どんな時に「何もできない自分が情けない」って思いますか?
- 自分の能力に自信がない時?
- 身近な人の役に立てない時?
- 遠くで困っている人の力になれない時?
いずれにせよ、「何もできない自分が情けない」と思った時に、人のためにも自分のためにもなる効果的な方法があります。
それは「人のために祈ること」。お金がなくてもできるし、時間もかからない (^-^)
ちなみに、ここでご紹介するのは宗教関係なし、やり方も特になし。「人のために祈る心」だけあれば、大丈夫です!
早速「人のために祈ること」の効果と、具体的な実践例をお伝えします。
何もできない自分が情けない時に、人のために祈る効果
人のために祈ることで、どんな効果があるのでしょうか?
人のために祈ると、実際に人のためになる
「人から祈ってもらった患者さんの治療効果や回復率が上がった」というアメリカでの実験結果が、複数あります。
これらの実験で「祈った方の人」は、
- 相手の顔を知らない
- 宗教の信者でもなく、祈りの力を信じているわけでもない
- 患者さんから遠く離れた場所から祈った
というのだから驚き! (もちろん祈られた方の人も、何も知らない状態です)
この実験結果から、宗教的な祈りでなくても、遠く離れた場所からでも「人のために祈ることで、相手に何らかの力を与えられる」ということがわかります。
これは心理学で言われる「集合的無意識」から説明ができるのでは?と、私は思います。
「集合的無意識」は奥が深いですし、科学的には「仮説」に過ぎないのですが…。わかりやすく言うと「人々の心は、目に見えない無意識の世界で互いにつながっているんだよ~」という意味☆
たとえば、以下のような経験、思い当たりませんか?
- ふと人からの視線を感じるとか
- (自分が特に意識していないのに) 同じ人が何回も夢に現れるとか
- シンクロニシティ(偶然の一致)とか
- 同じ組織・社会で、同時期に同じような悪いことが多発するとか
科学的教育を受けられ、工学的研究に長く携わっている田坂広志先生も「ただ単にスピリチュアル的なものではなく、自らの体験からもこの現象の存在は否定できず、検討に値する」と仰っています。
相手への思いやりからする祈りは、相手の無意識の部分に入りこみ、それが量子力学や引き寄せの法則により相手に「いいこと」を引き寄せる。私はそう信じています。
人のために祈ると、自分の幸福感も高まる
もう一つ。人に共感し、思いやりからする「良い祈り」は、自分のためにもなります!
たとえば、
【1:脳内にオキシトシンが分泌される】
オキシトシンが分泌されると、以下のような効果あり。
- 幸福感や癒し、安心感をもたらす
- 学習能力や記憶力が向上する
- 体の免疫力が高まる
【2:体に悪い物質 (インターロイキン6、コルチゾールなど) の分泌が抑えられる】
【3:脳内にベータ‐エンドルフィンが分泌される】
ベータ‐エンドルフィンが分泌されると、以下のような効果あり。
- 記憶力が向上する
- 集中力が高まる
- 体の免疫力が高まる
★ちなみに「あいつが不幸になりますように」などの「悪い祈り」では、これらの効果は得られないそう (‘_’)
作家・本田健さんのお母様は、病気になられた時に、地雷で足を吹き飛ばされた子ども (自分より大変な状況にいる人) の幸せのために毎日祈り続けたことで、ネガティブ感情が和らぎ、気分が明るくなったそうです。
「人のために何かをしよう」という心が、自分の幸せにもつながる。以下の関連記事も、合わせてどうぞ☆
自分のためにもなる!一日一善の効果。一善の具体例もご紹介! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
人のために祈る、具体的な実践例
何もできない自分が情けないと思ったら、人のために祈ってみましょう。
具体的にどうすればいいの?‥‥3つに分けてご提案します☆
自分より大変な状況にいる人のために祈る
前述の例のように、自分より大変な状況にいる人の幸せのために、毎日祈るのはどうでしょうか?
- 事故・病気などで苦しむ方
- 不運な出来事に遭われた方
- 地震や災害などの被害に遭われた方 etc.
もちろん祈るだけではなく、身近な方であればできる範囲で手助けをしたり、たとえ少額でも被災地にお金の寄付をしたりするなど、「自分にできること」をするのも大切かと思います。
ただ、「何もできない自分が情けない」とネガティブに考え続けたところで、誰のためにもなりません。
それどころか、前述した「集合的無意識」が真実であれば、ネガティブ感情は、むしろ相手にも世の中にも悪影響と言えるでしょう ( ゚Д゚)
何もできない自分がもどかしい気持ちはよくわかりますが、たとえ祈るだけでも、自分にできることをすること。
毎日祈り続ければ、もうあなたは「何もできない」「何もしていない」わけではないですよね (*^-^*)
世の中のすべての人のために祈る
言葉としては、以下のような感じでいかがでしょう?
- 「世の中のすべての人の幸せを祈ります」
- 「自分のことが好きな人もそうでない人も、幸せでありますように」
- 「知っている人も知らない人も、すべての人が幸せであるよう祈ります」etc.
言葉は何でもいいので、心から祈ることが大切ですね (‘ω’)
手を合わせて声に出してもいいし、心の中で唱えてもいい。
多くの人が良い祈りをすれば、それだけ世の中全体に与える影響も大きくなりますよね☆
また「生きとし生けるものすべての幸せを祈ります」「すべての生命が幸せでありますように」などと、人以外の命も含めて祈るのもよいでしょう。(ちなみに私はこの方法で祈ってます)
合わせて、自分の幸せを祈ったり感謝したりするのも大事。集合的無意識のことを考えれば、自分が幸せでいる方が周りの人の幸せ、ひいては世の中の幸せにもつながるわけで‥(*‘∀‘)
毎日「決めた時間」に祈る
行動の場合、3週間~1ヶ月間ぐらい続けると、習慣化されると言われています。
習慣化できるまでは、決めた時間に祈るのが一番です☆
- 朝起きたら、とか
- 湯船に浸かりながら、とか
- 夜寝る前に、とか。
忘れやすい人は貼り紙などをしておいてもいいですね。もし忘れてしまっても「昨日できなかった…」などと自分を責めず、思い出した時からまた始めれば大丈夫 (^-^)
まとめ:続ければ何らかの変化が感じられる!
何もできない自分が情けないと思う方へ。「人のために祈ってみませんか?」という内容で、効果や実践例をお伝えしてきました。
1~2日で終わらせず、ぜひ続けてみてほしいです。
続ければ、もう「何もできない自分ではない」のは、前述の通り!
毎日たったの数秒でもいいですし、一緒に今日あった「ありがたいこと」に感謝したり、「呼吸ができて食事ができて寝られて感謝です」などの言葉と組み合わせたりしてもOK。
感謝にも、驚くべき効果があり、自分の幸福感にもつながりやすくなりますよ!
感謝は幸せへの一歩。感謝の効果を知れば感謝したくなる! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
お金も一切かからないし。
ぜひ続けてみて、自分の心に感じられる「変化」を楽しみにしてみましょう (^-^)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。