群れたいのに群れられない。
と言っても、いろいろあると思います。
- 群れたいのに、コミュ力がなくて群れられない
- 群れたいのに、仲間はずれっぽくなってる
- 群れたいけど、今周りにいる人たちとは群れたくない
- 群れる方が安全ぽいから群れたいけど、自分の気質的に群れられない
- 群れることに憧れている (無意識の部分では群れたくない)
いずれにせよ、今「群れたいのに群れられない」、かつ悩んだり落ち込んだりしている方々へ。
この記事では、心がラクになる考え方を7つに分けてご紹介します。ちょっとだけ、気持ちを軽くしませんか? (ならなかったら、ゴメンナサイ)
群れないメリットも、あるのだ
「楽しそう」「安心できそう」など、どうしても群れるメリットに目が向くけど…。
ここは意識して「群れないメリット」に目を向けてしまおう!
自由が多い
「人と群れる」って、リーダー各でない限り、以下のことも多い。
- 誰か (特にリーダー各の人) に嫌われないよう、気を使う
- 和を乱さないよう、空気を読みながら、行動・発言を調整する
- グループの微妙な距離感とか温度差とかを見て、合わせていく etc.
(リーダーでも、大勢に嫌われたら「一気にハブられたり」「手のひら返されたり」もあります…)
人に合わせる=自分の自由が少なくなるわけで‥
- くだらない悪口大会に何時間も付き合わされたり
- やりたくないSNSをやらなきゃとか
- 見たくない番組を見ざるを得なかったり
- ファミレスがいいのに高級なお店でランチとか
- 「みんなでお揃いの物を買おうよ~」とか‥‥
「群れない」ということは、そこから解放されているのだということ。寂しさもあるかもだけど、大切な時間・お金・エネルギーを、自分のために自由に使えるのです (*´▽`*)
影響を受けずに済む
個人差はあれど、よく一緒にいる人とは
- 発言・態度・価値観
- 感情
- ひいては生活環境や収入まで‥‥
似てくる傾向があります。 詳しい説明は省きますが、
- 脳の「ミラーニューロン」
- 心理学の「同調性の原理」「集団同調性バイアス」
- 量子力学のフォトンの性質
で説明ができますね。
もちろん、よい影響を受ける場合もあるのですが
- よくない生活習慣や環境になってしまったり
- 幸せにつながらない価値観や考え方になってしまったり
- 誰かに起きた不幸を、皆で長々と共有し合ったり
ということも、少なくない。
特にエンパスやHSPなど「人からの影響を受けやすい人」は、自分と違う波長を受けることで
- ぐったり疲れたり
- 体調が悪くなったり
- ひどい場合、病んでしまったり
することさえあります。
群れないということは、そういう悪い影響を受けずに済むということ。たとえば愚痴や人の悪口、マウンティングばかりの「群れ」の場合など、群れない方が断然「幸せ」につながりやすくなるでしょう☆
「自分の本心」がわかりやすくなる
他人から影響を受けることで「自分」がわかりにくくなります。
わかりやすい例としては、
- 皆がブランド物のバッグを持っているから自分も欲しい (気がする)
- 皆がインスタをやってるから自分もやりたい (気がする)
- 皆が「かっこいい」と言うから、かっこいいと思う (気がする) etc.
群れるのも自由ですが、自分の
- 心からの「やりたいこと」
- 本当の「好きなこと」「好きな物」
- 「使命」「天からの導き」みたいなもの
などに沿って生きた方が、「心がラク」「楽しい」「幸せ」につながりやすいと感じます (^-^)
「人と群れない」ということは、自分と向き合う時間が増えるということ。自分の本心 (心の声) は、余計な雑音を入れず、余計なことを考えていない時にわかることも多いのです。
群れるも群れないも、一長一短。 どんなことにもメリットとデメリットあり。
ってことが腑に落とせると、生きるのがラクになります。
よかったら、以下の記事も読んでみてください。
世の中だいたい半分半分って思うとラク&いい半分を多くする方法 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
悲しいと感じても落ち込んでもいい
といっても「群れたいのに群れられない」のだから、つらいですよね。
自分で自分に語りかけるように、気持ちを吐き出してみましょう。
- 「悲しいね。苦しいよね。」
- 「落ち込んでしまうよね」
- 「自分も群れてみたいよ…」
感情は湧き出るもの。感じてはいけない感情など、ありません。
素直な気持ちを感じ切り、ねぎらうように語りかけることで、心がスッとラクになることがあります。
群れてる人は、全員楽しいのか
群れたいのに群れられないと、どうしても群れる人たち全員が
- 楽しそう
- 悩みとか相談し合えてそう
- 心から安心してそう
に見えたりします。
もちろん趣味の集まりなどを中心に、本当にそういう場合もあるでしょう。
でも、職場や近所、ママ友のグループなど、仮面をかぶっている人も案外いるのでは?
なぜなら私自身がそういうことも多かったし「いつも楽しそうに会話する二人が、陰ではお互いの悪口を言い合っている」ようなケースも、たくさん見てきたからです。
今までの人生、いろんな群れに、頑張って属してきました。 (浅く群れてる状態も含め)
本当に「楽しい」「不安が軽くなる」「安心できた」という時もあり、感謝しています。ただ、ざっと7~8割は「悪い影響を受けることの方が多い」群れだったなぁ (;’∀’)
動物にも群れ型と群れない型がいる
たとえば群れ型は、シマウマ、キリン、マイワシなど。
群れない型は、猫、アユ、アメンボなど。
生殖時期だけ縄張りをつくる、モズなどもいます。
人間がどうなのかはよくわからないけど、狩りの時代などは、群れることが命を守っていました。
協力して食料や水の確保をしたり、他の動物に食べられるのを防ぎやすかったり。
でも今は、職場の派閥やママ友グループに入らなくても「命にかかわることは、ほぼない」でしょう。
群れないデメリットもあれど、命に支障ないし、人に迷惑をかけるわけでもないし「どっちでもいい」とも言える。
- 「あっ自分は、群れない型の人間なんだなぁ」
- 「人生の中で、今は群れない時期なのかも」
- 「まっ、命とられるわけじゃないし」
って、ただ思えると、少しラクになるかも。
今は「群れない体験」をしているんだ
未来のことは、誰にもわかりません。
もしかしたら、今自分が想像するような「群れ」ではなく、
- 自分が自然体でいられる、心から楽しい
- ほどよい距離感を保てる
- 群れすぎない、必要な時だけ群れられる
そんな群れに属せる可能性だって、十分あります!
私は「群れたくないタイプ」の人間ですが、フリーター時代の一つの職場は本当に楽しかった。かつ、どんな自分をさらけ出しても受け入れ合える、絶妙な距離感の不思議な仲間たちでした (‘ω’)
「今は、群れたいのに群れられない、そういう体験をしているだけ」と考えてみてはどうでしょうか?
私の人生を振り返っても、さまざまな体験をすることで、それぞれの「学び」「気づき」がありました。同じように苦しむ人の気持ちが、理解できるようにもなります。
同じようなタイプの人も多い
そう、どうしても「今いる集団」「今の自分の周りの人」だけに目を向けがちだけど。
世の中全体に目を向ければ「群れない型」の人も、たくさんいます。
もちろん「群れたいのに群れられない」人も、たくさんいます。
今はありがたいことにネットがあるので、同じような人をたくさん見つけることができますね。自分の心の中で、勝手にその人たちと群れてしまうのも一つ!
またネット上には、さまざまなカタチのコミュニティあり。リアルの付き合いよりも距離をとりやすいので、趣味や好きなことなどに関連するコミュニティに参加してみると楽しいかも☆
そこから逃げる自由もある
でも、群れたいのに群れられなくて、非常にしんどい場合。
イジメや仲間外れとか。
環境を変える自由、逃げる自由も、ある。
私もしんどすぎて、転職や退職した経験がありますし、持ち家なのに引っ越した友人もいます。学校だって、絶対に行かなければいけないわけではありません。
「常に人と群れていなければならない」ような職種もありますが、合わないと感じたら、違う職種や別の職場へ変えると、だいぶ心の負担が少なくなるかもしれません。
まとめ:群れたいのに群れられない自分でもいい
群れたいのに群れられない人の心がラクになる (かもしれない) 考え方について、お伝えしてきました。
一つでも「心がラクになるフレーズ」が見つかれば、幸いです。
最後に一つ。群れたいのに群れられないあなたも、OK。
- いいところが、たくさんあります
- たとえ少数でも、家族や仲間がいます
- 毎日いろんなことをして生きています
お互い、自分の「いい面」「すでにあるもの」「自分なりに頑張ってること」「感謝できること」などに積極的に目を向けて、生きていけるといいですね (^-^)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。