自分を認める3つの方法。簡単だから毎日やってみよう!

佳見 そら

自分を認める‥?

  • 自分なりの頑張りを認める
  • 自分のよいところを認める
  • 自分の短所を受け入れる

これが上手にできると、他人から評価されてもされなくても、自分自身を満たしてあげることができます (^-^)

反対に自分を認めることができないと、以下のようなことが起こりやすくなります。

  • 幸福感や満足感を得られない
  • 他人からの評価を求めすぎる
  • 卑屈な感情になってしまう

あまりにも自分を認められないと、心を病んでしまう恐れすらあるのです。

「自分を認める」ということ自体がよくわからない場合は、まず以下の記事を読んでみてくださいね。

「自分を認める」とはどんな感じ?わかりやすく解説します!

「自分を認められていないな」と思うなら、早速「自分を認める」練習をしていきましょう☆ 私も自分を認めることが苦手でしたが、今は改善されましたよ (*’▽’)

ここでは、心理カウンセラーの資格を持つ立場からも、自分を認めるのが難しい理由と、簡単な「自分を認める方法」についてお伝えしていきます。

自分を認めるのが難しい理由

何も意識しなくても、自然に自分を認められている人がいます。反対に「なかなか自分を認められない」という人もいます。

どうしてなのでしょうか。

まず、今までの褒められた経験を思い出してみてください。親でもそれ以外の人でもかまいません。

  • 自分がしたこと(行動)
  • 自分が持っているもの(特技や所有物)

を褒められるのがほとんどだと思いませんか?

「あなたの短所も含めて好き」「いてくれるだけで幸せ」など、存在そのものを認めてもらえる機会はなかなかないもの (‘_’)

親や彼氏・彼女からでさえも、そう思ってもらえないケースが少なくありません。

親からどんな言葉がけが多かったかが、自分を認められるかに影響していると言われます。大きく三つに分けると、

  • ①褒められることが少なく、ダメ出しされてばかり
  • ②自分の行動や特技をよく褒めてもらえた
  • ③自分の行動や特技だけでなく、存在そのものもよく認めてもらえた

この中で、最も自分を認めることが難しくなりやすいのは①です。反対に、最も自分を認めることができやすいのは③と言えるでしょう。

③の、存在そのものを認めてくれる言葉がけは、

  • あなたがいてくれて幸せ
  • 生まれてきてくれてありがとう
  • 悔しかったんだね。気持ちがわかるよ。

などがあります。気持ちを代弁して丸ごと受け入れたり、仮に言葉にはしなくても「あなたの存在が大切」ということが伝えられたりしている場合ですね。

②の場合はどうでしょう。①よりはよいとしても、たとえば

  • 成績や結果がよくなくては認めてもらえない
  • 人に優しくできなければ認めてもらえない
  • 親の言うことを聞かなければ認めてもらえない

などとも言い換えられるのです。

もちろん、親のかかわり方だけがすべてではありません。もともとの気質や家庭以外の環境も、少なからず影響するでしょう。

私たちは「存在そのもの」を他人から認めてもらえることが少ないです。だからこそ、ありのままの自分を自分で認めてあげるのも難しい‥‥これは仕方のないことなのです (*_*)

だからこそ「自分で自分を認めてあげよう」と意識していき、人生の幸福感や満足感を高めていきたいですね。

自分を認める方法①気持ちを唱える

自分を認める簡単な方法。一つ目は「今の自分の気持ちは?」と問うことです。

  • 自分の今の正直な気持ち
  • 自分が抑え込んでいる感情

に、しっかりと注意を向けるのです。

一人で声を出せる環境にいれば、呪文のように声に出してみましょう。それができなければ、心で唱えたりノートに書き出したりしてもよいですね。

例①:今日あなたは仕事でミスをしてしまいました。

「今どんな気持ちなの?」と問い、

  • 「すごく落ち込んでいるよ」
  • 「明日会社に行くのが不安だよ」
  • 「自分、こんなに弱いんだ…」

などと声に出す。

例②:他人から傷つくことを言われました。

「今どんな気持ちなの?」と問い、

  • 「とても傷ついたよ」
  • 「腹が立ったよ」
  • 「できれば仕返しをしたいとも思っている」

などと声に出す。

たったのこれだけですが、実際にやってみると、気持ちが軽くなる感覚を味わえると思います。「仕返しをしたい!」という気持ちも、意識的・無意識的に減ることが期待できます。

これを毎日続けることで、少しずつ自己肯定感も高まっていくのです (^-^)

もちろん効果には個人差がありますが、一度自分の気持ちを認めて心が軽くなると、

  • 「今度からは気をつければよいのだ」
  • 「自分は同じ土俵に立たないようにしよう」

など、前向きな気持ちになれることも増えてくるかもしれません☆

自分を認める方法②自分に語りかける

自分の気持ちを唱えることと、セットで行いましょう。たとえば「つらい気持ち」の場合、こんな感じで声に出していきます。

  • 「今つらいんだね」
  • 「つらい気持ちに気づくことができてよかったよ」
  • 「つらい気持ちになったっていいんだよね」
  • 「つらい気持ちも含めて大切な自分なんだよ」
  • 「ありのままの自分でいいんだよ」

こうして自分に語りかけていくと、自分の中の感情と話し合うことができます。これを毎日続けることで、少しずつ素直に感情と向き合え「ありのままの自分を認められる」ようになることが期待できるのです!

時には泣いてしまうこともあるでしょう。しかし泣くことで感情を放出させるのは効果的。

感情を伴う涙には、ストレス発散やリラックスの効果があると言われています。泣ける環境であれば、むしろ泣くのはオススメなのですね (*‘∀‘)

ただ、そのままズルズルと「負の感情」を引きずってしまう人は注意。上手く切り替えるようにしましょう。

自分を認める方法③自分を褒める

これも、ぜひ毎日続けてほしいこと。その日の自分の頑張りを褒めてあげることです。

  • 入浴中に声に出したり
  • 寝る前に思い出したり
  • ノートに書き出したり‥‥。

ノートに書き出す方法は、後で見返すこともでき効果倍増です(*’▽’)

自分の頑張りを褒めるポイントは3つ。

  • 他人から評価されない内容でもOK
  • 他人のスキルとは一切比較しない
  • 自分なりに頑張ったと思えればOK

たとえば以下のような感じです。

  • 苦手な上司と会話を続けられた。自分、えらい!
  • 外国人に英語で一言返せた。自分、すごい!
  • 〇〇が一人でできた。自分、頑張ったぞ!

「こんなこと、誰からも褒められないし」「他の人ならあたりまえにできることだよね」‥‥そんなふうに思うのはNG!

本当に、なんでもかまいません。ほんの小さなことで、かまいません。「自分なりに頑張ったこと」を、たくさん思い出していきましょう(*‘∀‘)

これが「自分で自分を満たす」ことになります。毎日続けることで習慣化され、普段の生活の中でも「自分で自分を認める」ことができるようになっていくでしょう。

ほんの少しずつで大丈夫

ご紹介した3つの方法を、無理のない範囲で早速取り入れてみましょう。

「自分を認める」ことは、「自分は正しい・他人は違う」ということではありません。エゴでもありません。

私たちは、自分を認めてあげてよいのです。自分を認めてあげられると余裕が生まれ、他人にも優しくなれますよ(^-^)

すぐに効果が得られなくてもOK。ほんの少しずつで大丈夫。自分を少しでも認め、もっとラクで楽しい、イキイキした人生をおくっていきましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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