーニング」って? たとえば、
- 積極的にあらゆる人やモノ、自分の身体に感謝したり
- 「ないもの」でなく、今自分に「あるもの」に目を向けたり
- 自分の「好き」や「楽しい」を増やしたり
- 他人との比較でなく、自分軸で物事を考えたり
- 自己否定せず、ありのままの自分や自分の頑張りを認めたり
することが挙げられます。また、
- 少しでも人とかかわること
- 親切な行動をすること
- いま目の前のことに集中すること
などが幸福力を高める、という研究結果もあるそう。
これらを毎日の生活の中で意識し、習慣化させる。自分に無理のない範囲で、繰り返し考えたり行動したりして習慣化させることで、誰でも幸せに過ごせるのですね (^-^)
もともと超ネガティブな私も、しつこくしつこく考え方や意識の向け方を変える練習をしていき、約2年後には完全に(本心から)できるようになっていました。人によっては1ヶ月~数ヶ月で可能らしいです☆
当ブログのカテゴリー「3.考え方は選べる」の中に、具体的な方法や過程を記した記事がありますので、よかったら読んでみてくださいね。
精神的な豊かさが幸せにつながるのであれば‥‥。自分が「心地いい」と思えることを、積極的にしてあげるのも一つ。
これ、できているようで、意外とできていない人が多いように思うのです。
仕事中などは難しかったり工夫が必要だったりするかもしれませんが、プライベートでは「心地いい時間」を1分でも増やしたいもの (‘ω’)
次章から、「自分が心地いいと感じること」を知り、その時間を増やすことについて、具体的にまとめていきます☆
自分の「心地いい」を徹底的に!
毎日を幸せに過ごすために‥。自分は「何が心地よくて何が心地よくないのか」、よ~くわかっていますか?
まずは知ることから
自分が「心地いい」と感じることを、思い浮かべてみましょう。ノートに書きためていくのもオススメ☆
人それぞれ違うのは当然。でも多ければ多いほど、いいですよねぇ。 たとえば‥‥
【日常生活~自宅で~】
- 掃除や片づけでキレイになった時
- 窓を開けて空気を入れ替えた時
- 新品のタオルに変えた時
- 部屋の温度や湿度がちょうどよい時
- 好きな食べ物や飲み物を口にした時
- 好きな音楽や香りに包まれる時
- お気に入りの入浴剤入りの湯船に浸かる時
- お気に入りのブログや動画を見る時
- ソファに座ってボーっとする時
- 家族と穏やかに会話する時
【日常生活~外出~】
- お気に入りのカフェで過ごす時
- 自然の中を散歩する時
- エステやリフレクソロジーの施術を受ける時
- 青空やきれいなお花を眺める時
- 大好きなウィンドウショッピングをする時
【人間関係】
- 好きな人との時間を過ごす時
- 趣味が合う友達と趣味ネタで盛り上がる時
- 同僚などと何気ない世間話をする時
- 適度な距離感を保てる関係でいられること
- ありがとうと言ったりありがとうと言われたりする時
- 笑顔で気持ちのよい挨拶が交わせた時
- 人に親切にできた時や親切にしてもらえた時
これらは飽くまで例ですので、一般的に多そうなことを挙げましたが、マニアックなことや他人から「えっ?」と思われそうなことでもOK (*’▽’)
また、今思い浮かんだことの他にも、まだまだ「心地いいこと」はあるかもしれません☆
それを知るためには、普通に毎日を過ごす中で少しでも「心地いい」と感じた時にメモしたり、心地よさそうな新しいことを試してみたりする方法があります (^-^)
面倒がらずにやること
実は、これが一番大事なんです!
リストアップした「心地いいこと」を、たくさんやるだけ。
言葉にすると簡単ですが、普段、せっかくある時間を「嫌な気分」で過ごすことがありませんか?
- 今日あった嫌なことをクヨクヨ考える
- 決して気分がよくならないテレビ番組を見る
- 楽しくもないSNSのやりとりをする etc.
こういうの、全部「心地いいこと」をする時間に、変えましょう(*’▽’)
無意識のうちに「習慣」になっていることも多いもの。この習慣を徹底的に見直し、心地よくない時間を心地いい時間に変えるよう、意識するのです☆
また「めんどくさい」より「心地いい」の方を強く感じるよう、心がけませんか?
めんどくさいけど、
- 一ヶ所でも片付け&掃除をする
- 自宅の全部の窓を開けて換気する
- 寒い時は一枚羽織ったり着替えたりする
- 人に挨拶したり「ありがとう」と言ったりする
- 散歩をしに外に出てみる etc.
「めんどくさい」って感じてもOK! でも「よしっ!」と行動に移し、心地よさを感じたら「いい気分~~やっぱりやってよかった~♪」と存分に感じる。これを日々繰り返すのです (*’▽’)
疲れている時は休息重視
毎日を幸せに過ごしたい。そう思っても、仕事や育児・介護などで、とても疲れている方もいらっしゃるかもしれません。
また客観的には忙しくなくても「疲れやすい」という人もいるでしょう。
疲れている時は、何より「休息」です。面倒なことは無理してやらず、休息を優先させましょう。
- 睡眠不足の場合は仮眠をとったり
- 短時間でも、目を閉じたり
- 座ってボーっと頭をからっぽにしたり。
心が疲れている場合は、リフレッシュできることをした方がよい場合と、ひたすらリラックスして過ごす方がよい場合があります。いずれにせよ、疲れ切る前に意識して「休息」をとることが大切です。
まとめ:「心地いい」を積み重ねよう!
毎日を幸せに過ごすため、自分の「心地いい」を知り、その時間を増やす。
心地いい時間を増やすということは、「心地よくない時間を減らす」とも言い換えられるでしょう。
今日からは、このシンプルなことを、徹底的に実践するだけ (*‘∀‘)
心地よくない時間を減らすには、
- やりたくないこと、かつやめても支障のないことは「やめる」
- 工夫して、心地よくない時間を「短くする」
- 心地よくない気分を膨らませないよう、考え方や意識の向け方を変える etc.
詳しくは、また今後の記事でお伝えできればと思っています☆
ぜひ、自分の「心地いい」を積み重ね、今よりももっともっと幸せな毎日を過ごしていきましょう(*’▽’)
お読みいただき、感謝いたします。ありがとうございました。