伯母の口癖でした。「だいたい半分半分よ」
野茂英雄さんも「世の中、半分半分ですよ」みたく仰っていたそうで。
以下の言葉も「だいたい半分半分なんじゃない?」に言い換えられるのかも。
- 「この世は二元 (必ず相反する要素が存在する)」
- 「光もあれば影もある」「正負の法則」「万物に陰と陽の性質がある」
- 「一長一短」「一利一害」「一失一得」‥‥
そういうことを、きちんと生活に落とし込めると、心がラクになれる (*´▽`*)
ここでは「世の中だいたい半分半分」の具体例や、生活に落とし込んでラクになる具体例、「いい半分」を多くする方法について、お伝えします。
「世の中だいたい半分半分」の具体例
世の中の「人」「物」「出来事」‥‥ すべてに必ず「いい面」と「悪い面」があります。
もちろん「6:4」とか「7:3」とかのこともあるだろうし「向き不向き」「好み」「自分に合う合わない」などもあるけど‥‥。「いい面」「悪い面」はだいたい半分半分なんだ。
➀たとえば
- 自分も家族もあの人も嫌いな人も
- せっかちな気質や、心配性の性格なども
- 今の仕事や今の立場も
- 住んでいる場所も、住まいの形態も
- お店、病院、学校、職場なども
- 使っている家電製品、物、道具なども
- 仕組み、制度、サービスなども‥‥
➁先日ショッピングモールで目にした光景から例を挙げれば
- 活気がないけど、全体的にすいていて買い物しやすい
- 食べ放題という点では得だけど、料金が高い
- スマホは時間つぶしに最適だけど、脳疲労や眼精疲労などを招きやすくなる
- 乳幼児の子育ては大変だけど、子どもを可愛いと感じることが多かった
- あの店員さん、暇でつらそう。でもあれでお金がもらえてるんだよなぁ‥
➂前述の「伯母」は、現在82歳。38歳で結婚 (昔はかなりの晩婚)。息子が一人いて、孫はいない。
- 長い間独身で、正社員で働いていたことも
- 結婚して専業主婦になったことも
- 子どもが産まれて子育てしたことも
- 義両親の介護をしたことも
- 現在、孫がいないことも‥‥
よく達観したように「まあ、いいことも大変なことも半分半分だから」と笑いながら言ってました。孫がいる同世代の人に対しても、別にうらやましいとも何とも思わない様子で、その点ではラクそう。
こんな時「半分半分」と思うとラクになる
基本的に「ネガティブ」になった時に「まあ半分半分」と思えると、ラクになります。
ここでは、具体例を3つだけご紹介。
頭でわかっているだけでなく、一回一回、実際に「まあ半分半分だ」と考えることを試してみよう。
誰かに嫉妬しちゃって苦しい時
嫉妬してもいいし、しちゃうもんは仕方ないけど、苦しい感情は減らしたい (>_<)
たとえば、以下のようなことで他人に嫉妬した時‥‥
- 容姿に恵まれている、お金がある
- 多くの人が憧れる職業に就いている
- イケメン+性格もいい彼氏や夫がいる etc.
その「デメリット」とか「だからこそ大変な面」とかを考える。ネットで調べてもいいし。
美人だと嫉妬されたり変な男が寄ってくる可能性が高まるとか、イケメンで性格もいい彼氏だと浮気される確率が上がるとか‥‥。冷静に見ると、意外とあるんだよね (‘ω’)
自分のことが嫌になる時
自分も他人も、トータルして「だいたい半分半分」なんだ。
- 自己否定して辛い時は、自分の「いい面」を書き出してみる
- 自分の短所に落ち込む時は、短所を長所に置き換えてみる
- 憧れのあの人だって、短所もあるし苦労してきたこともあるって考える
自分の長所の見つけ方、短所を長所に置き換える方法などは、以下の記事を☆
自信がない人は短所を長所に変換しよう!長所を見つける3つの方法 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
否定されて落ち込む時
発言や行動を否定されれば「嫌な気分」になる人が多いでしょう。
そんな時も「何をやっても、賛成派と反対派、だいたい半分半分だよね」って考える。
中には、職場や組織内で「誰も賛成してくれない」なんてこともある。
でも、
- 本当に全員なのかを冷静に見る (意外と賛成派もいたりする)
- 本当に全員に反対されていても「組織が変わればわからないし」と考える
- ネットなどで、同じ意見の人を探す
もちろん「自分に賛成する人がいなければ事を進められない」ということも多いですが、「世の中には自分と同じ考えの人もいる」と考えるだけで、ネガティブ感情を軽減させる期待ができます。
「悪い半分」も含めて完全
よく言われることですが、この世は両方のモノがあるから成り立ちます。
- 明るい・暗い
- 楽しい・苦しい
- 美味しい・美味しくない
- いいこと・悪いこと
- プラス・マイナス etc.
ずーっと日中で明るければ「明るい」「暗い」という概念自体がない。
すべての食べ物が誰にとっても美味しければ「美味しい」という言葉も「マズイ」という言葉も生まれない。
「悪を許せない」と思う人は多いし、そう思ってもいいし、悪をなくすための行動をするのも自由なのですが、悪がなければ善もない、ということになるのですね。
この世の中の人・物・出来事すべてに、両極端なモノが存在する。だいたい半分半分。それで完全。
それを腑に落とせると、心がラクになります。
「いい半分」を多くする方法
「悪い部分もあっていい」って思った上で「いい半分」を多くできると最強!
意識的に「いい半分」に目を向ける
もう、ただ「いい半分」を見る、意識するだけ。
人間、意識しないと、どうしても「悪い部分」に目が行きがちだからです。
両方一気に見られりゃいいけど、やっぱり思考や意識って、どっちかに傾いちゃう (‘_’)
悪い部分に目を向けちゃうのは仕方ないけど、その後に「いい部分もある」って必ず考えてみる。
コツコツコツコツ「いい部分を探す」「いい部分もあるって考える」を習慣にするだけ。
習慣にできると、ネガティブ感情は和らぐし、場合によっては自然とポジティブになれるし、いいことばかり。(後述する「自分の周波数を上げること」にもつながる!)
反対に悪い部分だけに目を向ける癖があると、たとえば
- 結婚したい時は、独身の悪い面だけを見る
- 結婚できたら解決~かと思いきや
- 結婚生活やパートナーの悪い面だけを見る‥‥
こういう感じになり、永遠に幸せにはなれないのです (*´Д`)
自分の周波数を上げる
自分の心を「いい状態」に整えることで、自分の周波数が高まります。
「いい状態」とは、以下のようなこと。
- 人や物事に対して「感謝」できている
- 「心地いい」と感じている
- 「楽しい」「嬉しい」と感じている
- 焦ったりイライラしたりせず、落ち着いている
- ワクワクしている etc.
心を整え、周波数を高めることで、なんと自分の周りで「いいこと」が起こる確率や、自分の周りに「いい人」「いいモノ」が集まる確率を、高めることができるのです (^O^)
すなわち、いい悪いが「だいたい半分半分」じゃなく、「いい」の割合を増やせる!
周波数を高めることについての解説と方法については、以下の記事を☆
波動・周波数を高める意味と方法。私が日々やっていること一覧! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
考え方しだいで全部を「いいこと」にもできる
生きてりゃ、苦しいこと、つらいこともある。
でも、苦しいことやつらいことって、
- 大切な気づきや学びを与え、成長させてくれたり
- 乗り越えることで自分に自信が持てたり
- もっと自由で幸せになるための重要な転機となったり
ということが、ある。
渦中にいる時はそんなふうに思えなくても、後から振り返ると、そう思えることが多い。
生活の中で起きる「ちょっと嫌なこと」も、学びや気づきをもらえたり、自分の好みがはっきりしたり、楽しいことや嬉しいことをより引き立ててくれたりします。
となると、一般的に言われる「悪いこと」も「いいこと」だと言える!
だって「いいこと」につながっているのだから。
なかなか難しいかもしれませんが、すべてが「いいこと」だと思えると、悪いことを受け入れやすくなり、その時に生じるネガティブ感情を軽減させる期待できます。
まとめ:心ラクハピ~になる考え方を!
「世の中だいたい半分半分」の具体例や、そう考えてラクになる具体例、「いい半分」を多くする方法について、お伝えしてきました。
本、ネット、テレビ、周りの人の言葉などから、自分の心が「ラク~」「幸せ~」になれる考え方を、どんどん見つけてストックしていこう。
「だいたい半分半分」の考え方も、あなたに合うようであれば引き出しに入れ、必要な時に取り出してみてくださいね (^-^)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたのブログを読ませていただく度に、 なるほど、いいこと書いてあるなあ、と感心します。 「いいこと半分、よくないこと半分」 こう考えると、よくないことがあっても、気持ちが変わり、「しかたないな、 まあ、いっか」、「いいことも あるから」と前向きになりますね。 人間は、欲が深いですね、 だから、すこしでも いいことでないことがあると、落ち込んだり、不平を言ったりします。「世の中、そんなに あまくない」ってことでしょうかね。
ひろさん様、お久しぶりです。
こちらの記事をお読みいただき、コメントもくださり、ありがとうございます。
私も、だいたい「いいこと半分、よくないこと半分」と考えると、前向きになりやすくなります。
共感していただけて、嬉しいです。
でも、そうわかっていても、少しクヨクヨしたり不満を感じたりすることもあります。(だいぶ減りましたが‥)
そんな自分も受け入れながら、私は過ごしています。
まだまだ道半ばな私のブログですが、読んでいただけて幸せです。
いつもありがとうございます。